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恩人を見舞う
2023年03月31日(金)
老人ホームに入所している93歳の恩人を見舞った。
桜が舞う道を歩きながら45年前を思い出していた。
時間はあっという間に流れ、人生は短く、虚しい。
2日間、埼玉県にいた。
93歳の恩人とは、50年近く前に他界した父の後輩のおじさん。
自衛隊の後輩として、僕が子供のころから交流があった。
19歳の時、パンツ一丁と1万円札を握って上京した先は埼玉県新座市のその人の家。
医大の入学式の前日だったので、おじさん夫婦に近所のスーパーでブレザーを買ってもらった。
入学式に上着を来ていく、という事も知らない極貧の田舎者だった。
かなり昔、故・円谷幸吉氏が下宿していたという2階の部屋に、タダで泊めてもらった。
そこから新宿にある東京医科大学まで「通学」するはず、だった。
しかし入学した翌日から、バイト三昧、クラブ活動三昧、酒三昧で
埼玉県まで帰れずに、乞食のようにその辺で寝る、という生活が続いた。
半年ほど経過したある夜、帰ると、その恩人のおじさんに激しく怒られた。
「和宏君、真面目にやらんと」と。
僕はその瞬間、家を飛び出して、あてもなく「家出」を発作的にした。
19歳だったけど、まるで尾崎豊の「15の夜」みたいな心象風景だった。
僕は僕なりに考えることがあり、苦悶していた。
東武東上線の大山駅を通る時、駅前に不動産屋が見えたので降り、
そこに飛び込み、即決で、家賃8千円の3畳一間に決めて、住んだ。
発作的な家出。
その後、そのおじさん夫婦とは疎遠になり、
連絡をしたのは、たしか医者になってから。
いろんなことがあった。
そのおじさんは子供がないので、おばさん共々、
息子のように可愛がってもらった記憶は鮮明だ。
そのおばさんが、昨年夏に急死した。
93歳だったけど、直前まで元気だったそうだ。
死ぬ前にワクチンを打った、というが、恩人は気がついていないので、僕も触れない。
たった1日でひとりになったおじさんは、自分の意思で、近所の老人ホームに入所した。
急に奥さんが亡くなり、急速に衰弱して車椅子生活になったそうだ。
昨年から「死ぬ前に和宏君に来て欲しい」という手紙やFAXが毎月届くようになった。
でも、忙しさにかまけて、お見舞いとお悔やみに行けていなかった。
やっとの思いで埼玉県のある老人ホームに行く時間を作った。
しかし昨日は、「16時以降は夕食があるので面会禁止」と断られた。
今日なら、「10時半から11時まで30分だけ面会可能」と言われた。
指定された時間に到着すると、まずは手洗いとうがいと消毒を強要。
そして検温と書類記入など、滑稽なほど刑務所並みの厳戒態勢にある。
先日観た映画「ロストケア」を思い出す介護現場を通り、おじさんの部屋へ。
昔より痩せてはいるが、思ったより元気で、歩けないけども立つことはできた。
難聴はあるけども会話可能で、認知症はまったく、無かった。
四国の坂出市にある墓のことや、母親の実家があった丸亀市のことや、
僕が生まれた善通寺の同僚の話など、昔話には花が咲いた濃密な30分間。
時間になると介護士が「出るように」何度も促しに来た。
せっかく遠くから来てるのに、おかまいなしは、刑務所と同じだ。
でも文句も言わず、おとなしくその施設の指示に従うしかない。
親子のようだけど、親子ではない。
昔の恩人に恩を返す時が来たのだ。
また時間を作り、ここに来ないといけない、と思いながら帰路についた。
この2日間で徘徊した街は、
・入間市
・東久留米市
・新座市
・そして池袋・・・
池袋駅は、40年前とまったく変わっていた。
立教大学まで地下道で行けるのだ。
街は成長するが、人間は衰えていく。
恩人を見舞た後は、何か良いことをしたような気分になった。
素の自分に帰ったような気がした。
そう、45年、タイムスリップした。
同時に、恩人の栄枯盛衰を見て、何とも寂しい気になった。
「和宏君のお父さんが生きていたら今、95歳だよ」と言われた。
そうか、もしも親父が95歳で生きていたら、僕の人生はどうだったのかな。
少なくとも東京の大学に行くなんてことはなく、100%自衛隊に入らされていた。
今頃は、軍事評論家になっていたかもしれない。
反対に言うと、高校時代に亡くなったからこそ医者になったし、
それからも、苦労はしたけどもも、自由気ままに生きてこれた。
そう、「解放」でもあった。
また、映画「ロストケア」を思い出してしまった。
最近、コロナもあり、人を見舞う、という事が暫く無かった。
でも、「お見舞い」をすると、まるで神社のお参りに行った後のような気分になる・
