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TBSラジオ「家族と考えようリビングウイル」

2021年11月24日(水)

11月30日は、人生会議(ACP)の日。イイミトリ。

日本尊厳死協会プレゼンツのラジオ番組が始まる。

リビングウイルに興味ある日本人が増えてほしい。

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日本尊厳死協会の番組が開始する。


【タイトル】  TBSラジオ「家族で考えよう!リビング・ウイル」

協会役員がさまざまな角度から、分かりやすくお話をします


2021年11月25日(木)23:30からTBSラジオのアシタノカレッジ番組内で5週連続の特集コーナー

「家族で考えよう!リビング・ウイル」(各回約10分)が取り上げられることになりました。


「リビング・ウイルをきちんと知って話し合う」ことを目的とした基礎的なトーク・コーナーです。

MCは元TBSアナウンサー・安東弘樹さんです。



【放送局】 TBSラジオ ・BSN 新潟放送 ・KNB 北日本放送


【番組出演者】

◆第1週 2021年11月25日(木)23:30~    

  *ゲスト 公益財団法人 日本尊厳死協会 副理事長 長尾 和宏医師  

◆第2週 2021年12月02日(木)23:30~    

  *ゲスト 公益財団法人 日本尊厳死協会 副理事長 長尾 和宏医師  


◆第3週 2021年12月09日(木)23:30~    

  *ゲスト 公益財団法人 日本尊厳死協会 専務理事 北村 義浩医師  

◆第4週 2021年12月16日(木)23:30~   

  *ゲスト 公益財団法人 日本尊厳死協会 専務理事 北村 義浩医師  


◆第5週 2021年12月23日(木)23:30~  

  *ゲスト 公益財団法人 日本尊厳死協会 代表理事 岩尾 總一郎医師



ーーーーーーーーーーーーーーーー



欧米におけるリビングウイルの表明は当たり前。

日本におけるリビングウイルの表明率は3%位。


日本以外の国は法的担保があるが日本だけは無い。

日本は法的担保が無くてもリビングウイルがあると医師は助かる。


これは東京高等裁判所の裁判官の意見でもある。

いずれにせよ、公益財団法人としての啓発開始。


今後も、メデイアで広く発信していきます。


興味のある方は、日本尊厳死協会のHPで情報を得て下さい。→こちら


尊厳死・平穏死には、リビングウイルの表明から。



PS)

コロナチャンネル #563_


「本人の意思」と「医者の誘導」は切り離せるのか?

映画と演劇から考えよう!   →こちら



文書で書いて家族と何度も話し合っておく。

そしてそれを理解できる医師選び、が全て。




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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

家族で話し合ってあっても、いざとなると親戚が口を挟んでくる現象に名前が欲しい。。。

> そしてそれを理解できる医師選び、が全て。
これが問題。知識、行動力、選べる環境に恵まれている人の特権。

Posted by 匿名 at 2021年11月24日 05:03 | 返信

オーストラリアでは小学生からリビングウィルを書くそうですね。
最初はたいした内容でなくても成長に伴いアップデートしていくことで自然そういう意識が身についていくのでしょうか。
日本人はどちらかというとそういうのは縁起でもないと忌み嫌う感覚の方が強いのかな?。
そういえば英語ではIfって単語よく見るような気もします。(日本語ではそれほどモシのオンパレードはないですよね。)
これも合理的な英語ロジックの影響でしょうか?。(言葉にすること~書くこと・話すこと~文章化~は頭を整理し考えるということですから。)
仮説検証もそのひとつですかね。
もちろんロジカルだからといって頭が良い訳ではありませんが。(トンデモ理論というやつ)

Posted by 匿名 at 2021年11月24日 05:14 | 返信

大竹しのぶさん、すごい女優ですね。
その演劇観てみたいです。確かに大竹しのぶさんはテレビよりも舞台でその迫力がわかる女優さんなんでしょうね。
患者の意思、医師の誘導、リアルな世界にも通ずるテーマですね。

昨日、長尾先生のところに来るワクチン後遺症の患者さんは、ワクチンがトリガーとなった慢性疲労症候群が多いのではないか?と書きました。

ただし、全員ではなく、中には自己免疫性脳症の人もいるのではないか?と思いました。
バランスの悪い歩行や振戦の人もいるそうですね。

お時間あれば次のレポートを検索してご覧ください。PDFになっているものの方です。
自己免疫性脳症を見極めるための神経徴候 Jstage

こちらは鹿児島大学の神経内科の先生、荒田仁医師、高嶋博医師が書いています。

一部抜粋します。

>自己免疫性脳症と精神疾患は臨床症状が類似 することが多く,しばしば誤って診断されてい る.代表的な自己免疫性脳症の1つである抗 NMDA(N-methyl-D-aspartate)受容体脳炎は若年女性に多く発症する脳炎だが,統合失調症様 の精神症状で発症することが多く,頭部MRIで異常所見を認めない例も多い.

