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業の肯定 ありがとう寂聴さん
2021年11月15日(月)
瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなられた。
お茶目で明るい先輩が旅立たれ寂しい。
彼女の破天荒な生き方から何を学ぶか。
不倫を肯定し恋と革命に生きた。
96歳でインスタグラムを始めた。
たったそれだけでも、すごい。 凄すぎる。
道徳に反抗した自分を肯定して笑い飛ばす。
古臭い常識など、吹き飛ばしてしまえ。
生きたいように生きればいいんだー!
言うのは簡単だけど、行動するのは至難の業。
回りの評価や悪口が気になるので、萎縮する。
仏教では、すべて変わる。
価値観も気持ちも変わる、
変わることが、「真理」。
この世は一回しかない。
今、ここにいるだけでも奇跡。
だから一生懸命に変わるのだ、と。
ある評論家は、彼女を「業の肯定」と言った。
たしかに、「業」に悩むことは多いので、肯定なんて思いも及ばない。
僕は、「実存主義」だと思った。
彼女ほど、若々しく生き切った人を知らない。
いろんな評価があるだろうが、彼女の生き方に学ぶ点は多いと思う。
以下、書いたばかりの今週金曜日の夕刊フジの連載。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
医者の僕が言うのはおかしな話ですが、「この人は死なないのかもしれない」と感じる人が時々います。105歳で亡くなられた日野原重明先生がそうでした。そしてこの御方も、ひょっとしたら、ずっと生きているんじゃないかと思っていました。
作家で天台宗大僧正の瀬戸内寂聴さんが11月9日に京都市内の病院で亡くなりました。享年99。死因は心不全との発表ですが、お見事な大往生だったとお見受けします。8月末に公式インスタグラムで、「私は風邪も引かず、コロナに感染することもなく、元気にしています」と笑顔を見せていましたが、10月に体調を崩し入院をされました。
寂聴さんは2014年、92歳のときに、脊椎を圧迫骨折し、骨セメント注入療法の手術。その後すぐに胆のうがんが見つかっています。92歳という年齢であれば、体力的に手術を乗り越えられる保障がないため、何もせずに経過観察で様子を見る場合が多いでしょう。しかし寂聴さんは、がん摘出手術を決断。見事に賭けに勝ちました。「取り出した胆のうを見せてもらいましたが、焼いて食べたら美味しそうと思わず言ったぐらい、きれいな色をしていました」とインタビューで語っています。
しかしこの大病により、退院後4カ月寝たきりに。その翌年、朝日新聞の連載「寂聴 残された日々」で、僕が書いた『平穏死 10の条件』を読んだと書かれているのを見つけたときは、釈迦に説法とはまさにこのことだと、気恥ずかしくもなりました。しかしあの時、お会いしておくべきだったと後悔しています。
90代の高齢者が大手術の後、4カ月も寝たきりになれば、再び歩けるようになるのは困難です。認知症も確実に進行します。しかし寂聴さんは、リハビリを頑張って再び歩き、執筆活動も精力的に再開。不死鳥としか言いようがありません。 今、僕の手元に『寂聴 九十七歳の遺言』という本があります。どのページも目から鱗の言葉が並びますが、一番励まされたのは次の文章です。
<人間、何でもやってみないとわからない。やってみようかということは、何でもやってみたほうがいいのです。どうせこの世は一回しかないのですから。(中略)いくつから始めてもいい。「この年でいまさら」なんていわないでください。70歳からそれを初めて75歳でそれが花開くかもわからない。80歳でも90歳でも同じ>
人間、死ぬその日まで何かを始めることができる。長寿の最大の鍵は、好奇心と行動力だと寂聴さんが証明してくれました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
寂聴さんが僕のことを書いてくれた朝日新聞の記事。→こちら
これを読んだら、なおさら寂しくなった。
ありがとう、寂聴さん。
PS)
コロナチャンネル #554_
コロナで儲けた人たちは、コロナが収束したらどうするんだろうね...。 →こちら
今日は、東京医科大学同窓会理事会、
日本尊厳死協会関西支部講演会、
それが終わり、11件の訪問など。
あー、疲れた。
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この記事へのコメント
先生、今日もお疲れ様でした。
いつものことながら、多忙な中ブログや動画作成などまでこなされて、
先生の時間使いの上手さに圧倒されます。
私も寂聴さんのファンだったので、寂しいです。
益川先生や寂聴さんは、私の心の支えでした。
なので、亡くなったと聞いた時は本当にショックで…
寂聴さんの業の肯定までされた潔い生き方。
天晴れとしか言いようがありません。
一体何があるとそんなにお強くなれるのでしょうか…
