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ニッポン臨終図鑑 #240~#249

2022年04月15日(金)

毎週金曜日の夕刊フジに連載して、5年が経過した。

毎週、毎週、その週に亡くなられた方の訃報を書く。

書かせて頂きながら、いろんな想いが、溢れてくる。

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<240~249>ドクター和のニッポン臨終図巻 夕刊フジ 毎週土曜連載




(240)漫画家 水島新司さん 

仕事を長続きさせる秘訣は別の何かをやり続けること  →こちら


(241)俳優 梅沢武生さん 

魂は舞台で死んだも同じこちら


(242)作家・元東京都知事 石原慎太郎さん 

善にも悪にも見える人間臭さ   →こちら


(243) 歌手、俳優 西郷輝彦さん

永遠のアイドルがまた一人... こちら


(244) 芥川賞作家 西村賢太さん 

無頼派作家の「理想の死に方」 こちら


(245) 作家 西村京太郎さん

根底に15歳の戦争体験こちら


(246) 国内初の女性市長 北村春江さん 

平和想う言葉に格別の重み こちら


(247) 俳優 宝田明さん

西行の歌を彷彿とさせる幕引きこちら


(248)映画監督 青山真治さん 

思い描く素敵な世界へいけるようこちら


(249)作家 宮崎学さん

遺言で「キレイな社会」に危機感こちら




一番、思うことは、俺みたいな末端町医者が、

こんな偉い方々の訃報を書いてもいいのかな。



本当に、申し訳ない。

謝りながら書いてる。



当たり前すぎて恥ずかしいけども、

「どんなに偉い人でも死ねば長尾に書かれる」



どういう意味か。



その人が生きているうちは、絶対に書けない、という事。



しかし死ねば、僕のような輩が、勝手に書いてしまう業。



毎回、こうして書く事でバチが当たらないか、と憂う。


でも、幸か不幸か、バチは当たっていない、と思う。


以上が生きている者の掟だったはずだけど、

昨今は、生きている人の悪口をSNSで勝手に書ける時代になったのだ。




ウクライナ侵攻の報道には、涙しかない。


お願いだからやめてくれ!、と心の中で叫ぶことしかできないが。


地球の裏側だって、「命」は同じように大切にきまっている。


でも理不尽に命を奪われた方のためには、祈りしかない。


「死んだら終わり」と言いながらも、死後の世界を信じたくなる。


祖国を愛し、祖国のために旅立った人達は、次の世界があるのではないか。





いずれにせよ、「生きているうちが花なのさ」(by宇崎竜童)




それだけは、間違いない。



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(240)漫画家 水島新司さん

 仕事を長続きさせる秘訣は別の何かをやり続けること


『ドカベン』が少年漫画誌に連載開始されたのは昭和47年、僕が中学生のとき。男子は皆、この漫画に夢中になり、(僕は陸上部でしたが)甲子園に強い憧れを持ちました。高校生のとき、甲子園球場でビール売りのバイトをしたのも、もしかしたら『ドカベン』の影響かもしれません。


この人気漫画は、その後アニメになったことで国民的な支持を得て、中学生だった僕が還暦になった2018年まで連載は続きました。その間に、『野球狂の歌』『あぶさん』等の野球漫画も大ヒット、一体どれだけの少年がこの人の作品に影響され、野球選手になったことでしょう。 そんな偉大な漫画家、水島新司さんが1月10日、都内の病院で亡くなりました。享年82。死因は、肺炎との発表です。


2020年の12月に、漫画家引退宣言をされていました。デビューは僕が生まれた年の1958年ですから、なんと63年間も漫画家生活を続けていたことになります。脱帽です。 このところ、僕らの世代にとってレジェンドとも言える漫画家が次々と鬼籍に入られて、寂しさが募ります。昨年の連載でも、『ゴルゴ13』のさいとう・たかをさん(享年84)、『カムイ伝』の白土三平さん(享年89)、一昨年は『釣りキチ三平』の矢口高雄さん(享年81)、『浮浪雲』のジョージ秋山さん(享年77)の死を取り上げました。 以前ある雑誌から「なぜ漫画家には早死の人が多いのか」という取材を受けたことがありますが...こうして振り返ると、そうとは言い切れませんよね。確かに漫画家という職業は、長時間椅子に座って仕事をしなければなりません。定期的に運動をしていても、生活の中で座り過ぎている人は、そうでない人と比較して寿命が短く、肥満度が高く、2型糖尿病や心臓病の疾患率が高いとの報告があります。コロナ禍によりテレワークが増えていますが、東京医科大学の調査では、在宅勤務の人は職場勤務の人に比べ、仕事中に座っている時間が1時間以上長いことがわかりました。


これを読んでドキリとした人は、一日30分でいいです。歩いてください。 しかし、60年以上も第一線で活躍された水島さんは、ずっと大好きな草野球を続けていたそうです。「年間130試合の草野球と、親への仕送り。これを止めたら漫画の方向性を見失うような気がして、絶対に止められないんですよ」とかつてインタビューで語っていたことも。 どんなに仕事が忙しくても、仕事以外の何かをやり続けること。その好循環が、仕事を長続きさせる秘訣かもしれません。


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(241)俳優 梅沢武生さん 

魂は舞台で死んだも同じ


死期が迫っているとわかったとき、どこで人生の最期を迎えたいですか? 


昨年、日本財団が67歳~81歳の方を対象に全国意識調査を実施しました。  その結果、1位は「自宅」で58.8%、2位は「医療施設」で33.9%。一方、絶対に避けたい場所としては、1位が「子どもの家」で42.2%、2位が「介護施設」で34.4%とのこと。 しかし、もっと自由に答えていいのであれば、皆さんの回答は百人百様のはず。旅行先で死にたい、故郷に帰って死にたいという人もいれば、愛人の家で死にたいと答える人もいるかもしれません。そしてこの人は、「舞台の上で死にたい」と生前、話しておられたそうです。


昭和・平成と大衆演劇を牽引し、梅沢富美男さんの兄としても知られる俳優の梅沢武生さんが1月16日に都内の病院で亡くなられました。享年82。死因は肺炎との発表です。 16日は明治座で梅沢富美男劇団の特別公演中であったことから、千穐楽を迎えてからの正式発表になったといいます。この舞台に武生さんも後見人として名を連ねていました。 ご縁あって梅沢富美男さんにはお世話になっており公演にも何度も足を運びました。数年前の大阪新歌舞伎座の公演には、普段あまりお芝居を観ることのできない、僕の患者さんたちとそのご家族を大勢引き連れて伺ったこともありました。  


普段は無表情の認知症のおばあちゃんも、武生・富美男兄弟の妖艶な二人芝居に、みるみるいい表情になっていくのを見て、素晴らしい舞台を前に医療は無力やなあと感じたものです。 ご兄弟二人の息はいつもピッタリで、子どもの頃から何千、何万と舞台に立ってきた人だけが持つ迫力に圧倒されました。  梅沢劇団は、剣劇のスター俳優として人気を博した梅沢清と少女歌舞伎出身の竹沢龍千代が結婚し、1939年に設立。  


その翌年の1940年、8人兄弟の長男として、武生さんは誕生しました(富美男さんは第7子です)。生まれてすぐに父の清は戦争へ行き、龍千代は武生を背負いながら、全国をドサ回りし男衆不在のまま芝居を続けたといいます。そんな母の教えは、何があっても舞台に穴を開けないこと。「死ぬなら舞台で死になさい」と兄弟は母に言われて育ちました。 武生さんは最期まで劇団を気にしていたそうで魂は舞台で死んだも同じかと見受けしました。母のもう一つの教えは、「顔で笑って、心で泣いて」。  


