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死後の世界はあるのか

2023年04月30日(日)

神戸新聞の「随想」欄の連載が終了、した。

読んで頂いた方、ありがとうございました。

最終回は「死後の世界はあるか」で書いた。

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神戸新聞 随想 第七回


死後の世界はあるのか    →こちら



終末期医療の講演を医師や市民にする機会が多くある。そこでよくする質問がある。それは「死後の世界はあるのか、無いのか」である。私は「無い派」であるが、世間はどうなのだろう、という単純な動機で聞いてまわってきた。世間ではよく「あの世から見守ってください」とか「あの世で待っていてください」という言葉が使われるので、大半の人は「ある派」だろうな、と勝手に思っていた。


果たしてアンケート結果は医師も市民も同じで、ある派と無い派はほぼ同数である。これは全国どこで聞いても同じ結果になる。もちろん僕の話を聞く人という点でバイアスがかかっているが、僕にとっては意外な結果だ。  


医者になって40年近くになる。2500人を看取ってきた。死亡診断書を2500通書いたということだ。臨終に接していつも思うのは、旅立ったばかりの目の前にいる人は今、僕をどこから見ているのか、それとも見ていないのかだ。この人の魂はこれからどこに行くのか、どこにも行かないのか。永遠に答えが出ない疑問であることは分かっていても往診の帰り道で必ず考えてしまう。


「人は死なない」という本が売れている。そのタイトルを見るたびに、「死後の世界がある」と考えたほうが救いがある、と思う。若い時は無神論者で「無い派」であっても、老人と呼ばれる年になると「あって欲しい」という思いも芽生える。自分にとっても死は通過点であって欲しい。  


今年の桜は例年より少し早く終わった。桜吹雪を見るたびに、花びらのひとつひとつが自分が看取った患者さんのお顔に見えてしまうのは職業病なのだろうか。密かに2500人の鎮魂を祈る。でも魂を想起すること自体が「ある派」なのかなとも思う。


「散る桜、残る桜も散る桜」という俳句が頭から離れない。これ以上現実を直視しない方が幸せなのかな、など考えている。



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ついでに第6回も



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第6回  時々入院、ほぼ在宅     →こちら


町医者としてこれまで関わった在宅患者さんは3000人以上になる。半数はがん患者さんで、半数は老衰や認知症や腎不全や肝不全などの臓器不全症。あるいは人工呼吸器をつけたALS(筋萎縮性側索硬化症)などの神経難病や医療的ケア児だ。認知症や加齢による疾患の大半は外来通院から自然に在宅医療に移行した人が多い。


一方、がん患者さんや呼吸器がついた方の多くは病院からの紹介である。患者さんや家族のご指名だったりケアマネさんからの紹介だったりもする。  末期がんの方は、ほぼ全員が最期まで関わることになる。その期間は平均すると1ケ月半と僅かである。1週間に医師が最低1回、看護師が3回訪問するのが基本形であるが、状態が不安定であれば毎日でも、朝夕でも訪問するし、真夜中に往診することもある。


一方、老衰などでは医師の訪問頻度は月に1~2回であとは訪問看護師や介護士に任せっきり。 悩ましいのは在宅継続か入院依頼か、その判断に迷う時だ。たとえば高齢者が誤嚥性肺炎を繰り返したり転倒・骨折したような時である。家で治せるものは家で治すのが基本だが、ご家族の意向が本人と180度相反するケースが多い。みんなが集まり話し合いをするしかない。あるいは遠くの長男・長女さんと長電話で相談をする。


果たして入院となった場合、その結果が良い場合と悪い場合がある。ほぼ元通りに回復すればいいけど、たった1週間で見違えるように衰弱し施設入所になったり最悪そのまま亡くなる場合もある。やっぱり入院しないほうが良かったな、と後悔することもままある。


しかしあくまで結果論である。小さくなった蝋燭の炎をどうすれば長く輝かせることができるか常に悩む。国は超高齢化社会に対応すべく「時々入院、ほぼ在宅」というスローガンを掲げている。しかし在宅現場も病院スタッフも悩みの連続である。