体調不良をおして、
国会デモに参加して下さった時のお姿が忘れられません。
Posted by stay hungry stay foolish at 2021年11月15日 01:39 | 返信
おわび。
私は昨日このような言葉を投稿しました。
『この世からPCR検査機が無くなればいいのに。』
浅はかだったなと思います。失礼しました。
検査を受けて、陽性で命が救われた方々、
陰性で心が救われた方々がおられると思います。
それに、頑張って発明された方にも失礼だった。
長尾先生や皆さんの聖域で、悪いことしたなと思っています。
すみませんでした。
Posted by にゃんこスター at 2021年11月15日 01:46 | 返信
先生、いつもありがとうございます。愛しています。毎日忙しく、今日も忙しかったですね。尊敬しかないです。先生の本読んでます。コロナ禍で先生を知ってから、いつも心に先生がいます。
だから正しく進めます。凄まじくお忙しいなか、皆のために毎日ブログもありがとうございます。先生が元気でいられるように皆が元気でいられるように祈ります。毎日祈ります。
Posted by 小松 紀 at 2021年11月15日 03:52 | 返信
99歳は大往生なのでしょうが、コロナ枠珍を打たなきゃ100歳越えたでしょうに。6月に2回接種した時に痛くも痒くも無いとおっしゃってたのに。先生の著書を愛読されていたのですね。
今年、来年、暫くは、彼方の世界に逝く人が増え、賑やかになると思います。
ほとんどの人が、ちやんと調べずに打ってしまいましたから。
Posted by 匿名 at 2021年11月15日 04:22 | 返信
こんにちは。
私の母が、寂聴さんの源氏物語や般若心経を
読んでいました。鎌田実先生とも交流があり、
ファイナンスのこともラジオで話されていた
記憶があります。
wikiで見ると、密教に触発されたように思い
ました。インド的な生命の讃歌や理趣経を私は
連想しました。
私が理趣経で一番印象にあるのは、最後の所。
「菩薩の勝慧(心得)あるものは、ぼーっと涅槃で
寝てないで、世のため人のために死ぬまで働け❗」
寝ていても構わない存在が、わざわざ働きなさい
と教えられているのです。私はダメダメです。
では。
Posted by たまねこ53号 at 2021年11月15日 05:49 | 返信
いつもコロナチャンネルをありがとうございます。
ひとつお願いです。
テロップの言葉は下品なので全部やめていただきたい。
初めてこのブログを訪問した人も長尾先生の言葉に集中して見てほしいです。
Posted by カナガワムツミ at 2021年11月15日 06:01 | 返信
瀬戸内寂聴さんが、先生の本を読んで亡くなられた、
不思議なご縁ですね。
繋がっていたのですね。
「平穏死」、優しい言葉ですね。
私も読んでみたくなりました。
先生の本も沢山読みたいのですが、
池田整治さんの本も読んでいて、並行して読んでいきます。
コロナ問題が出てきてから、
なぜ、コロナ問題が起きたのか、
色々知ることになり、色んな方の本を読みまくってます。
まず、コロナ問題は、歴史から学びなおさないと
コロナ問題の本質は見えないという事が分かりました、
歴史から、国のあり方、医療のあり方、今までの色んな災禍の本質か学べる、
真実を知れば知るほど、○○ですが、、。
真実を知った上で、今の社会情勢を客観的に見て、自分なりの答えを持って、毎日を生きて生きたいです。
長尾先生が伊勢白山さんなように
私には、酒井雄哉さんの言葉がいつも心にあります。
1日一生、
酒井さんのモットー
むりせず、
いそがず、
はみ出さず、
りきまず
ひがまず
いばらない
淡々と、淡々と、歩いて生きる
松山千春の歌に、「淡々と」という歌があります。
淡々と、淡々と、死んでゆく、そんな私でありたいと、いいつも、思っているのです、、そんな歌詞の歌です。
Posted by むつみ at 2021年11月15日 07:01 | 返信
長尾先生、おはようございます。
ハクサンダーがコメント欄にたくさんで雰囲気が変わりましたね。
そうそう、私きのう不思議な話でお線香がぐにゃっと曲がったのが元に戻った
のを書きましたが、そういう不思議ではなくて偶然の一致みたいな話の事なの
ですね^^;
そういう不思議は頻繁にあります。考えてるとメール来るとかあります。
同じ人に毎日別の場所ですれ違うとかも不思議です。ストーカーはされて
ませんよ。その人は親戚のご近所の高齢の女性で向こうは気づいていない事も。
Twitterでワクチン後遺症で苦しんでいる方々をみていると、長尾先生みたいな
人が100人いたらいいのになって思っちゃいます。
医者にもいけないぐらいの痛みで家で絶望感から泣いている人が多いです。
仕事にも行けなくて、お金が尽きて絶望している若い人もいます。
ワクチン打つ前は元気に大学や仕事に行っていたそうです。
私もどうにかして助ける方法を日々考えて実行しています。私も自分に出来る事をしますね!
