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認知症の家族介護 10のやめどき(後編)

2022年06月01日(水)

認知症の家族介護に関する相談が多い。

どこかで施設介護に切り替えてもいい。

後編を月刊ケアマネジメントに書いた。

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月刊ケアマネジメント6月号

在宅医だから伝えたい! 


在宅介護を快適にする極意

第26回 認知症の家族介護 10のやめどき ―後編―  →こちら




6) 昼夜逆転で苦しい  


 これはたまりませんよね。自宅療養の認知症の人の多くに昼夜逆転が見られます。人間は放っておくと毎日少しずつ寝る時間が遅れるものだそうです。夜10時に寝る習慣の人を真っ暗な時計のない牢屋に入れると1~2週間すると昼夜逆転し、明け方に寝るようになります。これは高齢者に限った話ではなく、若い人でも昼間に寝ると夜に寝なくなります。


 僕は夜間高校の校医を20年以上していますが、「健康」の講座で生徒たちに寝る時間を質問すると一番早い子供で午前3時、と答えます。午前6時でも午前9時でも手を挙げる子供がいます。最高は午前10時でした。これには睡眠相後退症候群という難しい名前がついていますが、もちろんコンビニやネットなどの現代の24時間社会の影響です。要は年齢に関係なく、人間は自然に任せているといつのまにか昼夜逆転してしまうものです。


 しかし眠れないからと安易に睡眠薬を飲むと翌日まで持ち越し効果で眠気が持続します。超短時間型に分類されている睡眠薬であっても加齢で代謝機構が低下しているので人によっては翌日の午前中までボーっとしてしまいます。朝一番にカーテンを開いて太陽の光を浴びる習慣だけでも昼夜逆転は簡単に解決します。しかし本人がそれを嫌がったり独居の人はそれをする介護者がいません。


 たまに泊まった子供たちは親が寝ないので「もう耐えられません」と一晩で音を上げてしまいます。デイサービスやショートステイが非常に有用ですが、介護保険の限度額の関係で毎日行けるわけではありません。敢え無く施設入所となる場合がありますが、施設でも昼夜逆転が止まらないので継続して主治医を頼まれた僕達在宅医は苦労します。



7) 夜間徘徊を繰り返す


 これも大変です。在宅医として27年間の経験では夜間徘徊で夜中に警察に保護された認知症の人はゆうに100人以上いました。中には交通事故や鉄道事故で亡くなった人もおられました。最近は、地域により「徘徊見守りネットワーク」というシステムの開発やNPO活動もありますがまだまだ普及していません。


近所の交番に見守りを依頼している人もいますが、必ず誰かに発見されるとは限りません。 外に出ていかないように夜間は二重鍵や三重鍵にしてもらいますが、それを開けて外に飛び出す人もいます。独居の認知症の場合は外から入れない場合もあるので、鍵に工夫が必要です。夜間に玄関扉が開けば反応するアラームをつける人もいますが、その度に携帯電話で起こされる家族は根を挙げます。そうかと言ってきつい睡眠薬を出すとトイレ歩行時に転倒し骨折する可能性が高まります。


もちろん夜間徘徊の程度は人によって様々で、相談を受けても簡単には解決しません。家族の我慢は最長でも2~3年。そのうちしなくなるのですが、ご家族には先が見えない不安が大きくのしかかります。



8) 骨折が転帰になることも  


 認知症高齢者が夜間のトイレ歩行時に転倒することはまさに日常茶飯事です。電話で「足のつけ根を痛がっています」と聞いただけで、「ああ、大腿骨頚部骨折やろな」と察知します。普通に歩いている人なら元通り歩かるようにしてあげたい、と誰でも考えるでしょう。ケアマネさんにお願いして緊急人生会議を開催し、入院・手術のメリットとデメリットを話あった結果、入院・手術となることが大半です。