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ついでに第5回も



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第五回  かかりつけ医とは   →こちら


コロナ禍で「かかりつけ医」という言葉が有名になった。しかし「発熱したらかかりつけ医に相談を」と言われたので電話したが診療を拒否された、という苦情もよく聞く。そもそも、国は「かかりつけ医とはなにか」という議論を続けているが明確な結論は出ていない。


日本医師会は「なんでも相談できて」「必要な時には適切な医療機関を紹介してくれる医者」と定義しているが漠然としていないか。最近では「かかりつけ医は一人か?」という命題への回答は、「複数でもいい」となっているので、ますます分からない。  


以前からある家庭医、総合医、プライマリケア医などの言葉とほぼ同義と考えている。私自身は、医学部に入学したその日から45年間、かかりつけ医を目指して精進してきた。大学時代は、無医地区活動に熱中し、日野原重明先生(故人)の著書を読み漁り講演にも来て頂いた。 昔から専門医か総合医か、という議論はあった。多くの市民は医者なら必ず専門分野があると思っている。


パーテイなどで初対面の人から必ず聞かれる質問は「先生の専門は何ですか?」である。私は一息おいて、「専門はなんでも診る科です」と答えることにしている。するとそこで会話は必ず途切れる。実はいくつか専門医資格を有しているが自分の中では「なんでも診る科」が柱なのだ。45年たっても総合医はまだ市民権を得ていないなあ、と感じる。


しかし専門医と総合医は相反するものではなく両立し得るものだと思う。文武両道みたいな話だ。近い将来、開業医は、専門分野だけを診る医者と専門性と総合性の両立を目指す医者に二分されるのだろう。中島みゆきさんの名曲「糸」のように、縦の糸と横の糸を紡ぐのがかかりつけ医、だと勝手に思っている。なによりも患者自身がかかりつけ医を自由に選べることが大切だ。




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さらに、バックナンバーも読みたい方はここから探してください。→こちら


「東大阪新聞」の過激な連載も時々、出てくる。




PS)

今日は、ワクチン後遺症の方などを往診していた。


なんと、「健康被害」が認定された、と。


手帳の最初には、加藤厚労大臣のハンコが押してあった。



2021年10月10日に申請して

2023年3月31日に認定された。



でも、なんで1年半も時間がかかるのか?



困っているんだから、1ケ月でやってあげてよ。



これから障害年金などの手続きに入るが、

寝たきりの患者さんにはキツイ作業、だ。



ワクチン後遺症の患者さんの主治医になるということは、

診療録を残すことだけでなくいろんな書類を書く役回り。



なんてことはとても新聞には書けないし、載らない。





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この記事へのコメント

かず君、長いね
1年半でやっと、認められて、これから、障害者年金の手続きというのは😥
でも、認められるだけでも良い方だと思う
でもさ、いつも思うのは、心まで障害者になっては行けないと思う
いくら、身体はボロボロになっても、せめて、気持ちだけは明るく生きて行きたい😊
どんなに他人を羨んだりしても、元に戻らない
なら、今出来る事を探すしか無いと思う

持論だけど、何かを失くすという事は、何かを手に入れるという事だと思う
でも、暗い気持ちままだと、何も見えて来ない
だからこそ、辛くても笑う事を忘れないよに努力したい😄

Posted by ナオミ at 2023年04月30日 12:20 | 返信

今晩は。
ワクチン薬害の患者さん、被害認定出来て良かったです。
1年半長過ぎる。

死後の世界が有るか?と言われても「行った事が無いから解らない」としか答えられない。
不思議な体験は、山程有るけどね。
邪気が見えたり、自殺前の人の姿が、真っ黒に見えたり、10年後に亡くなる人の身体が、透き通って見えたり、心肺停止の人の周りに沢山の白い煙の様な物が見えたり・・・
先の事なんて解らない方がいいと思う。
分かるから、伝えても、他の人達は、理解出来ないんだもの。

Posted by 三毛猫 at 2023年04月30日 02:23 | 返信

私は人間は精神と物質の両方の世界に生きていると思っています。
私は自分の人生を、あんまり幸福に思ったことはありません。
両親を見送ってみると、両親の生きている時は幸福だったなあと感じます。
早く、天国でもあの世でもよいから行きたいと思っています。
天国があるとは思っていないし、自殺したいわけではないのですけど、長生きもしたくないです。

