このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com

「いい子に育てると犯罪者になります」

2023年05月27日(土)

長野県中野市のたてこもり殺人事件の犯人は

議長の長男でおとなしくていい子、だったと。

「いい子に育てると犯罪者になります」

2つの応援
クリックお願いします!
   →   人気ブログランキングへ    →   にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
 
 



亡くなられた4人の方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。



それにしても犯人はなぜこんなことをしたのか。



市議会の議長の息子さんで、大人しい人だって。



とっさに僕の頭に浮かんだのは、この一冊。



「いい子に育てると犯罪者になります」(新潮社)



今もベストセラーである。


犯罪心理学の教科書、いや、もはや古典になっている。



著者は、立命館大学教授の岡本茂樹氏。



若者の犯罪は、この本に書かれているようなものが多い。



TVのコメンテーターの発言が的外れに聞こえた。ゴメンナサイ。



拳銃の免許とか、銃規制などの法律は、問題の本質ではないのでは。



端的にいえば、犯行には親の育て方の要因が最も大きいのだろう。


「いい子」に育てられたからなのかなあ、と想像した。


もし岡本先生が生きていたら、TVでそう解説していたのだろう・・・




実は、岡本教授は、8年前に他界した。



僕がお看取りした。



在宅医療の3ケ月間、犯罪者の心理や更生について教えてもらった。



お看取りした後は、彼のお母さまを訪問診療して、毎週彼を追悼している。



岡本先生は僕と同じ年。

もし生きていたら今年65歳。



お母さまは、岡本先生と僕を重ねてみている。



毎週、息子が残した「ロールレタリング」という技法

についてあれこれと、30分以上話している最中の事件。




犯人の今後はどうなるのだろうか。


更生できるのか、できないか。


死刑ならこの世に出ることはないので、更生はない。


でも、刑務所から出てきたら、生きられるのか。




なぜこんなことを書くのか。


僕は、「保護司会」に呼ばれて「犯罪者更生」の講演などもしてきた。


講演タイトルはたとえば、「反省させると犯罪者になります」


岡本先生の本のタイトルそのもので、内容もパクリ、だ。


岡本先生の遺言を解説してきた。



保護司さんたちはすごく驚かれる。


うーん、彼の本を読んでいないのかな。





岡本先生の家には、刑務所にいる受刑者からの手紙がいっぱい残されている。


読ませていただくと、なんとも言えない言葉が並んでいて、涙が零れる。




僕は、定年退職後は、刑務所の慰問や犯罪者更生のお手伝いもしたい。


日本は出所後の再犯率が、国際的に高い。


それは、更生のやり方に問題があるのでは。


受刑中も、そして出所後も。教育の方法を変えたほうがいい。




誰だって、運が悪ければ犯罪者になるかもしれない。


絶対にならない、という人はいない。


万一いれば、その人こそが危ない。




昨日の凶悪犯罪の報道を聴きながら、僕はそんなことを考えていた。




ワクチン大量虐殺をしている専門家や医師会やメデイアの人たちも

極悪犯罪者であるが、いい子に育てた親が悪いのかもしれない、と。



「僕ちゃんは悪くない」と甘やかされて育ってきたので、

素直に過ちを認めて方向転換することができない、のか。



僕も鮫島浩さんも苦学生だった話で意気投合した。


特に僕は極貧の超苦学生だった。


でも、働く母ちゃんの背中を見て育った。


そしたら悪いことはできない。


警察のお世話にならずに老人になった。



PS)

6・24は、「ヨイトマケの歌」も歌う。


母さんの歌だ。


オリジナル曲も歌うけども、CDは間に合いそうにない。ゴメン。


秋のライブまでに、頑張ってオリジナルアルバムを完成させたい。




2つのランキングに参加しています。両方クリックお願い致します。皆様の応援が日々ブログを書く原動力になっています。

お一人、一日一票有効です。

人気ブログランキングへ ← 応援クリックお願い致します!

(ブログランキング)

にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ ← こちらもぜひ応援クリックお願い致します!

