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認知症の家族介護 10のやめどき(前編)

2022年05月10日(火)

認知症の介護に関する質問を受ける機会が増えている。

しかし、「家族介護のやめどき」も知っておくべきだ。

僕の経験を「月刊ケアマネジメント」の連載に書いた。

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月刊ケアマネッジメント2022年5月号 


「認知症の家族介護 10のやめどき」前編 こちら



現実的な問題は残る


ケアマネさんは、認知症の人の療養の場についての相談を受けることはよくあります。長引くコロナ禍において面会制限があるため、認知症の人を施設入所させることを躊躇するご家族が多い一方、在宅介護の限界を感じている家族も増えているように思います。これまでは認知症の人を地域で診るという国の方針について解説してきました。


そして「認知症になっても住み慣れた地域で最期まで暮らせる街づくり」という講演を全国各地で何十回もしてきました。しかし「それを診てくれる医者がいない」とか「仕事があるので無理」という声も沢山寄せられました。介護保険は、要介護5であっても24時間のなかの2時間しかカバーしてくれません。残りの22時間は家族などの介護保険外の労力があってこそ在宅療養が成り立っているのも認知症介護の現実です。


介護の悩みは、いくら認知症専門の医療機関に行っても解決しません。日々の生活の問題ですから、医師よりもケアマネを頼るしかありません。 僕の盟友である認知症介護者を支援するNPO法人「つどい場さくらちゃん」代表の丸尾多重子氏の発信とは真反対のテーマになるかもしれません。しかし今月と来月の2回にわたり、「認知症の家族介護 10のやめどき」を書いてみたいと思います。


結論から言うなら、「家族介護のやめどき」はある、と思います。ケアマネさんの雑誌ですから理想論ではなく、できるだけリアルな部分を述べてみます。ひとつでも参考になれば幸いです。




1) そもそも家族に愛を感じない  


僕は、開業してから27年間、3000人以上の家族介護をされている認知症の人を診てきました。現在も外来通院や在宅医療で約400人の認知症の人の在宅療養を診ています。その膨大な経験から言えることは、「ああ、介護は愛だなあ」です。多くの家族は、老人ホームや介護施設やグループホームへの入所を考えます。精神病院でもいい、と明言する家族もおられます。そういう家族の決断に意見を述べることはほとんどありません。しかしどんなに大変な状況であってもなんとしても家で最期まで診よう、という強い信念を持ちそれを貫く子供や配偶者もおられます。決して稀ではありません。そんな決断をしたモチベーションを時間をかけて聞いてみると実にいろんな背景があることに気が付きます。


 「昔、私に優しくしてくれた」とか「親に恩返しをしたい」とか、必ず明確な理由があります。だからある程度、自分のやりたいことを多少犠牲にしてまで在宅療養を続けたいという強いこだわりがあります。「なんとなく」という人はまずいません。必ず明確な理由があるのです。親孝行であったり、お礼返しであったりですが、聴くほどに立派な動機だと時には感動します。寝たきりで胃ろう生活の要介護5の人を家で診ている家族にはそれなりの理由があるのです。  


しかし、それなりの理由が無い家族はいとも簡単に「施設入所」を選択します。最初から「認知症は大変だから精神病院か介護施設しかない」と思いこんでいる家族もたくさんいます。自宅介護するかしないかは自由意思ですが、その情熱はまさにピンキリです。裏を返せば「介護する動機がない家族」は無理して在宅介護を選択しないほうが本人にも家族にとってもいいかもしれません。


「愛を感じない」だけでなく諸々の事情も重なって、初から在宅療養という道は無いという人もたくさんおられます。後ろめたいと感じる家族もいますが、私はそれを悪い事とは決して思いません。



2) いい在宅医がいない  


認知症の在宅療養を請けることは、僕のクリニックでは当たり前のことです。しかし地方においては「認知症はよく分からないから」とか「ややこしいから」などの理由で最初から敬遠する開業医がいるのも事実です。都市部でこそ在宅医療は盛んで続々と在宅専門クリニックが誕生していますが、高齢化と過疎化が止まらない田舎に行くと、医師不足や医療過疎をよく聴きます。「地方消滅」という言葉と呼応するように「田舎では在宅医を選べない」という状況は現実です。


さらに独居の認知症の人の増加もあります。比較的近くに家族がいてもほとんど寄り付かないケースも稀ではありません。  認知症の在宅療養に必要なものは、いいケアマネ、いい訪問看護師、いいヘルパーです。医者はその次でしょう。平時はそれでいいのですが、イザ発熱した時に必要なのはやはり医師の往診が必要です。というのも日本の医療システムは実に封建的で医師に権限が集中しています。医師の指示が無いと訪問看護師は勝手に動けません。必ず訪問看護指示書が必要です。だから往診してくれる開業医(在宅医)は必須です。


しかしその地域に居ない、見つからないから施設しか選択肢が無いという状況は現実に存在します。 いずれにせよ、認知症に理解がある在宅主治医が見つからなければ、実際問題として在宅療養を諦めざるをえないケースがあります。特にレビー小体型認知症や前頭側頭型認知症の人の周辺症状が目立ってくればそうなりがちです。



3) ヤングケアラーの負担が限界


諸事情で高校生や中学生が祖父母の介護をしているというケースが年々増えています。彼らはヤングケアラーと呼ばれ、年々全国的に増加傾向にあります。僕が診ている在宅患者さんの中にも、たとえば高齢のアルコール依存症の在宅患者さんを高校1年のお孫さんが介護しているケースがあります。末期がんの祖父母を主に中学生の兄弟が介護して看取ったというケースも経験しました。


末期がんだと介護期間は1~2月間ですが、認知症関連だと病態的に介護期間が年単位の長期に及びます。もちろん通学や学業との両立は困難です。夜中の徘徊や転倒や暴言があると育ち盛りの子供なのに十分な睡眠をとることもできません。 施設入所させたくても当事者には入所意思はまったく無いケースもよくあります。生活保護課のケースワーカーも懸命に入所を勧めても一向に聞き入れないケース。


ヤングケアラーに「大丈夫ですか?」と聞いてみたら小さな言葉で「大丈夫です」と返ってきました。ケアマネが走り回って人生会議を試みてもうまくいきません。こうした場合、ヤングケアラーの限界を察知して誰がどんな権限で在宅療養を諦め施設入所を勧めるべきなのか、迷います。