>橋本脳症は甲状腺自己抗体に関連した脳症で あるが,はっきりとした病態は明らかになって いない.一般的には甲状腺自己抗体が陽性で, 意識障害・精神症状,認知機能障害,痙攣発作 等を伴ってステロイドへの反応が良好な疾患群 を指す.橋本脳症は従来考えられて いたより日常診療に多く潜んでおり,軽症例も 多数存在することがわかった.我々の施設で は過去3年間に19例の橋本脳症の患者を診断し ている.
>近年,子宮頸がんワクチン(HPV(human papillomavirus)ワクチン)接種後に自己免疫性脳症を発症する例の報告もされている.一般的 には,ワクチンが急性散在性脳脊髄炎(acute disseminated encephalomyelitis:ADEM)や血管炎のような自己免疫疾患を引き起こすことは既 に知られている
> 脱力,歩行障害,疼痛等の異常感覚,不 随意運動,精神症状,倦怠感,睡眠障害,発汗 障 害 や POTS(postural orthostatic tachycardia syndrome)等,多彩な神経症状を呈し,社会問題ともなっている.

>その他,甲状腺自己抗体やワクチンとの関連 はなく,脳炎特異的な自己抗体は陰性だが,何 らかのトリガー(交通事故,感染,手術,薬物, 予防接種,妊娠出産)をきっかけに自己免疫性脳症を発症する例もある.

こちらのトリガーの中に「予防接種」と書いてありますね。

>多くの 患者で四肢脱力と異常感覚を認め,その他にも 振戦や不随意運動,失語,記憶障害等の神経症 状を認めていた.ほとんどの患者で頭部MRIで は特異的な異常所見はなく,髄液一般検査も正 常であった.一見不定愁訴と判断されがちな患 者の中に自己免疫性脳症の患者が潜んでいるこ とになる.

他病院でのMRIや髄液検査で異常がなく、原因がわからず長尾先生を頼りにしている患者さんもいることでしょう。

実際にワクチン接種後発症した例です。インフルエンザワクチン後に発症する人もいるのですね。

Case 1)橋本脳症の 1 例
45 歳,女性.既往にBasedow病.X年 1 月,近医でインフルエンザの予防接種直後にショック 状態に陥り,その回復後に頭痛や咽頭部違和感,目の見え方がおかしい等の症状が出現,数 時間後には頭痛と下顎部の不随意運動が出現し 搬入された.頭部MRI検査や髄液一般検査では 異常所見を認めなかったため,予防接種時の疼 痛による心因反応として経過観察となったが, 頭痛と不随意運動は持続した.その後,右上下 肢脱力,右下肢異常感覚等が出現したため,3 月に当院入院となった.症状はさらに増悪して おり,脱力は四肢全体にみられ,give-wayweak- ness様であり,症状は変動した.右半身異常感 覚を認めたが,時に左に移動する等再現性に乏 しかった.口周囲と右上肢に振戦がみられた が,他に集中させると消失する等非典型的で あった.以上の神経所見は従来の考え方だと心因性を示唆するものであったが,自己抗体検索 を行ったところ,抗TPO抗体陽性,抗サイログ ロブリン抗体陽性,抗N末端α―エノラーゼ抗体
(抗NAE抗体)陽性だった.免疫療法を行ったと ころ,前述の症状は徐々に軽快し,日常生活に 支障のない状態まで回復した.本患者の画像検 査ではSPECTで大脳皮質表面の多発性の血流低 下を認めた.

Case 1 は予防接種直後のショック状態という 明らかなトリガーがあるものの,理解困難な神経症状が続発したため,心因反応とされた症例である.本例は運動,感覚,不随意運動等複数 の経路がびまん性に障害されており,びまん性 脳障害が疑われる.また,抗NAE抗体という橋 本脳症に特異性の高い自己抗体が検出され,免 疫療法により改善した.このような橋本脳症の 患者は必ずしも甲状腺疾患を有しないが,橋本 病やBasedow病に合併する例も多い.