(日本ブログ村)

※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

かず君はデリケートな繊細な人かと思ってたけどけっこうしっかりしてますね。ちょっと今日の話を聞いたら安心しました。犯人の父上さんが、連絡取れないと言ってて我が家では自殺を心配してました。自殺してなくて良かった。私はただ親御さんに同情します。あまり自分を責めないで欲しい。罪を憎んで人を憎まず。
4名の尊い犠牲者の方々のご冥福心から御祈り致します。
所で昨日の夕方自宅前の道路で交通事故が起きて、幸い大きな怪我人はいませんが、車と子供が衝突したのか、救急車に泣きながら女の子が母親に付き添われて乗って行きました。救急隊の方と家の中から目があった。優しく女の子に声掛けしてて素敵だった。優しい人は強いなと染々しました。言うて私も母子家庭ですし勉強も出来ませんし、稼ぐ能力も乏しくて何のために生まれて来たんだろ、と思うけど、草花に水やりして、動物を育てて、自慢出来るものはないけど、、、、、。

Posted by 匿名 元会社員 女性 at 2023年05月27日 05:22 | 返信

和くん、おはようございます。
子供の頃の親との関係性、育てられ方って大きいとは思います。
何せ、子供は親も環境も選べないですものね。
諸々事情で中退しましたが、社会福祉士勉強していた時現役保護司さんとも生徒として出会いました。
いい子だから?悪い子だから?私は何も答えられないな。答えなき気もするんですよ。
子供の頃は親の影響だけど、ある程度の年になると、自己の選択に責任が来るしね。
不運な人もいますよ、いくら頑張っても(私もその口ですが・・・)。
◯◯にも関わらず頑張る、方向転換するって自分自身で戒めて生活している今日この頃だけど人間ってそこまで強くないぞって思える諸々出来事にも立ち向かわなくならないときもある。
一つ言えるかなって言いたいことは、日本の土壌は褒める土壌じゃないってこと。
皆、出る杭は打たれるで、前へ倣えが好きな民族だってことかな。
私はだから嫌われる口ですよ。普段は平静装う方だけれど。
結構、肝心なところではっきりモノいう方だから。損もしてます。
そうそう、良いことも悪いことも、明日は我が身って本当に思って生活しています。
だから、一括りになんでも決めつけることも大嫌いですね。
十人十色の方が色んな思いで生活をしておられる、その実態は本人様しかわからないこと。
色々な立場をしっかり受け止められる自身の度量をもっと磨きたいとは思ってます。
自分もそうしてもらいたいと思っているもの。
和くんの7月1日以降のご活躍を医師&歌手以外のボランティア活動、多方面でのご活躍をどうか健康に留意されて頑張っていただきたいし応援したいって心から思ってます。
頑張って下さいね。

Posted by rea at 2023年05月27日 07:33 | 返信

おはようございます。コメントは久しぶりです。でも毎朝のブログ訪問&ポチ2つはルーティンで~す💕 毎朝、先生の話題の豊富さに感心し、先生の人生の超人的な密度の濃さに感嘆させられています❣


先生ご紹介の本2冊がちょうど私もコロナ騒動最中に読んだ2冊だったので思わずコメントします。まず本のタイトルに「え?」と思いますが、読めばとても納得のいくいい内容でした。…著者の岡本先生、亡くなられていたんですか、8年も前に。。。 先生と同い年、という事は私とも同い年。。。もったいない。刑務所内部の話では今でも酷い話を聞きますが(精神病院や入国管理所などでの非人道的な実話にも重なる共通の闇を感じます)が、更生を真剣に考える、岡本先生の後継者がぜひ育っていてほしいと切に願います。かず先生も後継者のお一人ですね、これからもずっと応援します❣


少年院では『ケーキの切れない非行少年たち』の宮口幸治氏の業績も素晴らしいです。こちらの宮口氏は今が最盛期、精力的に活動されていて頼もしいです。お二方とも関西が活動の場のご様子、関西人はかず先生筆頭に情に厚く正義感も強いエネルギッシュな人材が豊富なようで羨ましいです。


