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「まるちゃんの老いよ、ボチボチかかってこい」
2023年02月21日(火)
集い場さくらちゃんは、認知症介護者が集う場。
このNPO法人を主宰するのは丸尾多重子さんだ。
僕は認知症のほとんどをここで彼女に教わった。
その丸ちゃんが今度は介護される側になる、という本が出る。
が、3月14日に出版される、との連絡があった。
著者は上村悦子氏。
兵庫県西宮市にあるNPO法人「つどい場さくらちゃん」。
介護家族を中心につながる場として、多数の相談を受けてきた著者が、
ある日突然、介護する側から介護される側に。
「老いを受け入れること」の難しさ、大切なポイントを語る。
不肖、本の帯は、僕が書かせていただいた。
この本は、実は大変深い内容だ。
「長尾先生、まるちゃんが、まるちゃんがお風呂で・・・・・」との電話が。
「ええ? 風呂の中で死んでるのか?」
「いや、なんとか生きているみたいですが・・・」
親しい友人である有岡さんからかかってきたそんな電話から
物語は始まるけども、医学的にもなんとも言えない話ばかり。
なぜ入浴死しかけたのか、
なぜ助かったのか、
その後、どうなったのか
が分かる本。
まさか、とは思うけども、
まるちゃんを知らない人へ。
丸尾多重子さん(丸ちゃん)
つどい場さくらちゃん代表
僕と丸ちゃんとの共著の代表作を2つだけ挙げておこうか。
これらの本はよく売れたね。
実にいい本だ。
「親の老い・・・」のほうは冒頭の詩を
YOU TUBEでも聴ける。→こちら
そんな盟友、丸ちゃんのファンがさらに増えてほしい。
認知症の概念を根本から変えて欲しい。
そして、介護する側から介護される側になった時もことも知っておいて欲しい。
上村さんは優れた介護系にライターだ。
僕と上村さんとの共著も紹介しておこう。
この本も評価が高い。
小さいけども、とっても暖かい本。
というわけで、入浴死しかけたまるちゃんの本の紹介でした。
PS)
ついでに僕の新刊の紹介もしておこう。
3月13日(丸ちゃん本の前日)に歩行本の8作目が出る。
まさか、歩行本で、8冊も出るなんて夢にも想像しなかった。
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この記事へのコメント
今晩は。
ー親の老いを受け入れるーYouTubeを見ながら、色々と想う所が有りました。
妹と2人だけの姉妹。
嫡男に恵まれない父母の為に長男として生きようとする自分に対して、女性としての生き方を強制する一方で長男に対する様な過剰な期待をしてきた父に対して、どの様に接したら好いのか?等想いながら詩を聞いていました。
仲介者であった母が、東北震災の年に亡くなり、妹までもが、今年の正月明けに母の元へ旅立ちました。
父との仲介者が、2人とも居なくなって、どの様に接したら良いのか分からないままです。
自分の考えが1番正しいと思っているので、元々他人の話は、全く聞かない人です。
80代半ばという年齢ですが、成熟した寛容さに到達出来そうに思えません。
まるで犬と猿の関係のまま、今後どうなるのか?と考え込んでしまいました。
Posted by 三毛猫 at 2023年02月21日 04:20 | 返信
長尾先生いつもありがとうございます。心から応援しています。YouTube聞いて、女泣きしました。先生凄い丸ちゃんさん今日の記事で知りました。丸ちゃんさんも凄い。大切な身近な人を思い浮かべ涙が止まりません。色々不満に思ってたことも、あそっか!と理解出来ました。😭 長尾先生!感謝しかありません!
身近な老いと言えばシワシミより白髪が辛いです。シワシミは化粧でごまかしても白髪は染めるしか。コロナ禍前に毛染めしてない白髪の方の側に座った時バスの中で呼吸がらくで、私も髪は染めずに自然が良いなと思っています。ごま塩白髪てちょっと貧乏臭いですしあまりモテませんが抜くと禿げるし。と言う堂々巡りを体験中。白髪になっても染めずに自分らしくいたい。細かい事は気にしないで。
Posted by 匿名 会社員 女性 at 2023年02月21日 06:31 | 返信
さっそく予約してみました。
大阪にいた頃、
認知症の診断
介護保険の認定
認知症の治療
(?)
