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薬害認知症から逃げる

2022年06月15日(水)

「薬害認知症」を知り、逃げて欲しいな。

抗認知症薬、多剤処方、そしてワクなど。

それを知っていないと後悔、するかもね。

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母親が初期のアルツハイマー型認知症と診断され、薬の量が増えていくことに不安を感じる家族。

減薬や中止という選択肢は? →認知症=抗認知症薬ではありません。

抗認知症薬の副作用や多剤処方の影響も考え、

抗認知症薬の減量や中止、減薬を考えることも重要です。




質問)


今回は、11年前の東北大地震で奥様を亡くされ、母親代わりとなり二人のお孫さんの面倒をみてきたお母さま、保育士の長女、大学2年の次女と暮らしている岩手県奥州市在住の銀行にお勤めの59歳の男性からのご相談です。 (ご相談) 父がガンで亡くなった昨年の6月ぐらいから同居している母(82歳)が同じことを何度も聞いたり、話したりするようになりました。加齢によるものと軽く考えていたのですが、心配した娘たちが母を認知症の専門病院に連れて行き、初期のアルツハイマー型認知症と診断されました。


毎月定期的に受診して、昨年の12月までは病院から出る4種類の薬を服用していたのですが、今年に入ってからぼーっとしたり、イライラしたり、 夜眠れない日々が続くようになったため担当医師に相談したところ、詳しい説明もないまま3月から薬が3種類増え、7種類になってしまいました。服用開始時にそれぞれの薬の内容、副作用などはお聞きしていたのですが、薬の量が増えていくことに不安を感じていた長女が「しばらく薬を減らすなり中止して、様子をみていただけないでしょうか」とお聞きしても、(気のせいだと思うのですが)不快そうな表情をされ、「進行を遅らせるために、常に薬の効果と副作用をチェックしながら患者様の症状にあわせて処方しています。


一時的に副作用はあっても、時間とともに落ち着いているので問題ありません」と言われただけで、その後病院からは詳しい説明はありません。たくさんの薬を服用していると身体の負担も大きく、副作用の危険性が高まるのではないかと娘たちも心配しています。また本当に薬を減らしたり、中止をするという選択肢は考えられないのでしょうか。わかりにくい文章で申し訳ございませんが、何かアドバイスなどを頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。




回答)


結論から申しますと貴方の考えが正しくて、そのお医者さんが言われる事は間違っていると思います。認知症の人が怒りっぽくなった時にその原因として一番に考えないといけないのが、抗認知症薬の副作用や多剤処方の影響です。まずは抗認知症薬の減量ないし中止、そして多剤処方の改善、つまり減薬を考えることが重要です。火事に喩えるならば、火事が起きたら水をかけて消火をすべきで、油を注いで炎上させるのは間違いです。でもそのお医者さんにはその知識が無いようなので、大変残に思いました。



増量規定は撤廃された


医者に「認知症」と診断されたら多くの人がお薬を希望されます。現在、日本で保険適応になっている抗認知症薬は4種類あります。ドネペジル(商品名アリセプト)、ガランタミン(レミニール)、リバスチグミン(リバスタッチ、イクセロンパッチ)、メマンチン(メマリー)。これらは、認知症の進行を抑制するということで保険適応になっていますが、抗認知症薬を飲み始めたら怒りっぽくなったという人が少なからずいます。NHKの認知症啓発番組では専門医が「怒る元気も無かった人が怒る元気が出たことは良いことなので絶対に中止してはいけません」と繰り返し述べていました。


実はこうした考えの根底には「抗認知症薬の増量規定」なるものがありました。 4種類の抗認知症薬はいずれも少量から開始したら必ず2~4倍まで増量しなければならないという「規定」がありました。たとえばドネペジル(商品名アリセプト)の場合、3mgで開始して2週間後には必ず5mgに増量しなければならない、と。しかし3mgで調子が良くても5mgに増量した途端に興奮、暴力、歩行障害などが起きて介護負担が増えることを少なからずありました。本来こんな時は3mgに減量ないし中止すべきでしょうが、増量規定がそれを許しませんでした。


逆に「薬が効いていないので10mgに増量だ!」という考えの医師も多くいました。減量と反対に増量すると、当然ながら易怒性はさらに激しくなり、強力な鎮静剤が必要になります。すると、ふらつき→転倒→骨折→寝たきり→食事量低下→胃ろう、という悪循環に陥ることがあります。あるいは暴れるため泣く泣く施設や精神病院に入ることになります。本来、脳に作用する薬こそサジ加減が重要で最も個別化医療が必要な病態のはずです。でもそれが叶わないという現実がありました。