だから、また行こう。
美味しい飯屋や上手なマッサージ屋さんも見つけたし。
埼玉県、大好き。
武蔵野丘陵には関西にはない趣がある。
次回は、羽田空港から所沢までバスで行き、帰りは自衛隊を見学して帰ろう。
PS)
今日で3月が終わる。
4月20日のライブのセットリストが決まった。
全部が新しい曲だ。
これから3週間、トレーニングに励む。
よろしければ、「ひとり咲き」ライブに来て下さい。→こちら
少しは進化した(日々老化はしているけども)僕を見て欲しい。
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この記事へのコメント
今晩は。
次女が植えた紅いチューリップが、一斉に開花しました。
散る間際の儚さが、名残惜しいです。
次の朝、散っていました。
真っ赤なチューリップの花は、1番好きな人にあげる花。
母は、東北震災の月の29日に泉下の人となりました。
真っ赤なチューリップが、散った日が命日でした。
長尾先生、おじさんに、お手紙を書いたら、喜ばれると思います。
手紙は、何度も読み返せますから。
看守?に急かされての30分では、おじさんの後ろ髪引かれる思い、察します。
きっと、きっと、機会を見つけて、再び会ってあげて欲しいです。
歌の練習、頑張って下さい。
関西圏の人達が、羨ましいです。
歌手、カズくんを九州のド田舎から応援しています。
今日もダブルクリック押させて頂きました。
Posted by 三毛猫 at 2023年03月31日 02:10 | 返信
長尾先生
お世話になったおじさんに
会いに行けて
良かったですね。
おじさんは どんなに
嬉しかったことでしょう。
生きてるうちに そして
会話ができるうちに
昔ばなしができて
本当に 良かったです。
.
Posted by 長尾先生が大好き at 2023年03月31日 06:20 | 返信
長尾先生、いつもブログの更新をありがとうございます。
恩人と思っていらっしゃる方とのご面会がかない、良かったですね。
そして埼玉県内の俳諧(笑)、お疲れさまでした。職場が近辺ですので、わぁ先生がいらしていたんだ!と嬉しくなりました。次回お越しの際は、バス停で先生の入り待ちしたいです!!
Posted by まこち at 2023年03月31日 06:26 | 返信
長尾先生お疲れ様です。いつもありがとうございます。陰ながら心より応援致します。記事を読んだ後見るポスターは以前より優しさに溢れてる。同じポスターなのに不思議です。そして神社に参拝するのも神様への献身的な思いからなんですよね本来。近頃かったるさが勝って足が遠退いてたけど思い出せて良かったです。長尾先生はお勉強だけじゃなくて、学んだことを教えるのも上手な所尊敬します。凄い凄い素晴らしい。所で今日はロストケアを見るので諸々と疎かになりますが卵が安いスーパーの側に映画館があるらしいので家族に卵も買って帰ろ。卵の目に何と抗がん作用のある生物が含まれてると知ってからお菓子作り以外でも、ますます卵が好きになりました。
Posted by 匿名 会社員 女性 at 2023年03月31日 06:48 | 返信
長尾先生
おはようございます。
素敵なお話をありがとうございます。
埼玉のおじさまは、ずっと先生のことを息子のように
思っていたんでしょうね。お父さまへの恩返しや想いも
伝わってきますね。
様々な苦しいことがありますが、それに無意味なことは
ないのだなぁと思いました。
お見舞いに行かれてお話できたこと本当に良かったなぁ
と思いました。
天国のお父さまお母さまもきっと喜ばれてますね。
大山駅、去年伺い友人と歩きました。
先生のアパートはどこなのかなと友人と歩きながら話して
ました。(既になかったのですよね)
その彼女も天国に行ってしまいましたが、先生から
たくさんのことを学んでいるようでした。
講演会で必死にメモを取っている彼女を思い出します。
色々な偶然と思われるようなことも意味があり
心を動かすような出来事がある。
コロナ騒ぎを通じて、長尾先生の存在を知ることが
でき、講演会や書籍、映画で色んな事を考えました。
生きること死ぬことを何もなければ深く考えること
はなかったと思います。
出会うことのなかった人たちとも出会いました。
本当にありがたいことです。
長尾先生は沢山の方に影響を与えてるのですね。
ロストケア、是非見ようと思います。
いつもありがとうございます。
Posted by ことさ at 2023年03月31日 07:57 | 返信
おはようございます。
恩人の方との再会良かったですね。きっと喜んであると思います!
