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小さな灯台プロジェクト

2022年09月08日(木)

大切な人の看取りやその後の心の空白。

全てが初体験で誰を頼ったらいいのか。

そんな時「小さな灯台」を思い出して。

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日本尊厳死協会は、「意思決定支援情報サイト」

を公開しているので紹介したい。→こちら




日本尊厳死協会が新たに制作した

『人生の最終段階における意思決定支援ウェブサイト』




「小さな灯台プロジェクト」


私たちは、この〝人生の最終段階における意思決定支援ウェブサイト"を制作する企画に「小さな灯台プロジェクト」という愛称を付けました。亡くなられた協会会員様のご遺族様からこのようなお便りをいただいたからです。


「親が人生の最終段階を迎え、それだけでも辛いのに、初めて体験することばかりの中で考え、決定を迫られる状況に押し潰されそうになった私のこころは、暗い海に放り出された小舟のようでした。その暗い海の中で行く先を照らしてくれたのは、灯台のような協会でした。」


これからご家族やご自分の「人生の最終段階」を迎える方々が、様々な困惑や困難に直面するときに暗い海に飲み込まれてしまわないために、協会がこれまで積み重ねてきた経験や知見を集めたこのサイトを参考にして自分らしい意思決定することができることを願っての企画です。


このウェブサイトでは、ご遺族アンケート(*1)の中に記された会員様の看取りのエピソードと協会からのコメントが掲載され、人生の最終段階で患者の想いを尊重する医療を行う医師(リビング・ウイル受容協力医師(*2))のリストが閲覧できます。


現時点(2021年末時点)では、2020年の「ご遺族アンケート」約640例の中から84例を「看取りのエピソード」としてご紹介しています。


看取りのエピソードは今後も追加更新され、意思決定に関連する新たな情報も加わる予定です。 このプロジェクトに込めた思い 死は誰にでも訪れます。いつ、どのように最期をむかえるのかは千差万別で、そのためご本人にとっても、ご家族にとっても、心の準備はしにくいものです。


また、病院で亡くなる人が増えた現代では人生の最終段階に、いったい何が起こり、何を選択・決定・決断しなければならないのか、意識すること、見たり聞いたりする生活経験も極端に少なくなりました。


結果として、その事態に直面すると当惑混乱してしまい、納得の得られない選択をすることも多く、いつまでのその選択に苦しむことになります。そこで私たちは、そういった状況を発生させずに、自分らしい人生の最終段階を迎える際の知恵とも支えともなる情報をより多くの人に届けるために、インターネットを通して具体的な事例や役立つ情報を届けたいと考えました。


類似の終活サイトなどはすでに数多く存在すると思いますが、1976年の協会創立から一貫して患者の側に立った、人生の最終段階における医療を追求してきた協会だけが出来ることがあります。その中のひとつが「ご遺族アンケート」です。 今回のプロジェクトでは、このアンケートの中から終末期の意思決定を経験された方々の事例をご当人様の許可を得て紹介し、協会からのひとことアドバイスを加えて、ウェブサイトで公開します。


こうした情報が、これから人生の最終段階を迎える方やそのご家族が、どのような医療を希望し、どのように最期を過ごしたいのか気持ちを決めていく際の拠り所となれるよう願っています。


注: *1 ご遺族アンケート

協会では会員様が亡くなられると、どのような最期でいらしたかをそのご遺族様に伺うアンケートを行い、毎年600名を超える方からご回答をいただきます。そこには良かったこと、満足したこと、納得したことの反面、後悔したこと、怒りを感じたことなど、さまざまな想いが書かれています。このご経験が、これから人生の最終段階を迎える方への大切なアドバイスとなります。


*2 リビング・ウイル受容協力医師

人生の最終段階での医療的な希望を可能にするには、医師の理解と協力が必要です。日本尊厳死協会には、協会の理念に賛同し、患者が提示するリビング・ウイルを尊重して患者の想いに寄り添った医療を提供したいと表明された医師を登録する「リビング・ウイル受容協力医師制度」があります。




このプロジェクトに興味のある人は、サイトを訪問して欲しい。

実にいろんな人がいろんなことを教えてくれる。→こちら



ーーーーーーーーーーーーーーー




日本尊厳死協会のHPには有益な情報が満載だ。→こちら


たぶん、1日かけてもとても見切れない。


終末期医療に関する全国各地でも講演会も満載。



たとえば

10/20(木) 長尾の東京講演  →こちら


10/21(金)長尾の鹿児島講演 →こちら


10/30(日) 関西支部の講演会 →こちら


10/19(土)日本リビングウイル研究会(東京大学) 詳細は近々


11/26(土) 長尾の広島講演会 →こちら



協会は「公益財団法人」なので、すべて誰でも無料である。





PS)