政治家も動いた


そこで私は山東昭子参議院議員を顧問に迎え「一般社団法人・抗認知症薬の適量処方を実現する会」を設立しました。同会のホームページ上で抗認知症薬の副作用情報の収集を開始したところ多数の副作用情報が寄せられました。いずれもが、抗認知症薬の減量ないし中止で穏やかな状態に戻ったとのこと。


抗認知症薬には易怒性や歩行障害という副作用があること自体を知らない医師も多くいました。 いずれにせよ抗認知症薬の増量規定は撤廃されました。しかしそもそも認知症=抗認知症薬ではありません。4つの抗認知症薬はアルツハイマー型認知症が適応病名です。


ただしドネペジルだけはレビー小体型認知症にも投与できますが、他の三剤は適応ありません。また前頭側頭型認知症(ピック病)は適応がないばかりか、有害です。



「薬害認知症」から逃げる


2018年6月、フランス厚生省は抗認知症薬に関する重大な発表を行いました。アルツハイマー型認知症の治療薬4種を保険適用から外すというものでした。「これらの薬を使うことで症状の緩和、死亡率の低下といった良い結果が得られる証拠は不十分である一方、有害事象の多さは無視できない」という理由でした。一方日本では、フランスと異なり抗認知症薬偏重の医療が現在も行われています。


私は多剤処方による認知症と抗認知症薬の副作用による認知症を総称して「薬害認知症」と呼んでいます。本来、薬の処方は、本人の年齢、体重、症状、感受性などに応じて医師が適量を模索するべきです。しかし認知症医療においては異常事態が16年以上も放置されていました。


詳しい事情は拙著「認知症の薬をやめると認知症が良くなる人がいるって本当ですか?」「抗認知症薬の不都合な真実」(いずれも現代書林)や「その症状、もしかして薬のせい?」(セブン&アイ出版)などをご参照ください。


どうか、薬害認知症から逃げて下さい。





PS)

コロナチャンネル #766_


イベルメクチンを誤解しているお医者さんたち  →こちら




ノーベル賞受賞者が言ったから、イベルメクチンを「盲信」していいのか?  →こちら


「妄信」とか「ダメ本」とか、書いていいの?


こんな記事は、名誉棄損にあたらないのかな?


大本営、凄いね。


大村先生が気の毒でならない。




今日の東京都の重症者はゼロだった。

長尾クリニックの陽性者もゼロだった。

もう終わったこと、だと考えている。

だから「勝手にコロナ明け宣言」をする。




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この記事へのコメント

こんにちは。

 多剤投与は、怖いです。組み合わせがいくつもできて、
確率場合分けを考えるのが面倒。身体に負荷がかかると
思うのですが。

 コロナ対応。昨日のニュースで、厚労省の会議があった
とか。中でも印象に残ったのは、「接種率5割」を境に
感染状況が下がってゆく話。つい何日か前に、別の方に
書いたので。接種者の息で伝播して、自然免疫をつけたから
状況が落ち着いたと考えています。

 3回目接種の頃、私はあまり伝播を感じませんでした。
ウイルスも電磁波も。接種者の体内で飽和状態で、産出
される量が減っているように思いました。
 4回目でもその傾向が続くのであれば、予防のイベル
メクチンはあまり出番がないかもしれません。身体を
弱アルカリ性に保ち、空気清浄を行った上で服用を考えて
います。

 サル痘対策で、ワクチン接種を勧めそうですね。

では。

減ってきて

Posted by たまねこ53号 at 2022年06月15日 07:25 | 返信

長尾先生おはようございます

先生の新刊の表紙、素敵でした♪
なんだか尾崎豊の「Oh my little girl」
が流れてきそうな雰囲気がありました♪

イベルメクチンに関しては、
印象操作だけの記事が多く、
私も大村先生がお気の毒で胸を痛めています…
確か一ヶ月くらい前にも、
ASKAさんがツアーメンバーにイベルメクチンを強要!
みたいな記事が出て、
飛鳥さんとイベルメクチンのダブル攻撃がされていました。
飛鳥さんがきちんと釈明されてましたけど、
これも気の毒でした…