奥様を亡くされ、子供さんもいらっしゃらず自分で施設に入る事を決めてどんなお気持ちだったかと思います。
コロナ禍で面会も普通に出来ない。誰にも会えないほど辛い事はないと思います。また是非時間を作って会いに行かれて下さいね。
先生に会う事を楽しみにして待ってらっしゃるでしょう。
早く普通に面会出来る日が来るといいなって思います。
施設に居る母に会うために毎回検査して陰性証明を出してます。
5類に変わると対応も変わるといいなって思います。
Posted by 博多っ子 at 2023年03月31日 08:04 | 返信
馴染みある地名ばかりでてきて
先生が こんなにも すぐ近くまでいらしていた事に 嬉しく思いました。
小さい頃に母を亡くして
継母に虐められて育った私を 唯一
いつも遠くから気にかけてくれていた
実父の姉の 伯母がいました。
実父が闘病中も 亡くなった時も
一番に泣きながら電話をして
いつもいつも電話口で 母のように優しく包み込んでくれた伯母でした。
伯母が入院したと聞いて
足繁く 片道 4時間かけて 顔を見に行きました。
亡くなる少し前は 認知症になり 私の事もわからなくなりました。
往復だけで半日以上。
会えるのはほんの数分。でも 私をずっと気にかけてくれた 伯母に 会いにいくだけで 私は 伯母に恩を返せてる気がしました。
伯母も亡くなり 私の周りには
親のように 慕う存在の人はいなくなり ぽっかりと寂しくなりました。
音楽を聴きながら 夜 ウォーキングするのが 常ですが
雑音から遮断されて 音楽に陶酔して
自分の世界に浸って 歩く
この時間が 1日の中で 一番 自分の思いと向き合える時間です。
昨晩 ライトアップされた 桜満開の公園を ウォーキングしながら
今年も桜が観れて 幸せだと 感謝しつつ。
🎶人の心を見つめ続ける
時代遅れの
町医者でありたーい 🎶
昨晩は 「時代おくれ」
を聴きながら 歩きました。
Posted by あずき at 2023年03月31日 08:28 | 返信
長尾先生おはようございます
私は昨日カラオケに行ってきて、
いくつか思わぬところで音程を外してしまい、
下手になった…と今日は少し落ち込んでいます(笑)
家でもごはん作りながら練習しないとだめですね!
先生は調子がよいようで、私もへこたれずに頑張りたいと思います
昨日は大切な方を見舞われたとのこと
子供のいないご夫婦が、大学生の先生を迎えることになり、
一緒にご飯食べたり、一緒にテレビを見たり、
先生との生活、楽しみにされていたこともあって、
怒ってしまった気持ち、心配する気持ち
悩まれたのではないかな、と思います
親代わりとなって、大事に思ってくれる人なんて、
巡り合うだけでも奇跡かなぁ…と思いました。
ところで先生、お花見どうでしたか?