4) 介護のために仕事に支障が出てきた


一番よくあるパターンです。正社員でフルタイムの仕事をしながら要介護5の親を在宅介護している方をこれまで数名見てきました。皆さん、介護保険サービスやNPO法人のサポートや身内の支援をフル活用しています。デイサービスやショートステイの活用は必須です。ただそれだけなのですが、そんな現実はあまり知られていません。


コロナ禍においてテレワークが推奨され、介護者には有利な状況が一時的にありました。しかしコロナ禍のなか在宅療養という選択をされた子供さんたちは全員がフルタイムで出社しながらの在宅に移行した人もいました。しかし病院や地域包括支援センターが在宅移行を勧めないことがよくあります。その理由は特養が地域によったら大変狭き門で、そこを一旦出たら再度入所するまでには相当なハードルがあるからです。家族もどうしてもそのリスクを考えます。


在宅介護の負担は介護者によってさまざまです。多少の苦行のように感じている人から綱渡りのようであっても仕事と介護の両立を楽しんでいる人まで、受け止め方は実に様々。そもそも家族関係が良くないと就労との両立は困難です。 就労しながらの在宅療養が成立するポイントはケアマネ選びによります。「デイサービス」と「ショートステイ」、そして「ロングショート」は市民に知られていますが、ケアマネさんは地域における「小規模多機能」や「看護小規模多能」の状況をどれだけ知っているでしょうか。


「行ったり来たり」が可能な介護サービスをいかに上手に使うのか、という時代になってきました。だから、認知症介護は在宅か施設の二者択一ではなく「行ったり来たり」サービスもあることを家族に説明します。それでも介護のために仕事に支障が出てきた時が、在宅介護のやめどきかもしれません。



5)暴言・暴力に耐えられない


認知症が進行すると暴言や徘徊などの、いわゆる周辺症状が現れてきます。いや、むしろ困った症状が出ないほうが稀です。一番介護しやすいと言われているアルツハイマー型認知症でも、進行すれば大なり小なり、周辺症状が出てきます。幻視や暴言など、ピック病やレビー小体型認知症やピック病の要素も加わってくることがあります。いずれ出る周辺症状を想定して平時から「ユマニチュード」や「バリデーション」を学んでおくことは大切です。


できる限り、非薬物療法で対応するのが大原則ですが、「もう限界だ」と思えば薬物療法も仕方がないでしょう。しかしそのテクニックは医師により天と地ほどの違いがあります。ただ介護者がそれを見抜くことは現実問題として至難の業です。むしろ地域の口コミが頼りになります。地域における認知症介護者の会を探して介護経験の豊富な先輩にアドバイスをもらうことはたいへん有益です。あるいは「認知症の人と家族の会」の地域イベントに参加することである程度の知識は得られます。


とはいっても、介護者によっては「周辺症状とは分かっていても暴言・暴力にもう耐えられない」と音をあげることが時々あります。たとえば「嫁が財布を取った」という被害妄想は女性の認知症に特有の症状ですが、いくら説明しても「プライドを傷つけられた。悔しい!」と泣き叫ぶお嫁さんがおられます。夫は仕事があるので介護は嫁に任せっきりなので、おろおろするだけです。こうなると認知症とか介護とかいうレベルではなく、嫁姑問題にも思えてきます。施設入所を考えるタイミングになる場合があります。(続く)



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毎月、好きなことを書いてゴメンナサイね。


連載させて頂いて、早いもので3年目に入った。


毎回、「こんなこと書いてもいいのかな?」と思いながら書いている。



月刊ケアマネジメントの過去の連載記事一覧。 →こちら


この雑誌は、僕の記事はくだらないけど、

他の記事が充実しているので勉強になる。



「月刊ケアマネジメント」の購読申し込みは。→こちら



ケアマネ以外の医療職や市民も是非、この雑誌で勉強して欲しい。




PS)

コロナチャンネル #730_


ワクチン後遺症の診断基準がないからと患者さんを無視するのですか?  →こちら




今夜の最後の患者さんは奄美大島から関空経由でやってこられた、

90歳の「ワクチン後遺症」の患者さんだったので、驚いた。


マレーシアや奄美大島からわざわざ来なければいけないような

異常事態を無視している政治や大手メデイアには絶望しかない。



連休明けの今日の外来は、200人近い患者さんで大忙しだった。


でも最後に絶望的な気分になりながら、

夜の訪問を8件ほど終えて、無事帰宅。



さあ、6月25日(土)のチキンジョージのライブのことを考えないと。


地球の裏側で起きている悲惨な出来事の収束を願って、歌うしかない。




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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

今回の記事は、本当に深いですね。またこのような題材の記事を読みたいです。

YouTubeメンタリストの人
あなたの悪い噂を広める人の見抜き方
という動画、そういう傾向はあるかもしれないと思いました。
柔軟さを失わないでいるのはそう簡単ではありませんが、おやすみなさい。

Posted by 匿名 at 2022年05月10日 01:56 | 返信

敬愛する長尾先生
今日もお疲れ様でした。連休明けの勤務は更に大変だったことでしょう。認知症の記事ありがとうございます。凄く知りたいトピックです。今のリアルな事情も知れてとても勉強になります。先生はいろんな患者さんやご家族を見てるからこそ共感疲労もあることでしょうね。長尾先生のような愛てんこ盛りで、地域密着型患者さんファーストなお医者さんが全国にいたら日本の高齢化社会は安心だろうなぁ。ヤングケアラーも気になります。その子達のケアも必要だろうし、本当に理想の認知症の介護はなかなか難しいんだなぁと思いました。それからいつも驚きなのが、先生は、講演からコロナチャンネルからブログから連載記事からほんとにコツコツ忙しくてもアップしてくださいますね。毎日続けるってとてつもなく凄いって思います。ギネス認定じゃないかな。先生の飽くなき精神がかっこよすぎる。誰も真似出来ないですよ。先生のメンタルやバイタリティは半端じゃないですね。チキンジョージめっっちゃ聴きに行きたいな〜平和を歌に込めてエイエイオ〜!!楽しい時も悲しい時も辛い時も歌は力になりますね。

Posted by ぽん吉 at 2022年05月10日 02:34 | 返信

奄美大島から90歳のワクチン後遺症患者が訪ねてきたのにはびっくりです。家に近くの病院でちゃんと診てくれるところはなかったのでしょうか。厚労省で窓口を全都道府県に設置したということですが、機能してないか患者に情報が届いてないのです。
奄美大島のある県の国立大学病院の脳神経内科・老年病学教授は「ワクチン接種後の自己免疫脳症」の論文を書いた人です。90歳の方がどのような症状か存じませんが、そういう病院で診てもらえないのかな?と思いました。

長尾先生はきちんと除外診断をした患者さんばかりご覧になってます。
身近にワクチン後遺症かな?と思う人がいたら、脳神経内科のある大きい病院に行くように言ってください。MRIや髄液検査などは必須です。抗核抗体は必ず調べてもらってください。
不随意運動のような症状はそこで診てもらえます(通常は)

もし病院で検査上異常がなくて、ブレインフォグや倦怠感に悩む人は各地のコロナ後遺症外来でも診てくれると思います。
あまりにも倦怠感がひどく寝たきりに近い人は、「慢性疲労症候群 専門医」と検索してそこの医師のところに行くと良いです。慢性疲労症候群で障害年金を申請する場合、認められる申請書が書ける医師は全国で数名しかいないそうです(これはなんとかしないと大問題!!)