Posted by 匿名 at 2021年11月15日 07:36 | 返信
やってみたいと思うことは、何でもやってみる。
どうしようと悩む自分だったが、やってみよう。悩まなくてすむかも。やってどうだったかで、次へ進んでいこう。行きたい所は行かなきゃかな〜先生に会ってみたい。
気付きや感じる事いっぱいの先生のブログ。
ニコニコ動画の曲が、毎回耳から離れずついつい口ずさんでしまう(笑)
Posted by 匿名 at 2021年11月15日 07:44 | 返信
先生 おはようございます。
ディズニーが 期間限定で
接種証明と 陰性証明の入園を実施するそうです。
私の中では恐れていたことが
始まったなという感じです。
娘も息子も毎年 何回もディズニーに行っています。
このコロナ禍でも 人数制限されている中 例年通り 行っておりました。
娘は 第5波になる前にチケットを友人4人で 予約していたため 第5波の中 恐る恐る行かせました。
あの第5波の時ですら
人々はまだワクチン打ってない人が多い中 ディズニーに行けていたのに これからは 接種証明や 陰性証明 提示というシステムを導入するのは …。(????)
まぁ 人数制限解除するからなのでしょうが。 (そもそも ワクチン打っても 感染するのにさせるのに…。???)
陰性証明は 未接種者のみに要求というのも そもそも おかしな話しなのに。未接種者を追い込むためだけの 作戦にしか どれも見えません。
またオーストラリア(接種率65%)では
未摂取者35%を ロックダウンにするそうです。
朝の番組で
橋下さんが また 目を釣りあげて 「日本も区別すべきです!」言い放っておりました。
今後どんどん 追い込む作戦のオンパレードになるのでしょうか。
早く不活化を、打たせて欲しい。ワクチンを打たないと
生活させてもらえないなら
メッセンジャーじゃなければ
すぐにでも 打ちます。(泣)
Posted by 匿名 at 2021年11月15日 08:32 | 返信
先生、おはようございます☀
火事は大丈夫でしたか?最近尼崎、先生の近所で事件や事故が良く聞こえてきます。
私は瀬戸内寂聴さんの言葉に勇気をいただいたことがあります。大好きでした。お肉が好きで私の母を見ているようでした。
やってみたいことはやる、たった一度の人生。これはいつも思います。
娘は結婚まで憧れの会社に就職、10年で辞めてロスに留学もして一歳年下の婿と結婚ラブラブの新婚気分をと思っていたらすぐに妊娠つわりがひどくて入院してました。私はつわりは全く判りません、生理痛とゆうものも・・娘は生理痛で二回救急搬送です。婦人科の病気に効くとゆう加太の淡島神社にお参りにも行きました。
人間の身体って不思議、親子でもつわりのないのは家族で私だけです、私の母もつわりで竿に干せるくらいに痩せたそうです、妹も一日製氷機の氷一個をなめて過ごしたそうです、つわりを知らない私が良かったのかどうかは・・解りませんけど。
先生も私たちも今日がいい日であります様に。
Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年11月15日 09:05 | 返信
天童よしみさんの
のど飴のCMの替え歌です。
打ったら あかんー
打ったら あかんー
ワクチン
打たずに これ飲んでぇー
安心安全
イベルメクチン🎶🎶
ご清聴ありがとうございました。
先生 おちゃらけ
お許しください。
Posted by 匿名 at 2021年11月15日 09:14 | 返信
長尾先生も「死なないのかもしれない」と思います!
先生の毎日湧き出るパワーもすごいな。
きっと100歳になっても湧き出てると思います!
Posted by 匿名 at 2021年11月15日 10:08 | 返信
先生の
「あ〜、疲れた。」
いいですね〜。ここでいくらでも吐き出してくださいね(^^)
私達読者がいくらでも受け止めますから!
