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葛城ユキという生き方

2023年03月07日(火)

葛城ユキという生き方に魅せられている。

彼女の最期について知ったのはつい先週。

偶然、昨年7月のメルマガに書いていた。

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まぐまぐ! 死のQ&A

末期がんの人が、死の直前に自ら救急車を呼ぶ?

~葛城ユキさんの最期から考える~

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歌手の葛城ユキさんが亡くなられましたね。芸能ニュースを見て驚いています。 ヒット曲「ボヘミアン」で知られる歌手の葛城ユキさんが6月27日午後2時16分、腹膜がん のため、都内の病院で死去した。73歳だった。 葛城さんは、2021年4月にステージ4の原発性腹膜がんが発覚。


闘病生活を経て今年5月に1年ぶりのステージ復帰を果たし車いす姿で歌声を届けたばかり。 マネジャーによると、2週間ほど前から容体が悪化。今月17日、千葉県内で昼夜行われた 「夢コンサート」に出演し、車いすでベット・ミドラーのカバー「ローズ」を歌唱したのが、 ラストステージになった。


マネジャーによると「病気が進行して体力的につらかった。声も掠れていた」というが、 ソロコンサートに向け情熱を燃やしていたという。  


葛城さんは3日ほど前から、恩師らに感謝の電話をかけていた。「夢コンサート」を主宰する 夢グループ・石田重廣社長のもとにもこの日午前8時頃、「今から救急車を呼ぶんだ」と電話が あったといい「人生は感謝でいっぱい」と別れを告げたという。


最期は関係者と実姉に見守られ、静かに眠るように亡くなった。 関係者は「声は出なかったが、しきりに『ありがとう』と言っていた」と明かした。  


葛城さんは21年4月に人間ドックでステージ4の原発性腹膜がんが明らかに。抗がん剤治療 を受け、今年5月の夢コンサートで1年ぶりの復帰を果たした。 車椅子姿の葛城さんは「水を得た魚のよう。歌えることは幸せです」とあいさつ。ブランクを感 じさせない歌声を響かせていた。



以上 6月28日配信報知新聞よりり



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


〇死の3日前から感謝の電話?   


〇 さらに自分で救急車を呼ぶ?

......こんなに自分の「死期」を悟れるがん患者さんが存在するのでしょうか? 自分がもう すぐ死ぬということは、がんの人は明確にわかるものでしょうか? 認知症の人は、わからな いまま終わるのですよね

......長尾先生の患者さんで、葛城さんのような見事な「死に支度」 をされた患者さんは今までいましたか? 教えてください。


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長尾の回答 ありがとうございます。


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ASKAさんが手掛けられた「ボヘミアン」は名曲ですよね。あの素晴らしい曲をすっかり自分の 「もの」にしておられた葛城さん。稀有なシンガーだったと記憶しています。


葛城さんのように自分で死期予測をして御礼を述べてから予告通りに亡くなる例は、僕の経験 では極めて稀だと思います。たいていは、余命1週間なのに自分自身は余命3ケ月ないし、 3年だと思いながら旅立つ人が大半です。 特に医師自身が末期がんになった場合、そんな現象が見られます。


一方、「死ぬ死ぬ詐欺」と言われるようになかなか亡くならないケースもあります。 50歳と60歳で生前葬を2回もやった僕自身がその代表です。余命の推測は熟練した人でも分 かりにくいケースが多く、大きく外れることもあります。 しかし余命は実はその人自身が一番分かるのではないか、と私は思っています。 多くの医師はバイタルサインや検査データで死期を予測します。


でも死ぬのは本人ですからね。 だから僕は患者さん本人に「あとどれくらい生きるおつもりですか?」と聞く場合があります。 すると余命がピッタリ一致した人が数人いました。すべて末期がんの患者さんです。 凄いなあ、と感心したことを覚えています。


葛城さんは死の3日前に悟り、知人に感謝の言葉を伝えたそうですから、超人的な行動だと 受け止めました。死期を悟るまではできるとしても、知人に御礼の電話をかけるなんて、 通常はできない行為と思うからです。かなり強い、生への意識と感謝の意識を感じます。