富美男さんは今日も笑顔で舞台に上がっているのでしょう。


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(242)作家・元東京都知事 石原慎太郎さん 

善にも悪にも見える人間臭さ


この人の訃報がテレビに一斉に流れた朝。あるワイドショーには、<憎まれて死にたい>とテロップが躍っていました。しかし、別の番組では、<愛されて死にたい>と書いてある。思わずどっちやねん? と心の中で呟きましたが、この一筋縄でいかない人間臭さというか、善人にも悪人にも見えた多面性が魅力でもあったのでしょう。東京都知事の後任であった猪瀬直樹氏が、「異人、変人、夷人、なによりも偉人です」と追悼されていたのも、言い得て妙でした。  


しかし、過去には聞き捨てならない問題発言も多々ありました。2020年に京都で起きた医師嘱託殺人事件の際、罪を犯した医師を擁護し、ALSのことを「業病」と発言したことは、日々ALSの方々の在宅医療に関わっている僕としては、到底許せるものではありません。一度お会いして討論したかったのに、叶わぬこととなり残念です。 作家の石原慎太郎さんが2月1日に、都内の自宅で逝去。享年89。死因は明かされていませんが、石原さんは3年前に膵臓がんが発覚、一度は寛解したものの、昨年10月に再発、腹膜にがんが転移していたそうです。しかし亡くなる1週間前まで執筆活動を続け、最期は眠るように旅立ったといいます。  


この報道を見た僕の患者さんから、「膵臓がんでも石原さんのように穏やかに自宅で逝けるのですか?」と質問をされました。もちろんです。膵臓がん=もっとも怖いがん=苦しい最期、というイメージがあるようですが、そんなことはありません。 確かに膵臓がんは、他のがんに比べて発見しづらく、判明時には既に治療が不可能な状態ということもままありますが、最近は早期発見で完治したり、治療を続けている人も多くいます。 そして、日本人男性の平均寿命は81.64歳。石原さんに早期の膵臓がんが見つかったの85歳を超えてからですから、がんで亡くなったというよりも、がんがあったけれども、寿命を全うされた、いわゆる「天寿がん」の大往生とお見受けしました。


次男の良純氏が、「亡くなる2週間はすごく辛かったと思う。(中略)自分が前へ前へ進んでいくことだけに執着して生き抜いてきた人だから、肉体が滅びた時に自分の精神もなくなってしまったら、その先はないと。だから、最期の2週間は恐怖心みたいなのが芽生えて...」と語っていたのが印象的でした。  どんなに強い人でも、死に向かう時は魂の痛み(スピリチュアル・ペイン)があります。ただただ黙って、寄り添うこと。


それが、最後の親孝行なのです。


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(243) 歌手、俳優 西郷輝彦さん

永遠のアイドルがまた一人...


「フラメンコ」という言葉を知ったのは1966年、僕が8歳のとき。その年テレビからは、好きなんだけど~で始まる『星のフラメンコ』という曲が四六時中流れていて、一緒に手拍子を叩いた記憶があります。 稀代のヒットメーカー・浜口庫之助さん作詞作曲の『星のフラメンコ』は発売からわずか2か月で50万枚を突破。この人の代表曲となりました。


歌手で俳優の西郷輝彦さんが、2月20日、都内の病院で死去。享年75。西郷さんは、2011年に前立腺がんと診断され、すぐに全摘手術を受けて一度は完治されたようですが、6年後の2017年に再発。去勢抵抗性前立腺がんのステージ4と診断され、治療を続けていました。「去勢抵抗性~」とは、男性ホルモンを抑える治療をしている状態で進行したという意味です。 前立腺がんは、早期発見できれば完治が可能です。再発しても比較的緩やかな経過のがんです。いずれにせよ、男性は60歳を過ぎたら年に一度PSA検査をすることをお勧めします。 


西郷さんは昨年4月、日本で未承認のルテチウムPSMA標的治療という、がん細胞の表面に存在しているタンパク質だけを狙い撃ちする特殊な放射線治療を受けるため、医療ビザを使って渡豪しました。 この治療法は、5年前頃から欧米で注目されている治療ですが、わが国では、承認にはあと数年かかるといわれています。日本は本来、新しい治療法や薬に非常に慎重な国です。 欧米人に有効なものが、遺伝子の違うアジア人に必ずしもそうであるとは限らないので、治験を重ねていくことは非常に大切。しかし、患者さんにとってはもどかしい側面もあります。


西郷さんは、オーストラリアでの様子をYoutubeチャンネルで報告していました。体を張って紹介することで、新しい治療法が一日でも早く日本で承認され、若い人の助けになるようにという想いからだったそうです。 どんな形で治療を終えたかの詳細は不明ですが、西郷さんは9月に帰国。しかし翌月に体調を崩し、都内の病院に入院されました。  


亡くなる前日、三女で女優の今川宇宙さんは、西郷さんの耳元にiPadを置き、ビートルズの「Let It Be」を流したそうです。久しぶりの音楽に西郷さんは目を輝かせ、手でリズムをとり、曲が終わると、手の甲にキスをしてくれたと、宇宙さんはSNSで報告しています。お別れのキスまでなんとスターらしいことか! 永遠のアイドルがまた一人、空へと引っ越しました。


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(244) 芥川賞作家 西村賢太さん 

無頼派作家の「理想の死に方」


人間は終末期を迎えて死に至る。しかし、誰しもがそうとは限りません。 終末期の無い死。それが突然死です。WHOの定義では、健康に見える人が急激に(発病後24時間以内)死に至ること、とされています(交通事故や災害などの外因死は含まれず)。  


突然死は、総死亡率の2割近くの人に起こるとされています。その約半数は、虚血性疾患などによる心臓突然死です。その他、脳血管疾患や呼吸器不全による場合もあります。 5人に1人に近い割合ですから、決して他人事ではありません。当連載でも、俳優の大杉漣さん(2018年死去、享年66)や、木内みどりさん(2019年死去、享年69)など、毎年何人かの突然死を取り上げています。しかし、今日は自分が死ぬ日かもしれないと考える人が、一体どれほどいるでしょうか。毎日、そんなことを恐れて生きるほうが、よほど心臓に悪いでしょう。


芥川賞作家の西村賢太さんが、2月5日、都内の病院で亡くなりました。享年54。死の前日の夜、タクシーに乗車中に体調を崩し、運転手さんが病院にそのまま運びましたが、すでに心停止。蘇生を試みましたが、生き返ることはありませんでした。  


僕は今まで西村さんの小説を読んだことはありません。ごめんなさい。でも、2月2日の読売新聞に西村さんが書かれた石原慎太郎氏への追悼文を、興味深く読んでいました。 〈石原慎太郎氏の訃報 に接し、虚脱の状態に陥っている(中略) 十代の頃から愛読していた小説家の逝去は、やはり衝撃の度合が違う。これでもう、私が好んだ存命作家は唯の一人もいなくなってしまった〉  なんとこの追悼文が、西村さんの遺稿となったそうです。  


相当な酒飲みだったそうですから、もしかしたら、虚脱状態の中で偲び酒を飲み過ぎて体調を悪化させたのかもしれません。そんな西村さんは、「破滅型」とも呼ばれていたようですが、ご本人にとっては、無頼派作家の美学を貫いた「理想の死に方」に近いものだったのではないか。  石原氏の追悼文を書いた西村氏の追悼文を、高田文夫さんが週刊ポストに書いていました。

〈桃太郎とキジのごとく、石原慎太郎のお供でちゃんと三途の川も渡ったのだろう〉  


この人が死んだなら、俺ももう死んでもいい...そんなふうに思える人がいるのは幸せなことです。しかし、「おいお前、もっと小説を書いてから来いよ」と石原桃太郎に三途の川で叱られているような気もします。