Posted by アテナ at 2021年11月15日 10:13 | 返信
長尾先生お疲れ様です。本日もありがとうございます。
瀬戸内寂聴さんは、好きではないけれども、完全には嫌いになりきれない、不思議なお方でした。
業の肯定。
なるほど。長尾先生の説明で何となく納得です。
私の気持ちの引っ掛かりはここにあるのだと思いました。
好きであろうが、なかろうが、みんな亡くなったら仏様。明日自分がなるかもしれない。
生前に世の中に色々な刺激を与えて下さった、瀬戸内寂聴さんにただ感謝したいと思いました。
Posted by 松バラ at 2021年11月15日 10:32 | 返信
20年近く前、友人から借りた「寂聴あおぞら説法」の本がとても面白くて、
京都の寂庵へ2度、法話を聴きに行きました。生のお声を聴くのは格別でした。
生き方は真似できないですが、物事の受け止め方や悩みへの向き合い方など、色々教わりました。
この世に送り出される本の内、出会えるのはごくごく僅か。奇跡的です。
(友人から教わるまで、瀬戸内晴美さんと寂聴さんが姉妹だと思い込んでました)
長尾先生の「平穏死10の条件」が寂聴さんのお手元に届いたのは、奇跡のようで必然なのかも。
Posted by taco at 2021年11月15日 11:40 | 返信
先生。私がバシャールを知ったのは夫がアムウェイを始めた時にグループのさんが読んでいました。私はビジネスは全く興味がなくただ製品は良かった使いました。
そうして義母が私を誘って連れてったのが岐阜県の宗教法人の教会でした。
身曾貴之祝詞等挙げられます。がちがちではなかったのですが神の存在は信じていましたから。
素直な心でいること。怖い目にあったとき、飛行機が揺れた時、台風の時一人ぼっちで怖い時、おなかが痛い時、教題目をを唱えます。
Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年11月15日 11:55 | 返信
芸能人がちょっと不倫しただけでこれでもかと気が狂ったように叩きまくるくせに若い男にのぼせあがって子供を捨てた寂聴さんは破天荒で自由で素晴らしい人なんですって。
朝日はじめ左翼メディアや言論人に愛される人は何やってもうまいこと擁護してもらえて本当に幸せですね。
Posted by はなこ at 2021年11月15日 01:15 | 返信
長尾先生、お疲れ様です。
今、「こどもコロナ・プラットホーム」の動画の後編を見ました。
柳沢厚生先生、南出賢一市長、福田克彦先生、井上正康先生との対談、とても有意義ですね。
多くの人にこの活動を理解して欲しいですね。
しかし、南出市長が仰るように、本来民間でやる事じゃないんですよね、これ。
私も知人にmRNAワクチンだけではなく自粛・人流抑制と失業・自殺者増加問題の話、免疫力と感染対策の話、ウイルス干渉の話、感染症法は何類が適切か、医療ビジネス利権との言論の自由の話・・・「コロナ禍」全体の話をする時、よほど親しくない限り、非常にお互いに構えるんですね。
何でこんなにこじれるの?という位、合わない人とは意見が合わないし、何とも言えないタブー感があります。
数ある中のたった1つの病気の話をしてるはずが、みんな「政治の話」をしている感覚になるのでしょうね。無意識に違和感を持つのでしょう。
大体今回、一番おかしいのは「マスク」「自粛」「ワクチン」。普段なら自分で判断し、必要があれば自分がやる。必要なければ自分はやらない。他人の事はイチイチ詮索や介入はしない。全部それで良かったんですよね。
「コロナ禍」の理屈で特殊なのは本人以外の「みんなのため」とか「私が怖い、あなたもやって」とか、何かやる理由を本人の事情以外に求める所がありますね。
「思いやり」を強制するとでも言うのでしょうか。それに反すると非国民みたいな感覚になりますね。
何かが決定的にゆがんでますね。科学とテレビの差。根拠と雰囲気の差。
それを「ゆがんでる」と指摘する自由や反対意見を、封殺したまま子供へのワクチン接種は進み、3回目の追加接種は進み、ワクチン後遺症も失業者もなかった事にされ、泣き寝入りになる。
ゆがんでますね。かなり大問題になっているのに、政府が動かない。メディアも取り上げない。
というよりこれは政府とメディアが先頭に立って裏切っているからですね。
「こどもコロナプラットホーム」この活動を早くみんなに理解して欲しいですね。特に活動の理由を理解して欲しいと思います。
遅ればせながら、長尾先生、お疲れ様でした。
Posted by 加藤 圭亮 at 2021年11月15日 01:42 | 返信
にゃんこスターさんへ
抗体カクテル療法のことが気がかりなのですね。
>抗体カクテル療法ってありますけど あれって遺伝子組み替えですよね。
カシリビマブ(遺伝子組み替え)とイムデビマブ(遺伝子組み替え)が入っています。
>遺伝子組み替えってワクチンにも入っていて人類初って事で問題になっているのに、どうして抗体カクテルの遺伝子組み替えの方は問題視されていないんでしょう?体にいい遺伝子組み替えなのかしら?(そんなんあんのか??)