を経験しました。
(?)なのは、
単に「診断して投薬をするだけ」だったからです。
私は認知症の治療がもっと家族会や地域の集まりなどで「支えていく」形で行われている
ことを 想像していました。
実際は、ただ 投薬するだけで 困ったとき相談する(できる)ところがどこにも存在しなくて驚いたのです。
認知症に限らず、病や障害を得たときに、「薬や治療」だけではなく
介護者も含めた心、情緒、社会資源などの情報に触れやすく、包み込むような
経験値がある層の厚い 人のつながりがとても必要に思います。
この時代を乗り越え、身近なところから本来人間がもっている温かみの大切さを思い出して
共感が広がっていくといいなと心から願います。
Posted by fanta at 2023年02月21日 07:55 | 返信
おはようございます。丸ちゃんの話を聞いて朝からショックです。
お祈りしています🐾
Posted by うし🐮 🐾🐾さん at 2023年02月21日 08:21 | 返信
「 子供叱るな 来た道じゃ 年寄り笑うな 行く道じゃ」
今は亡き 父によく聞かされた言葉です。
腕まくりをしてるだけで 寒いと言う
着替えるのが寒いから 風呂に入りたくないと
そう 言っていた 祖母の言葉が
身に染みてわかるようになりました。
最近、息子に 叱られた事がありまして… とほほ
社会人になって 日々 バリバリと仕事をこなしている我が子は いつの間にか 私をとうに越していて
気付かぬ間に 私はすっかり ドン臭くなっていて
息子をイラつかせていた事に
気付かなかった自分を 情けなく思った事がありました。
トホホ
あんなにも 泣き虫で 頼りなかった息子は
知らぬ間に 私よりもずっと
大人になっていました。
こんな風に 私も 着実に老いているのだと 嫌でも実感した出来事でした。
先日の 先生の減薬のお話で
思い出しました…
15年ほど前に 近所に 新しくできた小児科に 行きましたら 風邪なのに 何種類もの薬を薬局で出された時にドン引きして
薬剤師さんに 「こんなに飲まないといけないんですか?」と 聞きましたら
「この先生は新薬が 大好きなので いつも沢山出されますね」
と 言われてから もう行かなくなりました。
それを機に 少し遠いけど 院内処方で
いつも昔からの薬を 少量しか出してくれない 長年小児科をやってる おじいちゃん先生の所に 落ち着きました。
Posted by あずき at 2023年02月21日 09:03 | 返信
こんにちは。
私の母は延命治療を拒み、墓仕舞いのことなども言い残して
いたので、後片付けはスムーズにできた方だと思っています。
郵便局などで、そう言われました。
自宅だったのですが、今でも最期に手を握られたときにできた
爪痕が、私の指に残っています。痛かったですよ、爪、伸びていて。
新刊、ベストセラーになるといいですね。
私が毎日見ているスピリチュアル系のブログより、陽を浴びて
歩く効用を。
〔引用始め〕
単に軽快になるとか静寂になるとか愛に満ちるとか満ち足りた
気持ちになる、という効果ももちろんあって、それだけでも素晴らしい
メリットではあるのですけど、それに加えて、太陽のエネルギーが
直接的に体に充満されるというメリットもあったとは、なかなか驚きです。
過去の人たちが太陽神を崇めたり太陽信仰だったりしたのも、
この状態だとしたら自然に納得できますね。
〔引用終わり〕
では。
Posted by たまねこ53号 at 2023年02月21日 09:42 | 返信
なんとありがたい今日のコメント欄。
親の立場から、子供の立場から、