もっと日本の宝の大村先生のこと、
政治家の人に守ってもらいたかったです

今日もいい日でありますように

Posted by こやま at 2022年06月15日 08:32 | 返信

長尾先生 おはようございます。
今朝の検索サイトで<新型コロナ「5類相当に見直しを」都医師会が提案>
やっとここまで。長尾先生と尾崎会長がプライムニュースで共演されてから、長かったです。

長尾先生は早くからコロナに向き合って道をつけられて、後進も増えてきて、
先生は「コロナ明け」で、さらに先へ先へと進まれているようです。

コロナ禍以前に、親の付き添いで医療の傘の下、1年近くを過ごしました。
お世話になったという気持ちはありつつ、違和感や疑問も残ったままです。
これからも先生のご発信に学びつつ、医療や薬と上手く付き合っていきたいです。

Posted by taco at 2022年06月15日 09:06 | 返信

長尾先生

毎日ニコ動で先生に会え楽しんでいます。

「ノーベル賞受賞者が言ったから、イベルメクチンを「盲信」していいのか? →こちら」
読んでなんだか世も末の記事だなぁ、と。これ書いた人、レベルが低いです。独り言。

Posted by 匿名 at 2022年06月15日 09:31 | 返信

>接種者の息で伝播して、自然免疫をつけたから
状況が落ち着いたと考えています。

これは、ないのではないかと思います。
読者数の多いTwitter発信者が「接種者の口から出たmRNAが未接種者に空気感染する」と呟いて、「それじゃ未接種者はワクチン打たずしてワクチン打ったことと同じになるじゃないか。そんなのおかしい」と批判されていました。

それから、自然免疫、獲得免疫というのを調べてみてください。
自然免疫というのは元々体に備わっているしくみで、こちらを下げないようにしましょうと長尾先生はいつもおっしゃっています。
獲得免疫は、感染もしくはワクチンによって、ある病原体を処理する働きであとから備わるものです。

ですから、伝播で自然免疫がつくというのは言葉の使い方が違うのです。

匿名からたまねこ53号への返信 at 2022年06月15日 09:55 | 返信

長尾先生 おはようございます
 今日もブログありがとうございます
 薬増やせばよくなると言うのは旧式の考え方ではありませんか。
 製薬会社、お医者さんが儲かる仕組みですね。
 かって私も単身から帰って来て地元の町医者に通い高血圧の薬を飲んでいましたが、1種類では効果が低いとかいわれて、別のメーカーの薬を追加され飲みましたら、それまでは普通に歩いていたのが、歩けない、血圧が下がりすぎたんですね。私の場合上しか下がりませんでしたが、通院止めました。
 
 『感染症危機管理庁』を新設するんだって、政府は。米CDC東京事務所の御用聞きにするつもりだ。
 新コロナ対策で12兆円も使っているが、金の行方がはっきりしない。
 『こども家庭庁』もできて、いよいよ国家が我々を管理しようとしている事明らかだ。
 これまで様々な方法で世界の人口を減らしてきたが、人口増え続け、地球環境も悪化、直接的に削減計画が実行されつつある。人口が9割減ったところで、チップを埋め込まれた生き残った人々は自己判断を失ない家畜化される。5Gはそのために使われる。
 WHOも買収されて、神を否定する輩の計画が進行中である。陰謀論ではないぜよ。
 この先日本人はぼやっとしてると、日本国は滅びる、或いはこの先も働き蜂を続けなければならない。
 今の日本政府を変えるには国民の意志が目覚めるしかない。

Posted by じぃじ和74 at 2022年06月15日 10:01 | 返信

敬愛する長尾先生
薬害認知症について取り上げて下さりありがとうございます。凄く気になる情報でした。YouTubeの長尾先生が出てる認知症関連の動画でも仰ってましたね。お医者さんも知識なかったりってゆうのがビックリですが、あやか先生も仰るように、自分が第二の主治医になるつもりでしっかり知識を身につける必要があると思いました。昨日、長尾先生が敬愛する福田先生がコメントされてる中にも、コロナ治療薬でブレインフォグ状態で退院してくる人もいるとのことでしたし、ワク打って認知症のひともいるし、副作用のない薬なんてほんとないですね。。福田先生にも現場の貴重な情報あげて下さりにここにて感謝致します!後遺症患者診てながらワク打つ職員もいらっしゃるなんて。。不思議だなぁ。長尾先生や、福田先生のような、しっかり患者さんを診てくださる先生が身近にいたら安心ですが、私のかかりつけ医は優しいし、話もきいてくれるし減薬してくれますが、真面目にワクワクを信じて打ってるクリニックです。。今後も先生達の貴重な情報が頼りであり、心から感謝しております。先生達は真のお医者さまです!!イベルがダメ本なんて。。ほんとにおかしい。。やっぱり、歩く!長尾先生の歌を聴く!コロナチャンネルとこのブログ!が、いちばんの薬じゃないかなエイエイオー!