私も調べてみました。きっと気にされてるのは、遺伝子組み換え食品のように、組み換えたものが人体に入るリスクがあるのでは?という心配があるのでしょう。
今回承認されたのは、2種類のモノクローナル抗体を組み合わせた製剤です。
モノクローナル抗体とは、新型コロナから回復したヒトやヒト免疫細胞を持つような遺伝子組み換えされたマウスが産生する何千という抗体の中から、特にスパイクタンパクに強い中和能を持つ2つ(カシリビマブとイムデビマブ)の抗体を選び出し、これらの抗体を産生する細胞から大量に作り出して製剤としたものです。
つまり遺伝子組み換えされたのは、マウスちゃんということになります。
強い中和抗体を作るためにしたので、人体の遺伝子に何か影響があるということはないです。ワクチンも同様に人体の遺伝子が書き換えられるなどは絶対起こりませんが。
コロナに感染して重症化を防ぐ効果が高いことを考えたら、マウスのことは気にならないことが多いと思います。
>で、私は必死のパッチで考えます。小学生にワクチン打てないからって抗体カクテル療法で子供の体に遺伝子組み替えを入れたいのねって。
現在、抗体カクテル療法ができるのは、宮城県のサイトをみたところ次の患者です。
>新型コロナウイルス感染症陽性者で次に該当する方のうち、同意を得られた方
次の重症化リスク因子を少なくとも一つ有していること
酸素投与を必要としないこと
投与日が発症日から7日以内であること
本剤(ロナプリーブ)の成分に対し重篤な過敏症の既往歴がないこと
〈重症化リスク因子〉
50歳以上
肥満(BMI30以上)
心血管疾患(高血圧を含む)
慢性肺疾患(喘息を含む)
1型又は2型糖尿病
慢性腎障害
慢性肝疾患
免疫抑制状態
つまり小学生に抗体カクテル療法をすることは今のところは絶対にないのです。ご安心ください。
この療法は費用もかかるという理由もあり、適用範囲は制限されています。ですから重症化リスクの低い年齢で健康な人は対象になりません。
またワクチンを打っていない人で、抗体カクテル療法に期待している人も大勢いると思います。抗体カクテル療法だって副作用はあるし、ワクチン同様開発から間もないので体への影響が心配、そういう人もいるでしょう。
ただ健康体に打つワクチンと違って、病気になった人が使うカクテル療法なので、良くなることが先決で、抵抗感が少ないのではないかと思います。
また受けたくない人は断ることもできます。同意を得られた人しか使いませんので。
Posted by じゅん at 2021年11月15日 02:12 | 返信
長尾先生、はじめまして~。
私も伊勢白山道のブログを拝読しています。
先生も拝読しているという事で嬉しく思いました。
私の実家は大阪市N淀川区。
神崎川を渡ると尼崎。
先生が近くにいると知り嬉しく思います。
そして、応援しています。
今年3月に亡くなった母も尊厳死協会に入っていて、母を通じて尊厳死協会を知り、夫婦で入っています。
先日、日本エンドオブライフケア学会 学術集会がどなたでも参加ができるというので、オンデマンドで視聴できるとも知ったので参加しました。
その時に調べると柏木先生も関係しているのですね。
私は柏木先生も好きです。
今はコロナ禍で活動がきませんが、Y病院でこどもホスピスの方でアートのボランティアをしています。
日野原先生も講演を聞きに行って、偶然ばったり喫茶店でお会いし、握手をして貰いました。
わたし、長生きできるかしら…。(笑)
何かと繋がっているのだなぁ~と嬉しく思い、コメントをしました。
11月20日は連れ・主人の誕生日です。
横浜で一緒に映画「痛くない死に方」と「けったいな町医者」を見に行きます。
前売り券も購入しました。
今から楽しみにしています。
先生の本、色々購入してしっかり読んで勉強します~!
今日のブログ内容と違うコメントですが、ほんとに応援しています!