今度の土日も、最初雨予報だったけど晴れに変わったので、
もう少し桜も楽しめそうです♪
Posted by こやま at 2023年03月31日 09:10 | 返信
「素の自分に帰ったような気がした。」
先生のコメントを読んで、私も「素」に帰らされました(嬉)
昭和34年生まれ、私も父を自殺で亡くし、医療関係の仕事に導かれ(感謝)
長尾先生と同世代であることを誇りに思います。
「街は成長するが、人間は衰えていく。」
先生の生き方・・・羨ましいと思いながら私も「解放」されて前に進みます。
感謝です。
Posted by 大阪より at 2023年03月31日 10:04 | 返信
僕が生まれ育った今も住む近くに、長尾先生来られたんですね。
埼玉の自然もいいですよ。ワク以外でも長尾先生を身近に感じてうれしいです。
今度、所沢来たら、また報告お願いします。身近に感じます。
Posted by 税理士 at 2023年03月31日 11:48 | 返信
「恩人を見舞う」(長尾先生)。
哀しみと懐かしさが交叉して漂う。つられて忘れていた風景の数々。見舞うほう、見舞われるほう。限られた時間と空間。どちらがわにも憑依してしまいそうな自分がいて、やるせない。想い出させていただきありがとうございます。
Posted by 鍵山いさお at 2023年03月31日 12:06 | 返信
先生が医学生の時、自分の思うように出来たのも、実はそのおじさんのおかげのように思います。若さの勢いで家出して、浮浪者一歩手前の生活になっても、自分を待っていてくれる、叱ってくれる、帰っていける場所があったから。実際そこへ下宿してお世話になってはなくても、そのおじさんは真の意味でに親の役割をしてくださっていたのだと感じました。
先生はその意味では運が良かったと思います。実のお父様はいらっしゃらなくてもそのような方がいらっしゃるとは。それにその事も亡くなったお父様から繋がるご縁だし。
おじさんは、おばさんに先立たれた今は、もしかしたら先生が唯一の身内と思っておられるのかも、と思いました。
だから今回会いに行ってあげられた事はおじさんはずっと忘れないでしょう。ご年齢を考えると次があるのかは保障ないですよね。でも先生は本当に何物にも代えがたい贈り物をそのおじさんにされたと思います。
Posted by Yoko Oda Thapa at 2023年03月31日 12:52 | 返信
長尾先生、いつもありがとうございます。
Liveでもお話しされていた恩人のおじさんにお会いになられたのですね。
おじさんもさぞかしお喜びのことと思います。
これからも多くの方々に先生の笑顔と優しさを与えて下さいね。
Posted by よこりん at 2023年03月31日 05:31 | 返信
敬愛する長尾先生
先生のことを「和宏君」と呼べる存在はなかなかいないと思います。恩人さんは先生にとって特別な存在なんですね。会える時に会っておくって大事だなと思いました。先生、お忙しい中でも、恩人さんの面影がずっとよぎっていたのでしょうね。再会できて良かったですね。刑務所ばりの警戒体制かぁ。。相変わらず狂った体制、、、そんな中でも恩人さんは先生に会えてとても嬉しかったはずですし、恩人さんは先生のお父様からもしかして先生のことを頼まれていたとか?勝手な想像ですみません。先生のお父様も先生のように後輩さんから慕われる存在だったのでしょうね。なかなか他人のお世話って出来ることじゃないかもって思いました。それぐらいお父様を尊敬していた恩人さんなのかなと。。15の夜状態の「和宏君」がとても心配だったのでしょうね。でも、その時の長尾先生のいろんな苦悶、、突飛な家出に至る心境、自由な大人になりたかったのでしょうか、、思春期のような気もするし、、でも先生は10代から働いて一匹狼みたいな気もするし、お世話はいらない感もあったのでしょうか。乞食風なライフスタイル、(どこでも生きていけますね)大学生の「和宏君」に少し会えた気分になりました。長尾先生がお医者さんじゃなかったらこんな風に先生を知ることもなかったんだろうなと思うとなんだか不思議な気分と共に、先生のお父様と先生はやはり似ておられるのかもしれないと思いました。先生の徳はお父様からも来ておられると思いますし、その背景には恩人さんの存在が!私も先生のお父様と恩人さんに感謝したくなりました。いろんな人との繋がりで今の素敵な長尾先生が存在するのでしょうね。スーパーで買ったブレザー!!なんかいいなー。味わい深いですね。きっと「和宏君」ならかっこよく着こなしていたことでしょう!私も会える時に会うべき人に会わないと!と思いました。歌手和君にも!徘徊して(笑)素敵な場所見つけれて良かったですね。孤独のグルメ思い出しました。水の湧き出るところの近くには必ず良い飯屋があるそうです。違う土地でまた行きたい所を見つけると嬉しくなりますね。歌手和君としてのトレーニングもエイエイオー!4月のセットリストも楽しみです。
Posted by ぽん吉 at 2023年03月31日 07:08 | 返信
はかない桜の季節にあうような物悲しいお話でした。静かな雰囲気。
武蔵野丘陵いってみたい場所です。思い出だけがめぐる。
先生を今も見守っておられる気がします。
街や施設は発展しても…栄枯盛衰は物寂しく、響きます。
なぜか学がないのに、栄枯盛衰から、祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり…