Posted by ぽん吉 at 2022年06月15日 01:49 | 返信

先生、雨の合間にウオーキングに行きました・・青虫の幼虫の好みの葉っぱを探して・・約一時間歩きながらいろいろな事を考えます楽しいことを。先生。透析を受けている人はオシッコが出ないのですね先日妹と朝までお喋りをしてた中で・・「えっおしっこ出ないの??」「そうやで・・透析を受けてる人はおしつっこが出ないのよ」。知らなかっつた・・少しショックでした、いいえとてもショックでした。助六寿司が大好きな顔色の悪い弟、私は義理の弟が作るお料理が大好きです、てこね寿司がとくに。
毎日たくさんのお薬飲んでいます、妹が管理してました。でもあまり水分を取ったらだめなのですね、真夏ふらついたときに弟はo-S1を一気飲みするらしいです。

先生、上手に歌わなくていいです・・上手なのが聞きたかったらサザンのライブに行きますから・・先生は先生の歌を楽しく唄ってくださいね。

Posted by 長尾先生大好き。 at 2022年06月15日 03:07 | 返信

こんにちは長尾先生。とても参考になりました。記事をありがとうございました。先生のブログのおかげでこのコロナ禍を乗り切れた様に思います。これからも、ずっと長尾先生を応援しております!どうか先生もお身体をお大切に。

Posted by まひる at 2022年06月15日 06:16 | 返信

高齢者って本当に何種類も薬を毎日飲んでますよね。
義理親もそうでしたし、今の実親もそうです。

義理親の場合、パーキンソンで神経内科に通っていたので、パーキンソンの薬を主に処方、亡くなる数年前から軽い認知症になっていたのでアリセプトを飲んでいました。3ミリでずっと飲んでいましたが、途中で5ミリになりました。神経内科の先生は副作用をとても気にしていて、パーキンソン薬も過剰だと幻覚を起こしやすいので、そのようなことはないか良く聞いてくださり、減量増量はものすごく細かくやっていました。
アリセプトは少なくとも悪い作用はしなかったと思います。それが効いたのかよく分かりませんが認知症とわかって丸2年間殆ど病状は進行しませんでした。
でも効かないという話も耳にします。別の科目の医院を受診した時に「アリセプト?効かないよね」とすぐ言われました。その医師のお母さんが服用しててそう思ったからだそうです。
人によって副作用は違うので、怒りっぽいとか服用前と違う症状が出たら主治医に相談してやめるとか減量すべきでしょう。

実親の場合、脳梗塞の既往歴があるのでバイアスピリンのように絶対外せない薬があります。高血圧薬もそのようです。ビタミンEなんかは飲んでて害になるものではありませんが、胃薬だ、高脂血症薬だととにかく種類が多いです。お薬カレンダーに入れて管理しています。

高齢者になると医師の説明も頭に入らないので、子どもが説明を聞くことも多くなりますね。子ども世代の方が薬の副作用とかネット検索できます。

Posted by じゅん at 2022年06月15日 06:19 | 返信

「薬害認知症」があるということは、他にも「薬害〇〇症」があるということですね。コロナ禍、「副反応」という言葉が新たに付け加わりましたが、「副作用」とどこが違うんや、なんとも胡散臭い、人を欺く「行政用語」じゃねえか、と斜めに考えています。

脳梗塞になるまえ、あれこれ処方される薬や漢方薬を飲み、いつしかそれらが「無いと眠れない」ほど「クスリ依存」に陥っていました。たまたま人生初めての入院生活となり、2週間ちょっとで退院した日からなんと「断薬」できてしまいました。
痛風で「断酒」に踏み切り今日まで維持できたのは、単純な「理性的な決断」によるものでした。テレビのCMや長尾先生のスナック通いの誘惑にも十分耐えうるものです。
脳梗塞で「断薬」できたのは、「非理性的な環境変化」、いわば「自然な成り行き」でした。ただこうした「なりゆき断薬」を「不可逆的に」補強するために、「冷凍枕」という「科学的な」冬眠療法で過保護しました。