Posted by chacha at 2021年11月15日 03:13 | 返信
先生、こんばんは。
お疲れさまです。
実存主義というお言葉から
ジャン・ポール・サルトルの事を少し学ぶ事ができました。
自分一人で何かを選択するという自由に伴う責任。
不安や孤独と共に生きるという希望。
瀬戸内寂聴さんの生き方に通じますね。
お亡くなりになる前に長尾先生の著書を読まれたとのことですから、寂聴さんはきっと最後まで信じる道を選択し、穏やかで清々しいお気持ちで人生の幕を下ろされたことと思います。
私は主体性を失うことなく他者と関わり合うことが難しいのですが、そこを克服しなくてはいけないと感じました。
寂しがりやなのは依存心が強いからなのかもしれません。
実存が本質に先立つというのは18世紀のルソーの時代は神が主体であり、サルトルの時代は人間が主体性を持つ事が大事だと気付いたという事でしょうか。
日本でも天皇崇拝から戦後、主体性が重んじられるようになったと思います。
また今選択の自由が奪われる世の中になりつつありますが…
間違った解釈をしているかもしれません。
まだほんの入り口をのぞいてみただけなので😊
これからたくさん勉強する楽しみがいっぱいです。
今まで感覚的に楽しんでいた絵画や音楽もより深く理解できるようになりそうで嬉しいです。
そして私も夢があるので、叶うと信じて頑張ろうと思います。
未来を憂うことなく、今を感謝の気持ちで幸せに生きることが
いつもお護り下さっているご先祖様も喜んでくださると思います。
一番身近なご先祖様であるはずの実家の両親にもう1年以上会えていません。
実家近くに住む姉や姪たちが喜んでワクチンを接種したり勧めたりするので3回目が心配ですが、先日姉から余計なこと言わないようにとやんわりと釘を刺されました。
実家が遠く、何かあってもすぐには助けに行けない私に両親のこと、何も言う権利がないのかもしれません。
私は症状がなかったら病気だと思わないのですが、姉は年中色々な箇所を検査ばかりして数値が高いと病気だとお薬を飲み、私の事も心配してくれます。
大好きな姉ですが、あまり深いお話しができなくなりました。
今はそういう時なのかな…
少し哀しくなってしまうことです。
昨日のコメント欄に愛犬のお看取りについて、先生の過去のブログ記事のご紹介がありました。
ありがとうございます。
昨日夫の親戚のお家へお邪魔して、寝たきり老犬トイプーちゃんと過ごしました。
私の愛犬も10歳になるので、辛くても少しずつ考えていかなければと思っています。
点滴はいけないという事だけでも、知ることができて心から感謝しています。
穏やかで優しい夜更けをお迎えください☪︎*。꙳
Posted by カノン at 2021年11月15日 07:47 | 返信
先生こんばんは。
ニッポン臨終図鑑に多分瀬戸内寂聴さんの事を書かれるだろうなと思っていました。色んな著名人の方が亡くなった時、その人に先生が手向けられた花束のようなこのコラムをいつも楽しみにしています。ふわっと軽い先生の文体も好きで。寂聴さんは徳島のご出身というのは知っていましたが、阿波踊りに寂聴塾から連で毎年参加されていたとは知りませんでした。それだけ郷土を愛しておられたのですね。私は1980年、一度だけですが阿波踊りに参加しました。徳島で過ごした学生時代の思い出になるかと思って。もう一年後だったら寂聴さんと同じ時に踊れたのに、惜しかったなと。阿波踊りは体力要ります。浴衣に下駄で、ずっと爪先立ちで踊りながら街を練り歩くんですが休めないんですよね。私は当時21歳でしたがついていくのがやっとで、ヘロヘロに疲れました。寂聴さんは先頭で踊られてたんですね。きっとパワフルに踊られていたのでしょう、拝見したかったです。
Posted by Yoko Oda Thapa at 2021年11月15日 10:07 | 返信
>「コロナ禍」を「第三次世界大戦」というブログ内での長尾和宏先生の指摘
コロナ禍を世界大戦と一緒にするのは違うと思う。
あの311でさえ、戦争体験者からみれば、待っていれば、救助がくる。戦争では誰も来なかったと
戦争体験者が言っている。
長尾先生も、戦争体験もなければ、祖父母や親せきから戦争体験を聞くこともなかったということがここでわかる。
政治家も戦争体験のないものがとったらやばいという話はあった。
「軍隊は住民守らない」“教訓”残した女性11/13(土) 17:44配信のものの記事
本当はリンクを張りたいが、リンクを張ると不掲載というため残念。
戦争とコロナ禍とコロナワクチンは全く種類が違う。一緒にしてはいけない。
もちろん、程度の差こそあれ、戦争という表現を安易に使いたくなる気持ちは理解します。
しかし、日常生活もままならない。食料もとれない。ただ死ぬのではなく相当の苦痛を伴う惨状。
そんな本物の戦争と、現在豊かで家族で一緒に身の安全が確保され衣食住に困ることが
あまりない現状の日本を戦争と称してはいかんと思うのです。
今後、記事の文章やコメに配慮を求めます。それと同時に戦争特番が増える時期に
ある程度時間を使って戦争でどのようなことが起こったのか、恐ろしい惨状を知ってください。
日本に戦争体験者がいなくなるとき、また過ちを犯すのではないか。不安を感じることがあります。
Posted by 戦争を実体験してる人が現代ではわずかになった。 at 2021年11月15日 10:22 | 返信
前回のコメントの訂正です。
♪淡々と を作ったのは
松山千春 39歳でした。
29歳は間違ってました。
すみません。
Posted by 長尾先生を見守る会 at 2021年11月15日 11:43 | 返信
小室眞子さん圭さん夫妻の渡米、米メディアが日本を批判「封建時代の名残で日本の女性のステータスは古いまま」というヤフーニュース記事がありました。11/15(月) 14:22昨日の配信です。
今日の記事の寂聴さんと、この方々のことが、自分(意思)を貫くということおいて、重なりました。
先生はこのお二人をどうみますか?