Posted by にゃんにゃん at 2023年04月30日 03:50 | 返信

長尾先生


長尾先生が「無い派」の方が
無駄な批判が来ないから
良かったです。


私は「ある派」ですが
あの世から見守るとか
あの世で待っているとかには
否定的です。


この世は いろんな魂が集まり
切磋琢磨して 学んでいますが
あの世に帰ると そうはいかず
霊の波長で 厳格に分かれるので


長尾先生は高い所に行くと思いますが
私は 同じところには 行けません。


例えば 死んで一緒になろうと
心中した人がいても あの世は
厳しいので 同じ階層には行けず
生きてるうちに努力して一緒に
なるべきだったな という反省を
しながら霊界にいる。


身体の不自由な方は亡くなると
治るようで(肉体は無いので)
私の愛犬は 若く ものすごい
速さで 出てきました。


私は 自分が亡くなったら
動物霊に会いに行きたくて
(高い階層から下の階層へ
は行けるようなので)
会いたい子が たくさん
いるので 楽しみです。

この世は 生きるだけで修行
なのではないかな と思います。


.

Posted by 長尾先生が大好き at 2023年04月30日 07:20 | 返信

小さくなった蝋燭の炎をどうすれば長く輝かせることができるか

こんなに自分のために一生懸命になってくれるお医者さんに最期を診ていただけたら、私は生まれてきてよかったと思うでしょう。

カネまみれ欲まみれ。

私の仕事柄(税務)、たくさんの書類の中にケタ違いの収入を見つけると99%は医師(歯科医含む)のもの。その家族も恐ろしいほどの高収入。

小さい頃、テレビの街頭インタビューで「どんな人と結婚したいですか?」と聞くと「医者か弁護士」と答えるのを観て、「なんで病人や犯罪者と関わるような仕事の人と結婚したいのかなあ」とギモンでしたが、今は「こんなに高収入なのかあ」と変にビックリする毎日です。(でも私はできれば遠慮したいです)

死後の世界はあってほしいです。
でも本当に逢いたい人達が一度も目の前に現れた事がないので今はないような気がしています。

看護師だった母の口癖は「死んだら終わりよ」でした。
亡くなって13年経ちますが未だに現れた事はありません。

Posted by カープがんばれ at 2023年04月30日 07:30 | 返信

長尾先生いつもありがとうございます。陰ながら心より応援しています。微力ながらお力添えになりたいです。死後の世界はあると信じて生きる方が悪事をせずに生きられるので、戒めにあると信じてます。お医者さんはやっぱりキッツイ仕事だなと感じました。反面素敵な仕事でもあります。手間暇かけてキツイ思いも努力して頑張った事は全部、宝物に変わる。所で最近、図々しい人と合わなくなりました。気持ち悪くて、嫌悪感がかくしきれません。笑顔で対応、優しい言葉をかけていますが心中は悲鳴。優しさを貰おうとすんな、と思う。勝手に帰れといいたい。

Posted by 匿名 会社員 女性 at 2023年04月30日 08:01 | 返信

長尾先生、毎日本当にお疲れ様でございます。久しぶりにコメントを書き込ませて頂きます。
私は、死後の世界はあると考えています。
人間は死ぬとき、お金や物は持ってはいけません。
持っていけるのは、その人の経験と、経験に伴った想いや
感情だけだと思います。
また、死ぬと肉体という壁がなくなるので、他者の想いが
まるで自分の想いのようにダイレクトに感じられるように
なるのではないかと思います。
私見ですが、人の本質は肉体ではなく魂で、
生まれる前に属していた大霊から分霊となり、死ぬと
またその大霊の中に戻っていくのではないかと思っています。
生まれて肉体を持ったときに、生前の記憶が全てなくなるのではないかと
思うのです。
「今だけ、金だけ、自分だけ」という価値観を乗り越えて、
狂った世の中が良い方向に変わっていき、たくさんの
方々の苦しみが癒やされていくには、人間の本質が魂であるということを
思い出していくしかないように感じています。