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(246) 国内初の女性市長 北村春江さん 

平和想う言葉に格別の重み


去る3月8日は、世界女性デーでしたね。医療界をみると我が国での女性医師の割合は21%。G7諸国での女性医師の割合は軒並み40%前後なので、圧倒的に不均衡なのがわかります。


では、政治の世界ではどうでしょうか。列国議会同盟(IPU)の調査によれば、世界各国の国会議員において女性が占める割合は、平均で25.5%。しかし、日本での比率は9.9%と、193国中166位。これまたG7で断トツの最下位だそうです。この国はオッサンがのさばりすぎなのでしょう...ぜひこの人にアドバイスを頂きたかった。


我が国初の女性市長として知られた、元兵庫県芦屋市長の北村春江さんが、3月13日に西宮市内の病院で亡くなりました。享年93。死因は、誤嚥性肺炎との発表です。昨年5月に脳梗塞で倒れて、闘病をされていたそうです。 脳梗塞は、脳に栄養を送る血管が詰まることにより、麻痺や神経障害などが現れる病気です。以前より減少傾向にありますが、それでも、年間約80万人が発症するといわれています。発症すると6割以上の人に何らかの後遺症が見られます。


高齢になればなるほど、回復は難しく、認知症が進行したり、寝たきりになる場合も珍しくありません。嚥下機能も低下すると唾液の垂れ込みによる誤嚥性肺炎のリスクが高まります。 口から食べることが難しくなると、病院から胃ろうを提案されることがままあります。しかし、胃ろうを造っても誤嚥性肺炎を防げるわけではないことだけは知っておいてください。


北村さんが市長1期目だった1995年に阪神・淡路大震災が起こりました。北村さんの自宅も全壊。震災当時、市立芦屋病院で救護に当たっていた僕は、その姿を目撃しました。箪笥の下敷きとなって骨折した夫を病院に託すと、ご自分は着の身着のまま、市役所に段ボールを敷いて寝泊まりをし救援活動を指揮されていました。 「震災の復興が女性市長に務まるのか」という男性議員の批判には、「市長の仕事に男性も女性も関係がない」と反論。市民の支持を集めて3期まで務め上げたことで、芦屋は災害に強い街として復興しました。


以降、関西地域に比較的女性の市長が多いのは、北村さんが道を拓いたからに他なりません。 軍国少女として教育を受け、空襲を何度も体験したことから、平和運動にも積極的でした。「戦争に一歩でも踏み込んだら、後は泥沼です」。


戦争も震災も、両方を経験した女性の言葉は格別の重さを持っていました。


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(245) 作家 西村京太郎さん

根底に15歳の戦争体験


2022年で戦前と戦後が同じ長さになると政治学者の白井聡さんが今年初めに仰っていて胸騒ぎがしました。戦争のリスクは、戦争を知っている人間がこの世にいなくなればなるほど増えていくのだな...ウクライナの、目を疑うような戦闘の映像の合間に流れたこの人の訃報に接し、唇を噛みしめました。  


出版された著作は約700冊。戦後、最も売れた作家ともいわれる西村京太郎さんが3月3日に神奈川県湯河原町の病院で亡くなりました。享年91。死因は、肝臓がんとの発表です。  


西村さんは昨年末から体調を崩し入院をしていたとのこと。死因は肝臓がんとのことですが、いつがんが見つかり、どんな治療をされていたのかの詳細は発表されていません。  がんの治療は、その進行度やがんの種類によって、推奨できる手術や抗がん剤治療を示した「標準治療」に基づいて行われることは、皆さんもご存じでしょう。


標準治療とは、臨床試験を長年重ねた上で、「その治療がもたらす利益が、副作用などの不利益を上回ること」や「他の治療法より有効性が高いこと」などの科学的根拠が明らかにされた治療法のことをいいます。 しかしこの臨床試験のほとんどは、70歳代前半までの人を対象に実施したものであり、75歳を越えた高齢者には「標準治療」は確立されていないのです。 高齢になるほど、その治療の不利益が利益を上回り、QOLが下がることがわかっています。ですから、どこまで治療を行うかは本人と医師との話し合いがより大切になってきます。


2014年の国立がんセンターの調査によれば、90歳以上でがんが見つかった場合、切除や縮小を目指す積極的な治療は肺がんの6割、胃がんや肝臓がんでも半数では実施していないことがわかっています。近藤誠医師が長年提唱している「がん放置療法」に僕は多くの疑問もありますが、超高齢者にとっては正解であると考えます。石原慎太郎氏の訃報の際にも書きましたが、がんがあっても寿命を全うできる「天寿がん」がいくらでもあるからです。西村さんも、肝臓がんというより、天寿がんでの旅立ちかもしれません。


西村さんは五年前『十五歳の戦争 陸軍幼年学校最後の生徒』というタイトルで、ご自身の経験を本にされました。「本土決戦になったら盾となれ」と言われた15歳の少年が見た戦争の愚かしさ、無責任な国家体制...この本は西村さんの遺言です。


戦後を戦前に戻してはならない。戦争を経験した先人たちの真実の言葉を、今こそ読まなければ。


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(247) 俳優 宝田明さん

西行の歌を彷彿とさせる幕引き


尼崎でも桜の蕾が綻び始めました。コロナになる前までは、在宅患者さんとお花見大会をするのが毎年の恒例行事でした。 「桜が咲くまで頑張って生きようね」。患者さんにそんなエールを送ることもあります。花見を目標に元気を取り戻す人もいます。命の終わりが見えると、桜の季節は格別愛おしい。しかし、コロナによって3度目の花見の中止を余儀なくされ、悔しくてたまりません。


『世の中にたえて桜のなかりせば』。在原業平の歌をタイトルに、終活を題材にした映画がまもなく公開されると知り、楽しみにしていたのですが、その主演を務めた俳優の宝田明さんが3月14日に都内の病院で死去されました。享年87。死因は誤嚥性肺炎との発表です。  


宝田さんは3月10日にこの映画の舞台挨拶に車椅子で登壇。その様子を動画で拝見しました。変わらずダンディで姿勢もいい。ユーモア溢れるトークで会場を沸かせていました。だいぶお痩せになられた印象でしたが、余命3日の人には見えません。  


翌11日は、雑誌の取材で3時間以上終活について語られたそうです。しかしその夜、腹痛や発熱などの体調不良を訴えます。12日午前に緊急搬送され肺炎と診断。そのまま入院となりました。この時は会話ができなかったようですが、「いつ退院できるのか」と筆談で周囲に訊いていたそうですから、意識はハッキリしていたのでしょう。しかし13日深夜に容態が急変。日付が変わり、14日の0時30分頃に帰らぬ人となりました。  


直前まで元気に活躍されていたため、テレビや新聞には「急逝」と見出しが躍りましたが、では、宝田さんは突然死なのでしょうか? そうではないとお見受けしました。 誤嚥性肺炎には、本人も気が付かないまま進行する、不顕性(ふけんせい)誤嚥という病態があります。 食べ物や唾液を誤嚥しても咳嗽反射(ムセること)が弱いまま気管内に誤嚥物が溜まることで肺炎に至ります。加齢や脳卒中の後遺症、パーキンソン病の人にリスクが高く、老衰の中にある肺炎とも言えるでしょう。  


宝田さんは、先の3月11日に受けた雑誌のインタビューで、「自分はまだまだ働かなくてはならない身なので、終活のことはそれほど意識していない」と語っておられました。最期まで第一線で仕事をされ、死の予感も、延命治療もなく、桜が風に舞うようにして旅立たれた。