整形外科の手術ができる病院を探しますが、家族には1ケ月後に必ずやってくる次の分かれ道についても話をします。  


端的にいって、手術して約1ケ月後には、1)リハビリ病院に転院、2)自宅に帰ってリハビリ、3)そのまま施設入所の三択になります。


1)を選択した場合、その後自宅に帰ってくる確率は僕の経験では半分程度かな。リハビリどころか徐々に衰弱コースに入る人がいます。もちろん認知機能も悪化します。

2)を選択するなら、入院中からケアマネに依頼して要介護度をアップさせておいたほうがいいでしょう。また訪問リハビリの目途もつけておくべきです。いずれにせよ、家族の負担は転倒前よりも増大します。

結局、3)を選択する人も少なからずいます。  


だから、転倒・骨折と聞いたら上記の3択をイメージしておくべきです。



9) 胃ろう議論で結論が出ないケース


「親がだんだん老いていく姿を見るのが辛い」と言われる家族がたまにおられます。あるいは、「徐々に食べなくなって餓死するのが怖い」なんていう人もいます。僕は、「親の老いを受け入れる」という本を読ませたりその冒頭の詩(YOU TUBEで誰でも聴けます)を聞かせますが、受け入れてもらえません。  


 「じゃあ、胃ろうを希望されますか?」と聞くと「いや、胃ろうだけは絶対にイヤです」とキッパリと断られます。内心、「じゃあ、どうしろと言うの?」と言いたいけどそこはグッと我慢し、人生会議をするしかありません。本人の意思(リビングウル)が不明の中での人生会議ほど辛いものはありません。日本は先進国で唯一、リビングウイルを担保する法律も無い国です。


 僕が一番困るのは、「鼻からチューブ栄養をして下さい」とか「高カロリー点滴をして下さい」と言われる家族です。「それをするくらいなら胃ろうです。胃ろうのほうが絶対いいですよ」と何度も説明しても絶対に納得されない家族がいます。その家族には「胃ろう=悪」と間違って刷り込まれているのです。間違った印象を与える報道をしてきたNHKを恨みます。


 「胃ろうという選択、しない選択」という拙書を渡しますが「読んでも分かりません」と言われたら、こちらもお手上げです。「じゃあ、施設に入りますか?偉大なお父様が徐々に衰弱していく姿を毎日見ないですみますよ」と言ってみたら、あっさり「そうですね」と返ってきて拍子抜けしたことがありました。



10) それでも最後まで頑張る人へ 長尾医師からのメッセージ  


これまで在宅介護のネガテイブな面ばかり書いてきました。しかし「にも関わらず」在宅療養を継続したいご家族もたくさんおられます。在宅医療の素晴らしさを伝えている身としては嬉しい家族です。  末期がんの在宅療養期間は、がんの種類や年齢にもよりますが、在宅を開始して平均1ケ月半です。


本当にあっと言うです。例外は前立腺がんと乳がんで、在宅介護が数カ月に及ぶことがあります。しかし一般的には、末期がんは短期戦そのものです。介護離職をする必要はなく、1~2週間の「介護休暇」を取得すれば看取ることができます。 末期がんの在宅看取り率が9割を超えているのは当たり前です。


一方、認知症の在宅介護は年単位に及びます。なかには20年に及んだ人もいました。まさに長期戦でその間にいろんなことが起こります。自分自身が病気や事故に見舞われるかもしれませんし。長期戦ゆえに、介護者はいろんな「逃げ道」を知っておくべきです。




具体的にはストレス発散や介護保険の活用法です。 ストレス発散とはカラオケや旅行の話ではありません。井戸端会議のような世間話をできる場です。できれば同じような境遇の家族と情報交換ができればいいですよね。


西宮市には丸尾多重子さんが主宰する「つどい場 さくらちゃん」というNPO法人があります。そこには認知症介護者が集まり認知症介護の情報交換をしたり愚痴を笑いに変える場所です。コロナの前までは要介護4や5の認知症の人とご家族で北海道や沖縄だけでなく、台湾や韓国まで2泊3日で団体旅行をしていました。


要介護5で歩けない人が外国旅行するだけでも凄いことです。僕もボラテイアでお供をしていました。旅行をすると当事者だけでなく介護者もそして医者も元気になります。全く言葉が出なかった人が旅行から帰ってきたら1週間程度話ができていた経験もしました。 丸尾さんらの活動に触発されて介護保険とは無関係に介護家族を応援する活動をしてグループが各地にできてきました。