おわりに
我々の得てきた知見から自己免疫性脳症を見極めるための神経徴候と検査所見の特徴を示し てきた.自己免疫性脳症の病因や病態は依然として不明な点が多く,精神・心因性疾患と類似 の神経徴候を示す例も多いため,適切に診断さ れていない症例が多数存在することが予想され る.病因や病態が不明であるからといって治療 しなくてよいわけではない.我々は実地臨床に おいて治療可能な自己免疫性脳症を見出す努力 をし,適切に治療しなくてはならない.

今回のmRNAワクチンだけではなく、他のワクチンでもトリガーとなって発症する神経疾患がいくつかあることがわかりました。
慢性疲労症候群、自己免疫性脳症、ギランバレーですね。

全国の脳神経内科の先生、しっかりしてください。
ワクチン関連ではないと言って、苦しんでいる患者と向き合おうとしない神経内科医は、神経内科やめて良いと思います。ワクチンがトリガーで起こる病気があるのは神経内科医なら知ってて当然です。
確かに慢性疲労症候群は治療法も確立していない難しい病気です。でも、専門医が絶対治してやろうと思わなくてどうするんですかね?

Posted by じゅん at 2021年11月24日 06:41 | 返信

こんにちは。

 お医者さんや役所からみて、リビングウイルの
表明があると助かること、具体的に知りたいです。
 マイナンバーカードに遺言書を記録できないかな、
「私の遺産のいくらいくらは、市役所市民課に」と
いうように記録しておこうかと考えたことがあり
ました。
 悪いことするのが出てくるかな?

では。

Posted by たまねこ53号 at 2021年11月24日 07:20 | 返信

先生おはようございます。
「けったいな町医者」の中にリビングウイルの場面ありましたね
達筆で長文、詳細な内容の遺言書に 先生が大変に驚嘆されている場面に
先生がどれほど その方のリビングウイルの姿勢に感心されているかが伝わりました。

また その方の奥様への愛が
伝わり 今思い出しても胸がつまり涙が出ます。

「けったいな町医者」本当に素晴らしい映画でした。
本当に 拝見させて頂き良かったと思いました。いかにしてこれから死に向き合って生きていくか考える きっかけを頂きました。

私の父は 末期ガンを宣告されてから ことある事に 家族を集め 葬儀の進行、財産や家財の配分、処分 。本1冊まで すべて 指示して亡くなりました。
亡くなる数週間ほど前に 初めて明らかに 「そろそろだから」と父が言い出しました。
私は 「何言ってるの!お父さん!」と 誤魔化しながらも
父が明らかに真剣なことを感じとりました。
宣告されてから 1年ほどで亡くなりましたが 家族全員が 常に父の死期を心して 時を刻むことが出来たことは本当に良かった。父にこれまで育てて貰ったことを きちんと感謝の言葉を伝えて 別れられた事 。父の闘病を家族全員で 支えられた事は きっと父も 私達も後悔はありません。

私も 自分の死を きちんと準備して迎えられたらと 思っていますが 「闘病は嫌だな、周りに迷惑かけるし…。
やっぱり ピンピンコロリだな。でもピンピンコロリは 何の準備もできないから いつそうなってもいいように 今日から 断捨離して 遺言書は 書かなきゃな。」とあれこれ 思うのですが…。

私も大病経験してるので その時に身辺整理して 遺言書挑戦したのですが…。
そもそも 涙もろいので 遺言書
書けないんです。(泣)
これまで 何度か挑戦しましたが 1人で書いてて号泣してるので 進みませんでした。(笑)

「リビングウイル」いつかやろう やろうと 先延ばしせず
やります!!

Posted by あずき at 2021年11月24日 08:08 | 返信

尊厳死という重いテーマでも、長尾先生からならば何故か聞きたくなります。

一昨年、父が脳梗塞で入院した時に、
この問題にはじめて真剣に考えさせられました。

父の意思は確認出来ない状況下、家族内で意見が分かれ、
延命措置拒否容認書を前にどうしてもサインが出来ず、
ただただ悩んで全く眠れない夜を送った日々を思い出します。


もし日本に住んでいたら、横浜での映画の舞台挨拶に絶対行ってました。
リアル長尾先生を是非観てみたかったですーーー

先生のような方がいらっしゃっるおかげで、
シリアスな映画にも興味を持つ人が増えたようで、
ドキュメンタリー映画好きとしては非常に嬉しいです😊

昔、どうしても友人や家族にそのような映画を観てもらいたい時は、
私が「映画代をおごる」という形で連れ出していました。
今なら「あの長尾先生の映画だよ」で誘い出すのがきっとラクですね😉