ぼくのケースはあまり参考にはなりませんが、「断酒」「断薬」を迫られておられる方がおられましたら、かならずしも「不可能」ではないですよ、と申しあげたい。
「反ワクチン陰謀論ゾンビ」の最大の弱点は、コロナの感染の予防や感染からの解放についてなにも提起しないことです。ガセネタを並べたてゾンビ仲間内のエクスタシーに引き入れようとすることです。

ぼくは人類が積み重ねてきた「薬効」を否定するものではありません。現に脳梗塞再発防止薬を飲んでおり、また読者の人に助けられイベルも保持させていただいています。
ホモサピエンスが戦争や自然破壊でいずれ滅びるとしても、地球生物がもつ「オートファジー」(自食作用)の一環として、不食や身体技法など「身を挺して」楽しみたいだけです。

Posted by 鍵山いさお at 2022年06月15日 09:15 | 返信

ライブまでカウントダウンになりましたね。初っ端からシンドバッドでテンション上げたら、畳みかけるようにテンポのいいナンバーを続けて。気分次第で…や、ホテル・パシフィック、東京シャッフルなんかもいいですね。ほっとひと息でMCの後には是非、匂艶THE NIGHT CLUB を。ほろ酔いかげんのお客さんもチラホラで、もはや最高潮。間奏の所で客席からステージに飛び入り参加の女性とジルバのステップを踏むなんてアドリブは…ないか。
会場中が汗だくになった終盤はしっとり心に沁みるバラード、蛍でキメてください。名倉さんのピアノが美しくて泣かせるでしょうね、きっと。
ああ妄想がどうにも止まらないです。行けないのでせめてイメージ描くこと、どうかお許しを。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2022年06月15日 09:52 | 返信

私自身も、我が母親を内科の紹介で脳神経外科に連れて行って「あんたはアルツハイマーや!!アリセプトを飲むように!CT画像は患者に持たせたらキケンやから宅急便で紹介内科に送る」と言われて、3mmgを1/3に割って母に飲ませて薬害製パーキンソン症候群にしてしまった犯人なんです。
先日は介護支援専門員資格更新研修で、ある施設の責任者でもあるスーパーバイザーが「認知症の薬は副作用をよくお医者さんと相談して量を加減して利用者に服用されることを家族にアドバイスしてください」と教えて下さいました。
「抗認知症薬の適量処方を実現する会」の設立は長尾先生の長年の願いでしたから山東昭子参議院議員が顧問のいなってくださったのでしょう。「認知症治療研究会」の顧問も担って下さっています。
長尾先生は梅村議員も竹馬の友ですし、ゆくゆくは超党派で大きな運動になっていくのではないかと期待しています。
かくいう私も、創価学会の友達がいつも突然訪問してくるのですが、選挙ポスターを張ることになりました。
私も頼まれたらなんでも引き受ける超党派の人間なんです。EKG(ええ加減)というか、なんでもありなんです。

Posted by にゃんにゃん at 2022年06月15日 11:13 | 返信

私も勝手にコロナ明け宣言を心の中でしてみました。心が落ち着きますね。マスコミ専門家の煽り聞いても、あまりなんとも思わなくなりました。もし具合が悪くなったら、かかりつけの先生に診てもらおうと思いますけど、普段はもっと普通に過ごそうと思います。

Posted by 勝手にコロナ明け宣言してみました at 2022年06月16日 12:27 | 返信

そうですよね。
先生の「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」や「薬のやめどき」なども高齢の親を持つ世代の必須本ですね。

抗〇〇薬は、元々あるその症状を逆に悪化させるイメージです。ぼーっとするなどの副作用もセットだし。
私は保健所で精神保健相談の担当をして4年目ですが、心配するご家族などからの相談に対し、先生から得た知識を伝えるようにしています。

日本人はほんとに薬とワクチンが好きですねー。
すでに内科などで沢山薬をのんでいる方には(私の親もそうでした)まずは減薬できないか、かかりつけ医に相談してもらうようお伝えしています。家族にはお薬手帳のチェックや診察同行を勧めます。
服用している薬によって妄想などの精神症状が出ているケースも個人的には少なくないと感じています。