長尾先生は新規の後遺症患者は受け付けてないので皆さん参考にしてください。

Posted by じゅん at 2022年05月10日 06:04 | 返信

200人の外来診療!お疲れ様です。
 
陰謀論はお嫌いですよね。。でも長尾先生の千里眼で透視した未来が意外と早く訪れるかも?
そうなると五月蠅い外野や心無い医者も手のひら返しになるのかな?、なんてw
でもIVM一錠ワクチン並みのお値段なんてのは嫌だから、興和さんガンバレ! by 元名古屋市民
 
>ヒトラーを援助していたのがユダヤ系を含む米国金融界
>ナチス支援のIGファルベンは解体後にジョージソロスが購入、現在のモデルナだそうなw
>お金の動きの共通点が、プーチンがウクライナをナチスと呼ぶ事にもつながるのかも
 
>モデルナ社長は持ち株処分してツイッターアカウント消去し夜逃げ
 
>モデルナ実質オーナーのビルゲイツはイベルメクチンに出資

Posted by 匿名 at 2022年05月10日 06:25 | 返信

おはようございます。
ワクチン後遺症について、未だに心ないことを言う医師が大勢いるのですね。
ファイザー社が報告している有害事象だけで1291種類。
2種類の症状の組み合わせは、全部で83万2,695通り。
3種類の組み合わせになると、3億5,778万1,285通り。
4種類で1,152億557万3,770通り。
5種類では、29兆6,539億1,468万8,398通り。
6種類では…もうわかりません(笑)
さらに、ファイザーとモデルナをちゃんぽんしている人もいて、もうわけわからんことになってるはずです。
ワクチン後遺症の明確な診断基準なんて作れるわけがありません!!
困っている方たちに真摯に向き合う医師が増えてほしいです。

Posted by 穂高 at 2022年05月10日 07:05 | 返信

私は鍼灸師に過ぎないので、よく分かりませんけれど、2名若い男性がワクチンを2回打ったら、高熱が出て苦しかったといっていました。今は元気に働いていますが、会社も3度目は打たなくて良いと許可してくれたそうです。
ですから人によってワクチン後遺症は様々に出ると思います。
「ワクチン後遺症なんてない」とか「ワクチン後遺症と言いたてるお医者さんはおかしい」なんて言う人がいるということが信じられません。
戦前の日本では田中正造先生が「足尾銅山の公害問題」を国会に問題提起した時も物凄い反対があったそうです。
公害の実害に苦しむ民衆の声と銅山の経営会社の利益が相反するのでしょう。
戦後の日本は医療保険制度のおかげで安く医療の恩恵に浴することができてありがたいですけど、薬害とか水俣の水銀中毒問題とかが認められるまで物凄い抵抗がありますね。
中世のカトリーヌドメデシスが、よく占ってもらったノストラダムスも優秀なお医者さんだったので医学会から干されて、予言者として生きていくしかなかったそうです。
イギリスもサーコナン.ドイルは、お医者さんだから色々な変わった患者さんを診たとおもいますけれど、小説のテーマにしてしまったから問題にならなかったのかしら。
長尾先生の患者さん達も自分の経験を集めて出版したら、読んだ人達が「こんなことがあるんだ!」と驚くでしょう。患者さん達が勝手に出版したことですから長尾先生に反感を持つ人はいないと思います。リウマチ友の会とか認知症友の会があるのですから「コロナワクチン後遺症友の会」があっても良いと思います。

Posted by にゃんにゃん at 2022年05月10日 10:15 | 返信

先生いつもありがとうございます。

実家の近所のおばさんが二人認知症になり、主人が面倒を見ておられました。
ある日、いつの間にか ウチの中へ勝手に土足で入り込んでこたつの中に入って「ここは私の家だよね?」と言うのでびっくりしたことがありました。「違うよ!だめだよ」と言ってその方の自宅まで送って行ったのですが
家にその方のご主人はいらっしゃるようでしたが、チャイムを鳴らしても出てこず鍵は空いたままで 放置しているようで、そんなことが度々あるうち、急に亡くなりました。
もう一人の方は、下着姿で外へ出てしまうため部屋に鍵をかけて出られないようにされてるようです。
二人とも強い感じの女性でしたが、大人しいご主人さんが静かに見守っているという感じで切なかったです。
どうしたら良いのか分からないですが、予防できることはしていった方が良いし、
先生の記事を興味深く読ませていただきました。

Posted by 先生ファン at 2022年05月10日 10:15 | 返信

先生 こんにちは!
小学生のころ祖母の姉が少しボケてきてて「もう帰るわね」ていい残し帰ると又すぐに私の家に戻ってくるのです、毎日ですよ他はちゃんとしていました。同級生のおじいちゃんは、認知症 男前で背が高くて家族皆同じ顔です、時々大きい方をお漏らしするのです高校生の野球部のお兄ちゃんが綺麗に何も言わず嫌がらず着替えさせていました。
今朝NHKでヤングケアラーの事やっていました。先日の講演で私が癌より認知症になった方がいいに手を上げましたが・・娘やましてや孫たちに絶対に迷惑はかけたくない・・と思う日々です。もしそうなったら姨捨山に捨ててと言ってます。

最近鼻の中が乾燥していて 鼻うがいをやっています 長尾和宏2020/10/6のYouTube「鼻うがい」なんやらBとかGとか・・H。
チキンジョージのパンフ取ること忘れてきました~。サザン。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2022年05月10日 11:11 | 返信