救急車を呼んだ意味は分かりませんが、家で死んだら誰かに迷惑をかけるのでは......と 考えたのではないでしょうか。家族に迷惑をかけたくないから最後の1週間は病院や、 ホスピスに入りたい、と言われる方は結構おられます。


それもその人なりの「心遣い」なのでしょうか。 ひとつ疑問に思ったのは、葛城さんは衰弱しながらは在宅医療を受けていなかたのかな、 ということです。つまり在宅主治医はいたのか。 もしも在宅医が居たならば、家での看取りができるので救急車を呼ぶ必要などありません。


しかし葛城さんは、直前までそこそお元気だったのでしょうね。 末期がんの在宅患者さんは点滴をしないので適度に枯れているので、死の直前まで動けて 口から食べられます。だから最期だけ病院に駆け込めばいいと考えていたのでしょうか。


というわけで、葛城さんのようなケースは極めて稀です。まるで映画のシーンのように 映りました。ニュースを目にした時、立派な最期だと思いました。一般の人が葛城さんに 学ぶ点はたくさんあるかと思います。



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まさに映画のシーンのような最後のライブの動画を、

夢グループ主催の「偲ぶ会」で観た。


本当に亡くなる10日前まで歌っていた。


みんな泣いていた。


僕も泣いた。


関本剛先生のように、しっかりメッセージを残して旅立った。


こんな生き方もあるんだ。


でも、これは一朝一夕にはできない。


スタッフとの深い信頼関係があるからこそ実現した。


葛城ユキという一人の女性に多くの歌手やファンが力をもらった。


最後に自分で119番したのは、まさに僕が書いたとおりの理由だった。


これは、周囲を思っての行動。


このようなケースもある。


いずれにせよ、がんの場合、人は死ぬ10日前までやりたいことができる。


裏を返せば、がんの終末期医療は「最期の10日間をどう支えるか」に尽きる。


緩和ケアが上手い医者を見つけておかないと、ね。




PS)

4月20日は、葛城ユキも歌おう。



3月19日(日) 夜の部に空きがあります。→こちら

        配信はまだまだ受け付けています。


3月21日(祝) まだ少し余裕があります。→こちら




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この記事へのコメント

長尾先生

おはようございます。

最期の瞬間に心から周りに感謝
して旅立たれるなんて、感動します。

私も去年、今年と最期のとき近くまで
楽しく生ききった人に出会えたので
心にとても響きます。
何気ない日常にも感謝しながら
過ごしたいなぁと感じました。

ありがとうございます。

Posted by ことさ at 2023年03月07日 07:05 | 返信

先生おはようございます😊
癌の患者は特に死期を悟りやすい病気なのかもしれません。
段階的に体力が落ちていき予後を悟ることが他の病気よりも多いのかもしれません。
ですが私は過去に癌以外で死期を悟られ亡くなられた方を知っています。
高齢の男性の方は入院中ある日の夕方一人部屋のベッドでポロポロ無言で泣いていました何を聞いても涙を流すだけ。
どこか痛いわけでもなく辛いわけでもない。
何なのか不思議に思っていましたが翌日の早朝、腹部動脈留破裂で亡くなりました。
あっと言う間の事だったそうです。
もう一つ、先生が言うようにお礼の電話をしていた女性がいました。
死ぬ前日いつもならクレーマーのような発言ばかりしていた彼女は"今までありがとう"とクレームをつけていた場所にもお礼の電話を何件もかけていました。
翌日、家で倒れて死んでいるのを発見され死因はクモ膜下出血。
即死だったそうです。
死期を悟る人間には本能的に第六感と言うのがあるのかもしれません。
特に癌の患者は癌と宣告された時一度人生を整理する。
そして死を受け入れる段階時期に再度生まれ変わり最期をどう生きるか五感を研ぎ澄ましながら残りを生きている。
だから死期を悟りやすいのかもしれません。
人には寿命があり永遠の命は備わっていません。
個々が最期に自分の人生を振り返った時に振り返った足跡に何が残ったか
それがその人の人生を集約したものになる気がします。
だから余るほどお金を積み上げそれを亡くなった本人の屍の枕元に積み上げてもそれは虚しい。
お金は現世の生きる糧としては活かせるし大切です。
でも自分の人生の最終目的にするには虚しすぎますね。
今も躍起になってお金だけ見て不正な事件を起こしてる人達の時間は非常に
虚しく浅はかでもったいないと感じます。
振り返った時にその足跡に何を思うのか。。。
先生1日頑張ってください😊