願わくは花の下にて春死なん。


西行の歌を彷彿とさせるようなほれぼれする人生の幕引きです。


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(248)映画監督 青山真治さん 

思い描く素敵な世界へいけるよう


最初に観た作品は、『EUREKA ユリイカ』でした。多くの乗客が殺されたバスジャック事件から生き残った人間の生きていく痛みを描いた傑作でした。その後『月の砂漠』『共喰い』など、いくつか作品を拝見しましたが、どれもヒリヒリするような痛みを伴う作品でした。これからも良作を拝見できると思っていたので、こんなに早く旅立たれてしまうとは残念です。


映画監督で作家の青山真治さんが、3月21日に都内の病院で亡くなりました。享年57。死因は頸部食道がんとの発表です。


青山さんに食道がんが見つかったのは昨年春のこと。手術は行わず、通院で治療を続けていたといいます。新作映画の準備をされていたようですが、今年に入って体調が悪化し、数週間前から入院をされたとのこと。 


我が国で、食道がんと診断されるのは60 歳以上の人が7割、男女比は5対1と圧倒的に男性に多いがんです。毎年25000人前後の人が食道がんになりますが、頸部食道がんは、食道がん全体のわずか5パーセントと、稀ながんでもあります。 頸部食道とは、喉ぼとけのすぐ下あたりから胸骨の上まで、5センチほどの部位をいいます。咽頭と繋がっているため、がんの大きさや場所によっては、咽頭ごと切除手術することも多く、術後、声が出せなくなり、嚥下障害を引き起こすなど著しくQOLが下がります。そのため、近年は手術ではなく、抗がん剤と放射線治療を選択する人も増えています。


他の消化器がんである胃がんや大腸がんに比べてリンパ節や他臓器に転移しやすいため、早期発見がなにより重要なのですが、初期症状がほとんど見られない、悩ましいがんです。 ものを飲み込む時に違和感がある、咳や血痰が増えた、声がかすれるなどの自覚症状がある場合は、すでに進行している可能性があります。ただちに病院で検査をしてください。


青山さんの妻であり、女優のとよた真帆さんは、以下のコメントを発表しています。 <病院から容体が急変したとの連絡を受け駆けつけ、 声をかけましたら私の目を見て2回頷き、 手をぎゅっと握り返してくれました。 それから半日、最後は眠るように静かに息をひきとりました。結婚して20年、優しくて勉強家だった夫にもらった時間、愛情に深く深く感謝しています。 今は青山真治の魂が、自身の思い描く素敵な世界にいけるよう強く願っています>  


生きる痛みを描き続けた監督の最期が痛くない死に方だったことに、少しだけ安堵しました。


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(249)作家 宮崎学さん

遺言で「キレイな社会」に危機感


「あのキツネ目のオッサン、亡くなったんか」と往診先の御宅で流れていたテレビを見て呟いたら、新人のナースにポカンとされました。グリコ森永事件を知らないそうです。この昭和史に残る未解決事件で指名手配された「キツネ目の男」に似ていたことから注目を集め、日本社会の表と裏を書き続けた作家の宮崎学さんが群馬県内の高齢者施設で亡くなりました。享年76。死因は老衰との発表です。


歳をとって徐々に食べる量が減り、枯れるように終わる自然な死を老衰死と診断しています。明確な定義はありません。そのため、「老衰は病名でないから、死亡診断書に書いてはならぬ」と僕らの世代は教わりました。どんなに穏やかな死であっても、「多臓器不全」「心疾患」等の病名を書けと。しかし今や、がん、心疾患に続いて老衰死は日本人の死因第3位。老衰死=大往生という理解が、日本人に根付いてきた証左でしょう。 しかし、読者の皆さんは疑問に思われたはず。


76歳で老衰?早すぎないか、と。確かに、老衰は80代以降、平均寿命を超えたあたりから見られる兆候です。しかし、70代であっても「老衰死としか言えない死」があるのは事実です。 生物学者の本川達雄さんが書いた『ゾウの時間・ネズミの時間』という名著があります。自然界の哺乳類は心臓が15億回脈打つと死ぬことがわかっています。ハツカネズミは2~3年で15億回、ゾウは70年で15億回。つまり動物によって時間の流れ方は様々で時間の感覚も違うという話です。僕は、人間の中でも同じこと言えるのではないか、と考えます。


1日24時間という物理的な基準とは別に、個別的な時間感覚があって、それは一人一人異なるのではないかと。 だから時々、宮崎さんのように人生を生き急ぐ人も出てきます。宮崎さんの最期の著書はその名も『突破者の遺言』。一部抜粋して紹介させてください。


〈世界中がコロナ騒ぎだ/コロナショックというよりコロナヒステリーだ/だが癪に障るのは、今回のヒステリーがヒューマニズムで偽装されていることだ/ヒューマニズムは行き過ぎるとファシズムになる。清く正しく美しい善良な人間だけが「まともな国民」で、それ以外は「非国民」だという同調圧力が始まる。コロナヒステリーを機に、健康的にも衛生的にも「キレイな社会」を求める傾向は強まるだろう〉


ヒューマニズムで偽装された社会を拒むようにして、宮崎さんは旅立ちました。


その気持ちが、今、痛いほどわかります。


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PS)

コロナチャンネル #705_


「コロナは空気感染する!」国立感染研究所さん... 今さらですか?  →こちら



明日は、博多。


いろんな人と会えるのが楽しみ。




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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

私にとっての人生とは、愛する人を探す旅です。
命の中で出会いと別れはあっても、愛する人を想い続ける事には変わりはなく、その前で死後の世界の有無も関係が無いと思います。それは無条件に自分を愛してくれる存在に出会って、初めて教えてもらった事でした。
なかなか手紙も書けませんが、先生の毎日のご活躍をお祈りしています。(非掲載で)

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 02:34 | 返信

ニッポン臨終図巻、先生にしか書けない文だ、といつも読んでいて思います。それは町医者としての日常を通じ、一瞬を境にあちらの世界への境界線をいとも簡単に渡ってしまう、人間の儚さを誰よりも知っておられるからではないでしょうか。
病院で人の死に立ち会う臨床医はいっぱいいるけど、先生は患者さんをその人の生活の場である家で診て、看取っておられる所が違う。この世の無常というのは人の死に象徴されることを先生は理屈じゃなく、体感で、肌で、知っておられるから。
申し訳ないなんて思わないでくださいよ、先生。軽妙で飄々としていてまるで先生そのままのような、それでいて古典のように趣のある文。根底に流れる人間愛に、温かい気持ちになれる瞬間を毎週待っている人が私の他にもきっと沢山居るはずです。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2022年04月15日 02:42 | 返信

>(242)作家・元東京都知事 石原慎太郎さん 善にも悪にも見える人間臭さ   →こちら

あの人は色々とねぇ、発言が…でもこのALSの発言は知りませんでした。
コロナが空気感染?エアゾル感染の間違いじゃないですか?
初期から言われてましたし、クラスターや感染の様子からエアゾルだと思ってましたよ。
最近の記事のコメント、先生を心配してるという手厳しいコメント消されたのですか?
同意のコメントが掲載されてないなーと思ったら、みつけられなくて…残念です。
コロナ後遺症調べれば調べるほどに、ワクチン後遺症と同じようなものですね。
味覚障害はワクチン後遺症では聞きませんが、血栓症やだるさ倦怠感、起き上がれないなどは同じですね。
元のコロナを弱毒にして打つというのがワクチンの基礎仕組みだから、当然かなーとも思います。
去年秋くらいからかな?未接種の人で身近な人ではいませんが、実在の反ワクチンのお医者さんが
コロナで亡くなったりしてて…そしてこの春くらいは一般人でも絶対ワクチン打たない主義の人が
若い人含め、コロナにかかって辛い状況になってるのをみると…
打っても打たなくてもリスクはあることが空しい気持ちです。
推進派も、反ワクチンにどちらにも理があるのがわかるだけに…
でもどちらを選択しても、大変になる人がいる
とわかると、どちら側にもいられない自分がいます…