かず先生だったらご存知かもしれませんが、『職親プロジェクト』も応援したいです。少年院や刑務所出身者の更生や社会復帰を応援する活動です。かなり昔は普通にあった、児童養護施設出身者などの厳しい自立の道、昔ながらの徒弟制度をベースにした「弱者が生きる道」が、社会の変化の波に押されて、このような形に変わりながら生き残っているとも言えるのでしょうか。今でも個人でこのようなやり方を自営の仕事に絡めながら実践している人もいるようですが、個人頼みのところが悪しき「日本らしさ」に思えて歯がゆいです。社会全体がもっと成熟して、変わってほしいです。


先日、山梨・韮崎大村美術館に行ってきましたよ。企画展「薔薇-華麗に春-」もよかったですが、大村博士の人となりを紹介した「大村智記念室」が興味深く、「亀」のコレクションがお茶目で(⋈◍>◡<◍)、楽しかったです💕 来月のライブは行けるよう算段中です、行けますように❣

Posted by ミルク at 2023年05月27日 10:04 | 返信

長尾先生


道徳の授業で「死後の世界」を
教えてもいいのではないかと
思います。


あまり人には話さないですが
子供の頃 テレビのニュースで
犯人が銀行のATMでお金を
引き出そうとしている映像を
流していました。


犯人の 斜め上あたりから
犯人を見ている おばさんの顔が
見えて 私は母の所へ走っていき


今ね ニュースでね と説明して
(被害者は行方不明)
おばさん 顔だけだから
もう生きてないと思う
と言うと 母は悲しそうな
顔をしていました。
そういえば あのニュース
どうなったんだろう。


「ヨイトマケの歌」は
美輪明宏さんですね。


私は霊能者としての
美輪さんが好きです。

美輪明宏さんの 著書
「霊ナァンテコワクナイヨー」
は霊界の仕組みとかが
分かりやすく書いてあります。

長尾先生は 読んだこと
ありますか?


.

Posted by 長尾先生が大好き at 2023年05月27日 11:00 | 返信

和くん、オリジナルアルバム🥹🥹🥹

楽しみにしています

頑張って、生き抜いんだもんね😊

Posted by ナオミ at 2023年05月27日 12:51 | 返信

ドキッとするタイトルですね
是非 読もうと思います。

子育てって
人生最大の難関任務だなと
思います。

長男が大学生になった時
改めて これまでの子育てを
自問自答したことがあります。汗。

子供を産めば 誰でも 自動的に
親という立場になれるけど
そこから 多大な任務が待っています。

親だって 人間だから 間違う。

我が家は 間違ったら謝る
お互いを認める
謝ったら チャラにする。
…が ルールです。

私も 永遠に未熟で自信が無いですから 子育ては 「わからない」事ばかりです。

息子が結婚した時に
感謝の思いを伝えました。

子育ては自分育て

子供達から 教えて貰ったことは山ほどあります。なので 子育てさせてもらった感謝の気持ちと
私の任務は完了したことを伝えて
お互いが これから自分の人生を謳歌しようと伝えました。

(別にカッコつけてる訳ではなく 本音です。後は達者でなーです。笑)