Posted by stay hungry stay foolish at 2021年11月24日 08:26 | 返信

こんにちは。

 エンディングノートが、1000円ぐらいから
いろいろとあり、便利ですよ。

匿名からあずきへの返信 at 2021年11月24日 09:58 | 返信

長尾先生、おはようございます
今日もブログありがとうございます。
毎日忙しく、お体壊しませんように。


ニ度と来るなて追い払った病院てどこです?
技量を棚に上げて
医者の風上にも置けん
医者の端くれやろ
二度と行かんわ
専門家が聞いてあきれる
他に……

11.22、フランス、カステックス首相陽性、ワクチンは接種済みだった。娘が感染したので念のため検査したら陽性反応で10日間隔離て何?娘は接種してなかったの?逆に娘に感染させたのかも?よく解らんなぁ。もっと詳しく報道してほしいなぁ。とにかくワクチン接種しててもあてにならんと言うことか?
接種証明書無効…。

F社5才~11才の子供用ワクチンに心筋炎を防ぐための心臓発作治療薬「トロメサミン」をひそかに追加したことが解った。トロメサミンは石油化学製品。大丈夫かと問うと大丈夫と誰かが言う。本当に問題ない?厚生省どうするの?また適当に審査済ませて、緊急承認?するのですか。アメリカと日本の子供は体が違うのですよ。
すでに多くの方が体に入れてしまった脂質ナノ粒子も問題だろ。
微細血栓問題はどう解決する?

Posted by じぃじ和74 at 2021年11月24日 10:11 | 返信

先生、リビングウィルについて、私も真剣に考えようと思います。
 昨日、夜中12時になり、予約できる!と、金曜日のけったいな町医者、予約しました(^^)楽しみです!😊

Posted by 三浦 まみ at 2021年11月24日 10:17 | 返信

先生~。おはようございます。
ちゃっぷいちゃっぷいどんとポチ。です。
文章に書いて家族で話し合っておく。祖母も死に装束を母にここに入れてあるからそうして、お葬式には実家では家の門でお金を巻くのですその為に小銭を貯めていました。近所の子ども等が拾うのです。私もよそのお家の時には妹と行ってました・・そのお金はおかしかってもいいのです。
祖母が亡くなって近所の人が・・借りていたお金ですと母に渡していました。何人かいてはりました。母は、知らんかったわ・・と。

辛い寂しい悲しい話し合いになりますがやっとかなあかんのでしょうね・・もうそんな年なのですね・・私も。

人生短い・・そう思うと。

人を想うことはその人の人生を愛おしく思い大切にしていくこと・・。これは違う愛ですね。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2021年11月24日 11:20 | 返信

先生ありがとうございます。
母親が口頭での自分の意思を無視され、兄の意向で延命処置をされて
寝たきりです。
私も最後は延命されたくないので、娘達に今から自分の意思を書面に残そうと準備しています。
先生のお話、いつも勉強になります。

話しは変わりますが、先日、武田邦彦先生の講演会で、先生は8月にコロナに感染したそうですが、今でも症状は味覚障害だけだったとユーモラスに語ってくれました。
ビタミンDや味噌汁を普段から飲んでだからかも?と仰ってました。
ただ東京に住んでるのでお医者さんに診てもらえず、自宅療養だけだったそうです。
78才と高齢なので、どうなるか心配だったとのこと。

あと専門家の間違ったコロナ対応にも触れてました。
やはり武田先生も日本でコロナが減ったのは分からないと仰ってました。
来年はインフルとコロナの戦いで勝ったウイルスが流行るのではと仰ってました。
やはり長尾先生の言うとおり、早く2類から5類にしてもらわないと‥
また自宅療養の犠牲者が増えると思います。

Posted by まゆら at 2021年11月24日 11:40 | 返信

長尾先生、いつも頑張っておられますね。
コロナ、ワクチンは、どうやら全体主義へ向けての
道具ですね。
日本政府もその大きな流れに巻き込まれていますよ。
しかも、これは、数十年前から計画されている。
戦略を変えた方がええかもしれません
日本の政治家も全体主義(アジェンダ21)の一員なら
せいじかに訴えてもダメかもしれません。
ここは、同じ思いのいろんな立場の人と一致団結して
集団で戦うのがええと思います

Posted by 同感さん at 2021年11月24日 12:06 | 返信

ふふふっ…
(イイミトリ、語呂も可愛い)