長尾先生 こんにちは。

今日は時間がないので動画と本文のみを見せて頂きました。

介護とワクチンはまだまだ切り離せないんですよ。
インターネット生放送のお知り合いは障がい者施設に入所されていまして、必ずワクチンを打たなければならないそうです。
幸いにして3回目から1か月以上経っていますが何とか無事だったからよかったものの、命に関わっていたらと思うとゾッとします。
恐らく職員も含め4回目を打たれる事でしょう。
4回目はソーシャルワーカーは除外されましたが、施設によっては全員打つところもあるようです。
イベルメクチンはお勧めできませんので、スパイクと一番よく結合すると言われるエピガロカテキンガレートのタンニン(濃い日本茶)をたくさん飲むようお勧めしておきました。

夜中は「ワクチン3回目」で検索して迷っておられる方にはメッセージと動画の紹介を送っています。

1人でも助かりますように。

Posted by 奈良の龍 at 2022年05月10日 01:33 | 返信

長尾先生こんにちは
先生のブログに、
GWは久々にゆっくり過ごすことができました
とあり、
本当ですか??と思っていたんです
今日のニコニコをみて理解しました。
去年、一昨年とコロナ診療で大変だったんですね…
もう本当に先生には感謝しかない…と改めて思いました
ところで、急に話が変わりますが、
土曜日の東大阪の講演会、私も参加しました♪
蛭子さんや認知症の話、孤独死の話、安楽死や尊厳死の話、コロナやワクチンの話
いろんなお話を聞かせて下さりありがとうございした♪
私は安楽死と尊厳死の話が興味深かったです。
外国では宗教上の理由で自殺できない、という背景があって安楽死があるということ
リビングウィルについて、日本の裁判所の判断と見解
私は、大事なことで知らないことがまだまだあるみたいです
今日のブログも明日の続きを楽しみにしていますね
明日も先生の1日がいい日でありますように…

Posted by こやま at 2022年05月10日 02:17 | 返信

在宅介護の動機のお話。
自身が介護者でライターの工藤広伸さんは、親子関係が悪くても介護出来る場合の動機について、自分が後悔したくないから、というのがあると述べられています。自覚してませんでしたが私の場合もそれはあるかもと思いました。それプラス、自分が将来要介護になった時どういう道筋を辿るのか知っておきたかったというのもあります。介護を受ける側としてどうしてもらうのが一番いいのかとか。なので今の家族の介護で色々試してみています。遠隔介護でどこまでやれるか、電話でケアマネやヘルパー派遣事業所の責任者、訪問看護師、かかりつけ医と定期的に話す事の限界などについても。実際やってみて、思ったよりは遠隔でも困ることは少なかったというのが感想です。要介護度が1と低い事もありますが。自分の場合、親ではなく叔母なので、心理的にもちょっと距離があるのに救われている感じです。実の親だと愛情という点では優るかもですが、それ故にに難しい面もあると思います。多少冷めた頭で対応できる方が良いのかも知れません。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2022年05月10日 03:16 | 返信

先生、久しぶりにコメントします。認知症の父のことで、胸を痛めていて、先生のブログは見ていましたが、コメントは元気がなくできませんでしたが、今日のブログで、家族介護のやめどきを読んで、とても勉強になりました。
まさに、今、直面している問題なのです。
最近、父は私にも暴言が出てきて、たまに来る兄は、気遣いできる良い人で、千葉にいる私は、口うるさいと思っているようです。
母に暴力をふるったことがあるので、止めにかかったら怒りの矛先が私に来て、それから私にも強く言うようになりました。
兄は色々な本を読み、認知症を勉強しているようです。
私は、子供が春休みなどになると行き、母の手伝いをしていますが
認知症の知識はあまりありませんでした。
最近、マンガで読む認知症の人の世界という本を買い、少しだけ理解しています。
でも、やはり難しいです。
長尾先生の書いている事は、本当にわかりやすく、勉強になります。
いつもありがとうございます。
後遺症もういいかなぁと思っていたところに、抜け毛が出てきました。
有楽町にある女性専門の抜け毛治療もやっているクリニックに行こうと思いましたが、漢方の先生に抜け毛の薬あるか聞いたら、ありますとのことだったので、また煎じて飲みます。
先生、いつも応援しています😊

Posted by 三浦 まみ at 2022年05月10日 03:37 | 返信

こんにちは、いつも、見てます。さて、私の母も要介護5のほぼ寝たきりになりました。先生紹介の、さいごまで診てくれる、いいお医者さ在宅医療ガイドを買いました。全国リスト1518から、近くの診療所にいきました。コロナ対策で玄関で、こちらの話し聞かず、門前払いになりかけましたので、本に書いていましたのでと、言いますと、話しを聞いてくれました。何度か何の本ですか?と、きかれました。掲載確認してから、掲載した方が良いですよ。少し無責任です。そして、まだ診れるか分かりませんとの事でしたので、もし、だめなら、どのようにしましょうか?と、聞きましたら、こまってましたので、市の相談所などありますか?と、聴きますと、また、こまってました。現実はこんな感じです。

Posted by 葵 at 2022年05月10日 04:58 | 返信

こんにちは。
先ほどこちらの一番のコメント欄でご紹介のあった、メンタリストの人の動画を何気なく検索してみたら、カバートアグレッションという善人を装った攻撃的な人のお話しを聞くことができました。
あまり意識したくありませんが、知っておくと直感の裏付けになるかな?と思いました。
何事も極端にならず、おかしいなと思ったらそっと距離を置くことで被害を受けずに済みますね。
いつも先生からもコメント覧の皆さんからも教えていただくことがいっぱいで感謝しています。
昨日のコメント欄では2018年5月1日の先生のブログのご紹介がありましたので、読みました。
今日のニコニコでは今年のGWはお仕事がありながらものんびり過ごせたとのことで、本当によかったです。
後任の在宅医が増えますと、先生も余暇が増えますし患者様も助かりますから後輩のお医者様への勉強会たくさんしてくださいね。

月刊ケアマネジメントの掲載と連載のご紹介ありがとうございます。
先生のご執筆されたものは全て拝読したいのですが、もう全然追いつかなくなってきましたよ。
のんびりやでいちいち手をかけ過ぎの私には先生の毎日は早送りのように思えます。
丁寧な暮らしも大切だけれど、短い人生ですから無理のない範囲でもっと行動して色々と経験したくなりました。