コロナ前はそんな人が集まって「がいご楽快」もやっていましたが、今はオンラインで講座や相談を受けています。そんな居場所を見つけて孤独にならずに話し相手を見つけることがストレス発散です。 もうひとつは介護保険の活用法を勉強することです。自宅か施設か、と考えがちですが、「行ったり来たり」を自由にできる介護体系があることを知って欲しいのです。


小規模多機能(ショータキ)や看護小規模多機能(カンタキ)です。国は力を入れていますが、収益性が悪いため取り組む業者は多くはなくそれが無い地域もあります。


僕のお勧めは「お泊りデーサービス」です。これは昼間は介護保険を利用するデイサービスですが夜は一泊、4~8千円程度で一晩中見守ってくれます。夜間徘徊で疲労困ぱいした家族に勧めています。手軽に利用できるが利点ですが、数が少ないです。いずれにせよ「行ったり来たりしながら最期は自宅で看取り」ができる介護保険サービスがある事を知っておいてください。  


最後に全国的に増えつつある介護保険を利用する「介護医療院」をご紹介します。夜中も看護師も医師も対応するが特徴です。一見、病院のようですが、介護保険を利用する「施設」です。通常の医療だけでなく人生会議や看取りにも力を入れています。国の方針で増えて現在、全国に4万床まできました。


いつかは施設に、とお考えの方は地域の介護医療院を探しておきましょう。まだ一床もない地域もありますが、近い将来まだまだ増えます。僕が診ている中には、フルタイムで仕事をしながら要介護5の親を在宅介護しておられる人もいます。  


参考書をいろいろ書いていますのでご参照ください。 「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」 「家族よ、ボケと闘うな!」 「親の老いを受け入れる」などです。




PS)

コロナチャンネル #752_


淡路~出雲の旅 皆様との御縁、神様との御縁  →こちら




今日から6月。


気持ちを新たに頑張りましょう。




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この記事へのコメント

長尾先生 おはようございます
 今日もブログありがとうございます
 長く様々な患者を診てこられて、患者の意に添うことは先生としてさぞかしエネルギーのいることでしょう。
 死はどういうことか、命はどういうものか、日本人は小さい時から見てきたはず。しかし、日本文化、原風景が失われていく中で、直前になって思い起こす現実は避けて通れない。
 介護、終末医療は本当に大変だと思います。特に意識のある方の場合、体は思いどおりにならないと人に頼らなければならないが、自分の希望にならないとき、さぞかしつらいと思う。
 私も介護、終末医療はどうありたいのか、そろそろ考える時期かな。
 
 認知症、昨日のコメントで書き忘れました。脳への刺激で一番は歌うこと、先生の好きなカラオケです。これが一番ですね。自然は2番?、旅行も脳への刺激に良いですね。それから、木工もいいですね。孫と遊ぶのもいいんでしょうが疲れます。
 脳の同じ所ばかり使わないで違う部分の刺激の為に、新しいことに挑戦するのはいいかもしれません。とてもマネはできませんが、ピアノでカンパネラをマスターして、イングリット・フジコ・ヘミングの前座を務めた九州の猟師の方がいます。音楽家で認知症になった方、聞きませんが…。いやそんなことは無いか…。
 年々体力が衰えるので、筋肉の衰えを防ぐために、まず体操からと思うも、でもなかなか続きません。

Posted by じぃじ和74 at 2022年06月01日 10:14 | 返信

2018年から1年8ヶ月、義理の親の介護をしていました。
1人の親は腸の病気のため自宅介護が無理で(昼夜問わず下痢が頻繁)急性期病院→療養型病院に1年くらい入っていました。もう1人は、軽い認知症、パーキンソンで要介護3。でも一人暮らしをしていました。片道2時間半のところに住んでいた私が週半分はそこに泊まり、半分はヘルパーさんを結構頼み、デイサービスに週4行ってました。月に1回は5日間のショートステイも利用しました。あとは週1、看護師さんと訪問リハビリの人に来てもらいました(難病で限度額を超えてたので実質無料)
やはり家族の手伝いは不可欠で、これだけやってても、ヘルパーさんに来てもらうのに介護保険では足りず自費部分が出てきたのを思い出しました。要介護度にもよりますが、家族が手伝えない人は施設じゃないと難しいかなと思いました。金銭的にも。
家族が手伝える人は、先生がお書きになった文章を参考にすると良いと思います。
「お泊りデーサービス」、うちはデーサービスに2種類行ってたのですが、片方がそれでした。ただし一度も利用はしたことはないです。ショートステイが希望日取れなかったら利用してたかもしれません。