Posted by 匿名 at 2021年11月24日 12:57 | 返信

匿名さん(11/24 5:14)
すごいですね。オーストラリア、子供の時からリビングウィル!
日本では無理でしょうね。

だいぶ前に読んだ作家の井沢元彦さんの著書「点と点が線になる 日本史集中講義」に書いていた内容を思い出します。
日本人には死に対する「穢れ」という独自の感覚があるとの事です。
平安時代、都の治安維持のために「検非違使」(今でいう、東京の警視庁でしょうか?)を設置したのですが、公家達はこれを「令外の官」として、自分たちと別の部門に置いたとの事です。
井沢氏によると、治安維持はどうしても血や死と関わる場面が避けられないので「穢れ」仕事として、離したのではないかと書いていました。

そう言えば、お葬式は「寺」でしても「神社」ではあまりやりませんよね。お葬式から帰ってきたら玄関で塩を振りますね(ただ、この辺は家庭や宗派や地域性、時代によってだいぶ差があると思いますので一概には言えませんが)。
「縁起が悪い」ってよく言いますよね。友引とか仏滅とか。
生活の実感として「死を忌む」感覚や習慣は、良くも悪くも、私たち日本人の中に根付いていると思います。
本来なら、「生と死のドラマ」の向うに「尊さ」を見る事が必要なのでしょう。文学や芸術、哲学や宗教は人生の「楽しみ」「快適さ」だけではなく、「尊さ」もまた伝えるはずです。
そのためには、むしろ「死」から始まって今を見る視点が必要なのでしょうね。
尊厳死・・・今度、長尾先生の「平穏死 10の条件」とか「仏になったら仏を殴れ」とか読もうかな。

匿名さん、駄文、失礼しました。驚きの情報につい返信させていただきました。

加藤 圭亮から匿名への返信 at 2021年11月24日 01:16 | 返信

大変でしたね。サインする人は責任重大。
ドキュメンタリー映画で見識を広げていらっしゃるステイハングリーさんのご友人は、
間接的にご友人のご家族も、ラッキーですね。尊厳死について話し合える友人がいたら
どんなに心強いことでしょう。

私も人の命に関わるサインをしたことがあります。
祖母のときは、延命しないことについては辛いけれども迷いはなかった一方で
治療の同意書で悩みました。
(悩んだと言っても、特養から救急搬送されて挿管された後だったので心理的葛藤だけでした)
父のときは、治療することには迷いがなく、延命については悩んだ末に
しないことに決めましたが、後日、運良く回復した父に聞いたところ
一秒でも長くこの世にいたいから手を尽くして延命してくれ、と。
それを聞いた途端に冷や汗が流れました。母のときには本人も父も私も延命しないことで
同意していて、(母の兄弟には恨まれ絶縁されましたが)
お母さんの希望通りになって良かったねと度々話していたので
まさか父が自分については延命を望んでいるとは思ってもみませんでした。

それを知ってから振り返ると、祖母の希望は、本当はどうだったのか?
認知症が悪化してからは意思の疎通ができませんでした。そうなる前、10年も前に話したことを
元に決めて良かったのか?
幸か不幸か、結果的に延命状態になってしまっていたので私の判断は実質影響なかったわけですが
祖母の希望が延命なしだった場合は意に反した結果になってしまい、
延命ありだった場合は希望通りになったものの、孫には裏切られたようなもので。。。

本人の希望通りにサインするだけでも辛いのに、本人の代わりに意思決定をするのは
二度と御免です。まだ若かった私には負担が大きすぎました。もしあのとき、
ステイハングリーさんのようなお友達がいたら心強かっただろうな。

そういう経験から、自分がどうして欲しいのか書いておくことは家族への礼儀で、
義務だとさえ思っています、が、父は未だに終活拒否で「いいようにしてくれ、任せる」と
我が儘を言っています…

匿名からstay hungry stay foolish への返信 at 2021年11月24日 02:21 | 返信

日本尊厳死協会のHPみました。
そして「終末期における事前指示書」を読んで、気づいた事があります。
それは「自分が当事者だったら 3ヶ所全部 即チェックいれますが、自分が大切な人を看取る側だったら、延命治療したいって思っちゃう」って事です。
奇跡を信じて もう少しだけ、もう少しだけと言ってズルズルと。
これは私のエゴなのですね。きっと。
そういう事も含めてリビングウィルは大事なのか。
とても勉強になりました。ここはコロナの事だけじゃなく、たくさんの事を学べる場ですね先生。ありがとうございます。

話は変わりますが、先生に質問があります。
イベルメクチンはワクチン後遺症にも効きますか?

