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「人生会議」は機能しているのか

2022年04月20日(水)

コロナ禍ですっかり忘れられてしまった、3つの言葉がある。

「地域包括ケア」、「認知症ケア」、そして「人生会議」だ。

人生会議は鳴り物入りの国策だったけど、機能しているのか。

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今月、僕にはたいへん興味深い調査結果が

がん遺族会「青空の会」の会報にあった。


「ACPについてのアンケート」報告 →こちら



この報告によると、人生会議を知っているという人は4~5人に一人しかいない。


まずは、こんな実態を国や厚労省や医師会は、しっかり受け止めるべきだ。




「リビングウイル」を否定する代わりに導入した「人生会議」だったのに。


あれだけの税金をつぎ込んで宣伝した「人生会議」のはずだったのに。


すべての医学会のメインテーマが「人生会議」だったのに。


吉本の小藪さんを起用して多額の税金を投入してポスターも造ったのに。


いずれにせよ、コロナ禍までは、「人生会議」一色だったのに・・・・





7割の人が知らない。


おそらくほとんどの医者もちゃんと知らない。


今や、見るかげもない「人生会議」。




研修医はみな「ACPを取る」と平気で言っている。

それを教える指導医が「ACP取ったか?」と聞いている。


大学や病院には、リビングウイルや人生会議を知る医者がいない。


だから、本人意思と真反対の医療を施された患者が在宅に帰ってくる。

主治医の勝手な思い込みを患者さんに強要しているケースを散見する。




まして、「コロナ感染と人生会議」については、大御所たちが

「人生会議はコロナとは関係ない」なんてことを言いだす始末。


もちろん、間違い。


でも、医学会のトップが間違ったことを発信している、混迷の「人生会議」。

終末期医療やリビングウイルや延命治療を議論してこなかったツケ、である。



「人生会議」という意思決定法は、ちゃんとやれば、いい方法だと思う。



しかし、いくつか条件をつけるべきだ。


1)人生会議の核は「リビングウイル」である


2)つまり「本人の意思」を「忖度」するのが人生会議。


3)認知症の人には「ベストインタレストの推定」に刑法でお墨付きを与えるべき。




参議院選が終われば、再び、リビングウイルや人生会議の

法的位置づけが、国会で議論されるのであろう。


それまでに、僕が書いてきた、終末期医療に関する

20冊以上の本を読んでくれたらいいなあ。





PS)

コロナチャンネル #710_


ワクチン後遺症当事者も、メディアも!福岡のシンポジウムは熱かった!!  →こちら




29日の午後は、札幌でも熱く語るよ!  →こちら


29日の午前は、「人生会議」を熱く語るよ! →こちら

こちらは無料だよ。




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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

スウェーデンに移住した日本人医師・宮川絢子(みやかわあやこ)さんによる、最新の現地報告レポートを読みました。
★子どものマスク、ワクチン接種を推奨せず… 「コロナ終結宣言」スウェーデンに学ぶ教訓
デイリー新潮 週刊新潮 2022年4月14日号掲載


スェーデンはコロナ終息宣言していますから今回は総括的な検証記事の趣で、日本が学ぶべきことがあまりにも多い!と感じました。以下に、レポートの見出しだけ並べてみます。(見出しだけでわかります、わかる人には)
「緩い対策」を選択
ほぼ通常の生活を送った子どもたち
トリアージは姥捨山か?
介護施設では何が起こっていたのか
治療の優先順位をつけるのが日常
年齢でトリアージしているとの非難は誤解
助けられる命に医療資源を集中させるべき
「失敗への寛容さ」
政治家、省庁への信頼
にわか専門家が登場しないメディア
国民が分断されなかった
12歳未満の健康な子供には接種を推奨しない
国民が分断されなかった(2回目)


スウェーデン成熟しています。素晴らしい。羨ましい。
おもわず「スウェーデンに生まれたかった! 移住したい!」と思いましたが、現実には私も長尾先生と同じで与論島への移住希望です(笑)

Posted by みるく改めミルク at 2022年04月20日 11:13 | 返信

先生、昨日の孤独のお話の続きで すみません。
義父は 大勢の人が集まる
デイサービスが苦手だったんです。
でも散歩は好きで 認知症があったので よく迷子になりました。
義父は一人暮らしで こもりがちになり 認知症になりました。