過ごしやすい季節ですね。
今日もお疲れ様でした。

Posted by カノン at 2022年05月10日 07:42 | 返信

在宅介護のやめ時難しいと思います。
うちの母は少し呆けていました。でも、本人は家で死にたいが希望でした。だから、心臓病の薬を調合するので一週間入院しました。ただ、家の中とか自分で動けたので、在宅できました。
買い物もレジの方がかごをサッカー台に持って行ってくれたり、途中で休憩できるところがあったり、医院へ行く時は朝一緒に車で出かけて、帰りは医院の送迎車で送ってもらった。私はそこから出社。自営だから結構融通が効きました。
デイサービスやショートステイを上手に使うのが長く続けられるこつだと思います。
今、姪の義理の母親が自分の孫(小学4年生)をヤングケアラーにしようと画策したけど、全然役に立たないことに気がついたようです。普段から家事を全然手伝っていないんだから当たり前です。骨折して病院の付き添いにも役に立たなかったようで、早い段階で気づいてくれてよかったです。

Posted by ルナママ at 2022年05月10日 08:57 | 返信

いつもありがとうございます。
今日は、朝から、長尾先生から元気をいただきました。
聖教新聞にでっかく、長尾先生の写真入りの血圧特集の記事でした。
うれしっかったです。

認知症、、、。今まで、関わってきた中で、どうしても、在宅療養ができなかったケースがあります。
何度も、何度も徘徊を繰り返し、その度に、ご家族が探し、くたびれてしまったケース。
ひどい暴力で、誰も抑えることができなかった。警察沙汰にもなったケース。

どうにもできないこともある。
この地方にあんばーよーという言葉がある。具合よくとか上手に、という意味ですが、
あんばーよーやっていくしかないですよね。

Posted by 宮ちゃん at 2022年05月10日 10:07 | 返信

認知症介護のお話ありがとうございます。
私は、まさに5)当事者です。義母の暴言・暴力に困り果てました。嫁姑問題と言われますが、お医者さんやケアマネさんがおっしゃるには、一番力が無く虐めやすい人が犠牲者になる。それがたまたまいわゆる嫁なのだそうです。
認知症のせいなのはよくわかります。でも、長く続く暴言・暴力で義母の顔を見るのすら苦痛です。
施設は夫の兄弟が絶対反対だし、こうなるとお手上げです。ただ、考えてみると、介護は子供の仕事。息子の妻である嫁は関係ないのですよね。私はそう考えて、なるべく他人の話と割り切っております。
夫は理解してくれているので良いのですが、夫の家族をどんどん嫌いになっていっております。どこまで我慢するか、見極めが大切だと思います。

Posted by 匿名のネコ at 2022年05月10日 10:28 | 返信

長尾先生、お疲れ様です。
こんな事を連載し、そこにも「現場の生の声」を届ける・・こんな評論文まで書いておられるのですね。
この問題、私が自宅で両親とも脳出血で車椅子状態の時を思い出します。脳出血なので「高次脳機能障害」がありました。
今は、ある程度は”介護士”と言う職業柄、分る所もありますが、その時は関係ない職業に就いていて、なかなか理解が出来ませんでした。実際自宅に父親がデイサービスから帰宅する時に無防備になるので、老人保健施設からデイケアに職場を変えた時もありました。「仕事を辞めて介護に専念した方がいいのか・・」と随分迷いましたが、遠隔地に住んでいる兄弟や近くに住んでいる従姉に「それは止めた方がいい」と説得されましたし、父からも「お前にそんな事してまで生きるなら死んだ方がマシや」とも言われました。
自分は「姥捨て山」を望んでるのか・・?でも、自分の仕事や私的な時間を犠牲にしてでも「親の介護」は最優先なのか・・いつ終わるとも知れないのに。本当に、悩みました。
しかし、「施設に入る」この踏ん切りには時間が掛りました。
父親が「施設」に偏見があった事と、父自身が自分の現状をなかなか受け容れる事ができない事。
私自身が「どうすれば良いのか」が全く分からなかった事。また、症状のレベルの評価が出来ませんでした。
そもそも「ケアマネ」は月に一回、「印鑑を押す人」としか思ってませんでした。
ある日、父が通っているデイケアや近所から苦情が来て、現実を突き付けられました。
父も私もとても辛かった。でも、受け入れざるを得ませんでした。
結果「小規模多機能デイ」に行く事になりました。また、そこのケア・マネージャーは本当に親身になって下さり、その後の進路を考える事も出来ました。
介護職員や看護職員は「毎日の仕事」だから「何、そんなの当たり前だ」と思うでしょう。
しかし、利用者も家族も介護職員でも看護師でもありません。だから、やっぱり分かりません。
長尾先生が言われる様に、「~すべき論」ではなく、家族みんなが「自分の人生を歩める」事が大切なのでしょうし、家族ごとの経済状況や就労環境が違います。関係性も千差万別です。だから、各家庭によって「条件」が全く違います。
「介護のやめどき」これも結構大切だと思います。
長尾先生、よくぞ言って下さいました。その視点もまた大切だと思います。

Posted by グッビオのオオカミ at 2022年05月10日 11:06 | 返信

2回目の投稿で失礼します。
最近「小児急性肝炎」って重症な肝炎が海外で多数報告され、日本でも6件程度報告されているとか。
感染対策のし過ぎ・・にしては移植手術をしたり、死亡例があったりと「過剰な感染対策で病気にかかりやすくなった」にしては何か症状が重すぎる様な気がします。海外で多数報告がありますが、日本人の「綺麗好き」と海外各国の「綺麗好き」は意味が違う気がします。海外は土足文化で、そこから違いますね。
なんでもかんでも「ワクチンのせい」でしょうか?
それともやはりワクチンの後遺症の一つなのでしょうか?
気味が悪い症状ですが、正体が分かりません。
長尾先生なら、このニュースはもうご存知と思いますが、長尾先生のご意見も機会があったら聞いてみたいです。
本当に不思議な現象でとても気になります。一体、何が原因なんでしょう?