ありのままのご心情や現状を共有頂ける事は、
大変お勉強になります。
目の前のカーテンが開いたような気持ちになりました。
分からないことだらけの、親の老い。
自分もいつかそうなる事など棚に上げて、
家族から頼られっぱなしの長女の運命を嘆いていました。
この家に産まれたことは、
私の人生最大のアクシデントだと言わんばかりに。
愚か者。
いつか必ずくる親の最期の時まで、
私にできる恩返しをしようと、気を取り直しました。
感謝です。
Posted by 國本 直子 at 2023年02月21日 10:00 | 返信
長尾和名誉院長 お早うございます
今日もブログありがとうございます
ヒートショック、気をつけます。齢を取ってくると温度に対する感覚が鈍っていると言うか、寒くない、熱くないと言って耐えていることも危険なのかもしれません。
認知症は今のところ大丈夫の様ですが、同時に二つの事が出来ないと言うか、ついでにこれもという事を忘れます。一つの事しかできないので、また引返す羽目になります。
政府系の読売、嫌われものの朝日。
先日朝日新聞にコロナ後遺症の記事が掲載された。政府から嫌われているなら、(偽)ワクチン後遺症の記事も載せればいいのにと思う。
ニコ動でも取り上げられていたが、
読売新聞に、東京に住む30代の会社員「ぺんたん」(ペンネーム)の男性の紹介記事があった。
「ワクチンは人口削減が目的だ」との説が広まり、この陰謀論に傾倒した母親と絶縁状態になってしまった苦悩をまんがにして出版するという。
60代の母親は地方で一人暮らししているが、人一倍優しく正義感が強かった。
その母親が「コロナは闇の組織によって仕組まれた」といった説を流布する動画にはまり、お前も必ず見なさいと連絡してくるようになった。息子が陰謀論だとたしなめると、母親は「バカヤロー」と激高したという。
母親は陰謀論を繰り返し、「真実を知ってしまった、みんなに教える責任がある」とSNSでも発信するようになった。
漫画のタイトルは「母親を陰謀論で失った」(KADOKAWA、税込み1265円)
男性は「信じたい情報で埋め尽くされた世界を見つけると、抜け出すのは難しい。陰謀論によって大切な人との関係が壊れてしまうことは、誰にでも起こりうる。その怖さを知ってもらえれば」と話したとか。
逆も然り、このぺんたんという男性が実在するのかどうかは不明。
Posted by じぃじ和74 at 2023年02月21日 10:21 | 返信
先生、いつもありがとうございます。
朝から号泣しました。
「親の老いを受け入れる」の冒頭の詩・・・
思えば先生との出会いはこの一冊の本からです。
その時も号泣しましたが、まさか先生のお声で詩が聞けるなんて・・・
号泣しすぎて頭痛ですよ!!
認知症になった母とどう向き合って良いかわからないときに
先生の本が私を救ってくれました。
本当にありがとうございます。
Posted by ついんず at 2023年02月21日 10:31 | 返信
先生おはようございます。いつもありがとうございます。
長尾先生とまるちゃんさんの御本楽しみにしています。
高齢者だけで暮らしている方々のお世話を少しだけしていますが、気をつけてみててあげないと時々信じられないハプニングが!でも、人生の大先輩であるおばあちゃんおじいちゃんのお話は面白いし出で立ちからして可愛らしいから、ほんとに癒されてます。
もうすぐ暖かい季節になるから、高齢の方ももっとお外に出て楽しんでほしいと思います。
Posted by なお at 2023年02月21日 10:36 | 返信
丸尾さん、大丈夫ですか?