イベルメクチンはワクチン後遺症にも効く気がするって、私やっぱりどうしても思っちゃうんですけど、この感覚って間違っているのでしょうか。
もし効くのなら、全国のワクチン後遺症で苦しんでおられる方達の希望の光となるだろうし、イベルちゃんも有名になって日の目を見る事が出来るのになあと、ど素人ながら思います。
先生はご自分で試されたりした事はありますか?
もしよければ いつか教えて下さいね。

あと補中益気湯のことを教えて下さった方ありがとうございました。
とてもとても参考になりました。

Posted by にゃんこスター at 2021年11月24日 02:37 | 返信

ザ・ドクター、観たいです。リアルでは無理なのでビデオでも良いから。まだ日本では自分では決められなくて医者に決めて欲しい、誘導して欲しい人も多いと思われます。本人へのガン告知やインフォームドコンセントが言われ始めてからまだ30年位では当然かも。欧米がこれに関して進んでいるのを実感した経験があり、3年前バーミンガムで、地元の新聞に葬儀屋さんの広告で、あなた自身のデザインによる素敵なお葬式の演出を承ります、とカラフルで大きく、目を引くように出ていました。公○社の広告がいつも地味で隅っこにあったのとは対照的。娘と私は興味を持ち、帰ったら旦那にも見せてやろうと新聞を持ち帰りましたが、きっと葬式だけでなく、どんな最期を迎えるかも自分で決めたいというのがごく普通なのでしょう。そしてそれを家族と普通に話し合える。死がネガティブなものとして扱われていないからこそ可能なのだと思いますが、日本の場合、まずそこが変わらなければ始まりません。身近な人を看取った経験がそういう事を考えるきっかけに繋がるのではないかと個人的には思っています。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2021年11月24日 03:39 | 返信

いつも楽しみに拝見しています。

今日横浜シネマリンで『けったいな町医者』を見てきたところです。
心にずんとしみるドキュメンタリーでした。
派手な目を引く演出はなくても、患者さんに真剣に向き合われているからこそ伝わってくるものがありました。
先生の温かい眼差しや声かけはブログや動画の通りで、いい作品を見た余韻に浸っています。ありがとうございました。
舞台挨拶に来られた日に伺えなくて残念!
(長尾クリニックが思っていたより大きくて、おおー!と目を見開いたのはここだけの話で笑)

作品の中に出てきた直筆のリビングウィルが見事で印象的で、そのタイミングでの告知にしびれました。
これこそ元気なうちに若いうちに考えておきたいことですね。
とはいえ、わたしもよく知らないので、この機会に勉強したいと思います。
情報ありがとうございます。

Posted by あおぞら at 2021年11月24日 06:01 | 返信

長尾先生、お疲れ様です。
すいません、余談を一つ(ブログの読者のみなさんも興味がある方は是非検索してみて下さい)お付き合い下さい。
スウェーデン在住の医師・宮川絢子さんの今日のツイッターより、J・satoという方へのリツイートで載ってました。

CDCの査読前論文で、パソコンで日本語訳すると
「連邦刑務所でSARS-COV-2デルタ変異体に感染した予防接種を受けた人と予防接種を受けていない人の感染の可能性(2021年7月~8月) 」
と言う題で、だれでも読めます。もっともここのブログの読者の方はこういう情報に詳しい方が多そうなそうな気がしますが。
門外漢で素人の私より、有効活用する人が多そうなので、この場をお借りして、長尾先生にも他のブログの読者の方にも情報提供させていただきますね。
私はこの情報、一見の価値あり、少なくとも検討の余地ありと思いました。
長尾先生はこの査読前論文、どう思われるでしょうか?

Posted by 加藤 圭亮 at 2021年11月24日 08:12 | 返信

日本尊厳死協会のHPみました。
そして「終末期における事前指示書」を読んで、気づいた事があります。
それは「自分が当事者だったら 3ヶ所全部 即チェックいれますが、自分が大切な人を看取る側だったら、延命治療したいって思っちゃう」って事です。
奇跡を信じて もう少しだけ、もう少しだけと言ってズルズルと。
これは私のエゴなのですね。きっと。
そういう事も含めてリビングウィルは大事なのか。
とても勉強になりました。ここはコロナの事だけじゃなく、たくさんの事を学べる場ですね先生。ありがとうございます。

話は変わりますが、先生に質問があります。
イベルメクチンはワクチン後遺症にも効きますか?