高齢者は住み慣れた家で最期まで過ごしたい、その気持ちはよくわかります。長期入院してた方の義理親が転院の話を聞いた時、退院と聞き間違えて「来週退院できるんだって、良かったー」と嬉しそうに言ってて、本当にごめんなさいと思いました。
ただ、全ての人が自宅で最期という望みが叶うわけではないです。認知症の度合いや他の病状、介護する人の仕事などの忙しさで無理なこともあります。自宅介護してた方は、先のことを考えて要介護3になった時に即特別養護老人ホームに申込みました。ショートステイで度々利用して本人も気に入ってました。人によっては冷たいと思われるかもしれませんが、割り切りました。結局1年以上経っても特養の順番が回ってこないうちに急病で亡くなってしまったのですが。

先生のコロナチャンネル、もう2年以上ですね。5類になるまでやるんですね。今東京では毎日感染者が減ってます。もしかしたら近々?
そうしたら、長尾チャンネルにして、介護、認知症、がん治療などの動画にしていただけますか?

Posted by じゅん at 2022年06月01日 10:44 | 返信

義父母を在宅介護した叔母達の話、親を施設に預けている知人の話、そして我が家の体験から。
要介護者だけでなく介護者へのケアも必要(夜寝られないのが続くと、心身おかしくなる)
認知症だから何もわからない、は違う。周りの雰囲気は感じても、通じる言葉で表現できないだけ
だけど往々にしてコミュニケーションとれる者同士、看る側同志で決めてしまい、本人の思いは二の次。
果たして介護している側の「やっている」満足が、本人の安心に繋がっているかどうか?
今でも、おとうちゃんごめん、の思いは残っています。やり直しはきかないけれど。

友人が、特養にいるお母様が亡くなって駆け付けた時に、スタッフの方が一言
「最期まで生き切られました」その言葉にとても救われたそうです。
介護医療院というのがあるのですね。最期まで生き切る、それが叶うなら家でなくてもいいです。

Posted by taco at 2022年06月01日 10:58 | 返信

先生、チキンジョージ 私も もちろん
「行っちゃっりたいですよぉー」
遠すぎて 行きたくても行けません。
それこそ ズームでやってほしいくらいです。

先生の選曲は なんなのかなぁー?
……なんて 思いつつ ウォーキング中はいつも 桑田さん聞いてます。

シュラバラバンバは ウォーキング中に聞くと ノリノリになりすぎて
思わず こんな鈍臭い私でも 人目も気にせず 踊りたくなります。(笑)

チキンジョージは MAX150名だなんて
先生と 一体で盛り上がれますね♪♪
絶対、楽しそう!!
行ける人が 羨ましい〜♪♪

これまでの鬱積したストレス 先生と一緒に 全発散できそうですね!
なんか 心身 浄化できそう。(笑)


5類に なってほしいけど
先生のニコ動が終わってしまうなら
5類にならなくても いっかぁー!(笑)

5類になったら
終わるなんて …。

先生、「聞いてないよー」

Posted by あずき at 2022年06月01日 02:33 | 返信

長尾先生のご朋友のひとり丸尾さんについてこのブログで知り、オンラインかいご楽会にも運良く参加出来ました。この方を知っているのと知らないのでは私にはえらい違いでした。甲子園にも男性の方がされているつどい場さくらと同じような会があるそうですが、西宮の当該の地域包括支援センターではそのような会について何も教えてくれませんでした。こういう情報こそ介護家族に伝えておくべきでしょう。かいご楽会のグループトークの時、全然知らない参加者さんとでも抵抗なしに話せてしまうのに自分でも驚きました。同じ境遇ということが垣根を取り払ったのでしょうか。対面で、が理想ですがオンラインでも効果はあります。介護者同士で繫がることは孤軍奮闘する介護者にはとても必要です。丸尾さんのようにご自身が家族の介護をされた方というのは理屈を超えた深い理解があり、霊的に心に届くようなサポートが可能なんですね。すごくパワフルな方なので自分はあのようにはなれないことはわかっていますが、自分のようなヘタレには丸尾さんが西宮に居てくださっているという事を思っただけでも親船に乗ったような気持ちになります。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2022年06月01日 04:12 | 返信