長尾先生にとっては、母でもあるし、丸尾さんは「私は長尾先生の妻です」と仰っていたから妻でもあるし、お元気になってほしいです。
私は丸尾さんは苦手でした。よく知らないんです。
中村仁一先生にも「ジンちゃん!!」と呼びかけるし、長尾先生の対談相手のお医者にも平気で思ったことを批判しているし、元気な方だなあと思いました。
以前西宮市民会館で「つどい場さくらちゃん」に参加させていただきました時は、なぜかボロボロ涙を流して泣いていらっしゃいました。なぜ泣いていらっしゃったのかは、私には分かりませんでした。
あまり、ご自分のことはお話にならないのではないかと思います。
私は丸尾さんに「ばかケアマネ」と言われるので怖くてあんまり近ずくことはありませんでした。
とにかく早くお元気になってください。
Posted by にゃんにゃん at 2023年02月21日 10:43 | 返信
先生いつも有難うございます。
私のおばあちゃん93でなくなりましたが、私も姉も長男が生まれた時リウマチの母が大変なので手伝いに来てくれてました。おばあちゃんは戦争で主人を亡くし女で一つで四人の子供を育て上げました。
そのおばあちゃんは私の母がリウマチだったのを酷く心配してかわいそうになーあんたらお母ちゃんの手伝いしてやりやーっていう言葉が思い出されます。凄く母より元気だったおばあちゃんも最後の方は腰が痛い痛いと連呼していて、それがなんか悲しくておばあちゃんにおばあちゃんしっかりしなあかんやんと何故か元気だったおばあちゃんのそんな状態が認めたくなくてひどい言葉を言ってしまったなーと未だに思いだされます。母の時もそうです、もっとしっかりしようよと、半分ボケかけてる母に言ってしまってました。なんか認めたくなかった。蘇って欲しかった昔の母に、、ひどい娘です。でも10年近く介護して大変でしたが娘としては後悔なくやったと思ってます。
Posted by 大天使ミカエル at 2023年02月21日 10:44 | 返信
長尾先生の講演で、「つどいばさくらちゃん」と丸ちゃんを知るきっかけとなりました。
何度かズームに参加させて頂き、丸ちゃんの持つ言葉には経験からくる温かさがあり、介護疲れの心を
優しく癒していただけました。
三好さんとの掛け合いもとても好きです。
どうか、長尾先生のお歌を聞かれ、まだまだお元気にお過ごしになられます様、心よりお祈り致しております。
Posted by 轟 瞳 at 2023年02月21日 10:49 | 返信
丸尾多重子さん、長尾先生が監修されてた
ボケた家族の愛しかたって言う本を母が認知症の診断を受けた時に買って読みました。とても読みやすく気持ちが和みとても良い本だと思いました。その時はまだ長尾先生の事は知りませんでしたが…
親にとって、介護は最後の「子育て」。あなたが立派な大人になれるよう、お母ちゃんは命がけで大切なことを教えてくれてるんや。って言葉にそうなんだって思いました。
まだ母は施設で元気に暮らしてます。コロナ禍で随分不自由な生活になり会う事も出来なくなりましたが、またこの本を読み直して忘れてた気持ちを思い出して優しくなりたいと思いました。
今日の先生のブログに感謝します!
ありがとうございました。
Posted by 博多っ子 at 2023年02月21日 11:30 | 返信
長尾先生こんにちは。親の老いを受け入れる、の詩が胸に刺さりました。
私の実父と義母は70代でまだまだ元気ですが、そろそろ先の事を考えなければいけない時期だと思っています。
ただ、私自身が家族の助けを必要とする状態で、娘達は老後の介護とは違う私の事をどのように感じているのかを考えます。ギランバレーで体調を崩す事は無いけれど、動きは後期高齢者のように遅く思うように動けません。家族は気にせず待ってくれますが、世間には申し訳無く思う時があり1人での買い物を避けています。少し高齢者の方々のお気持ちが分かる気がします。
私はまだ介護に関わった事は無いですが、当時義母が近くに住む祖母の世話を見て義母のようでありたいと思いました。
時には医師の指示とは違うけれど、祖母の為に祖母の気持ちを汲んで世話をするその姿は、いつか私が義母にしたいと思っています。