Posted by よっちゃん at 2023年04月30日 08:06 | 返信

先生こんにちは😃
死後の世界はあるとみんな願いたいのではないですか。
家族にとっても本人にとっても。
科学的根拠に基づいて云々とかいらなくて。。。
頼みの綱と言うか。。
死後の世界はあってほしいと願うことが残された命を燃やす糧になるかたもいるのではないですか?😊
きっとあるなしで区切らない曖昧な物かと。
神にすがる。仏にすがるとは昔から人が生きる上で少なからず必要としてきた過程ではないかと。
その生存域における最期の砦が在宅医療かもしれません。
そんな気がします。
色んなチームが文殊の知恵。
協力しあい、一人の人生を終焉と導く。
先生1日頑張ってください😃

Posted by かおなし at 2023年04月30日 08:57 | 返信

人は死なない、の著者の矢作直樹医師は東大病院の救急医療部に長年勤務されていたそうですが、この方がYoutubeで話されてるのを聴きました。身体は死んでも魂は存在し続けるとか、憑依霊なんかについても信じておられるようでした。投身自殺で運ばれた人には憑依が多いとか。東大の名誉教授で多くの臨床経験を持つ方にそう言われると、そうなんかな、と思って聴いていました。

でも改めて考えてみると、それはその先生個人の感じ方であるに過ぎないのではということ。真実かどうかは別問題。客観的な証拠は無いのですから。

この本が売れるのは、死後の世界があって欲しいと願う人が多いからでは。人は安心を得たいという本能があります。死は怖いし、自分の体と一緒に精神というか魂のようなものも永久に消滅してしまうのは寂しすぎる。虚しすぎる。だから魂はずっと生き続けて欲しい、と思いたいのだと思います。

この矢作先生という方、67歳だそうですが、すごくお若くみえるんですよね。かっこいいし、話し方も魅力的。それでいて謙虚。そのような方がおっしゃる事だと信じたくなっちゃう気持ちはすごくわかります。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2023年04月30日 12:53 | 返信

長尾先生、これまで2500名もの患者さん方を看取ってこられ、個々の桜の花びらに皆さんのお顔が思い浮かぶのは職業病だろうかと思われたこと、そして、残る桜も、、の句に感じてみえる思いに、行間的に伝わってくるものがあるように感じました。私は身近な人1人亡くなって長い年月が経っても、いつもそばにいるように思って語りかけています。確かに、死後の世界があるかと改めて考えると、どうなのでしょうね。境界なく空気みたいにつながっていたりして。数多くの患者さんを看取ってこられた長尾先生は、患者さんお一人お一人を思い出してくださって、その優しさは皆さんに伝わって、また長尾先生や、周りの方々へ還元されていくと、私はそう思いたいです。さいれんとニャ―は声を失いかねない状況下におかれたため、にゃニャーんに改名いたしました。

Posted by にゃニャーん at 2023年04月30日 01:20 | 返信

健康被害が認定されて良かったです。1年半長かったですね。
まだまだ認定されずに待っている人がたくさんいらっしゃると思います。私の知り合いも何人か申請してますがやはり1年以上たっても何もない様です。1日も早く申請された皆さんが認定されると良いですね。
1歳の子が接種後に亡くなった。基礎疾患のある人は接種して下さいって事で接種を選択をされたご両親はどんな思いでいらっしゃるのか。
今だに接種を推奨しているので今後もまた起こらないか心配です。
コロナになって亡くなった場合は直ぐに報道するのにワクチンで亡くなった、しかも1歳の子が。そして報道はされない。接種した医者、または看護師は何とも思わないのかと感じます。
肺がん治療薬で亡くなった方が11人で試験中止。ならばワクチン接種後で亡くなった、健康被害がこれだけいるのに中止にはならない。国が知らんぷりそこの理解が私にはわからないです。