今もう世界が、日本も平常に戻りつつある…そんな中、意外な話を聞くと
コロナはもう安全と言いたいのに、足が止まる自分がいます…

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 03:12 | 返信

長尾先生 こんばんは。

記事を全部拝見しました。若い方もおられましたが皆さん偉業を成し遂げて大往生ですね。

さて、ここで考えるのは自分の死。綺麗な死に方できるかな?楽に死ぬか?苦しんで死ぬか?考えさされました。
とりあえず生きている間は、子供へのワクチン接種の即中止・半強制になっている子供(大人も)のマスク着用撤廃・ブースター接種の危険を微力ながら訴え取り組みます。

お昼はコメント無しで動画を見て、夜のブログでは流れるコメントをONにして見ています。
ファンとアンチが共存していますね。でも本当のアンチならコメントを書かないし動画すら見ないでしょう。
「ファンチ」という中間的な存在ですね。1つの動画でも色んな方がいらっしゃって面白いです。

それで、死後の世界はあると思います。でないと、前世催眠療法がインチキ・嘘という事になります。本物の霊能者もしかり。
信仰の場でも死後の世界を説いていますし、神社仏閣の存在意義がなくなってしまいます。

神仏や霊なんて目に見えない物ですが、何故、信じていない方が毎年あんなに沢山、初詣やお墓参りに行くのでしょうか?
これ1つの不思議。たぶん先生も年間行事のように行っておられる事と思いますが???

機会があれば、この不思議な現象を、ぜひ動画で解説をお願いします。

Posted by 奈良の龍 at 2022年04月15日 03:53 | 返信

コロナ後遺症になられた読者さんへ

漢方治療で回復されたなら本当によかったですね。渋谷の先生が言われた後遺症がまた再発したりいつが完治かわからないというのは、症状が重くて慢性疲労症候群に移行された方という意味だと思います。その他の後遺症の方は脱毛や味覚障害、そこまで重くない倦怠感の方は治ってる方たくさんいるようです。後遺症の方は希望を持ってほしいです。ただ倦怠感があるのに無理に体を動かすのはぶり返すので注意だそうです。
花木先生は
H先生は後遺症の患者さんに取って救世主だったでしょう。どなたが何を言おうとも最高の医師です。
とツイートなさっています。
それから、東大との共同研究で5ーALAが後遺症回復にプラセボ群に比較して有意に効果があると発表されました。値段が高いですが試してみてもよさそうです。

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 06:29 | 返信

こんにちは。

 水島新司さんの野球漫画は、私も読んで
いました。近鉄やホークスで活躍された
山本和範(かずのり)選手、強烈な思い出です。
福岡での引退試合、代打ホームラン。
 打つ前から主催のダイエーホークスと、
相手の近鉄ファンから大声援。テレビをたまたま
付けたら、かっ飛ばしてくれました。

 ソフトバンクファンの方には申し訳ないんですけど、
ダイエーホークスの方が私には収まりがよいのです。
解説は、基さんとか若菜さんで。

 それにしても阪神、絶好調ですな。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2022年04月15日 07:44 | 返信

先生おはようございます。
春眠暁を覚えずですが。
先生は忙しくそんな場合ではありませんね。
白鳥がV字を組んで家の上を鳴きながら飛行していきます。
シベリアに帰るのかな。
面白いのがたまに道を間違えるようで戻って別の方角に。
そして小さいグループもあれば大きいグループもあります。
渡り鳥は皆また飛び立ちます。
亡くなられた事に一筆先生が書かれているとの事。
亡くなられた方は忘却されていきますが文字で先生が残す事で誰かがそれを
見てまた存在を思い出す。素敵な弔いと感じます。
藤子A不二雄さん亡くなりました。
トキワ荘の面々が。。。
ロシアが日本海でミサイル訓練。
牽制とか。
なんだかな~です。ではよい一日をお過ごしください。

Posted by かおなし at 2022年04月15日 07:48 | 返信

長尾先生、おはようございます。毎日本当にありがとうございます。
ニッポン臨終図巻、先生が書かれて、亡くなられた方たちは本当に喜んで心から感謝されていると思います。
何となくですが、亡くなったら人間は純粋な「意識」だけになるのではと思います。
ですから、先生が書かれて皆さんが読まれてその方に思いを馳せることが何よりも供養になり、喜ばれていると思います。
占星術の考え方にもあるのですが、人は大霊から肉体をもって分離し、肉体がなくなるとまた大霊に還っていく、
大河の一滴のような存在だそうです。そしてまた分離して生まれ変わり、次の人生を歩むらしいです。
物理的に証明することは不可能ですが、祈りも亡くなった方たちに必ず届いていると思います。
亡くなった方には、光を探してもらうように祈るのが一番いいと聞いたことがあります。
スピリチュアルな内容全開ですみません。先生の癒しになれば幸いです。

Posted by よっちゃん at 2022年04月15日 07:51 | 返信

臨終図鑑を読んでおります。
芥川賞作家 西村賢太さんの記事に「突然死は総死亡率の2割近くに起こるとされています」と書いてありました。
それを元にワクチン後の突然死を考えてみました。日本で1日に4000人近くが亡くなり、700人突然死で亡くなるとします。ワクチンを1日に最大100万人が打ったとすると、それは人口の1/120にあたります。つまり1日に6人の人がワクチンを受けてから24時間以内に突然死するのは起こりうることと考えられます。わかりやすく言えば、100%安全なワクチンが存在するとして、(そんなものはないので生理食塩水で良いが)、生理食塩水を日本人に100万人打った場合24時間以内に平均6人突然死するということなのです。

私はワクチン後の死亡は関係ないことが多いと言いたいわけではありません。本来はそのくらいの大規模な治験をしたって良いくらいです。
もしワクチン群で100万人接種あたり24時間以内に7人、8人の突然死が出ているのならその増えた分はワクチン原因とわかります。心筋炎は自然発生に比べて明らかに多いのでワクチン原因と判明したのです。

Posted by じゅん at 2022年04月15日 08:01 | 返信

おはようございます。先生明日は博多ですね!私は生まれてずーと福岡ですが…とても住みやすくいい所です😊美味しい物がたくさんあります。博多のよか人達と出会って良い1日にして下さい!
きっとたくさんの人達が先生を待っとうよ!私は行く事が残念ながら出来ませんが、報告を楽しみにしています。

Posted by 博多っ子 at 2022年04月15日 08:04 | 返信

長尾先生、いつも楽しくチャンネル拝見しています。
最近は先生に反対する方がわざわざチャンネルにアクセスして先生の悪口を書きにくるようで、本当に呆れます。
逆に考えれば、そのような人達に都合の悪い真実が先生の影響力で世の中に浸透し始めているという事ですね。
嬉しい限りです。
3回目のワクチン接種の割合ですが、岸田政権が気が狂ったかのように割引だのキャンペーンをやっても接種後に1600人以上が亡くなり、20000人以上が重篤な後遺症で苦しむ実態がバレ始め、接種をしない人が増えた結果、5割に届かない状況です。未接種の私から見れば、まだ40%以上の人が接種しているのかと驚く感じです。

今の自民党やワクチンが遅いなどと言っている馬鹿な野党に投票している限り、世の中は変わりません。
危険なmRNA ワクチンを打たない人が多数派になり、ワクチン反対政党に国民が投票すれば、世の中は変わると信じています。
自己免疫を信じて長尾先生のコロナチャンネルに励まされる人が一人でも多くなるのを願っています。
自己免疫力アップのためにも、是非また長尾先生の替え歌をコロナチャンネルで再開して下さい。
楽しみにまっています。
これからもお体に気をつけて元気にお過ごし下さい。