も浮かんでしまいました。恩人との思い出の時間すら…しかも根拠も曖昧のまま。
綺麗ごとの建前だけ体裁だけ整えて…。思いから変わっていく、移ろう時間に悲しく感じてしまいました。
Posted by 心の中の応援者 at 2023年03月31日 07:12 | 返信
長尾先生。いつも、ありがとうございます。
お世話になった方にお逢いできて、よかったですね。
先生は、逢いに行かなかったのではなくて、やることがたくさんあって、お忙しかったのだと思います。
きっと、今、今が一番、いいタイミングでの再会だったのでしょう。
私は、、、、
いろんな方のおうちに上がりこんんで、いろんな方とお話しさせていただいて、私の人生の最終章をどこで、誰と、どうやって、過ごしているのでしょうと、考える時があります。
人生の最期の時に、知らない場所で、新たな人間関係を築くことって、やっぱり、きついですね。
Posted by 宮ちゃん at 2023年03月31日 08:33 | 返信
先生の文章は、時に遠く、時に近く。
心を揺さぶられております。
今年の桜は命長く咲き誇り、まるで何か大切な事を
思い出させてくれるかのようです。
一輪の花は儚くうつっても、数え切れない数の蕾が
申し合わせたかのように一斉に開く様は、日本に生まれて良かったと久しぶり思わせてくれました。
大切な方を見舞う先生が、
ご自身の心の整理もされ、他者の心をも動かし本当に素敵です。
心から日本に生まれて良かったと、再び思える日が訪れますようにと
桜に祈った3月でした。
長尾先生、今日もありがとうございました。
Posted by 轟 瞳 at 2023年03月31日 09:08 | 返信
心温まる記事を拝読させて頂けました。
93歳のおじさま(お父様と言ってもいい感じ)と和くんにとっていい時間だったんでしょうね。
おじさまは本当に心から嬉しくて堪らなかったでしょうし、和くんにとっても日常と離れた場所でのタイムスリップはいい時間になられた事でしょう。
時間は有限、是非、他のコメント欄の方との重複になりそうですが、又訪問されてください。
きっとお空からお父様もお母様も、お喜びなのかなと、思ってしまいました。
おじさまにとっては、和くんは息子さん同然であり、唯一御身内が訪ねてくれる安心感に繋がると思いました。
ひとり咲きライブ東京から応援してます。
所沢で開催してもらえれば応援に駆けつけられますが、大阪は先立つ物が^^;。
関西圏の皆様はいい環境です。
似たようなライブをまた、関東でも宜しくお願いいたします。
地名も、馴染深いところがいっぱい出て、お近くだったのね〜〜と思いました。素敵な繋がりじゃないですか。
又、温まる記事のおすそ分け、お待ちしております。
おじさまご夫婦が長寿で寄り添われていた事、羨ましいと、ふと思ってしまいました。
有り難うございました。
Posted by rea at 2023年03月31日 09:25 | 返信
長尾先生
いつもありがとうございます。
東京の郊外生まれ育ちの自分にとって
入間市 東久留米市 新座市 (所沢市)
場所がわかるエリアに先生がいらっしゃったと聞き
嬉しく思います。
おじ様と先生の絆が再び繋がり
暖かい気持ちになりました。
Posted by Yoko at 2023年03月31日 09:27 | 返信
先生、こんばんは。
今日親友と会う約束をしていたので、昨夜ロストケアを一緒に観てほしくて提案してみました。
親友も観たいと言ってくれて、お席の予約までしてくれたので嬉しかったです。
タイミングが揃う時きっと神様が行くべき所、観るべきものへと導いてくれていると感じます。
ロストケアは私が観なければいけない映画でした。
親友は今休職中ですが、デイサービスなどの介護のお仕事をしています。
お母様、お姉様を早くに亡くして、認知症が徐々に進む独り暮らしのお父様のお世話を少し前まで一人でしていました。(今は訪問介護士の方々が毎日とてもよくしてくださっているそうです。)
映画ほど壮絶ではないとはいえ、親友の本当の苦しみを私はわかっていなかったと思いました。
そんな至らない私の事をいつも大切に思ってくれている親友にあらためて感謝の気持ちでいっぱいになりました。
お昼に観て、今もまだ呆然としています。
私にとっては映像がどうの、キャストがどうのと言えるような映画ではありませんでした。
先生、教えてくださってありがとうございます。
Posted by カノン at 2023年03月31日 10:04 | 返信
先生、こんばんは
私も、会社員の時に
自分の娘のように可愛がってくださる
おじさん…居ました
やはり、子供さんがいらっしゃらなくて
娘みたいに 可愛がってくださり
いつの間にか
家族ぐるみのお付き合いになっていました
北島三郎似の優しい
おじさん
その方も以前、四国の何処の陸上自衛隊に勤務されていたって
伺っていました
家族ではないですが
不思議なご縁のある方でした
多分 お元気でしたら
私も先生のように
逢いに行きます
逢いに行ける人が居るって、幸せですね
恩人のおじさん…
先生のこと、親代わりとして
大切に思って御預かりされたのですね
先生は、先生の思いもあり
仲違いがあったかもしれないですが
お互いに思い遣っての
こと…。
また、再会出来て 想いが深まって
良かったですね^ ^
先生は
次回 再会までの道中の楽しみも見つかり
リフレッシュ!