長尾チャンネル #074_


〇〇アレルギーの子どもちゃん、絶対にワクチンはNG! →こちら




第7波が終わると、ライブ、ライブ、ライブ。


大阪と神戸のキャパは150人だけど

夙川のキャパは30人なのでお早めに。




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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

こんにちは。

 有益な情報を、ありがとうございます。
3回以上射った方は、心して。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2022年09月08日 09:55 | 返信

親しい人の別れは辛いものですよね。
でも考えてみれば「生者必滅」なので、人生の目標を達成するかしないかに係わらず看取り
を迎えるものです。

ただ看取りについてはタブー視されるので、語られることが少なく相談もしずらいのが現
実でしょう。しかし一所懸命に生涯を全うしたことを考えれば、満願成就というか人生の結
願だと思うので身近なことと考えたいものです。

とは言え穏やかな老死であれば心の整理も出来ますが、不慮の事故や老化に伴う病死もあ
るので対応に苦慮せざるを得ません。

だからこそ事前に自分なりの想定をしておくことが必要だし、家族間で共有しておきたい
と思い、「日本尊厳死協会」に入会しました。
と同時に協会副理事長の長尾和宏さんを知り、ここにたどり着きました。

今はコロナに翻弄されていますが、コロナ以外の病気もある訳で自分や家族の見取りにあ
わてない為にも「日本尊厳死協会」はイベルメクチン並みの効能があると思いますね。

Posted by 凡夫 at 2022年09月08日 12:45 | 返信

長尾和名誉院長 今日もブログありがとうございます
 いずれ自分も旅立つわけですが、尊厳死出来るのか、ごみのように扱われるのか想像もつきません。お医者さんもしょせん人の子、すべての方が患者を思い治療しているわけではないでしょう。長尾先生のように、患者の側に立った治療、終末医療が増えていくことを願います。
 2022.4.11、厚労省アストラゼネカ社製4000万回分キャンセル。
 2022.8.18、ビ・ゲさん外務省で屈賞授与証書受け取っている。
 2022.8.○、こんな博物館の存在知りませんが、東京目黒寄生虫博物館にビ・ゲ氏が現れる。突然の訪館に館長驚きと喜びでいっぱいだった。記念に館内で販売しているグッズを購入。
 寄生虫博物館の存続が危ぶまれて、目標額500万円の寄付を募っている館を屈賞もらった後か前か解りませんが、訪れますかぁ…、何のために?
 何か、訳あり、気味が悪い、普通の神経でない。
 ビ・ゲさんツイッターに館の事書いたせいでなのか、8.31には目標の500万円を突破して、館長はこれで存続できると感謝しているようだ。
 ビ・ゲさん、何を企んでいるのか?
 ビ・ゲさん軽井沢の別荘に滞在といわれていましたが、実はそうではない。噂されてる別荘の所有者ではない。

Posted by じぃじ和74 at 2022年09月08日 03:23 | 返信

長尾先生へ。

無事でハンガリーに着かれたご様子。凄くホッと記事を拝読しております。
LW、身近な家族、友人との今生の別れありすぎて、とても「初体験」じゃないですが、板橋お伺いいたします。
住所も姓も変更していて、わからなく多分なっている状態なんだと思ってます。
在宅のお芝居も拝見したいところです。迷っちゃいますね。
「生と死」かつては、故・デーケン先生、そして谷荘吉先生等が先頭を切られておりましたが、今や長尾先生の時代、「命のバトン」ならず「世代のバトン」ですかね?色々なご活躍を祈念しております。

天気やお食事はいかがでしょうか?湿気もなくカラッとしているかと想像します。
あとマスク、もう外してるんだろうな・・・笑顔で相手の口元も見てって元のコロナ禍前に戻っているかな?
ワクの接種は何回なのでしょう?土地柄で全然恐らく違っていることでしょう。
飛行機長時間、旅のお疲れも癒してくださいね。
ご出張先でも色々な所に気遣いしてくださり、深謝申し上げます。
どうか素敵な滞在と、ご無事で色々なお土産話しをお待ちしております。