私は コロナ前に 家事援助のお仕事してたんですけど
時間制なので ドタバタと家事を済ませ 報告書に記入、時間通りに 終了して また次のお宅に行かねばなりませんでした。
でも 最後にちょっとでも お話すると どんどん
会話が弾むんですよね。
趣味の物を 奥から出して 見せてくださったり。皆さん 人との会話をとても望んでいますね。
私は 人生経験豊富な ご年配の方とお話するのが好きです。心が和み、勉強になりますね。

家事援助+ 「お話し時間30分~1時間くらい」がセットだったらいいのにと 常に思っていました。

一人暮らしで こもりがちなお年寄りに話し相手巡りのお仕事やボランティアがあったらいいのにと思います。

「けったいな町医者」の中で 先生が八代亜紀の歌を 患者さんに歌わせる シーン 大好きです。
先生の訪問は 温かいですね。

人生会議。
我が家は コロナ禍で夫婦で改めて確認しました。

先生 美味しいもの 沢山召し上がりましたね。♪
聞いてて お腹いっぱいになりました。(笑)

Posted by あずき at 2022年04月20日 11:30 | 返信

先生、お疲れ様です。博多でのシンポジウム大成功良かったですね、きっと少しずつでも真実を知り、自分の頭で考えて行動できる人が増えていますね!私も微力ながら映画上映会を広げるなどできることを続けていきたいと思います。いつも先生のブログで元気と勇気を頂き😢感謝です

Posted by あん at 2022年04月20日 11:36 | 返信

先生、おはようございます。
今朝、散歩をしていますと"あら?あなた久しぶりだね元気だったの?"と声をかけられました。
満面の笑みの高齢の女性で私は全く知りません。
だけど私は"元気でしたよ~久しぶりですね?元気でしたか?"と返事をしました。
"私は頭はパァ~だけど体は元気だから!"と彼女。
"久しぶりなんでご一緒していいですか?"と私がいうと退屈してたからと彼女。色々話を聞きました。自分の名前はなんだったか忘れた。子供は二人男女で名前は昔のことで忘れた。家は確かこの辺。
着ているズボンは火で焼けて穴が2か所。髪はといていません。
彼女は"私は何にも役に立ってない生きてても迷惑だから早くお迎えが来てほしい何にも生きてて楽しくない。老人クラブもコロナでなくなった。一人暮らしポックリ逝かないかな"そう言っていました。
私は"ほら、色んな家の屋根や壁綺麗な色にしてますね?お花も面白い花綺麗な花が沢山植えてます。これを見ただけで今日は人生儲けましたよ"私はそう言いました。"それにまだ役目があるんですよ。頑張って一生懸命生きてきたご褒美を貰う役目がまだ残ってますから楽しみにしてないと"そう言いました。彼女は"そんな考え方があるんだね~今日は人と話せて良かったよ"そう言いました。私は頭で包括か・近くに老人ホームがあれば情報入れて助けて貰おうかな。。と考えながら、高齢の女性の昔話から彼女は名字を思い出し近所の人を思い出したのでそこにむかい近所の人に彼女の事を説明し帰宅してきました。近所の人が"外に出るのに穴が開いたズボン履いて!だらしない"と彼女に言うので"これはダメージジーンズみたいなお洒落なんですよ?ね?"と私が言うとご近所さんも彼女も笑ってました。
だけど歩きすぎました~家がわからずぐるぐるで。
先生、地域包括ケア町内会編です【笑】では良い1日を。

Posted by かおなし at 2022年04月20日 11:58 | 返信

長尾先生こんにちは
私、はからずも人生会議の第一回目をこの前母としたかもしれません
けったいな街医者をみて、
先生の本、ブログを読んで、
「母のかかりつけのお医者さんってどんな人なのかな?」
と思うようになり、
この前電話でいろいろ母から聞いたところだったんです♪
母はかかりつけのお医者さんに、
10年以上外来でお世話になっているらしく、
在宅医療(夜間もOK)も訪問介護もしてくれるところでした。
お医者さんと信頼関係もあるみたいで、
聞いといてよかったな、と思いました。
母の言葉
「私ね、どうせ死ぬのにたいそうなことしてもらおうなんて思ってないの。
もうね、あそこの病院でいいし、苦しまず死ねたらそれでいいわ。適当でいいからね」
と言われました。
胃ろうも人工呼吸器も望んでない、とのことです。
頭の回転はとっても早いので、認知症はまだ大丈夫そう。
なかなか自然な会話の中ででてこない話題なので、
たまに少しずつこれからも聞いてみようかな、と。
先生の尊厳死に関する本はまだ読んだことがないんです。
また読ませてもらいますね♪
そんなわけで、
いつも先生ありがとうございます!