Posted by かおなし at 2023年03月07日 07:21 | 返信

長尾先生いつもありがとうございます。心から応援しています。掘り出し物の名曲が長尾先生のコンサートでいっぱい見つかりそう。SAY YES、ボヘミアン、名曲は時代に埋もれないです。ずっと人々に愛されて、歌い継がれる。所で会社には明日から復帰しますが、十分リフレッシュは出来てないし、体の傷も治ってないけど人質だし、騙し騙し働かないと、失業するだけですからね。 失業したくはないけど社長と奥さんには真面目になって貰いたいと願わずにはいられない。根性だけで会社やる気ないからと社長は朝礼で我々従業員に吐き捨てたんですよ。そういう問題じゃないだろうと頭がクラクラしました。ろくな死に方しないことははっきりしてます。

Posted by 匿名 会社員 女性 at 2023年03月07日 07:29 | 返信

長尾先生、おはようございます。

私的意見を失礼いたします。
私は先生のご意見と反して、葛城様が、闘病が苦しくて不安で、誰かがそばにいて欲しかったであろうと想像いたしました。愛読している書に菅野久美子氏の「家族遺棄社会」があります。以下抜粋です。(略)多くの人が痛々しいほどに、命の危機と向き合っていた。また同書に(抜粋)日本は血縁社会ではないということです。(略)地縁社会的で自分に近い親しいものを助ける。しかし行政は血縁社会のような制度づくりをしているので感覚的に齟齬が生じてしまう。」とあり、私も非常に同感です。医療や介護で埋められないつながりだと思います。独身の方や、以前既婚、子供ありだった方も何らかの理由で、(離婚、死別等)ひとりになっている人たちが多く(私も後者のクチになりますが)、家族代行ビジネスの必要性が増していると思っています。看取るときだけの関わりでなく。生前の関わりで。在宅医療はつけていらっしゃらなかったと想像します。
今日も拙い力ですが、これから社会貢献に行ってまいります。魂のビフレンダーに近づけますようと祈る気持ちです。先生も今日一日、頑張ってください。

Posted by rea at 2023年03月07日 08:05 | 返信

葛城さんのように自分で悟っていて知り合いに電話したりできると良いです。
がんになった人が、他の病気でなくてがんでまだ良かった、死ぬ準備をする時間があるから、と言うことがあります。くも膜下出血や心筋梗塞だとさようならを言う暇もなく突然ですね。
ワクチン後に突然死した人はそういう時間もないし、自分は亡くなるなんて夢にも思ってないからさぞかし無念でしょう。
仙台の4人のお母さんの須田さんがご主人死亡の給付を認められましたね。お金でご主人が戻るわけではないですが、これを始まりとして、ワクチンと死亡の因果関係がどんどん解明されて欲しいです。
須田さんのニュースをTBSで放送したそうです。CBCほど深くは扱ってないですが、全国放送で取り扱ったことが意味あることです。今日の毎日新聞も報じると書いてありました。9日には厚労省会見もあるそうです。