Posted by 闘う会社員 at 2022年04月15日 08:37 | 返信

先生に書いてもらえる人は嬉しいと思う。

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 08:54 | 返信

いつも、ありがとうございます。ベトナム在勤の息子がコロナに。(ワクチン接種済)出張、飲み会が続いた後急激に体調悪化、会社支給のキットでチェック、2回目に陽性と出て、薬局でイベルメクチン購入し(寄生虫の多い国なので普通に売っており、体調不良の時飲む習慣の人もいるそう)家で養生。1錠目から大量の汗が出て治るのではと実感。結局1週間で、少し咳は残るものの、仕事に戻りました。驚いたのは、去年長い厳しいロックダウンをしていたベトナムが、移動、飲み会自由、さらにオミクロンはすでに風邪として個人対応ということです。日本の2類もイベル隠しも異常。民が賢くならないと、コロナの泥沼は終わりません。3回目接種率がドンドン上がっているのを見るのが、辛いです。

Posted by 鈍色 at 2022年04月15日 09:51 | 返信

物書きとしての長尾和宏氏が医者の長尾和宏氏を苦しめているのだなと思いました。
私は先生の文章のファンです。

Posted by kaoru at 2022年04月15日 10:20 | 返信

「どんな強い人でも
死に向かう時は魂の痛みがあります。
ただただ黙って寄り添うことそれが最後の親孝行なのです。」
ここを読んでじんと来ました。
頑固で怖かった昭和の父が 最後は末期ガンでどんどん弱っていく姿。

毎日のように 寄り添い付き添い 父がとても 小さく見えました。
モルヒネで 意識が薄れて うつらうつらしてる時にも
私が 「今日はもう帰るね」と 声をかけると 口をパクパクして 声にならない声で
「ありがとう、気をつけて帰れよ…」と 掠れた声で 一生懸命に薄目を開けようとして 言ってくれました。
その声は 小さすぎて 唇の動きと 耳を口までつけなれば 分からない程の言葉でしたが
毎回 力を振り絞るように 最後まで 娘の帰路を心配する父でした。

先生、
私はあの世はあると信じてます。
それはいつも 父母の写真に 話しかけているから 。
墓前に行くと やはり会えてる気がして つい 普段よりも報告が増えてしまいます。
そして いつか自分が死ぬ時は
両親が迎えに来てくれるから
怖くないとずっと思っているからです。

あの世があると信じることで私はなんとなく 心が温かくなるのです。

あと 先生…。
こうして 先生と繋がることも 心が毎日温かくなります。

Posted by あずき at 2022年04月15日 11:02 | 返信

アンチってそういうものですよ。
アンチは一番のファンだという皮肉は、昔から言われてます。
熱心に情報取りに行くし、普通知らないことを熱心に調べまわりますから、
愛憎っていいますけど、そういう感情は表裏一体なんですね。
少なくても、無関心な相手ではないことは間違いないです。
興味深々の相手。それがポジティブ感情か、ネガティブ感情かの違い。
無視(スルー)できない相手ということでしょう。

読んだことがなかったので、今回の
<240~249>ドクター和のニッポン臨終図巻 夕刊フジ 毎週土曜連載
を掲載してくださって嬉しいです。
きっとこれまで先生は沢山こういうことをされてると思うのですよね。
人間の寿命には限りあり、そのうち健康で手足も脳も活発なのは限られています。
その期間の間に、優先順位をつけて大事なことを成し遂げていく。
この取捨選択は、簡単ではないですね。地球は活動期にはいってますから、
自然の驚異は高まってます。不慮の出来事にあえば、また予想していたより短くなることも。
周りのノイズ、それは本人にとって心地よいものもあるでしょう。
それを排して自分に問いかけ、選べるか、非常に意思と理性が必要とされる行為です。
私達読者に公開できるものはどんどんしてください。
また今回のような記事を楽しみにしております。

高齢者で死が遠くないものと認識しつつも、終活ができないでいる人は多いです。
未来を見据えなければと本人も思うのでしょうが、介護やら本人の健康不安、忍び寄る認知症、
難しい問題を日本は、コロナや経済問題だけではなく抱えてる気がします。
団塊世代で、大人数に現象が可視化されるときはいずれきてしまいますね。

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 02:25 | 返信

某整形外科医のある本のアマゾンで一部試し読みができるのですが、感染症についても書かれていて、原因は微生物と書いてありました。そこで微生物?イベルメクチン効果はその辺にあるのかもしれません。
アマゾンは必ず低評価も読むようにしていますが、ムック本だとか酷評する人やら何人か。でもそういうことに詳しくないので、試し読みと目次で興味はひかれました。

結局、コロナ・コロナワクチン・コロナ後遺症・コロナワクチン後遺症は繋がってますね。
原因の根底にあるものが同じだから当然といえば当然ですが、でもなぜかこれらが

コロナ→コロナ後遺症
コロナワクチン→コロナワクチン後遺症
分離してるのってよく考えてみればおかしい。

コロナ後遺症をいうところをみても、コロナワクチン後遺症に言及してるところはまずなく、
逆に、コロナワクチン後遺症をいうところも、コロナ後遺症と同列には語らないですね。
まずどちらも同じように言及してるところはみたことがないです。

お互いがお互いに、見たくないものを臭いものにふたじゃないですが、目をつぶってるようにみえてしまいます。
まぁ、コロナ後遺症をいうところは、ワクチン推進派が多く、
逆にワクチン後遺症をいうところは、反ワクチンが多い(コロナは大したことがないからワクチン不要)
自分の考えと真逆のところを認めるわけにはいかない!
だからかもしれませんが、なんだかなという気分になってしまいました。

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 02:41 | 返信

先生、うっとおしいお天気です。明日福岡は大丈夫なのかしらん?台風。
臨終図巻。長尾先生にしか書けないし最後はお医者さんに見届けてもらわないと、それに先生なら病気の事や亡くなられた方の生き様を書いてくれる‥はなむけのお言葉ですきっと喜ばれていると思います。
傷ついた癒し人。
宮崎学さんの記事・・キツネ目の・・新人ナースさんにポカン・・これはポカ~ンとお口ではないですよね?この事件覚えています大阪のどこかの土手の小屋に閉じ込められていた、最近引退されたとか・・テレビで拝見して面影がありました・・江崎社長さん。梅沢富雄劇場、梅田コマに接待で行きました富雄さんめちゃめちゃ綺麗お化粧の力って魔法です 喜劇のお芝居もあり泣いて笑いました30年ほど前の事。
弟孫は朝涙を流しながら幼稚園バスに乗りその様子がネットで観れるのです・・二人のばあばはもらい泣きしています嫌じいじも泣いているそうです。
先生、気を付けて福岡に行ってらっしゃいませ。
博多通りもんね。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2022年04月15日 03:03 | 返信

先生、毎日ありがとうございます。
最後の親孝行。両親は元気にしていますが、その時が来た時、、きちんと向き合いたいと思っています。

イベルメクチンが動画や記事になるタイミングがあれば、教えていただきたいことがあります。個人輸入なので、聞くところがありません。
飲む量などは以前配信してくださり分かります。
一緒に飲んではいけない薬(持病の薬でコレステロールや血圧など)はありますか?普段飲んでいる薬があれば、どうすればよいのか分かりません。

アルコールは飲まないほうがいいですか。
よろしくお願いします。

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 03:05 | 返信

いつも動画コメント見てない人かな?