Posted by rea at 2022年09月08日 05:07 | 返信

非常に重要な論文が発表されました

http://www.kochi-u.ac.jp/information/2022090500015/
引用)
佐野栄紀特任教授らは、同研究チームのメンバーにワクチン接種の副作用による皮膚症状が発現したため、皮疹部を調べた結果、COVID-19のスパイク蛋白(※)が検出されたことから、ワクチンの副作用としてmRNAがコードするスパイク蛋白が皮膚病態に関与している可能性を示唆しました。

本研究は皮膚での検討でしたが、今後臓器で発現するスパイクにおいても同様に証明することができれば、mRNAワクチンによる臓器別副作用の証拠となりうるかもしれません。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cia2.12278


Since we suspected the association of his lesions with mRNA COVID-19 vaccination, which doses were given 13 days prior to and 8 days after the onset of disease, any expression of the encoded spike protein in the lesion was investigated. Surprisingly, immunostaining with anti-coronavirus spike protein (SP) antibody revealed the SP expression in the intravesicular cells in the epidermis (Figure 3A,B) and endothelial cells of the inflamed vessels in the dermis (Figure 3A,C,D). It was not specified whether VZV infected keratinocytes co-expressed the SP protein since the double staining strategy was not performed in this study. In addition, the SP was also found in the endothelial cells of venules in the subcutaneous fat tissue underlying the herpetic vasculitis lesion (Figure S1). Note that the SP expression was not because of nonspecific staining of the antibody, since no signal was observed by the same antibody in the vesicular lesion in an mRNA COVID-19 vaccine-unrelated patient, while VZV expression was clearly detected (Figure S2).

この症例の場合【mRNA ワクチン(ファイザー社製、BNT162b)の初回接種から2週間後に発症した成人水痘が、3週間後の2回目接種に伴ってさらに増悪し、3ヶ月間に渡って遷延した症例を経験しました】と説明されています。3か月間も症状が持続していたわけであり、その皮膚病変部位を検査した結果「スパイク蛋白」が発見されている。ということは?日本の学者らが説明していた「修飾されたmRNAなんて数日以内に分解されて消滅する」は、真っ赤な嘘だったということを示唆する。

だから米国CDCも、修飾されたmRNAだって短期間のうちに消滅しますよ、という説明を突然「削除」したわけです。米国CDCの説明も「出鱈目」だったことが分かる。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/different-vaccines/mRNA.html

Facts About mRNA COVID-19 Vaccines
mRNA COVID-19 vaccines cannot give someone COVID-19 or other illnesses.

mRNA vaccines do not use any live virus.
mRNA vaccines cannot cause infection with the virus that causes COVID-19 or other viruses.
They do not affect or interact with our DNA.

mRNA from these vaccines do not enter the nucleus of the cell where our DNA (genetic material) is located, so it cannot change or influence our genes.

その【Facts About mRNA COVID-19 Vaccines】の説明欄から、修飾されたmRNAは短期間で消滅するという説明一切が「ごっそり」と削除されていることに気が付くはずだ


----------------------------
京都大学の宮沢 孝幸准教授(通称ニャンコ先生)も、著作物の中で(コロナワクチン失敗の本質)P66「もし10年後、20年後に癌が増えて患者の癌細胞にスパイク蛋白のDNAが組み込まれていたらワクチンが関与しているのは間違いないということになる。その真偽は今は分からない」と。
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3-%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%9C%AC%E8%B3%AA-%E5%AE%9D%E5%B3%B6%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%AE%AE%E6%B2%A2-%E5%AD%9D%E5%B9%B8/dp/4299031377

Posted by 黒助 at 2022年09月08日 06:03 | 返信

小さな灯台のコーナー、少しですが読んでみました。
お看取りされたご家族の体験談というのはやはり心に響くものがありますね。それが納得のいく看取りであった場合でもその逆の場合でも。そして尊厳死協会側がお一人お一人にコメントを寄せておられるんですが、それが優しく寄り添った、暖かく、それでいて大切な人を失った方をしっかりと支えるメッセージになんですよね。ご家族は深い哀しみの中にあることに加えて、故人は果たして満足であったのかに思いを馳せ、堂々巡りで答えのわからない迷路に入り込み、自問自答する。苦悩と葛藤。そんな時、小さな灯台がどれだけ救いとなるか計り知れません。これを読まれるのは主に故人であるご家族が尊厳死協会に入っておられた方々かも知れませんが、一般の人にこそ読まれるべきだと思いました。私自身も、実の父が尊厳死という言葉がタイトルにある本を買ってきた時、そんな本など読んでないで生きる事を考えて、と懇願したものです。親と子、本人と家族の間にある壁、かも知れませんね。そこを越えることがリビング・ウイルの実現を後押しするんじゃないかと思います。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2022年09月08日 07:06 | 返信

Thank you Dr. Nagao, THANK YOU.