海外ではずっとこの二人は可哀想と欧米方面ではみられているようです。
日本でも若年層はおおむね好意的にみています。その一方で中高年から高齢者は厳しい意見が多い印象を受けます。特にネットではバッシングめいたものが多くみられます。リアルではそのような話は聞きません。
その点において、コロナワクチンのときのようなリアルとネットの落差を感じます。
Posted by 匿名 at 2021年11月16日 12:49 | 返信
ニコ動画面右下(右から三番目)吹き出しマークのアイコンをクリックすると品の無いコメントきれいさっぱり消えてなくなり長尾先生のダンディな御尊顔たっぷり堪能できますことよ😊
匿名からカナガワムツミへの返信 at 2021年11月16日 02:24 | 返信
〜平穏死〜
身体が弱っていく自然な状態を経て平穏に最期を遂げる
という死の迎え方
1994年、松山千春が作った歌です、
♪淡々と♪
どんな時も 自分らしく別に背伸びをすることもなく
威張りちらす 人にこびるような
こともなく
淡々と 淡々と毎日を 淡々と淡々と生きている
そんな私でありたいといつも思っているのです
悩む事も 哀しむ事も 涙笑いそして
怒りさえも
心に嘘はついちゃいけない
何も恥じることはないのだから
淡々と 淡々と何もかも 淡々と淡々と
受け止める そんな私でありたいと
いつも思っているのです
きっと誰もいつの日にか 老いてこの世界と別れがくる
そんな時も 自分らしくけして取り乱したりせぬように
淡々と 淡々と穏やかに
淡々と 淡々と死んでいく
そんな私でありたいと いつも思っているのです
そんな私でありたいと いつも思っているのです
39歳でこんな歌が歌えるなんてすごいなと思いました。
この歌と酒井雄哉さんの人柄が繋がります。
偶然にも千春は比叡山に行き酒井雄哉さんと会っていて、その時、酒井さんから大きな数珠をもらいコンサートで身につけていました。
私の主人の親のお墓は比叡山、不思議な繋がりを感じました。酒井雄哉さんに私もお会いしたかったです。
〜平穏死〜から浮かんだ歌、
♪淡々と♪でした。
長尾先生も一度、聴いてみて下さい。
※このコメントの39歳を29歳と書いたので訂正のコメント
をしたら、訂正だけ出たので、本文投稿し忘れたかと思い改めてコメントさせて頂きました。
Posted by むつみ at 2021年11月16日 04:27 | 返信
司馬遼太郎の坂の上の雲における二百三高地での描写などをみるにつけ現代においても好んで参戦したくなるような方が果たしているのかとは思いたいところですが…。【以下少々猟奇的な表現を含むので注意されたし】ベトナム戦争当時サンケイ新聞特派員だった近藤絋一さんという方が戦場に随行した際に目にした凄惨な現場…そこには一本の棒が口(喉)から肛門まで串刺しに突き刺され死に絶えた兵士の無残な遺骸が無造作に転がっていた…(もし即死でなければ悶絶の苦しみを味わいながら徐々に息絶えていったのでしょう…)たとえばこういう最前線の兵士はとてもじゃないけど正気ではいられないというような事実ももっと義務教育にて教えるべきなのかもしれませんね。。
話は変わりますが(坂の上の雲つながりということで)乃木希典陸軍大将と伊地知幸介参謀がどうしても日本政府のコロナ(ワクチン)政策とダブるのであります。。さしずめ伊地知参謀≒尾身茂分科会会長で乃木大将≒菅義偉元総理大臣といったところでしょうか…。
じゃあ長尾先生はというと個人的には日本海海戦にてバルチック艦隊を殲滅せしめた秋山真之参謀ですかねえ…。(同じ四国出身でもありますね。)『(敵艦見ユトノ警報ニ接シ 聯合艦隊ハ直ニ出動 之ヲ撃滅セントス)本日天気晴朗ナレドモ波高シ』なのでございます。。一言も口出しせずすべてを任せた連合艦隊司令長官の東郷平八郎海軍大将もまた稀有な存在なのでした。。(残念ながらキシダサンじゃ無理そう?(嗚呼))
そしてフト思い出すのがパレントの法則というもの。。(人間の集団というやつは必ず2割の有能と8割の無能に分かれる。そしてその2割の有能だけ集めてもまたその中で2割の有能と8割の無能に分かれる。そしてまたその2割の有能だけを集めても(以下繰り返し))
『歴史は繰り返す』というのは要はそういうことなのかもしれませんね。。