>最近は先生に反対する方がわざわざチャンネルにアクセスして先生の悪口を書きにくるようで、本当に呆れます。

コロナになってから、動画コメントの悪口はずっとありましたよ。
それで、ワクチン反対宣言してから讃美者が沢山先生についたのだけど、
ウクライナのことで、一気に真逆の立場に行った人が増えたみたいです。
実際、先生の批判動画とも見える反ワクチンの先生の動画のコメントで、
反対側にいったとわかるコメントを書いてる人をみました。
私自身はあの動画は全く共感できませんでしたし、言い過ぎというか、
いくらそう思ってても言い方ってあるって思いましたけど、
動画コメントでは讃美者がかなりいてそれもまたびっくり仰天しましたね。

明らかに、ウクライナへの先生の立場表明から、悪口増えてるから
何が原因か明らかです。

世の中はある人を信頼するというどころか、信者にまでなる人もいますね。
そうなるとなんでもかんでも讃美になってしまうそんな危険性も感じます。
極端すぎると、考えの相違があったときに嫌になる度合いも大きくなるのかな
なんて思ってしまいました。
いくら尊敬する人や好きな人でも、なんかおかしいと思えばそこは相違として
受け取って同調賛成もせず、距離とるだけだけど
色々な人が世の中いるから、なんでも賛成同調っていう人もいるだろうし。

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 03:19 | 返信

「文体は人なり」と言われますが
長尾先生の「ニッポン臨終図鑑」には、先生の人間性が滲み出ていますね。
対象の方への眼差しが、優しい。
その方の、生きてきた道、去り方、人生、命へのリスペクトが根底にあって
だから、言葉が、きれい。
穏やかに散る桜を見る時ような、なんとも言えぬ心地よさを感じます。
相手が、記事になるような有名人であろうと、無名の市井のひとたちであろうと
先生の、その眼差し、姿勢は、まったく変わらないのでしょうね。

私がこの世を去るとき、長尾先生と、愛する犬猫たちが、そこに、そばにいてくれたら
どんなに安心して、幸せに逝けるだろう、、思わず夢想してしまいました。
尼崎の方がほんとうに羨ましいです!

Posted by コインには裏と表がある at 2022年04月15日 06:56 | 返信

先生、毎日 とても勉強になる発信を ありがとうございます。
先日 知り合いの70代の方と
久しぶりに 連絡を取りましたところ、
ワクチン未接種でした。
ご本人は 長年の糖尿病と 心臓病の 持病のある方です。
高齢者で 持病があるので 当然 早期に 打つ選択をされている事かと思っていたので
内心 驚きました。
聞いたところ、主治医から 止められたそうです。 ご本人も 「1000人以上死者が出てるのに 怖くて打てないよ」との
事でした。
そういうアドバイスをしてくれる医師がいた事も
内心 嬉しく思いました。
当然、ご本人は 今日まで 罹患することも無くお元気に過ごされていました。

Posted by Yyy at 2022年04月15日 09:09 | 返信

先生 明日の分で結構です。
見つけてしまいました、9月のハンガリー医科大学での講演。4つの国立医科大学は有名ですよね、来年はぜっつたいに海外に行くと宣言していましたねそういや。知り合いの医師も奥様も一緒に海外に講演半分・・リフレッシュ半分に行かれてます。
60回ってからようやく人任せしてもいいかと思うようになったから・・パリに行ってましたツールド自転車競技に参加です。
先生もこの二年間誰よりも動いて昼夜なく動いていましたものね・・毎日現地からのニコ動お願いしますね景色も入れてくださいね。

日本人の医学生方も喜ぶことでしょうね。街並みも綺麗です、音楽も盛んです。何か寂しいです日本に10日以上居ないなんて
関空に送りに行こかな横断幕持っつて。
このコメントは・・。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2022年04月15日 10:16 | 返信

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関及び 厚生労働行政推進調査事業研究班の所属医療機関(令和4年3月7日現在)
の協力医療機関に「兵庫県立尼崎総合医療センター脳神経内科」が載ってましたが、コロナワクチン接種後の場合は診てくれないんですか?それとも診るけど原因不明で長尾クリニックにそのあと来てますか?
この表に全国でたくさん病院が載っていました。

Posted by 匿名 at 2022年04月15日 10:25 | 返信

私もIVMを個人輸入して持ってます。
FLCCCのイベルメクチンのHPで、お問い合わせ・よくある質問・イベルメクチンの安全性の中で以下の記述があり、
「医薬品参照基準によると レクシコンプ、イベルメクチンとの使用が禁忌である唯一の薬剤は、抗結核ワクチンとコレラワクチンの同時投与ですが、抗凝固剤ワルファリンは用量モニタリングを必要とします。」
さらに詳細は、drugs.com/ivermectin.htmlを見ると、
「イベルメクチンはワルファリンの効果を高め、出血を起こしやすくします。 」とあったので、大学病院の主治医に「感染したらIVMを服用したいので、ワルファリンは処方の半分で良いか?」と相談して、同意してもらいました。

藤原一正から匿名への返信 at 2022年04月15日 10:59 | 返信

敬愛する長尾先生
こんばんは!臨終図鑑興味深く読ませていただきました!優しさと文才に溢れる長尾先生に書かれるなら光栄だと思います。 命の大切さや、死を身近に見てらっしゃる先生だからこそ書けるんだなぁと感じます。ひとはそれぞれ人生のストーリーがありますね!個人的には死んだら何にもできないからどう生きるかが大事だなぁと思います。時にに生きてるのが辛いこともあるとは思いますが。。でも人間の不都合な理由で命が取り去られるのはほんとうに理不尽すぎていやです!!。みんなが平和でハッピーであってほしいなぁ。と思う毎日であります。今日は博多講演頑張ってください〜素敵な出会いがありますように!美味いもんも召し上がってきてくださいね!深夜にも関わらずエイエイオー!不掲載で大丈夫です。今からコロチャン見にニコニコしてきます。おやすみなさいませ。

Posted by ぽん吉 at 2022年04月16日 01:32 | 返信

長尾先生、連日お疲れ様です。
明日は福岡でシンポジウムですね。ご健闘を祈ります(これ以上は中々ないレベルの超豪華ラインナップですね!!)
夕刊フジにこんな連載をされていたんですね。本にしても良いレベルの良い文章だと思いました。
私自身は高齢者のデイサービスで勤務しています。
昨日まで元気だった高齢者が容体が急変して、そのまま無くなるケースを何度も経験しています。それは虚しいか?と言うとそんな事はありません。
「一期一会」とでも言うのでしょうか?だからレクリエーションをする時にたまに思うのです。
「少しでも楽しい思い出になって欲しいな」と思います。
認知症があれば楽しい記憶は忘れてしまいます。しかし、楽しい気分はその時味わえます。
私も認知症ではありませんが、程度問題です。いちいち全ての経験を記憶していません。しかし、楽しい気分・思い出はやはり嬉しいものです。
唐突ですが、旧約聖書「コヘレトの言葉」から引用します。
「賢者も愚者も、永遠に記憶されることはない。やがて来る日には、すべて忘れられてしまう。賢者も愚者も等しく死ぬとは何という事か(略)すべては塵からなった。すべては塵に返る。人間の霊は上に昇り、動物の霊は血の下に下ると誰が言えよう。人間にとって最も幸福なのは、自分の業によって楽しみを得ることだとわたしは悟った。それが人間にふさわしい分である。死後どうなるのか、誰が見せてくれよう(略)たとえ、千年の長寿を二度繰り返したとしても、幸福でなかったら、何になろう。すべてはのものは同じ一つの所に行くのだから」
生きている内が花・・確かにそうも思いますが、「今、自分と人の人生」を「死」の側から見つめるとき「本当に価値ある人生は何だろう?」とも思います。「この小さい者一人にしてくれた事は私にしてくれたことである」新約聖書・マタイ福音書より。一回きりの人生で私は何が出来るのでしょう。その具体的な目の前の「小さいもの」に何が出来るのか、ふとそんな事を思います。