Posted by グッビオのオオカミ at 2022年05月10日 11:34 | 返信

一番力が無く虐めやすい人が犠牲者っていじめ問題やパワハラと似てますね。
女性で高齢者でも、暴言・暴力・・・一体どのような感じなのでしょうか。
失礼な質問だったらごめんなさい。もし差し支えなければ将来的に参考にしたいのでお願いします。

Posted by 匿名 at 2022年05月11日 12:23 | 返信

長尾先生、お疲れ様です。


以前高齢の方に「昔は60歳まで生きる人は稀だったよ」と聞いた時、ああそうか。と気持ちがふと解放されたのを覚えています(場所によると思いますが)。100年前は認知症という概念はどのくらいあったのかな。人生悩む間も無くあっという間に終わって、厳しくも儚いものだったのでしょうか。

私の悪い点はあまり今にも執着してないところです。同じ様に死にも執着していないところがあって、「さすがにそれはまずいでしょう」と困りつつ、人の話は聞くことが好きという…
スタートがスタートだったから、簡単に満足してしまうのかな…


今日も「病気したから閉じ込められてるよー」と笑いながら電話している方と会話してました。ある程度お話出来る方は気楽でいられるのですが、愛情があっても金銭的に一緒に居られないケースもよくお見かけするし、家族介護は動機の占める割合が大きい。
アル中でほぼ寝たきり認知症のお父さん(暴力、暴言あり)に、もっとお酒を飲ませてあげられませんか?と妻が医者に質問しビックリさせ、胃ろうと経口摂取訓練後に自宅に連れて帰ったのを見て、まあ受け入れる環境があればそれでいいか〜と思う事もあります。


受け止めるチカラの大きさと、抱きとめてもらう覚悟の強さのバランスなのな。
著作も記事も少しずつ読んでいますが、まだのんびりはしてます(汗)
ご紹介ありがとうございました。

今日も、お疲れ様でした。

Posted by 白夢 at 2022年05月11日 01:01 | 返信

5年ほど前、健常な後期高齢者モデルを探しているというので精密検査に協力したことがある。時間をかけた「認知症検査」もあった。その1年後に脳梗塞で救急搬送されるとは思わなかった。仕事の合間にやっていたフィットネスクラブのインストラクター経験にくわえて、人生初の患者体験も、「医療や介護の対象者」(予備軍・未病者をふくむ)の当事者立場から「考える」きっかけになった。
9年前から「長尾先生のブログ」を垣間見るようになって「身近な医療」に関心をもつようになった。同時に「医療する・される」視点とは異なる別の視点、「養生する」視点がコメント欄にほとんどないことに愕然とした。

昨今の「マスク論争」も、「敵を見つけることで満足する」域を出ていないように感じてむなしい。「ノーマスク・ノーソックス・ノーシューズ」の極論を訴えても敬遠されているようだ。「塩湯鼻うがい」は「徴兵逃れ」いや「陽性逃れ」のためにやってるわけではない。長尾先生も以前になんども紹介されたように医学的根拠・免疫学的根拠がある。

だがそんなことよりも、イベルかワクチンの二択に依存する「薬物依存」の風潮が蔓延していて情けない。「自ら癒す(いやす)」という当事者意識がまるでない。怪しげな陰謀論を嬉々としてひけらかす人も後を絶たない。

年寄りの愚痴・年寄りの冷や水と、流してほしい。

Posted by 鍵山いさお at 2022年05月11日 01:15 | 返信

いさおさんのいうこともわかる。
イベルメクチンも立派な薬には違いないので、
新型コロナの重症化を抑えるイベルメクチンの有用性
東京都医師会理事のpdfの資料がネットでみれますが、
コロナ重症化要因
重症化を防ぐ薬剤
イベルメクチンの歴史、
イベルメクチンの作用、
イベルメクチン作用機序と副作用、
北里プロジェクト、
イベルメクチンのエビデンス、
今後のイベルメクチンの課題と
しっかりまとめてあって感心しました。
作用、効果、副作用を文章で説明という一文、とても大事でしょうね。

ところで、その鼻うがいは気になったことがあり、去年試したことがありました。
鼻の症状をなんとなしたくて、でもどうやら水道水を使うのは危険性があると知り、
するのをやめました。ごく少数派であるものの、症例があるらしいので。

Posted by 匿名 at 2022年05月11日 01:31 | 返信

先生、こんな真夜中にこんばんは。
動画の藤の花がとっても綺麗です。藤の花を見ると、いつも可愛がってくれてた大好きな伯父を思い出します。あんなに早く亡くなるとは思わなかったので、会いに行かなかったことが悔やまれてなりません。

私が時々お手伝いしてるお家のおばあちゃんが昨日お会いした時、私も主人も最近認知症になってきてるって話してて、、私はただの物忘れだと思うのだけど。身近に認知症の方がいないので、もしそうなってきたらどう対応すればいいのか、勉強しておかなきゃと思いました。先生の御著書、拝読します。

Posted by なお at 2022年05月11日 02:52 | 返信

小三の時から 母は病気で寝たきり。家族旅行は 小さい頃まで。今で言うヤングケアラーにあたるのかな?
父や 親戚がいたから 父のやれない時に手伝う程度でしたが、母の着替え、生活の介助を小さいながらやれる範囲でしていた。母は子供たちから離れたくないと在宅を希望した。
母が病気なことも その後亡くなった時も 子供ながらに恥ずかしくて知られたくなかった。友達の母親は皆元気で健在なのに。と。
その後 継母に沢山虐められた。
高校で 親に捨てられ施設で育ち 親戚に引き取られ生活してる子と知り合った。
彼女は今でも親友。
自分ばかりが不幸だと思ってきたけど もっと、恵まれない環境で育ってきた人を知った。若い頃は自分の置かれた環境を嘆いて生きていた。

結婚して 義母が癌になり まだ乳飲み子の長男をチャイルドシートに乗せて 自分の運転で 通院した。
数年後 義父の認知症、その時も3人目の産後。その後に実父のがん闘病。
常に子育てと親の闘病 認知症が同時進行、主人の 協力もありつつも 試行錯誤の日々、当時の目まぐるしさ 忙しさにあまり詳しい記憶が抜け落ちている。なんで一気にくるの?
せめて 子育て終わってからなら。
社会に助けを求めても
あまり 優しさを感じなかった。
子育て中の環境から 義父を施設にお願いする以外なかった。
共倒れしそうだったから。
義父を施設の見学に連れて行った時、義父が 施設の方々に囲まれて 笑顔で話している姿が目に焼き付いている。
遠くから見ていて ほっとしたのと 自分を責めた。
自分だけが楽をしたいのか?
当時の私は 全てに無知で とても、1人では抱えきれなかった。
義父が亡くなってから 自分がもっと出来たことがあったのか、これで良かったのかと 責めてしまうから 思い出さないようにしている。
16年前に 両家の親はとっくにいない。末っ子はジジババを全く知らない。敬老の日を
可哀想に思ったこともある。
盆正月行くところはない。
反対に 私にはもう親の介護の心配はない。
あとは 子供達に迷惑をかけないように死ぬ事が 私の目標。