元寇から日清日露までは神風が吹いて味方した。(幕末の志士達が残っていたことも幸いした(大山巌(西郷さんの従弟)とか児玉源太郎とか)。)第二次大戦は戦というものを知らない人達(為政者と新聞それに国民もか)が机上の空論で希望的観測をもとに現実を見失っていった。そして現代も誰も戦争経験者がいなくなり…。いつか来た道。。
匿名から戦争を実体験してる人が現代ではわずかになった。への返信 at 2021年11月16日 05:34 | 返信
あ、すみません、追加で、近藤絋一さんという方は1986年に46歳の若さで早逝されたのですが、今でも名のある作家さんが所縁の地に詣でたり、書籍に書かれた国内外の住まいを特定しようと国会図書館に足を運んだり、あと没後25周年にはJALの機内誌で特集が連載されたりと、そんなに変な方ではないのですよ。いくつかベトナム戦争やカンボジア内戦に関する書籍があるので、そういうものに目を通すのも戦争を疑似体験するには良いのかな?と。いざ第二次大戦というと敗戦ということもあって現実を直視したくないというかA級戦犯だけのせいに責任を押し付けて戦後の復興のみに目を向け自尊心をくすぐりすべて終わったことにしたくなりがちですね。長尾先生の仰るように、今もまだ日本は敗戦国という国際社会での位置付けを認識しないことには、何も始まらないでしょう。第三次世界大戦というよりは、敗戦国の時間をかけたポアといったところでしょうか。太るだけ太らせて最後に美味しゅう頂くといったような。
匿名から戦争を実体験してる人が現代ではわずかになった。への返信 at 2021年11月16日 06:31 | 返信
横からごめんなさい。
>「コロナ禍」の理屈で特殊なのは本人以外の「みんなのため」とか「私が怖い、あなたもやって」とか、何かやる理由を本人の事情以外に求める所がありますね。
これは人とのしての群れの特性です。
実際、これがコロナでなく、ペストなどの恐ろしい病気なら有無をいわさない事態です。
ワクチン打ちましょうも、ワクチン打ちたいと決めてる人に打たせないようにあの手この手をする人も
根底にあるのは一緒じゃないんですかね?どちらにも相手の決定には触れない人もいる一方、友人家族知り合いに介入する人がいます。どちらにもです。
Posted by 匿名 at 2021年11月16日 01:10 | 返信
寂聴さんについて思うこと。
本人は幸せだった。思うように生きられて。おいしい食事にお酒も日々食していた。
その一方、娘さんや家族周囲を犠牲にしてきた。これも事実。
本人目線では幸せな人生。
物事どちらもバランスよくは難しい。
不倫浮気もせず、真面目に奥さん一筋の人が亡くなる前に親友に
我慢していた。自由にしたかったといった。ほんとかウソか。わからないでもそんなものかも。
ボランティアおじいさんで有名な人もその部分だけみたら自分の生活も切り詰めて
ボランティアにいそしんで仏様のよう。
しかし、奥さんは出て行って行方不明。
自分の思うままに、希望通りに生きるということは、相応周囲に犠牲を強いることなのかもしれない。
自分の幸せを求めるか、自分の気持ちのままに生きるか。自分のしたいことをするか。
周囲と調和して、周囲を気遣い周囲の幸せを第一に考えるか。
ただ世の中成功して、一目置かれる人は周囲を犠牲にしてやりたいようにやってる傾向がある。
なぜか不思議。
Posted by 匿名 at 2021年11月16日 01:19 | 返信
打たなきゃ100歳越えたでしょうにっていう人がやはりでる。
亡くなったこと、接種していたときに、いう人いるだろうなぁと予想したのは的中してしまった。
正直いって、70代以上で、コロナであろうとワクチン接種者であろうと
それは寿命では?
なんでもかんでもコロナやワクチンのせいにするのをみるたびなんだかなぁと思っている。
Posted by 匿名 at 2021年11月16日 11:15 | 返信
白山道では不倫は絶対にダメというスタイルだから、またこの人への考えは違うだろうけど、
先生は先生の考えがあっていいと思います☺
Posted by 匿名 at 2021年11月21日 01:16 | 返信
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