Posted by 國本 直子 at 2022年09月08日 07:10 | 返信

先日、アナフィラキシーショックは一般的にも百万分の一の確率(新型コロナワクチンはその五倍)とのコメント拝見させて頂きましたが、(ワクチン由来ではない)アナフィラキシー症状を間近に見ましたので、本当にいつ何が起きても不思議ではないのですね。(ワクチン騒動で知識はあっても、まさかのまさか。小泉さんが言った、人生3つの坂、登り坂と下り坂、そしてマサカ、0.0001%が目の前で起きるとは。)備えあれば患いなし、ですが、さすがに長尾先生のように、生前葬を2度も済ませる域までに到達するのは簡単ではありません。しかし、考えさせられます。

Posted by 匿名 at 2022年09月09日 04:12 | 返信

敬愛する長尾先生
Szia! 小さな東西プロジェクト見てみました。良い看取りの経験と後悔の看取りの経験それぞれからさまざまなケースの情報をしれました。協会の遺族に寄り添う慰めや慰労の回答もとても親切で、尊厳死に向き合うということは、家族全員が向き合うことであり、命に対する敬虔な見方を知ることなんだなぁと感じました。ちょうど、友人がお母様を在宅看取りに向けて奮闘中だったので、この情報シェアしたら、つい先日平穏死を迎えることが出来たらしく、
LINEで長尾先生のおかげと、先生の著書4冊並べた写真を送って来てました。平穏死10の条件、不眠症の9割は歩くだけで治る、薬のやめどき、家族よボケと闘うな!でした。認知症のお母様だったので、もっと早く長尾先生の本読んでたらなぁと後悔の部分もあったようですが、どれも凄く良い本で助けになったと絶賛しておりました。お母様はリビングウィルも残しておられたので後悔のない看取りができたそうです。先生と協会の素晴らしい働きに感謝いたします。私も将来に向けて参考になりました。学びが多いサイトですね。誰もが避けられないことなので、納得いく最期を迎えるのに助けになるサイトです。時々訪れて学びたいと思います。クゥスヌム セーペン エイエイオー!

Posted by ぽん吉 at 2022年09月09日 09:25 | 返信

エリザベス女王が崩御された。お歳はイギリスの平均寿命をはるかに超えられていたとはいえ、突然すぎる、と思ったのが第一印象。昨年位からご歩行が困難になってきておられたと後で知ったが、近年テレビでお見かけしたお元気そうな姿に、この方はきっと100歳を超えるまで生きられるだろう、と勝手に思っていた。もしかして例のワクチンのせいで老衰が早まった? 打たなければまだまだお元気で居られたのでは、と自分の中で憶測は広がるばかり。
亡くなる二日前まで公務をされていたとの事なのでピンピンコロリか。いや生涯現役。欧米では尊厳死が当たり前で、基本延命はされないという。エリザベス女王もおそらく生前、リビング・ウイルをちゃんとご家族に伝えられていたのだろう。親族に見守られた穏やかな最期であったそうだ。ご子息であるチャールズ3世の追悼の言葉をYoutubeで聴きながら、喪失の悲しみマックスの中にありながら、王族代表として、息子として、懸命に自分を奮い立たせながらお別れと感謝の言葉を捧げる姿に胸が熱くなった。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2022年09月10日 05:43 | 返信

かずくん、こんにちは。


優しさとは白い鯨と灯火の光が垂らす一筋の流れのよう
暗い水面の下には畏れと同時に雄大な鯨が浮かんでいる


ゆったりとした時間はあまり取れないのですが、少しは講演会も聞き続けています。
「終わり」を取り巻く環境は、誕生よりもまだ多様なのかな…と思います。

昔、『プルミエール』という数カ国の出産ドキュメンタリー映画があって、全部の出産が国も環境が違うから、なぜかとても面白かった。
誕生がテーマなのに、ひとつとして同じ出産はなく環境も事情も様々なのだと、旅する様な気持ちで観てました。


今朝は夜明けに鯨の夢を見て、その雄大さに少し癒されました。
誰も舵取りは代われないけれど、水面下ではずっと鯨が一緒に泳いでついて来てる気がしました。


今日も、応援しています。タビニ イキタイナ-

Posted by 白夢 at 2022年09月12日 02:26 | 返信

長尾先生へ

この映画の感想を聞きたいです。

Posted by 旅人 at 2022年09月13日 09:58 | 返信

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