Posted by こやま at 2022年04月20日 11:58 | 返信

ACPのことは知りませんでしたが、人生会議のことは知っていました。小籔さんのポスター覚えています。人生の最期のことを話すのがタブーと思ってる人もいるかもしれませんが、いつがその時になるかはなかなか予想できませんし大事なことなので、誰もが頭がはっきりしているうちにどうしたいか家族に伝えといた方が良いと思います。例えば延命治療はどうする、心臓マッサージ、人工呼吸器、などです。

私は両親義両親のうち3人を見送ってますが、一人一人最期は全然違うパターンです。
一人は元気でいたのに突然心肺停止になり、蘇生したのですが、救急医から電話がかかってきて「人工呼吸器にしないと助かりませんがどうしますか?すると外せなくなるからご家族が大変になることがあります」と言われました。私は「えっ人の生き死にが私の決断で決まっちゃう?」と思いましたが「その後のことは私たちが考えるからとにかく挿管してください」と頼みました。結局そのあと二日間生きてて亡くなりましたが、田舎から兄弟が出てきて生きているうちに会えたし、兄弟、孫などが本人に声をかけることが出来たので人工呼吸器の選択は良かったと思っています。これは人それぞれ考え方が違いますね。

Posted by じゅん at 2022年04月20日 12:21 | 返信

エンディングノートは書いていますし、LW協会にも入っていますが、今朝から2時間、不整脈が止まらず、明日死ぬのか?と思ったときに考えたのは、「定期預金解約してキャッシュカードで使えるように普通預金に入れとこ!」でした。
まあ。夫の鍼灸治療で、今はこれ書けています。いつ何時どうなるかわからん今日この頃。毎日大切に幸せを感じます。

Posted by かわい at 2022年04月20日 12:44 | 返信

敬愛する長尾先生
今日は晴れておひさま日和で、朝から日向ぼっこで背中を温めてイイ気分でビタミンD生成しました。太陽がくれる1時間のエネルギーだけで地球一年分養えるエネルギーに相当するのだとか。自然がくれるものは無駄がないです。そして長尾先生が下さる情報もいつも有益で頑張るエネルギーになっております。ACPについて知りませんでしたが、介護福祉士の友人がお母様の延命措置しない。みたいな遺言書みたいな資料を見せてくれたことがありました。それなのかな?今日もすごく良い資料を載せて下さりありがとうございます。いつか経験することだから今から学びたいです。親のターミナルケアにはいった友人にもシェアします!すごく助かります!本来なら介護が始まる前に話し合っておくほうがいいのでしょうね。先生20冊も書いておられたのですね。凄すぎます!みんなが良い終わりを迎えられるようコツコツ尽力してくださってありがとうございます!生と死、おぎゃぁと生まれるのは喜びだけど、死という終わりを迎えるのは辛いことだからこそ、本人も家族も納得できて、かかりつけ医さん、ケアマネさん、その他関わる方々と相互コミュニケーションとって心地よい終わりを迎えれるのが理想ですね。先生が訴えつづける理想の週末医療が実現しますように。いつも世のため人のため、心身共に痛みをとってあげたい!ってゆう長尾先生の優しさは背中に当たるおひさまの心地よい温かさに似てる気がします。長尾先生これからもいろいろ教えてください!昨日のコロチャン福岡レポートも有意義だったとのこと嬉しかったです!札幌講演も素敵なものになるでしょう!応援しております!今日もココロもポカポカでエイエイオー!