コロナ騒動も厚労省の改ざん事件がニュースになるなどで、そろそろ
終わりが見えてきてるようでいまさらワクチンでもないでしょう。
でも今後サル痘やらが流行って来てるのに政府は規制緩和して海外からの
受け入れを増やすらしいです。  どうも政府のすることが、後手に後手に回って
いるような気がするのは私だけ?   コロナの時もそう 今回もそうですか?
日本の政治家は、日本を守る気があるのかな・・・。  腹立たしいのはCDCの
東京支社を作るという事。   岸田さんしっかりしてほしいですが、きっと
無理なのでしょう。 今回のコロナ騒動でいろいろな闇世界が明らかになり過ぎです。

Posted by 宝塚のスミレ at 2022年06月01日 05:29 | 返信

長尾先生

コロナチャンネル ♯752
拝見しました。

出雲大社の本殿を拝めるなんて
すごすぎますね。


最近のコロナチャンネルの
コメントは平和ですよ。
くすっと 笑っちゃうような
コメントもあります。


昨日のブログの
コメントについて


認知症の 脳のごみは
アミロイドβのことですね。
薄皮つきピーナッツは
いいんですよね。
ピーナッツは血管にも
良いですもんね。
玉ねぎの皮には
ファイトケミカルが
ありますが なかなか
めんどうで 煮出して
その湯を使えば良いのですが
なかなか やらないです。
私も化学が好きなので
この手の話は大好きです。


ロールプレイングゲーム
(ドラゴンクエストとか)
脳の海馬を活性化すると
聞いたことがあります。
音楽もクラシックですし。
洞窟を探検したり
呪文を覚えたり。
おすすめです。

Posted by 長尾先生が大好き at 2022年06月01日 08:20 | 返信

コロナ禍の施設においても、在宅においても、医療、看護、介護は今なおベストを模索中ですよね。
私の住んでるところは、尼崎市と隣接しているところなので、訪問医師、訪問看護師、介護関係の
事業所がそこそこあるのにも関わらず、やはり、コロナに罹患して、訪問するお宅の方々に
うつしてしまったらどうしようという理由が一番で、こと、ベテランのヘルパーさんが多く辞められ、
介護ステーションもいくつかなくなりました。デイサービスにしかりです。
コロナ禍前から、訪問看護師、介護士、ヘルパーさんの数不足は、長尾医師も懸念されてましたが。
「三和の家」のことも、気にかけています。とても明るくて日本語も中国語も達者な代表の女性が、
私は要介護者ではないのですが「中国本場仕込みの水餃子美味しいよ!食べにおいで!」
など気さくに話しかけてくださってたのが、脳裏に刻まれてます。

Posted by にゃあ at 2022年06月01日 09:06 | 返信

先生!お疲れ様です

「親が老いていく姿を見たくない」わかります!
けど、離れて暮らしても結局は心配になってしまう…
笑笑
色々考えて…結局は
今までの介護ヘルパースタッフさん達と
とにかく挑戦してみることになりました
挑戦です…。
不安で母が帰宅するまでソワソワしています

理想は
そばにいて沢山触ってあげたいし
ハグも出来る、好きな音楽を聴きながら一緒にドライブに行きたい
何とか、理想に乗っかれるそうなんです!
90のおばあちゃん!頑張れ(ง°̀ロ°́)ง

老人施設ではまだまだ、コロナ体制が厳しくて
面会もできませんから 施設選びが肝心になります

いま、出来ることからコツコツと!
両親でなくて
西川きよしさんがそう言ってました😆

それと
先生が仰っていた ショータキ.カンタキ?
気になって
近所の小規模多機能施設を調べて話を聞かせて頂きました 要は、
1つの事業所と契約するだけで複数のサービスを受けることができて、
住み慣れた地域で生活できるってことですね!
全部ひっくるめて、面倒をみます! みたいな感じですか?