イベルメクチンはワクチン後遺症にも効く気がするって、私やっぱりどうしても思っちゃうんですけど、この感覚って間違っているのでしょうか。
もし効くのなら、全国のワクチン後遺症で苦しんでおられる方達の希望の光となるだろうし、イベルちゃんも有名になって日の目を見る事が出来るのになあと、ど素人ながら思います。
先生はご自分で試されたりした事はありますか?
もしよければ いつか教えて下さいね。

あと補中益気湯のことを教えて下さった方ありがとうございました。
とてもとても参考になりました。

Posted by にゃんこスター at 2021年11月24日 10:40 | 返信

長尾先生、本日も診察して頂き、有難うございました🙇

家に帰ってから、ワクチン後遺症の小学生、中学生の方が
歩行障害で何時間もかけて長尾先生のところへやってくる話をコロナチャンネルで拝見しました。

私もワクチン後遺症で大分ましになりましたが腰から脚がズレたような感じと首から頭がどっかへ行った感じが、ずっとしてましたし、いまも腰の背骨の真ん中から痙攣するのを感じるので、
これが子供さんにもあるなんて、もちろん大人の人にあっても悲しいですが、より悲しくなってしまいました。

先生に処方頂いているものと プラス 自分を助けてくれそうなその時々のものとで、少し良くなって、また、疲れて、少し良くなって、また疲れて、少し良くなって、と、徐々に右肩上がりになって行くと信じて、皆、頑張っていこうね✊

食品でとれるもので、自分に無理のないもの
梅干し、緑茶、味噌汁、サバ、黄色いキュウイ、ブロッコリー、らっきょ、
ヨモギ、松、炭、豆、それ以外にも 自分が これ、欲してるなと思うものを上手に取り入れて、焦らず、慌てず、のんびりと
三歩進んで 二歩さがる な 感じで 共に 参りましょう✨

頑張れない時は がんばらんとこう。そのうち なんとかなる✨

Posted by イチジク at 2021年11月24日 10:45 | 返信

長尾先生
毎日ありがとうございます。
リビングウィル、尊厳死したいです。
リビングウィルノート買って、できる範囲で書き込みました。
ありがたいです。

それを考えると同時に、コロナ禍の今の世の中に暗澹たる気持ちになります。
今日の朝日アピタルで、
「(コロナの第5波がなぜ消えたかについて)国立感染症研究所の鈴木基・感染症疫学センター長は「ワクチンでほぼすべて説明がつくと考えている」」
という一文を見て、心からぞっとしました。
詳しくは読めていませんが、何を根拠にそれを言うのか、
コロナ感染が起きるのも収束するのも、人間が流行を起こして人間が流行を収束させていると聞こえてしまい、
混乱してしまいました。
自然現象を理解できない人なのか、すべて人間がコントロールできると思いたいのか、
製薬資本に言われて、ワクチンを売るために言っているのか。

それを真に受けて、また多くの人が、子どもたちにワクチンをと、刷り込まれてしまうと
ワクチン被害が増えるのではないか悲しくなりました。

これだけ感染者(PCR陽性者?)が少ないのに、街行く人はほとんどマスクをしています。
可哀そうなのは子供たちで、自分の判断でちょっと外すことも学校ではできないでしょう。
私たちは、お互いの信頼関係を築くのがとても難しい社会に生きていて、
子どもに不信を教えているような気がしてなりません。