私がこの資格を取ったのは、周りに抗精神薬をのむことで本当の精神障害者になった人を何人も見てきたから、というのが一番大きいので、一人でも薬害被害者を減らすべく微力ながら、なんとかやっていきたいです。

一番尊敬している長尾先生、いつもありがとうございます。おつかれさまです。
コロナしつこいですね。終わってるのに。5類にしないから保健所も相変わらずでうんざりです。
(昨年末に横浜の「けったいな町医者」上映後にサインいただいた保健所PSWです♪ 先生と撮らせていただいた写真は家宝です)

Posted by 匿名 at 2022年06月16日 01:14 | 返信

生かされておりますと、何かと不条理な事にぶち当たり、時には心が折れます。
神か仏か観音様かキリスト様かご先祖様か。
出来るだけ真面目に生きていれば、必ず棚から牡丹餅が降ってくると信じています。
あの日~あの時~、降ってきたのです。
東京のとある区の地域包括支援センターでの出来事。
思考が止まりかけ、介護家族の会に初めて参加した時。
長尾先生の認知症セミナーのチラシが、降ってきたのでした。
この講演の次の日から増量するはずだったお薬。
学ばせて頂き本当にありがとうございました。
この出来事は、一生忘れません。

長尾先生、今日もありがとうございます。

Posted by 轟 瞳 at 2022年06月16日 02:28 | 返信

今晩は。
薬剤の増量規定について取り上げてくださり、有難う御座います。
精神科の薬も最初は、少しから、どんどん量を上げていきます。
少しでも効いているのに、規定の量まで上げていくので、不随意運動でご飯が食べられなくなったり、歩行困難になったりします。完全な薬害が出ているのに、医師は、患者の状態よりも、規定量に増やす事を優先するから怖いです。
自分で何とかお風呂に入れていたのに、介助が必要になったりします。
患者は、症状を聴いて欲しいだけなのに、伝えるだけで、薬がどんどん増やされます。
日本の医療は、患者の話を聞いても一銭にもならないので、医者の仕事が、薬売りになっています。
1人の患者に多種多様な薬を沢山処方すれば、儲かるし、更にコロナ治験薬を接種させれば、儲かる仕組みです。
日本人が世界の4割の薬を使っているというのは、国民が薬に依存し過ぎている事に加え、医療システムの問題が有ると思います。
途上国向けのノババックスの治験参加にどの国も手を挙げなかったのに、日本が手を挙げました。
「国産だ」と勘違いして、治験に参加している人達がいる様ですが、いい物ではないです。
日本は、ロックフェラー財団を始めとする国際金融資本家達の草刈り場にされています。
オーソモレキュラー医学とか、自分みたいにド田舎に住んでる人でも受けられたらいいのにと思います。
スーパーとか行くと表記しているだけでも様々な添加物だらけ。農薬や抗生剤使用の遺伝子組み換え飼料を食べた家畜や抗生剤で汚染された餌で育った養殖魚、化学肥料や農薬まみれの栄養価の低い野菜。地球の裏側から来た防腐剤塗れのヤバそうな果物。
昨夜のおかずは、蕨と揚げの煮浸し、スベリヒユの酢味噌和え、露草と揚げの味噌汁、蓬の天麩羅、ほっけの塩焼きでした。
たまの外食は、鹿肉や猪肉を出してくれる自然食の古民家レストランです。

Posted by 三毛猫 at 2022年06月16日 05:12 | 返信

長尾先生、お疲れ様です。
今日のブログを拝見し「あった!そういう事!そういう事だったんか~」と膝を叩きました。
メマンチン、リバチグミン・・よく聞く名前です。実際薬の増量を原因に「転倒」が増えたり「情緒不安定」が増えたり、そういう事例、思い当たります。
ワクチンだけではなく、鳥集徹先生の著書にある様に「製薬利権と医療」の問題もあるのでしょうね。
こう考えたら長尾先生が主張される総合診療の必要性がよく分かりますし、ある意味看護師・PT・OT、介護職も「総合診療」的にものを見る必要がありますね。
そうか、やはりあれはそうっだったかもしれない、と色々思い出しました。
長尾先生はそういう本をたくさん書いておられたのですね。介護の仕事で困った時、色々チェックさせて頂きたいと思いました。