カンタキは、看護師さんが常時付いてくださる…。他にもメリットに
デメリットもあるかもしれないけど
また、母の容態が変化した時にゆっくり
ケアマネさんと相談しながらですね
先生の貴重な情報のおかげで 勉強になりますし実践に繋がります いつも、本当に有難うございます

マニチュードや、ベストインタレスト
あと、「介護に必要な医療と薬の全知識」
購入させていただきました それも、あれもと勉強しなくては
忙しくなってきました^ ^ 頑張りますね!

スマホで、ポチポチと文字入力していますが、画面が小さくて何を話していたのかだんだん、わからなくなってきちゃいます いつも、おかしなコメントばかりで、お許しください…。

それと、FLCCCの公表! 流れが先生に傾いてきました!
嬉しい…😭ですね
先生の努力が証明されてきましたね
報われない努力もありますが、その過程も大切ですから
頑張れます!

今日はスナックで
パッ〜と、歌いますか?
私はMISIAの「アイノカタチ」を聴いてました 
あと映画は、🎞「ニューシネマパラダイス」 良かったです!
ASK○さんも、先日の「地球防衛軍会議⁉️ 」🤣で
ちらっとニューシネマが良かったって仰ってましたね 笑笑 
 
個人的な話ですみません🙇‍♀️

今日もお疲れ様でした…
先生!
また明日!😃

おやすみなさい🌙

Posted by 匿名 at 2022年06月01日 09:39 | 返信

長尾先生、こんばんは。
今週6/3(金)にゆうネットさんの意見広告が毎日新聞朝刊に
掲載されます。そこで皆様にお願いがあります。
是非とも毎日新聞朝刊を購入し、感想や意見を届けてくれないでしょうか。
皆様の思いがコロナ騒ぎを終わらせマスクなしで過ごせる人間らしい当たり前の日常を
取り戻す布石となります。
 また、2022年6月3日(金)9時頃までには以下のページで
掲載紙のPDFがダウンロードできます。
https://jcovid.net/ad20220603dw/

Posted by 渡邉 隼 at 2022年06月01日 10:10 | 返信

 先生 5類になったらコロナチャンネルやめるって。
とてもショック受けてます。替え歌終わった時も
動揺してしまったけど 元気なくなりそうです。
 ショボーン。。
 もっと先生が見たいなあ~。今日もお疲れ様でした。

Posted by 松崎まゆみ at 2022年06月01日 10:15 | 返信

ワクチン接種後から認知症が進む例が増えているように思います
知人がワクチン接種後から一気に認知症が出現してで数ヶ月で悪化して要介護状態になっており
恐怖を覚える日々です

Posted by 匿名 at 2022年06月01日 10:16 | 返信

「認知症」ということばを聞くと、医療者は斯く斯く、介護者はかくかくという。当事者もしくは予備軍(読者)は・・・・。この「・・・・」がコメント投稿者の間で語られることはない。まちかどスワイショウでは、参加者みずからが進行軍であるがゆえに、認知障害の芽を可能な限り摘み取る工夫をしている。
認知障害の要因となる脳内老廃物の排出システムをしっかりととのえることである。坐式であれば、亀の呼吸法と蛇の背骨運動を組み合わせた亀蛇気功(神亀服気)がある。立式であれば、脳脊髄液を滑らかに循環させるスワイショウ4番(平円・双龍)がある。
脳脊髄液は脳髄と脊髄の組織の隙間を流れている。脳室から絶えず発出され、1日4回すべてが入れ替わるという。まさに静脈・リンパ液に並ぶ脳内老廃物の排出システムでもある。
スワイショウ4番は、右手小指から背面を斜めに左足小指まで・左手小指から右足小指まで全身の筋膜を螺旋的に揺り動かす。小指を親指に変えれば真逆の螺旋的回転になる。1動作2秒なので、60秒もやれば30回。小指回しと親指回しをやれば2分で完璧である。筋膜・血流・脳脊髄液の円滑な循環が同時に保障される。