Posted by nao at 2023年02月21日 01:26 | 返信
去年かいご楽快の時、オンラインでお会いした時の丸尾さんは、とてもパワフルな方で、包容力があって、介護者みんなの母のようだと思いました。
その丸尾さんが倒れられたのか、と焦りましたが、落ち着いて考えると、それはこの度のご本の書き出しのお話なので、もう今は既に回復されたか、快方に向かわれているのでは、と考えました。そういえばかいご楽快のちょっと前のつどい場さくらちゃんのFBページに、丸尾さんのご体調がすぐれない、と書かれてあったのを記憶していたからです。そうであって欲しいです。
Youtubeの先生朗読の詩、身内の介護で行き詰まった時、とても気持ちが楽になったのを憶えています。最近は悪あがきすることも減りました。多分認知症とはどういうものかを知っていく過程で、昔のような状態に戻れない事を私が受け入れられたからかなあと思ったりしてます。それと離れているのというのも大きいと思います。一緒に住んでいたらしょっちゅう険悪になったりパニックになったりしていただろうと思います。
それでも周りには色々言われることもあるし、これでいいのだ、と自信を持って思えることはありません。それは多分永久に無いかも。これでいいのかな、いいんじゃないかな、までですね。
Posted by Yoko Oda Thapa at 2023年02月21日 07:11 | 返信
先生、こんばんは。
先生の詩の朗読;;
あたたかく心に沁み入りました。
先生からは両親の正しい見送り方、生きる事、死ぬ事の本質を教えていただいて、毎日感謝しています。
これは長尾先生からしか教われない事で、私はまだ入り口でほんの少しだけ先生の声に耳を澄ませているだけです。
末永く先生の生徒として学ばせてくださいね。
2年前に丸尾多恵子さんと先生がコロナについて対談されている動画も少しですが拝見いたしました。
母性に溢れた頼もしい方なのですね。
先生との深い信頼関係がお話しぶりから伝わりました。
先生はご両親の終末期を長く共に過ごす事なく見送られましたね。
それは先生がもうその事で学ぶ必要がない程に十分に真理を会得されていたからなのかなと思ったりしました。
先生はお母様にしてあげたかった事を丸尾多恵子さんに投影される事で、もしかすると心の奥にしまった哀しみを少し癒せるのかもしれないなと勝手な夢想をしました。ごめんなさい。
先生の心のなかの小さな子が泣いている時、大人だから頑張らないといけないと思わないでくださいね。
小さな子は小さなままで認めてあげたら喜びます。
昨日は魚座の新月でした。
コロナ禍での色々も全部許して、心のささくれを梳かしてトリートメントするチャンスかもしれません。
Posted by カノン at 2023年02月22日 12:27 | 返信
おはようございます。昨日コメント時間を取って休もうと移動してたら、仲良しの栄養士さんと立ち話になり辞める情報に吹き飛びました。今後はSNSとリアルお茶会に移行です。認知症の方は仕事でも関わりますが、職場の対応はは地域の町中にある為か少し緩やかな気がして、コロナ前なら毎日の様に家族が来ていただろうなあと思い出したりします。建物周辺も猫と一緒に道端に毎日座り込んでる方とか、いつも家前で煙草吸って笑顔で挨拶されてた方が珍しく建物中に入って来たなあと挨拶したら、2日後に急に亡くなっていらしたとか。向こうの方が私をよほど見ていると思うのですけど。戦後急に出来た街は苦労を背景に移住して来られた人達が集まり遠くの親戚も頼って集まり、聞いていたら他人同士の繋がりが強く温かい。あと男性が高齢や若者(20代)問わず女性に優しい人が多い傾向があって、戦争で両親が死んで祖母や親戚の女性に大事に育てられた話や、母親や女性が苦労して働いていたという昔話を聞かされます。
子育てに関しては初めからずっと親側の立場で考えていたので、支援対象の支える側のフォローという二重支援だと思います。そういう意味では社会福祉教育で支援する側を支援するという、はっきりとした勉強(メッセージ)は無かったと思いますが、地域の無形財産は全てこの中にあると考えています。誰も弱者の立場に堕ちたく無いから、負担が掛かる時に受け止めてくれる空間と人がいるのか期待出来ないのかで、繋がりか断絶かの二極化は大きな問題です。