先生から 沢山の事を 学んでいきたい。

Posted by あずき at 2022年05月11日 05:17 | 返信

小児急性肝炎について知っていることを書きます。

患者が多い英国からの報告
英国健康安全保障庁のレポートが5/6更新(第2版に)

原因の想定として
・従来アデノウイルスが関係してウイルス性又は免疫性に肝障害
・アデノに新型コロナ又は他感染症の先行or同時感染
・Long Covid
・コロナ新変異株

などが列挙
それに2型アデノ随伴ウイルス(AAV-2)
血液や肝臓で検出され調査中という記述が追加
とはいえ他病原体の急性感染での再活性化や偶発的検出の可能性あり、この発見の意義は未確定

尚、ワクチンとの関係ですが、英国での例ではワクチン打ってる子が1人もいないので(対象年齢ではない)コロナワクチン原因は完全に否定されています。2歳〜3歳が多いようです。
また過度の感染対策による子どもの免疫低下原因説ですが、スウェーデンのようにロックダウンしていない感染対策が緩い国でも同じように発生しているので、これも可能性は低いと言えます。全世界で発生してるようです。

ですからアデノウイルス側の変異か、コロナ感染の影響が加わってる、あたりが今のところ有力な説のようです。

じゅんからグッビオのオオカミへの返信 at 2022年05月11日 05:54 | 返信

先生おはようございます!認知症の講義いつも感謝です。とても勉強になります。後任の指導もご苦労さまです。お医者さんは神様ですと思っている方がお年の方は多く、先生が、、というと納得されます。でもたまに
「先生私早く死にたいから、お願いですから薬要りません」と先生に言われ、帰られたら「こんなに沢山薬飲んだら毒よ」と言う方もwww
いつもありがとうございます🦜

Posted by kawasemi at 2022年05月11日 08:09 | 返信

こんにちは。

 介護に理解のある医者が近くにいないと、
施設行きというのは理解できました。
 また、医者の指示書が必要というのは、
面倒だなと思いました。施設側で医者を紹介
するでしょうけど。

 確かに、親に対する愛情がなければ、お金も
手間もかかることはできないでしょう。
 また、気持ちはあっても、スキルがなければ
続きません。流動食を作って、食べさせてあげ
られます?

 大抵の親御さんは、自分の子供に面倒を見て
もらいたい、離れたくないと思うのでしょう。
 残念ですが、気持ちだけでは介護はできません。
親も子離れが必要です。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2022年05月11日 08:50 | 返信

>尚、ワクチンとの関係ですが、英国での例ではワクチン打ってる子が1人もいないので(対象年齢ではない)コロナワクチン原因は完全に否定されています。2歳〜3歳が多いようです。
>また過度の感染対策による子どもの免疫低下原因説ですが、スウェーデンのようにロックダウンしていない感染対策が緩い国でも同じように発生しているので、
>これも可能性は低いと言えます。全世界で発生してるようです。

>ですからアデノウイルス側の変異か、コロナ感染の影響が加わってる、あたりが今のところ有力な説のようです。

イギリスではワクチン接種の小さい子供がいないんですね。よいことです。
コロナワクチンの是非では、ここはコロナワクチン全否定派が主流ですが、一部のリスク高い子供を除き、子供のみ反対派です。それと大人でも短期間で何度も打つのに疑問を感じてるのと、
子供以外でも若くて健康なら必要なのかという疑問は抱いています。
いつも思っていますが、じゅんさんの情報収集力はすごいですね。
どの辺から情報を取得してくるのですか?元医療関係か製薬会社勤務だったのかと思うくらいです。
コロナワクチン説と過度の感染対策による子どもの免疫低下原因も違うとなると、
アデノウイルスあまり気にしたことなかったので、検索しました。

Posted by 匿名 at 2022年05月11日 09:33 | 返信

いつもありがとうございます。
今日は、朝から、長尾先生から元気をいただきました。
聖教新聞にでっかく、長尾先生の写真入りの血圧特集の記事でした。
うれしっかったです。

認知症、、、。今まで、関わってきた中で、どうしても、在宅療養ができなかったケースがあります。
何度も、何度も徘徊を繰り返し、その度に、ご家族が探し、くたびれてしまったケース。
ひどい暴力で、誰も抑えることができなかった。警察沙汰にもなったケース。

どうにもできないこともある。
この地方にあんばーよーという言葉がある。具合よくとか上手に、という意味ですが、
あんばーよーやっていくしかないですよね。

Posted by 宮ちゃん at 2022年05月11日 10:29 | 返信

高齢女性の暴言・暴力に質問いただいたようなので、当事者としてお答えします。まず、二度目の投稿になる事、お詫びします。
10年程前、車の運転をめぐる諍いが始まりだと思います。義母がしょっちゅう車をぶつけるようになり、何度か事故を起こしました。これを見た夫が運転をやめさせようとしたのですが、本人は大丈夫だと譲りません。
義母は、夫に叱られる度に息子の妻である私に暴言を浴びせるようになりました。基本、いじめやパワハラと同じだと思います。うちは二世帯住宅なのですが、義母の頭はその事で一杯なのでしょう、外に出るのを待ち伏せていて文句を言い続け、叩こうと追いかけ回してきます。以前は凄くしつこかったです。実際に叩かれたこともあります。
私も認知症のお医者さんやケアマネさんにいっぱい相談しました。ここはもう施設にお願いして、距離をおくのがお互いのためだというアドバイスが多かったです。考えた結果、義母と関係が悪いのにキーパーソンを続けるのは無理と判断して夫の兄弟に譲り、施設を検討してもらおうと考えました。
これが最悪の結果を招いてしまいました。夫の兄弟は、義母と揉めていないのです。だから、「本人の意思を尊重し」在宅のまま。何とかしたくても、キーパーソン以外はお医者さんに相談もできないし、ケアマネさんに意見も言えない。今や全くの蚊帳の外です。長い間面倒を見てきた私の言うことは全く無視です。
夫の兄弟は首都圏で働いているのですが、コロナで在宅勤務がみとめられたのでちょうど良かったみたいです。
私の経験から言えるのは、認知症の介護はとても大変だということです。運転免許も(今は返上させましたが)、警察に相談しても車を運転させないように鍵を隠すとこちらが罪に問われると言われて、解決策なんかだしてくれません。
ゴミを撒き散らして注意しても「やっていない」の一点張りだったり。近所のみなさんには私が虐めているように見えたみたいです。
さらに、一番の問題は兄弟で考え方が違うことがあること。兄弟ならば話し合って解決しろと皆言いますが、それが出来ない人もいるということです。キーパーソンも安易に譲ると、こっちが酷い目に遭うので注意が必要です。
今の心配は、コロナが治まって普通に仕事ができるようになった時、兄弟が義母の世話を押し付けてくるのではないかということです。私は何もしないと決めていますが。
暴言・暴力は本当に心を痛めつけます。我慢し続けた私が言えるのは、「とにかく逃げろ」。特にお嫁さんの立場の方。所詮他人の親です。入院して保証人の時は「血が繋がっていない」って拒否られるし、変な話ですが相続だって関係ない。どこかで線引きしましょう。
長くなって申し訳ありません。長尾先生のお話が大好きです。特に歩くことの意義は大賛成です。毎日歩くようになりました。
介護は本当に難しいですね。