映画を見て、小説を読み、歌を唄い、人と語らい合うことの大切さが身に沁みます。

Posted by sue at 2021年11月24日 11:44 | 返信

夜分、おつかれさまです。
動画564を見て、とても悲しくなりました。
新型コロナで死なないはずの子供が、
歩けなくなる?
レビー小体型認知症やパーキンソン病に近い症状!?10代で?
しかもパーキンソンやレビー小体型に効く薬が「効かない場合がある」??長尾先生でも、今の所、打つ手なしですか・・・。
いや、そりゃ死んでは無いけど、その子の今後の将来、破壊されたじゃないですか!!台無しですよ・・・そんなの。
もしそれが、スパイクタンパクによる血栓のせいだったとしたら、パーキンソンとは現象は一緒でも原因は違うかも知れませんし・・・。
大体、何でこんな話がまかり通るんですか、その若年層へのワクチン接種で何から誰を守ってるんですか。
昨日11/23の新規感染者は50名。私はこのニュース「学級閉鎖の話かな?」と聞き間違えた位ですよ。日本の人口、1億2500万人に対して日本全国で50人の新規感染者・・・なのに子供へのワクチン接種が推奨され、3回目のブースター接種がまだ推奨される。何のために1?
なのに政府やメディアは新型コロナの報道は重症化例やコロナの後遺症の事例は細部にわたって克明に報道するのに、コロナワクチンのリスクは全て「デマ」「反ワクチン派」「誤情報」と検証せず、封印する。ただ「安全・安心」「大切な人を守りましょう」
こういう事は全て報道せずに、自己決定して下さい??選ぶのは人それぞれの自由意思です??
騙される人は怠慢か?バカなのか?
違います。その人達は悪くありません。
政府とメディアが一般人の信用を裏切っているのです。そいつらが諸悪の根源なのです。
これは薬害事件そのものじゃないですか。なんでこれが「反ワクチン派のデマ・誤情報」なんですか。
狂ってる、正気とは思えないですよ。悪夢みたいな事態が起きてますね。
すいません・・言葉がなくて・・・いいのか、こんな悲しい事。

Posted by 加藤 圭亮 at 2021年11月25日 12:14 | 返信

長尾先生
毎日お疲れさまです。
先日の池袋でのけったいな町医者の舞台挨拶で間近に先生にお会い出来てなんだかとても元気を頂きました。
大きく暖かな空気を感じました。
長尾先生に診ていただける患者さんが先生の顔見たら元気になったわ〜と映画の中で仰ってたのがよくわかります。
お医者様ってやはりどこか緊張すると言うか、何を言われるんだろうとか怖いイメージがあります。
でも、先生と患者さんは漫才のようなやり取りで声を出して笑ってしまいました。
笑わせながら、手を握り脈を取り、会話が出来ているか観察し、元気になってクリスマスパーティーに来るんやでと先生自ら少し先の楽しみを約束してあげる。
優しさの塊のような先生ですね。
映画を観て、そう病気はコロナだけじゃない、色々ある病気の一つ。
どうしてこんなにこじれてしまったのか?
ピンポイントで考えるのではなく、生きることは食べること。笑うこと。歌うこと。歩くこと。そうやって日々を過していきたいと映画を観てシンプルにそう思えました。
コロナに振り回されたくない。
そして、人はいつか死ぬ。
リビングウィル、なんて前向きな考え方なんでしょう。自分の為家族の為に私も備えたいと思いました。
先生、素晴らしい映画をありがとうございます。

Posted by 松の実 at 2021年11月25日 08:52 | 返信

イチジク 様 

お疲れ様です。一生懸命戦っている身体を、大切に労って下さいね。
気持ちばかりで、力になれないと思いますが、遠くから応援しています。

おやすみハゴロモハゼからイチジクへの返信 at 2021年11月25日 10:22 | 返信

日本尊厳死協会のHPみました。
そして「終末期における事前指示書」を読んで、気づいた事があります。
それは「自分が当事者だったら 3ヶ所全部 即チェックいれますが、自分が大切な人を看取る側だったら、延命治療したいって思っちゃう」って事です。
奇跡を信じて もう少しだけ、もう少しだけと言ってズルズルと。
これは私のエゴなのですね。きっと。
そういう事も含めてリビングウィルは大事なのか。
とても勉強になりました。ここはコロナの事だけじゃなく、たくさんの事を学べる場ですね先生。ありがとうございます。

話は変わりますが、先生に質問があります。
イベルメクチンはワクチン後遺症にも効きますか?

イベルメクチンはワクチン後遺症にも効く気がするって、私やっぱりどうしても思っちゃうんですけど、この感覚って間違っているのでしょうか。
もし効くのなら、全国のワクチン後遺症で苦しんでおられる方達の希望の光となるだろうし、イベルちゃんも有名になって日の目を見る事が出来るのになあと、ど素人ながら思います。
先生はご自分で試されたりした事はありますか?
もしよければ いつか教えて下さいね。

あと補中益気湯のことを教えて下さった方ありがとうございました。
とてもとても参考になりました。

Posted by にゃんこスター at 2021年11月26日 12:46 | 返信

お優しいメッセージを有難うございます🙇

痛み入ります🙇

気がつくのが、今になり、返事が遅れまして申し訳ありません🙏

暖かい愛情を有難うございました💕🙇

イチジクからおやすみハゴロモハゼへの返信 at 2021年11月26日 05:02 | 返信

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