Posted by ぽん吉 at 2022年04月20日 01:12 | 返信

こんにちは。

 生きることの中に、死に様もあると考えています。
最後の大仕事。

 ばあちゃん、じいちゃん、ありがとね。

 そう思ってもらえたらいいけれど、ご本人の意思や
人生観がつまった人生会議に参加できるのは、大事な
人生の勉強と思っています。

 コロナ5類とは別に、面会制限はどうなるのでしょう?
また、4回目接種に医療従事者を含む含まないと意見が
分かれているようですが、医療従事者の意思表示をみたい
ものです。抗体原罪で旅立っちゃうかもよ。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2022年04月20日 02:37 | 返信

アンケートの回答者は看取りの経験者ばかりなのにACP、人生会議共に2割ちょっとの人しか知らないという事実。
親の老いですら受け容れ難いのに、親の死を受け容れられる? かつて脳死・尊厳死という表題の付いた本を闘病中だった父の枕元に見つけ、そんな本など読んでないで、生きる事だけを考えて欲しい、と私は懇願した。その時は幸い回復したが、それから7、8年して脳梗塞で倒れ、延命治療はされないまま、2日後に父は逝った。駆けつけた私が担当医に延命を望むか聞かれた時、既に気持ちは固まっていた。思えば倒れたという知らせを電話で受けた時点で、初めて私は父の死を受け容れる覚悟を決めたんだと思う。父のように多くの病を持ち何回も入院、手術を経験しているような場合ですら、子が親の死を受け容れるのはたやすい事ではない。小学生位の時から教育の中で取り入れられないと今の日本人には無理なのでは、と思う。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2022年04月20日 05:12 | 返信

「人生会議」は、名付け親の政府委員会構成メンバーに吉本芸人が入り、ポスター作成を吉本興業に丸投げしたアヘ=ヨシモト癒着あたりから、知っちゃか滅っちゃかになってもた。
仕切りなおしてまともな委員会論議を公開してやってほしい。ポスターは随意契約ではなく指名競争入札でやってほしい。いや公募のほうがいいか、国民的関心も巻きおこせるかもしれない。
国民の一人として、長尾先生を新委員長にすいせんします。みなさん、いかがですか。

Posted by 鍵山いさお at 2022年04月20日 09:41 | 返信

先生・・夜分にすみません。今頃先生は札幌での講演の案を練っているのでしょうか?
今の季節が良いですね・・関西も新緑が美しいし、今はお洒落が出来ます。もう少しすると汗をかかないように涼しげな服装選びになります。汗っかきなんです。
先生の専門は癌や認知症や在宅医療・・あの最初のワクチン騒動のYouTube窓ガラスを割られた事件 凄まじかったですよね、世界中がコロナ一色だった・・少し過去形になりました。その後のコロナとワクチン後遺症・・映画。先生も忘れているわけでも無いけど体は一つ。一日が36時間だっつたらな~ぁと思った頃もありました 私の人生にでも。
でも先生が夜中に起こされることが無くなったことが私の喜びでもあります。よかったヨカッタ。

ステロイド・・懐かし。
娘と今日は15年ぶりに環状線に乗り 梅田に連れていかれました 夕方は孫二人と公園遊び弟孫は鼻水ズルズル花粉です
明日はお暇を貰います。

先生おやすみなさい。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2022年04月20日 09:59 | 返信

長尾先生、連日お疲れ様です。
講演会に次ぐ講演会。ただ、頭が下がります。
「仏教と医療」って良いですね。生・老・病・死や森羅万象。一切の衆生は悉く仏性有り。そして微生物、ウイルスもまたその営みの一つですね。
実はキリスト教でも中世イタリアの修道僧のアッシジの聖フランチェスコが生前「太陽の讃歌」と言うのを残しています。一部紹介させて下さい(今日のブログに関係あれば嬉しく思います)
「(略)私の主よ、あなたは称えられますように
   私たちの姉妹である
   母なる大地のために。
   大地は、私たちを養い、治め、
   さまざまの実と
   色とりどりの草花を生み出します

 私の主よ、あなたは称えられますように
   あなたへの愛ゆえに赦し
   病と苦難を
   耐え忍ぶ人々のために。
 平和な心で堪え忍ぶ人々は
   幸いです。
   その人たちは、
   いと高いお方よ、あなたから
   栄冠を受けるからです。

 私の主よ、あなたは称えられますように
   私たちの姉妹である
   肉体の死のために。
   生きている者はだれも、
   死から逃れることが出来ません。(略)」
死も病も、大地の恵みと美しさも共に、世界の一部という事でしょう。
”ウイルス”と言う概念自体がないので出て来ませんが、その修道僧が知っていれば多分ウイルスも含んだでしょう。
その「平和な心で堪え忍ばれ」た死。
誰もが聖人君子ではありませんし、そんな必要もないでしょう。しかし人生の終わりは全員あり、致死率は100%。
平和な死を迎える事は、とても大切な気がします。
すいません。つい長文になってしまいました。
お仕事も講演会も頑張って下さい。健闘を祈ります。