Posted by グッビオのオオカミ at 2022年04月16日 01:54 | 返信

余談です。
映画「記録映像・ワクチン後遺症」のシンポジウムは12/25でクリスマスでした。
偶然にも明日4/16のシンポジウムはイースター前日の「復活徹夜祭」の日です。
イエスの受難を記念するミサが前週の日曜日「枝の主日(受難の主日とも今年はルカ福音書の受難の描写)」。
その次の週の木曜~日曜までを「聖週間」と言います。聖木曜日はヨハネ福音書の「最後の晩餐」の描写、聖金曜日はヨハネ福音書の「受難」の描写、土曜日は復活徹夜祭で旧約聖書から朗読し、ルカ福音書の「復活」の描写、日曜日は復活の主日でヨハネ福音書の「復活」の描写。この春分の日の最初の満月の次の日曜日を「復活祭(イースター)」にしています。
ちょうど冬から春になり新芽や新緑が出て命の再生を暗示する事から、祝うのでしょうね、きっと。
ゲンを担ぐわけではありませんが、そのシンポジウムが「コロナ禍(情報災害と薬害)」からの日本の復活に繋がる事を祈念いたします。

Posted by グッビオのオオカミ at 2022年04月16日 02:15 | 返信

今晩は。
臨終図鑑、素晴らしいです。御遺族の方々も満足してるのでは⁉︎
梅澤さんは、8人兄弟姉妹。御母様は、出兵された御父様や劇団員の留守中、どんなに大変だったでしょう。
ー第二回『母 龍千代』梅沢富美男チャンネルーを読みました。

ヒューマニズム・ファシズムという造語が有るんですね。
人命の尊重や人道を盾に人を抑圧する思想。嫌ですね。
世界中のリーダーが言われた事をベラルーシのルカシェンコ大統領が随分前に告白してますね。
世銀とIMFが、約1071億6000万円の賄賂と引き換えに要求した事は、極度の都市封鎖、マスク強制、厳しい門限、警察国家、経済破壊。
これらは、コロナ騒動を利用して、国際金融資本が、巨額の金を投じて、全世界で実行しているキャンペーンです。とても鬱陶しいです、特に肉屋に擦り寄る豚達が。

わざわざ空気感染と言わないで「コロナ枠沈のスパイク蛋白は、蝙蝠由来の呼吸器系ウイルスなんかじゃなくて、中国のあまがさ蛇とキングコブラの毒です、1人分24万円のレムデシビルは、蛇毒です」って、本当の事を言えば、いいのに。何故、日本政府は、言わないのかな?
ピッツバーグ大学のビン・リュー博士は、2020年5月に不気味な死に方で亡くなりました。
スパイク蛋白=蛇毒と発表したら国際金融資本家にとって、マズイらしい。
ブライアン博士には、殺害予告がされているけれど、カリフォルニアのソーク研究所も去年6月に言ってた事です。
この事は、誰も信じないだろうから、随分前に大切な人達にだけ伝えました。

2020年には、19種の蛇毒蛋白が、分離されました。
この研究資金は、ロシェの子会社Genentechが提供しました。
2011年Genentechから研究施設を買い取ったのが、デムデシビルを製造しているギリアド・サイエンスです。

2015年に蛇毒とハイドロジェルを利用した止血の研究がされました。
ダイナビーズ技術(磁性金属ナノ粒子)で包み込みます。
蛇毒を水を通して取り込むと脳に行き、横隔膜が麻痺して、呼吸に問題が起きます。
彼らのやる事が悪魔の仕業そのもの。
毒蛇の神経毒(スパイク蛋白)は、ニコチン・アセチルコリン受容体を介した伝達を阻害します。
なので、喫煙者は、蛇毒が、作用しにくい。

野口英世は、ロックフェラー財団で蛇毒の研究と枠沈の人体実験をしていました。
千円札の顔に野口がなった時、枠沈、蛇毒が、頭に上りました。
そして、枠沈のスパイク蛋白が、蛇毒だと分かったので、ストーンと納得出来ました。

水道水は、気を付けた方がいいと思っています。
麻生太郎氏の娘婿の水男爵が、日本に進出しています。
尼崎市もそうです。
水道事業に参入されたら、何を入れるかわからない。

福岡、行ってらっしゃい。

Posted by 三毛猫 at 2022年04月16日 04:15 | 返信

ワクチン後遺症を診ている医師が、自分の患者について論文を書くと言ってました。なかったことにされないようにだそうです。
長尾先生は、外野の野次は気にせず、これまで通り患者さん治療に専念してください。
全国でワクチン後遺症を診る医師が増えて、治療法が確立することを願っています。

Posted by 匿名 at 2022年04月16日 05:43 | 返信

先生、こんにちは。
博多はいかがですか?
また博多の魅力を教えてくださいね。
私は数年前主人と中洲という所で屋台巡りをしました。
地鶏にゆず胡椒を添えたお料理と、明太子を包んだ卵焼きがとても美味しかったです。
屋台で教えていただいたもつ鍋のお店も、モツが食べられないと思っていた私でも美味しくいただけてもつ鍋のイメージが変わりました。
九州の方はあたたかくて優しくどこかゆったりとされていて、大好きです。
先生、もしお時間がありましたら是非柳川下りもされてみてください。
船頭さんのお話しやお歌も楽しいですし、私は夏でしたが春の水郷もどれだけ素敵かと思います。
北原白秋の想い出の地ですから、トロイメライが似合うようなレトロな街並み、美味しい鰻のお店やお茶屋さん、素敵なカフェもあって楽しかったしまた訪れたいです。
北原白秋の生家で購入したり詩集絵本は宝物です。

ニッポン臨終日記のご紹介ありがございます。
また楽しみに読ませていただく連載が増えました。
私は先生が書かれる文章が大好きで、北原白秋のようにリズム感があり大変読みやすく、たくさん読んでも疲れることがなく、とても心にすっと入って来ます。
お亡くなりになられた方への優しさや敬意が感じられて、その方の知らなかった人となりや医学の知識も教えていただけて、どの記事も出会えてよかったと思うものばかりですから、他の記事も全て読ませていただきますね。
先生は謙遜を通り越して時折自虐的になられますね。
そんなところも面白くて^^

お気を付けていってらっしゃいませ。
笑顔の多い旅になりますように。

Posted by カノン at 2022年04月16日 11:15 | 返信

>ご本人は 長年の糖尿病と 心臓病の 持病のある方です。
>高齢者で 持病があるので 当然 早期に 打つ選択をされている事かと思っていたので
内心 驚きました。
>聞いたところ、主治医から 止められたそうです。 ご本人も 「1000人以上死者が出てるのに 怖くて打てないよ」との
事でした。

持病のある方で打ったほうがいい人、打たない人がいい人に分かれるみたいですね。
海外では、日本以上にはっきりワクチン打たないほうがいいという医者が去年からいるみたいです。
海外在住のブロガーさんのブログで知りました。その人はコロナ前から海外在住者としてブログをしています。コロナ後から突然書き始めたわけではないので信憑性は高いと思っています。

心臓病がネックだったのかもしれませんね。
海外の医者のケースははっきりワクチンはあなたの場合は打ってはダメ。
死ぬよと言われたそうです。しかも接種しようと思っていった場所でです。
それに追加で、あなたの場合はワクチンは打ってダメなだけではなく、もしコロナになったら
重症化するから気を付けるようにとアドバイスがされたそうで、随分日本の医者と違うと去年思ったものでした。
細やかにその人個人に合わせて接種すべきかどうかを判断し、なおかつコロナになった場合の
危険性までその場でアドバイスできる医者が日本にどれくらいいるでしょうか?

Posted by 匿名 at 2022年04月16日 08:57 | 返信

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がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

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