Posted by さちこ at 2023年03月07日 08:16 | 返信

あるホスピス医の講演を聞いたことがあります。「死に際、ジタバタする者が多い。『アリガトウ』と言って死になさい」。講演の最後は「当病院に遺贈してください」を繰り返していました。そうか、「ジタバタして生きてきたように、ジタバタして死ねばいいのだ。ホスピス医が望むように死んでやるものか」と逆解釈してすっきりしました。
死に際、往生際は人それぞれ。「まわりの人」がではなく「おのれ自身」が納得するように死ねばいいのです。自分の人生は自分が決める、人それぞれですよと、世の年寄りに呼びかけたい。コロナ禍「大切な人のために」が叫ばれました。「家族に迷惑かけたくない」から死亡保険に入ろうというCMもあります。人が死んでだれも迷惑などとは思わない、やれやれほっとしたというのが本音でしょう。

5年前、夕食後床坐のまま突然崩れた。すぐそばのガラケーに手が届かなかった。片麻痺だったのに全身が動かず声も出なかった。意識だけは鮮明で「2週間後の締め切り仕事」が気になった。意識なければ朝までにご臨終もしくは寝たきり状態になったか。「ありがとう」などこれっぽちも浮かばなかった。ひとりで生まれひとりで死ぬ。もし猶予があれば、「死ぬ日」を決める方法は古今の作法にかずかずある。ひとそれぞれ、「生きてきたように死ぬ」、これでいい。「終末期」「人生の最終段階」などという行政用語で縛られるのはまっぴらだ。

コメント欄では、「爺さん」で呼ばれている。ただ否定的軽蔑的な意味で使われているとすれば、「婆さん」読者も気持ちいいものではないだろう。まちかど近くで遊ぶ園児や学童は、「おぢいちゃん」とは呼ばない。「おっちゃんの名前は?」と訊く。その後は「名前」で呼んでくれる。未来は明るい。

Posted by 鍵山いさお at 2023年03月07日 10:44 | 返信

こんにちは。

 葛城ユキさんは、情に厚くて、かつ、辛抱強い方と思いました。
私には、真似できそうにありません。スーっと猫のように、
どっか行けるとよいのですが。
 市役所と検死のお巡りさんには、お礼の言葉を残しておきたい。
そう、マイナンバーカードの部署に伝えたことがあります。記録
できるようにしておいて、と。

 ふと思ったのですが、突然死で即火葬だと、医学教育で使う献体
足りるのでしょうか。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2023年03月07日 12:37 | 返信

ボヘミアンて飛鳥さんの作詞だったんですね。今初めて知りました。

一夜に燃え落ちて 甘い夢見て
狂しく抱きしめた あなた旅人
というくだり、忘れられないですね。今でもふとした時に耳に聴こえてくる。不思議な歌です。

腹膜がんってこれまでなった人、聞いた事無かったんですが、希少がん? 腹膜転移はよく聞いても原発は…

人間ドックに行って、そんな、人が滅多に罹らないような稀な病気がわかって、しかもステージ4とか言われたら私だったらどうなるかな。受け入れられないと思う、最後まで。何かの間違いであってほしいと死ぬまで思っているだろう。私はめちゃくちゃ命への執着が強いので、ジタバタ騒いで周りに迷惑かけ倒すと思う。

迫りくる自らの死を受け入れ、覚悟を決めて騒がず、感謝を伝えて静かに去って行った人とかを、私は身近ではまだ見たことないです。大概本人も気づかないほど急に逝くか、意識がはっきりしなくなってしまってそのまま何も意思表示出来ず…とか。

しいて言えばおととしの大晦日に死んだ猫くらいのものか。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2023年03月07日 02:03 | 返信

長尾先生こんにちは
葛城ユキさん、どうして自分が死ぬことわかっちゃったんですかね?
不思議だけど、
いろんな人にお電話するなんて、かなり確信があったんだと思います
私は肝心な時に鈍感だったりするので、
死ぬ直前じゃなく、
普段から感謝の気持ちとかは伝えたりしたほうがよさそうです
あと昨日の先生のブログ、
飛鳥さんとシンクロニシティとはうらやましい!
竹内まりやの「みんなひとり」は、私も好きな曲です。
ここのところ、やっと春めいてきましたね♪
この春こそは、
マスクを外す人が増えて、街に笑顔が戻ればいいな、と思っています♪
長尾先生、いつもありがとうございます
今日もいい日でありますように♪