Posted by 博多っ子 at 2023年04月30日 02:00 | 返信

長尾先生、毎日本当にお疲れ様でございます。久しぶりにコメントを書き込ませて頂きます。
私は、死後の世界はあると考えています。
人間は死ぬとき、お金や物は持ってはいけません。
持っていけるのは、その人の経験と、経験に伴った想いや
感情だけだと思います。
また、死ぬと肉体という壁がなくなるので、他者の想いが
まるで自分の想いのようにダイレクトに感じられるように
なるのではないかと思います。
私見ですが、人の本質は肉体ではなく魂で、
生まれる前に属していた大霊から分霊となり、死ぬと
またその大霊の中に戻っていくのではないかと思っています。
生まれて肉体を持ったときに、生前の記憶が全てなくなるのではないかと
思うのです。
「今だけ、金だけ、自分だけ」という価値観を乗り越えて、
狂った世の中が良い方向に変わっていき、たくさんの
方々の苦しみが癒やされていくには、人間の本質が魂であるということを
思い出していくしかないように感じています。

Posted by よっちゃん at 2023年04月30日 02:30 | 返信

敬愛する長尾先生
先生のCVSさんが健康被害制度受諾されて良かったです。。体調悪いのに1年半、長尾先生も膨大な資料作成されながらやっとなんですね。それこそチャットGPTが全部作ってくれたらいいのにな。そして最後にもうこんなの打たせないでね。と書いてほしいですね。本来なら接種した医師が最後まで責任持ってやるべきなのに、その当人は患者無視で長尾先生に丸投げなのですよね、、先生ほんとにお疲れ様でございます。恐ろしい量の資料の山を大石さん解説で拝見いたしました。CVSさん主治医さん共に闘いだなと感じました。もっと申請が簡単迅速になることを願います。先生が今週も笑顔でありますように。今週もエイエイオー!

Posted by ぽん吉 at 2023年04月30日 05:36 | 返信

死後の世界が、有るのか無いのかは霊を見た事が有りませんので判りませんが、無いとしたならば、今の人生が虚しく感じます。

努力した事が死んだら終わりでは、努力した意味がそれまでになります。

死んだら終わりであの世が無いとすれば、あの世で責を負う事も有りませんので、金儲けで何人死のうと知ったこっちゃないと、自分勝手に生きる人が増えそうです。

もし、死後に閻魔大王の裁きで、悪行が多ければ恐ろしい地獄に落とされると思えば、悪行は行わずに善行に勤しむかと。

先日、YouTubeで霊格の高い人を解説した動画が出て来まして視聴したところ、人は生まれ変わる度に苦労する体験が多ければ、その分霊格が上がり、煩悩や我欲に囚われにくくなり、世の為人の為に生きようとなっていくそうです。

長尾Doctorの生き様を見れば、霊格の高い人かなと思いました。

金儲けや権力にしがみつく連中の霊格は低く、生まれ変わる度に苦しむ事になるのかも。

まあ、概念ですので人それぞれですが、神様は居ますのでお天道様の存在は気にしています。
いつも見られていますので・・・
.

Posted by 神無月 at 2023年04月30日 07:55 | 返信

先生、こんばんは。
よく幼い子供がお空の上からママを見ていて、ママが優しそうだったから選んだんだよとか、ママが可哀想だったから助けに来たんだよなどと言う事があるようですね。
4〜5歳頃にはその記憶も消えてしまうようですが。
白いお髭のおじさんと雲の上からずっとママを探していたという証言も複数あるようですから、偶然ではないような気がします。
なので、私は死後の世界というか輪廻転生はあると思っています。
初めて会ったのに懐かしい感じがしたり、ある国のある場所を訪れた時自然と涙が流れていたこともありますし…
生まれて来る時白いお髭のおじさんと色々経験してくるねと約束して降りて来たのかもしれません。
悲しい事も苦しい事も嬉しい事も幸せも、たくさんの感動と経験をして、使命を果たす為に。
そう考えると何故こんな目に合わなくてはいけないのかと嘆いたり、人のことを可哀想などと憐れむのはおかしいのですね。
自分が決めて生まれて来たことだと思ったり、この人はこれを決めて生まれてきたのだと思ったら、そのシナリオを誰も邪魔することはできないし、少しのサポートはできても乗り越えるのは本人の心だけなのかもしれません。
今の時代でしたら、調べて調べて彼方からのご縁に助けられるパターンがけっこう多いような気がします。
やっぱり努力が必要で、考えているだけでなく動くことでしか幸せをつかめないというのもこの世の真理の一つでしょうか。
この件に関しての夢想はきりがありませんし、どこまでも不思議がつきまとうので語り明かせそうです。