Posted by グッビオのオオカミ at 2022年06月16日 08:53 | 返信

ノーベル賞受賞者が言ったから、イベルメクチンを「盲信」していいのか?
これニューズウイークの記事ですよね。つまりアメリカのマスコミの体質を顕にしていますね。とにかくイベルメクチンを潰さないと困る人が上の方にたくさんいるようです。私には、イベルメクチンはもう結論の出たものなので、こういった記事は腹がたつのでなるべく読まないようにしています。

最近、ジネリックのイベルで苦い経験をしました。インドの薬局に3度目のイベルをオーダーしました。今回は今まで買ったことのないメーカーでしたがレビューが良かったのです試してみることにしました。(Knoffという名前です)届いたので、開けてみると、なんと錠剤の色が今まで見たこともないドピンクでした。えっと思ったけど、6mgを飲みましたが、いつもの効果が感じられません。それで次の日また6mg飲むと、頭痛、倦怠感、翌日は偏頭痛と来たので、あのどピンクの着色料に反応しているのかもと、オンライン薬局に連絡しました。お金は返還すると言われましたが、以前使って問題なかったメーカーのものを再送してもらうことにしました。もしこれが、初めてのイベルだったら、きっとイベルは良くないと思ったでしょう。不快な症状は三日で治りました。

Posted by まゆ at 2022年06月16日 09:02 | 返信

政府がマスク外しを声高らかに宣誓している今だからこそ、マスクをつけた方が良いのではないかとこの2年のコロナ禍で思うようになりました

政府の逆張りで生きていく方が安全だと思う2年間でしたからね

Posted by 匿名 at 2022年06月16日 05:21 | 返信

長尾先生、こんにちは。


 昨日は午後から海に出掛けて、すごい人混みとビーチフィーバーに笑いが止まりませんでした(笑)

 行ったり来たり散歩しながら、海や人や犬猫を見て、時々小さいお店に入ってぶらぶらして買い物して、また外に出てはしゃいでいる子どもも酔っ払いも、観て歩くだけでとっても楽しかった。

 マスク着用率は1割ぐらいだと思います。ビーチまで来てマスクするなんて、気分ダダ下がりで着けたく無くなるのだと思う。
 良かったのは、こどもから青年や高齢者、出身や国籍問わず全世代がいた事。地元の人は海に対して超クールだとは思うのですが、海の解放する力は凄いな〜と改めて実感しました。

 昨日もコメント書く予定だったのが、早めに寝落ちしてそのまま朝までぐっすりでした。太陽と海と人のはしゃぐ幸せな姿で、久々に気持ちよく眠れました。


 これからは毎週ビーチや海に出没して、体も気持ちも元気に過ごす予定です♪(結構、外で読書している方も多いので、静、動どちらも出来るなあと勉強になります)

 そういえば、去年の夏のニュースで英国のビーチが大賑わいで、電子掲示板がめちゃくちゃ警告を発していたのを、全員ガン無視していたのを思い出したのですが、今思うと、少し非難がましく感じていた自分がとても恥ずかしい…。
寒い地域では、太陽の持つ力が生きる上で必須なのだと余計に感じるのだと思います。


 仕事上でお会いする覚醒不良による嚥下障害は、認知症の薬を切る又は調整すると改善することがほとんどです。
なぜか資料作りで薬名は手打ちなので、毎回苦行と修行でしたが、たいてい多い…。易怒性などあえて調べてはいなかったけれど、もっと注意深く見ていきます。


 中枢性のお薬は、小児において保護者から相談されることは多く、ケースでお話して相談には乗ります。良い悪いはなく使う方と使わない方両方の経過情報提供と、個人的な考えの一つとして。
ただ副作用は避けられない事は挙げられるから、その上でどう付き合っているのかを伝えたりしている。

増量規定は、知らなかった(ごめんなさい)のですが、中枢系の薬の強力さを知っていれば、廃止出来たとはいえすごく不思議な規定に感じます。
長期的な全体傾向として、登校拒否の傾向が強いのが気になっていて、勉強が出来ても睡眠の問題が生活リズムを崩して、意欲の問題も絡み付き、朝起きれないとかいく気が無いとか…結局は成長と共に問題が複雑化して、ややこしくなっているだけだと思う…
薬だけで乗り越えていくのは本当に難しい。


海に行ってビーチを毎日散歩していた方が、よっぽど元気になると思いますよ〜(本気)

医療従事者も、いつも狭く暗い建物の中だなと反省しました(笑)

今日も、お疲れ様です。

Posted by 白夢 at 2022年06月20日 02:49 | 返信

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