Posted by こやま at 2023年03月07日 02:52 | 返信

長尾先生


世の中が
大きく変わりそうです。


長尾先生は 日経新聞を
読んでると思いますが。
私はデジタルの新聞を見ました。


「ブラックロック」が倒産します。


ファイザー
モデルナ
ジョンソン&ジョンソン
ノヴァバックス
ネスカフェ
コカコーラ
ディズニー
などなど世界中の企業の
筆頭株主です。


オハイオ州や テキサス州の
列車事故の積み荷も
ブラックロック所有です。


オハイオ州の金属工場火災も
ありました。
調査に向かった専門家5名を
乗せた飛行機が墜落しました。
全員 死亡しました。

グレートリセットを
意図的に起こしてるのかもです。
嫌な予感です。


.

Posted by 長尾先生が大好き at 2023年03月07日 08:20 | 返信

今晩は。
葛城ユキさんのボヘミアン、素晴らしかったです。
ハスキーな声は、ハードなバレーボールの練習の為だと知りました。
「恋の矢の痛みに嘆く 貴方の愛が今も抜けない」なんて歌詞、ASKAさんは、天才ですね。
もし、彼女が、クラボウでアタッカーだったら、歌手を目指してないんだろうね⁉︎
岡山の県北で理髪店を営む御両親。お父さんは、ボヘミアンのヒット前に他界し、お母さんは、認知症でその後他界。
倉敷市から高梁市まで運転した事が有りますが、かなり内陸部です。
兄2人、姉2人の5人兄弟姉妹の末っ子。
生前から「マンションで死ぬと周囲に迷惑をかけるので病院で息を引き取りたい」と語っていた。
27日午前8時過ぎに自ら救急車を呼び、5時間後に姉に看取られ、喪主は、姉。
一般人と結婚していた事もあったけれど、子供もいなくて1人暮らしだった様。
1983年八戸市のコンサート先で盲腸から腹膜炎で緊急入院。
2003年54歳の時、とんねるずのバラエティー番組での「人間大砲」で胸椎粉砕骨折で背中にチタンの支柱を入れる5時間の大手術、大変だったですね。

どんな病に見舞われるかもどういう環境かも人それぞれ。
私事ですが、父親が、死にそうな飼猫を置いたまま、何処かの婆さんとお泊り、帰宅した時、猫は、静かに息を引き取っていたそう。
それを知った妹は「自分もお父さんに見捨てられるんだ」と言いました。
妹が言った通り、父は、妹に会いに行かなかった。
妹が亡くなった後も何処かの婆さんと杉の井パレスにお泊り、ルンルン♪
遠くに運転して行くよりも、新幹線に座ってる方が楽だと思うけどね。
今年、孤独と恐怖と絶望と後悔の中で名古屋の病院で亡くなった妹の事を想う。
家族って、哀しいね。当欄で知った「家族遺棄社会」という本を手に取ってみたい。

Posted by 三毛猫 at 2023年03月08日 07:15 | 返信

かずくん、おはようございます。


葛城ユキさんの亡くなり方は、ロックなイメージそのままの格好いい最後ですね。願わくはこういった最後が良いと思うのですか、日頃から格好よく優しく感謝しながらいけない気がします(笑)
でも音楽が彼女の生きる支えであった事が強く伝わってきます。

若い頃米国に渡った叔母も、こんな風に自分からさっと動いてあっという間にいってしまいそう。。ゲンキデス
抱かれたイメージのまま自分らしく本当に終えられる方もいるから、自分も日頃から自分らしい最後をイメージしておきます(笑)そういう勇気と元気を与えてくれる最後のエピソードですね。

死ぬ死ぬ詐欺が言えるほど、忙しくしてはいないですが、もっと体力あればなあ〜と残念に思うこの頃。
今日も、応援しています♪

Posted by 白夢 at 2023年03月09日 06:14 | 返信

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