おじさんも、先生にお出会い出来て
あの時…先生に叱ったこと、ずっと後悔されていらしたのでは?
やっと、肩の荷がおり
ホッとされていらっしゃいますね
微笑ましい
お話をしてくださり
有難うございました。。
ひとり咲
セットリスト楽しみです!
何だろう…。
Posted by かおり at 2023年04月01日 12:34 | 返信
かずくん、お疲れ様です。
散り落ちた花びらに風立てば
ふたたび蝶となり浮世を舞い漂う
愛しているからこそ遠くに離れゆくのは、隠された真理のひとつ。
真理のことばを語っても容易く満たされ無いのは、この世界の無情さを伝えるかの様です。
家族にお世話になるのも他人にお世話になるのも、なかなか難しい(笑)でもどこかで力を抜いて、余分な力は抜ける様に整えておかないといけないのかな…と思うこの頃。
45年の時を超えて昔話を語る相手がいるのは、幸せのひとつに見えます。
またお会いできると良いですね。ふたたびご縁が出来た埼玉にも遊びに行きながら(笑)
自衛隊って見学できるの…かなあ。と思いながら、縁深きながらすり抜けていくいつも隣り合わせのご縁。大真面目なのに何故か少し運命?がズレてしまうのは、かずくんらしいエピソードに感じます。
4月もあっという間にやってきて、コロナが全部エイプリル・フールだったら良いなぁ〜。
新しいセトリに向けて、ライブの練習も頑張って下さいね♪
今日も、お疲れ様でした。
Posted by 白夢 at 2023年04月01日 12:46 | 返信
お母さまが亡くなられて、6年くらいになりますか。
そのように長尾先生のことを心配してくださる方がいらっしゃってよかったです。
このブログも見て頂いたり、もしおよろしければmag2も見てもらってお便り頂ければ良いなあなどと思います。
Posted by にゃんにゃん at 2023年04月01日 09:00 | 返信
先生おはようございます。週末は雨かなって思ってましたが、良いお天気で、まだまだ桜を楽しめそうです。
先生のお話、情景が目に浮かぶようでとっても心が温まりました。おじさんもおばさんも、先生を我が子のように愛おしく思っていたのですね。先生との再会が叶ったおじさんは、きっともっと長生きされると思います。また会いに行けるといいですね。
Posted by なお at 2023年04月01日 09:47 | 返信
先生、こんにちは。
二度もごめんなさい。
私もズレていますね^^;
今朝も親友とお話しして、二人ともズシンと重たかった心が笑って少し軽くなりました。
知ることの大切さと生き抜く強さの必要性を感じつつ
絆や家族愛からの解放と呪縛のバランスについて考えました。
懐かしいおじさまと満開の桜のお話をありがとうございます。
優しい映画を観るように心に沁みます。
先生とおじさまはとても良いバランスで繋がっていらしたから、短くても一瞬で時間を巻き戻せたのでしょうね。
目には見えないお力がプレゼントしてくれるかけがえのない時間をこれからも紡いでいって下さいね。
私もそう心掛けます。
解放についての囁きが聴こえます。
私は解放されていないから難しいけれど、4月のライブも応援していますね。
全部新しいセトリ…楽しみです^^
Posted by カノン at 2023年04月01日 11:32 | 返信
所沢は茶畑が広がり、首都圏とはいえのんびりしています。
というか、地方都市と同じようにシャッターがしまったお店がけっこう多いんですけど。
コロナ後遺症なのかコロナ・ワクチン後遺症なのか
あいまいなままの日本は戦争後遺症というものがまだ治っていない
のかもしれません。
ひょっとして狭山茶が後遺症に効くかもしれませんね。
健康第一に強かにそれぞれが戦っていき、どこかでつながるようにそのときは敵も味方もなく
平和が訪れると思いたいです。
Posted by 藤村眞樹子 at 2023年04月03日 05:32 | 返信
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