未病者も軽度認知症者もやって損はないだろう。医療者・介護者だけが主導権を握っていいはずはない。当事者自身が「みずから治す・癒す」という主人公・養生者になりたいものだ。「薬物依存」「介護依存」のみにおちいってはあかんと思うのだが、読者のみなさんのご意見を聞きたい。

Posted by 鍵山いさお at 2022年06月02日 12:03 | 返信

長尾先生 こんばんは。

うちの両親は健在ですが、運動量が少し足りません。リビングで寝るか座ってTVを見ています。
買い物は出かけますが週に2回くらい。今のところ幸いにして認知症はありませんが、考えておかないといけませんね。

近所にデイケアの病院があるのでその時はそちらにお願いします。

親の死を受け入れるのは辛いので考えたくないのが本音です。

弱虫ですね。

Posted by 奈良の龍 at 2022年06月02日 02:26 | 返信

今晩は。
コメント欄で「FLCCC Iワクチン後遺症へのアプローチ」を紹介して下さっていたので、早速確認しました。
コロナワクチンの被害に対してだけでなく、子宮頚がんワクチンの被害にも効果が有るのでは⁉︎と考え、実行してきた物も有りました。
玉葱の皮(ケルセチン)やピーナッツの薄皮(レスベラトロール)の健康効果についてもコメント欄だ紹介されていたので、復習しました。
有機栽培の玉葱の皮を煎じて、ポリ袋に小分けして冷凍庫に入れ、カレーライスや味噌汁、玉葱スープ等に使っています。特に注目すべきは、抗炎症作用だと思います。
様々なサイトカイン、特に過剰な炎症を引き起こし、癌やリウマチ、動脈硬化、アルツハイマー、糖尿病、アレルギー等の原因となるTNFαを抑える作用が有ります。
薄皮付きピーナッツは、シワシミ予防に良く、人間は、起床から正午に向けて酸化度が高くなるので、朝食べるのがいいのだとか。
毎朝無農薬国産レモンを絞って飲むのがいいのですが、季節でない時は、水素水を飲んでいます。
水素は、様々なサイトカインの発現を低下させるので、水素水発生器で水素水を作っています。
玉葱皮、ピーナッツ薄皮、水素は、理論的に枠沈の害で苦しんでいる人にも善いですよ。
ケルセチンと一緒に取るといいのは、ビタミンDですが、
鮭、秋刀魚、鰯等の魚介類や干し椎茸(市販の物は、室内乾燥が殆どなので買った後天日に当てます)に含まれています。

Posted by 三毛猫 at 2022年06月02日 04:33 | 返信

認知症(まだはっきりわからない。)家族の方に早速シェアしました。
助かりました。ありがとうございます。

Posted by うし🐮 🐾🐾 at 2022年06月02日 08:51 | 返信

長尾先生、おはようございます。


昨夜は何かと慌ただしくて、今頃コメントです。このマイペースさもいつまで続くのでしょうか…。

認知症の家族介護 10のやめ時(前編)(後編)、改めて読み直してみました。「やめ時」とういより、表も裏も知ることで俯瞰するガイドブックの様な気持ちで読み直しています。人に紹介するのも良いと思いますし、一人暮らしでも活動的に生活している母に、改めて感謝の気持ちが湧きました。


この寄稿を読んで感じた事は、「死ぬことに責任を取りたく無い…」という想いでした。
愛のありかによって在宅介護の道が別れたり、個人が入所を恐れたり、家族が胃ろうで揉めたり…様々なドラマがあるけれど、それでも歳はとって症状も進行していく。
様々なサポート体制はゼロではないから、介護者が乗り切れる場合もあるし限界に達してしまう事もある。支える側の限界が介護のやめ時でもあるし、見事にお互い様だなあと思ったりします。

「私はこうやって生きて、こうやって死ぬます」とあっけらかんと話す人は、日本人にはあまり見かけない気がするけど、外国人には時々聞いたような気がします。出来るかぎり自分の死に責任が取れるように、やっぱり普段からの生き方に関わってきますね(笑)


読み応えありました。ありがとうございます。
今日も、応援しています。

Posted by 白夢 at 2022年06月03日 09:33 | 返信

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