Posted by カノン at 2023年04月30日 11:07 | 返信

長尾先生、お疲れ様です。ご無沙汰しています。
話は少し余談ですが、CBCの大石邦彦アナウンサーが質の高い報道をしてると賞を(賞の名前はド忘れしました)取られた様ですね。大石邦彦アナウンサーが日本に居て下さって、私は感謝してるのでこのニュースは正直、嬉しかったです。CBCの報道で救われた生命は必ずあっただろうと思います。
連休明けには一応、5類に下がりますね。少しずつノーマスクの人が増えて嬉しく思います。人生のこの一年、この一日は帰って来ないので、有意義に生きたいと思います。
ブログにある死後の世界はあるか、ですが。私は一応、あると思います。ただ、自分が予想もしない形であるのかな、と思っています。
"人事を尽くして天命を待つ"ではありませんが、やはり生きている時に、いかに一回切りの人生を生きるかを考える事があります。しかし、死んだ後の事は"天命を待つ"としか言いようがありませんね。
コロナ禍で多くの人を苦しめてきた、ワクチン推進派やコロナ禍の煽り報道に加担していた者は、死んだら神様に何と言われるのか、名判決、珍判決を聞いて見たい気もします(少し意地悪かな)。

Posted by グッビオのオオカミ at 2023年04月30日 11:08 | 返信

死後の世界を信じるも信じないも自由だとは思いますが、「前世を記憶する子供達」が世界中に存在するのは事実のようです。
テレビのドキュメンタリー番組でも今までに何度か紹介されていますし、関連本も出版されており、YouTubeでも日本人の幼児で生まれる前に空(?)から両親を見ていて親を自ら選んで生まれてきたと絵を描いて説明する動画も。

不思議なのは、その子供たちが証言する数十年くらい前の「前世」を調査していくと、実際にその地域に同じ名前の人物が存在し、その子の話すとおりの暮らしをしていて、例えば事故で死んだ場合、その子が話す死に方と全く同じであることなどが証明されたとのこと。
その子供は前世で住んでいたという地域とはずっと遠く離れたところに生まれており、外国のケースもあったりして、前世の人物自体も全く有名な人物ではないので、今生ではその人のことを知りようもないそうです。
ただ、前世記憶というものは成長とともに薄れていってしまうので、親が子供の話すことを記録に残しておかなければ、うやむやになってしまうケースが多いようです。

死後の世界は死んでみなければわかりませんが、前世記憶を持つ子度達についてもっと世界的に科学的な研究調査が進められれば新たな真実が解明されるかもしれないと思います。

Posted by カルダモン at 2023年04月30日 11:25 | 返信

かずくん、おはようございます。


僕がもし もっと賢くて 心配性で
運が良くて 気になって 少し調べたら
君に こんな苦労を かけなかったかな
全部 何も知らなかった 僕が悪いんだ
今でも 後悔は 尽きないけれど
僕も 子どもも 家族もこえて
みんなのために 生きてる君を
ただ僕は 今も 誇りに思う


小さい頃から自分はぽわ〜んとしているのが好きで、一見受け身に見えるのですが、何故か意見をはっきり持っている所があって、多分親の苛々の原因だったのだろうなあ、なんてこの歳になって思います。

自分自身も気が付かぬ間に『受け入れて当たり前』の反射が醸成されてしまうと、すごく危ない事が起きているのに、“大丈夫”だと見えないまま立ち止まれない。
だから今、切実に思うのは「必要最小限以外は、受け入れないこと」を意識して、“行動”を変えてみること。
受け入れない後に、初めて『受け入れずに済んだ選択の可能性』の道が、目前に現れて来ます。