最近お金を貰って高齢者を集団自殺など提唱する学者や、その人の講演会で十代の子どもに聴講させている動画が流れたり、以前の事件では重度知的障害者施設の職員による大量殺人であったり、何かと物騒だと思いますが、要は個々人を地域社会の繋がりから分断させ、「個人責任」に回帰させる思考回路作りが目的で、こういう“お荷物”を自分が背負うと「弱者」に堕ちますから、荷物になる前に「自殺に追い込む社会作り」をしましょう!という洗脳装置だと捉えています。コロナ禍も5波ぐらいまでは分断による放置死が大問題でした。何故かよく似ていますね。
本当に愛している人に毎日愛していると日本人はあまり言わないと思います。良い言葉なら毎日たくさん伝えても良いと考えますが、本当に邪悪な悪魔の言葉は大金を払って魂を売り渡した人物に着飾って立派に言わせるものです。だから大手メディアでよく目の当たりにする流行りの主張は、穏やかな生活の中には存在していけないものと、敢えて金を払って言わせている言葉が大量に紛れ混んでいるのが前提なのだと思います。
2冊の新刊楽しみに待っています。
Posted by 匿名 at 2023年02月22日 10:34 | 返信
敬愛する長尾先生
まるちゃんさん、助かって良かったですね。ご本気になりますー!!過去の先生との共著もタイトルからして面白そうですね。現場でしか分かり得ない、リアルな情報 満載そうですね。医学では説明できないこともいっぱいあるのでしょうね。以前Youtubeで先生とまるちゃんさんとの対談拝見したことがありました。まるちゃんさんから先生は沢山認知症のこと学ばれたのですね!!なるほどですー!!先生、老いの詩、感動して泣けてきました。高校生ぐらいになったら国語の時間や、道徳の時間、保健の時間必聴だと思います。本当に素晴らしい詩です。在宅医療のプロ長尾先生の見てきたもの、全てが詰まっていて、人間の一生をうまく描いてる詩でした。誰かの老いや自分の老いに直面する時にこの詩を知っていれば、老いということを生きるということを大切に受け止めて行けそうな気が致しました。みんなに知ってほしい必聴の詩ですね。先生の声がまた良きです。いつも感慨深い情報をありがとうございます!感謝感激です!先生の歩くシリーズ8作目も凄い!やっぱりただもんじゃないですね。歩いて病気を治そうエイエイオー!
Posted by ぽん吉 at 2023年02月22日 03:46 | 返信
私は、丸尾さんのつどい場さくらちゃんには西宮市民会館で開催されている研修会しか参加していませんけれど、何となく丸尾さんのつどい場の趣旨は分かるような気がします。
介護保険には大きな欠点があると思います。行政は絶えずケアマネジャーや施設にはアンケートを取っていますけれど、利用者や家族という国民にはアンケートは全く取っていません。介護保険が始まるまでは、身体障碍者やお年寄りの介護は家族や親せきや、近所の人達ができる範囲で助けていたのだと思います。行政の税金や施術がないという条件でお年寄りの世話をするというのは、教育でいえば介護保険施設は公立の教育機関で、丸尾さんのやろうとしたつどい場は私立の教育機関であったのだろうと思います。私立の学校にもある程度は補助が出ているのでしょうけど、お金持ちの家族からの寄付で経営していたのでしょう。慶応義塾大学とか聖心女子大学とかそうでしょう。独自の良い特徴がある教育です。
丸尾さんのつどい場も介護保険の評判やお医者のうわさとか利用者さんや家族の意見とかお薬(アリセプト)の効果とか被害とか現実にある事件とか、国民の本音が聞けたのではないかと思います。
私も丸尾さんが怖い怖いと思わず、つどい場に行ってお話を聞けばよかったと後悔しています。
丸尾さん、早くお元気になってください。民間の介護施設の運営も難しいとは思いますけど。
Posted by にゃんにゃん at 2023年02月23日 09:44 | 返信
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