Posted by 匿名のネコ at 2022年05月11日 05:19 | 返信

「鼻の症状をなんとかしたくて、でもどうやら水道水を使うのは危険性があると知り、鼻うがいするのをやめました」とのことですね。おっしゃるとおり「雑菌水道水」はおすすめできません。また、低温のため鼻腔に刺激があり、むせます。プールの水はもってのほかです。
ぼくが毎日2回30数年続けて、鼻炎が解消し風邪もひかず鼻呼吸に転換できたのは、「40度の温水にあら塩パラパラ」。鼻を下に向け鼻から吸い上げ口から出すという簡単な方法でした。
「八つの副鼻腔」は脳に接しており、副鼻腔から脳内に危険因子が入りこむ可能性があります。逆に鼻呼吸になることで、高温多湿の肺呼気が副鼻腔を覆い尽くす効果もあります。
「未知の世界」ですが、「息を引きとる」その日まで「塩湯鼻うがい」を続けることでしょう。

Posted by 匿名さんへ鍵山いさお at 2022年05月11日 07:35 | 返信

こんばんは
認知症の母が居ます
肺炎に熱が出ずにいたことで
主治医も私も気付いてあげる事が
出来なくて(無知でした…😞

それでも
段々、手が震え出し
いつもと違う母を見て救急車を呼び
やっと、搬送先の病院が決まり
安堵したのも、束の間
PCR検査で、陽性だったのです
そこから コロナの受け入れのある
病院が見つかるまで、4時間 個室の一角部屋で
待機させていただいてました。
でも、その間水一滴も口にすることも出来ません
点滴もなく、エアコンからの脱水も酷く
悲惨な状況でした
やっと、見つかりその夜主治医から電話がかかり
両肺が真っ白で危篤状態ですと
結局母は、それでも 急死を得 復活しました
救急病院で一月半 寝たきりでいました
言うまでもなく、認知症が進み歩行と食事の自立にも
影響がでています
母が生還してからは、医療従事者さまの手厚い看護で
いまは、リハビリにと頑張っていますが
何がいいたいかと…。
お察しください


とにかく、日本も
先進国ならば先頭を切って他国の手本となるような
国に変わればな…。
福島原発事故以来、日本は変わるべき時期だと
思っていました
それも、先送りですね
刹那主義
哀しい


私たちにできること、何だろ
まず、家族や友人、ご近所 職場の皆んなを
大切に想うこと

そんな事しか思い浮かばないけど

とにかく、そう言うことなのかな

長々とすみません…
承認なくとも大丈夫です

有難うございます

Posted by かおり at 2022年05月11日 07:58 | 返信

じゅんさん、貴重なご意見ありがとうございます。
なるほど、ウイルスの新しい変異や同時感染。ロングコビッド。
面白い指摘ですし、実際新しい病気かも知れません。
感染対策のし過ぎ・・これもあるかも知れませんが国によって生活習慣や生態系が違うので(例えば水道や河川の水質の差と入浴する習慣の差、土足文化である無し等)同じ結果になるとは個人的には考えにくかったのです。
じゅんさんとは意見が違うでしょうが、敢えてコロナワクチン説を言うとすれば(あくまでも個人的な”疑問”のレベルで)「授乳」と言うのは、どうでしょう?
国の生活習慣によって、「離乳が平均何才か」は変わるでしょうし、もちろん各家庭でも違うでしょう。
血液中のスパイクタンパクや遺伝子ワクチンの成分が、母乳にどういう影響を与えているか、また、幼児の体にどういう影響を与えているか。ここが私には疑問です。
まあ、「疑問」の段階なので、「これが原因だ」とは現段階では言えません。
案外、じゅんさんの想定が正しいかも知れません。
何にせよ、不可解で不気味な兆候だとは思っています。情報提供、ありがとうございます。

グッビオのオオカミからじゅんへの返信 at 2022年05月11日 10:05 | 返信

かおりさん、大変でしたね(´;ω;`)
でもお母さまがご無事でよかったです。
PCR検査で、陽性。接種されていたのでしょうか。
受け入れは本当に時間がかかります。コロナ前でも救急車を呼んだことがありますが、
家族が具合悪くなり、きたはいいもののずっと家の前で止まったまま。
何時間も、コロナ前でもこの状態ですので、タイミングや状況ではこういうことは珍しいことではありません。
けろっと帰宅してきたときは呆れ、救急車なんか呼ばないでほしいと身内にいいましたが、
今までにない様子だった。慌てたといわれ。
病院は常にリスクが高い人がいるので、とても大変ですね。

アメリカだったか、救急車で呼ぶだけで1万もかかるとか。恐ろしい話です。
数年前に芸能人だったか、ブログで驚いたように記事にしていました。
日本のこういういいところは、ずっと保っていてほしいです。水も安全ですし、
水道水も海外の企業委託で民間移行してるところが増えつつあり、不安を感じています。
海外企業はドライですし、営利ですからね。

Posted by 匿名 at 2022年05月12日 01:52 | 返信

おはようございます
先生!

すみません
タイプミスで
「九死一生の危険な状態から逃れる事が
できました」
です


この住んでる街が
尼崎市だったらどんなにいいか
なかなかコロナの在宅診療や
治療をしてくださる医師がいらっしゃらなくて
先生が日々発信されてる
情報を元に私も頑張らないと…!
いつも有難うございますm(._.)m

Posted by かおり at 2022年05月12日 10:02 | 返信

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