拒否という“考え”で動くのではなく、「受け入れない」という“行動”で自分を形作って行った方が現実に即してて具体的な気がします。勝手に「自分の行動デザイン」って呼んでいるけれど(笑)多分外国人の方が上手な気がするのは何故だろう? 自立を尊ぶ歴史は、侵略されて初めて気付く幸せなのかも知れないけれど、生きるためには利用されない事が大事。
最初から何だって黙って入れすぎて、実は自分にとっては必要なものは無かったなんて、悲し過ぎます。
「自分にとって要らないものは要らない」と、これからは言える人が増えて欲しいな。


たまたま高名な大木を見に行ったのですが(知らなかった)、現れた瞬間に1年以上前にに夢で見た場所と全く同じで(笑)、歩いている場所の造りも同じだった。あ〜、ここだったんだって面白かった。その時は人も賑わっていたけれど。
他にも凄くリアルな夢が幾つかあるから、世界のどこかに同じ場所があるのかも、なんて思っています。
基本的に仕事と生活で十分だけど、時々どうしても無視出来無いのもあって、生業でも無いのでごめんなさい…と思いながら書いている時もあります。

人間の造る街が、どれだけ思い込みで出来上がっているか、自然の中で過ごしていると生きてる事の奇蹟に目が向きますね。生かされていることに感謝です♪


今日も、応援しています。

Posted by 白夢 at 2023年05月01日 07:02 | 返信

私は いい歳して かなりの怖がりなのですが。

幸い 私には 霊感はないのですが。

友人が すごく霊感があります。
小さい頃は よく見えたそうで
自宅に3人ほど この世の人ではない人が 家にいたそうです。
今でも 旅行先のホテルや 街中や スクランブル交差点で 時々見るそうです。 でも年齢と共に 霊感が弱まったそうです。

あと 葬儀社の方の体験談で
お亡くなりなった方は 必ずと言っていいほど ご自身の葬儀を見に来るという話は 聞きますね。

怖がりなくせに こんなこと書いて ゾクゾクしてきました。笑

なので 死後の世界というか
肉体から 離れた 魂は 浮遊してるのですかね??


前世記憶の エピソードは私も見ました。とても神秘的で感動して 号泣してしまいました。

空から親を選んで 生まれてきてくれることが本当なら
我が子達が 私を選んでくれたことに感謝する気持ちと共に

親に虐待されたり殺されてしまう子供達のことを 考えてしまいました。

人間は皆 前世の記憶を持って生まれるから それを話さないために 最初は 言葉が話せないと聞いたことがあります。
だから言葉を覚える頃にはその記憶は無くなると。

命って 魂って 本当に 不思議ですね。

Posted by あずき at 2023年05月01日 09:35 | 返信

和くん先生、今晩は。
28年前の本当に今日、日本の真裏のブラジル。サンパウロにおりました(しかも月賦で^^;)。
5月1日ですね。真裏の日本の時計を見ながら、「う〜ん、日本と同じ時間だ。」って宿泊先で頷いた記憶がかすかにあります。初回は昭和63年、1988年に同じ地を訪れてます。
なので、確かに地球の裏側はありました。まる。
大切な人を亡くすって本当に10代から、この還暦前まで何十代って欠かさなかったかもしれないですね。
なので、今度は余生を、和くん先生が書かれている「歩く」シリーズでも読破目指そうと思ってます。
死後の世界、私は「あると思いたい。」タイプでしょう。
よく世の中に似た様な人3人いるって言われるけど、自分とそっくりさんに一度くらいあって見たいです。
先日、先生とニコ動画で中鉢さんを拝見いたしました。
状況が状況だけにお二方とも辛そうな、お疲れを感じました。
竹内まりやさんの「みんなひとり」をマンダラで歌って下さって有難うございます。
これでひとりの人も独り帰りした人も、和くん歌に、歌詞に救われそうです。

そんな私も出来たら在宅で看取られたいと思います(LWに書いておきます。
今日も書き込める日時に、心より感謝を込めて。

Posted by rea at 2023年05月01日 08:29 | 返信

長尾先生。
いつもありがとうございます。
神戸新聞 随想バックナンバー。
ゆっくり読ませてください。
5/1,2!!香川県に。2日善通寺市に
パワーをもらいに行きます。
先生、お仕事ほどほどに。。

Posted by 匿名 at 2023年05月01日 10:48 | 返信

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