Posted by グッビオのオオカミ at 2022年04月20日 11:04 | 返信

昨年末に、長野で長尾先生の映画を鑑賞し、ご講演を聴かせていただいたものです。
その頃から寝たきりの母の介護をしていたのですが、母が3月末に亡くなりました。
母が寝たきりになったきっかけは、主治医に処方された安定剤(デパス)を飲み、筋弛緩効果により、足元がふらついて転倒したためでした。
寝たきりになってからは、廃用症候群となって、みるみる体が弱り、3ヶ月ほどで他界してしまいました。
あの時、デパスを飲んでいなければ、要介護2で自立した生活ができていた母は、今でも生きていたはずと思っています。
主治医や看護師さんは、デパスの副作用を認めません。
デパスを飲まされた理由は、不眠などではなく、時々胸が苦しいとの訴えがあったためですが、そのために安定剤を飲ませるという説明はありませんでした。とくに安定剤を飲ませる必要はないので、私は飲ませませんでしたが、ヘルパーさんに飲まされてしまいました。
処方されたデパスの容量もわからず、このような話をしても長尾先生にコメントはいただけないと思いますが、どうしても主治医に対する違和感がぬぐえず、書き込みをしてしまいました。
薬物の副作用には、本当に気をつけなければいけないと思います。
ちなみに、母も私もワクチンは接種せず、看護師さんやヘルバーさんからのシェディングに悩まされ、私はイベルメクチンを時々のんで凌いでおりました。
今は、その点では解放されております。
これから自分も、エンディングノートを書こうと思っています。
若草の緑が美しい季節、どうぞお健やかに、ご活躍下さいますようお祈り申し上げます。
 

Posted by 蔦 at 2022年04月20日 11:50 | 返信

久々に家族葬でないお葬式に行きました。故人は父の故郷にいる従姉の方で、享年97歳。
70歳超の息子さんが喪主の挨拶で、時折声を詰まらせながら、終末の経緯を話されました。
特養から体調を崩して病院に入院。生前の故人の意志に従い、延命はせず点滴だけで見守り。
半月足らず、最期に急変して亡くなった時には、これで良かったのかと自問自答したけれど、
死亡診断書に「老衰」と書かれているのを見た時に、
「その時が来たら、楽に逝かせてくれぇ」と言っていた、母の望みが叶ったんだと納得した・・・
会場のあちこちですすり泣き。私もじんわりきながら、これも平穏死なのかなぁと思いました。

出棺を見送った後、久々に会った叔母と食事をしました。故人が結んでくれた縁です。
その時に聞いた話。ここら辺ではこの頃は、普通のお葬式もするようになった。
ただ今年は1月から葬式が多い。亡くなるのは年寄りばかりで、コロナではないけれど・・・

Posted by taco at 2022年04月21日 10:27 | 返信

先生
いつもお疲れ様です

連休でまた感染が広がるとか
出かけたり 集まったりすることが
悪いことのような…
気にしない人たちはどんどん飲みに行ったり
してるのに…

いまだにワクさえ打てば大丈夫みたいな報道…

早く5類にしてくれたら 怖い病気じゃなくなるのに…
5類にしたら医療費が自己負担で何十万もかかる?とか
脅すニュースもあって…

早く心穏やかに暮らせるようになって欲しいです

Posted by つぼ at 2022年04月21日 01:56 | 返信

よく分かりませんが、結局自分の家で自然に死にたいと思っている人は多いです。
両親二人が入院はしないで、自分の家で寝ている。近くに住んでいる息子夫婦が朝は嫁さんが来て、昼はヘルパーさんが来て夜は遅くまで息子さんが来ている。
よく嫁さんも息子さんも倒れないなあと近所は心配しているけれど、皆そっと見守っているしかない。
50年近く短いようで永い付き合いもあった。意見の相違もあった。
けれど、子供が親を介護するとか見守るのは静かに応援するしかない。
人生会議とか「最後は自然のままでよいですか?」とか「延命治療を望まれますか?」と施設では聞かなくてはならないかもしれないけれど、自分の家では聞かなくても自然に任せる。
それでよいと思います。

Posted by にゃんにゃん at 2022年05月01日 01:03 | 返信

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