誰も 我が子を犯罪者にしたくて
産み育てる訳はなく


親は皆 子育ては手探りで 一生懸命です。

このような事件に触れる度
親御さんに同情する気持ちと 共に
やるせない思いになります。

Posted by あずき at 2023年05月27日 02:26 | 返信

先生、こんにちは。
ご紹介下さった岡本先生のご著書すぐに読みたくなりました。
そして先生が同じ歳の岡本先生のお看取りをされて、お母さまに8年もの間毎週会いに行かれているなんて
とても深いご縁ですし、先生がご卒業後犯罪者の更生に関わるボランティアをなさりたい事の理由がよくわかりました。
現在ヨイトマケの歌のような状況の家庭は少ないと思いますが、これから増えてくるかもしれませんね。
私も出産後は悩みましたが、お金より時間を選びました。
選べる余地がある立場は恵まれていると自覚していますが、夫が財布の紐を握る家庭だから自由とも引き換えかな?
子供が成長してご縁がありお仕事を始めた後も、特に子供と同居している間は基本的にそのスタンスを変えるつもりはありません。
外で辛い事があってもいつも笑顔のお母さんと丁寧に作られたお料理やお菓子が待っていてくれる。
それが子供の心に安定した芯を作れると個人的に考えたからです。
忙しい母親の顔色を見ながら育つと優しい子に限って自己肯定感が下がります。
母親の忙しく疲れた姿や険しい表情は思った以上に子供を不安にさせるから…
でも働く逞しいお母さんの背中を見て育った子供の方が社会性豊かで立派に育つのかもしれませんね。
長尾先生のように。
どのような立場であっても母親は子供の幸せの為なら基本何でもします。
それでも時に愛情が伝わらず、子供が罪を犯した時は一緒に死んでしまおうと思うのが母親なのかもしれません。
子育てって何が正解なのかは子供がお爺さんになって死を迎える時までわかりませんね。
先生のCDデビューは秋からクリスマスの頃が素敵な気がします。
勝手な妄想です^^
私も夢を叶えられるように少しずつでも形にしていきたいと思います。
遠回りはなくて、全ての事が糧になって然るべき時に夢は叶うから、焦る必要はないかな?とも思っています。
先生どうか長生きして、背中を見せ続けてくださいね。
お願いします。
いつもありがとうございます。

Posted by カノン at 2023年05月27日 02:50 | 返信

長尾先生 
いつもありがとうございます。岡本茂樹さんの本を読んでみたいと思います。

Posted by みっちー at 2023年05月28日 07:31 | 返信

かずくん、おはようございます。


この前TVを観ていたら、不登校の訪問支援をされている方の映像が流れていて、「支援者である前に、理解者でありたい」と話しているのを聞き、全く同じ気持ちだなあ…と強く共感しました。ご本人も不登校を乗り越えて支援者になった側なので、子どもの時の自分を助ける様な深い感覚で、人間同士が繋がる相互扶助の関係でしょうか。


米国の親戚から話も聞いても(何十年前から)、血縁関係関係なくその時近くにいた他人が、出身国や宗教も余りこだわりなく、看取りも含めて老後の面倒を見ている話も良く聞きます。あと財産分与もそのお世話してくれた方に、普通に行なってますね。

親子関係も、実の親子同士が絶交しても、代わりとなってくれる夫婦が見つかると、親代わりや生まれた子どもの祖父母代わりになる場合があり、当人達も堂々と公にしていますが、日本ではあまり聞かない話だと思います。珍しく無いという意味だけど、それだけ日本人は「血縁関係」に絶対的に拘る民族なのかもしれません。


自分の目標としている先生方は2名ほどいて、一人はローリングプレイの研究者でもあったので、気が付いたらその系統は踏んでいます。もう1人の先生も王道的な方法だったので、非常に時間はかかったのけれど、やっぱり強い影響を受けていたなあと思う。厳しい道だから、ロールモデルがいたからこそやり遂げられたとも思う。


なぜ技術だけの伝達が上手くいかないのか、高度なサービスや安心した社会の実現が簡素化や管理だけでは困難なのか、遠くにある指標が人の生き方という思想や、実績だったりと抽象的な動機が占めて、それが工業製品や情報技術、人間マニュアル化管理と大きく隔てる、ひとつ上の『理想に近い社会のあり様』なのだと思います。

それは個人個人が、立場や環境、属性や特製などを超えて、『他人同士』が当たり前の関係性を結べる能力に掛かっているのだと思う。


「反省のない社会」とは、私はこの形式化された寧ろ“人を排除した手段”に強く拘っていると感じていて、計画(アジェンダ)を実行するプランと行動•行為さえ有れば、あとは何人も省みなくて良い、寧ろ省みるどころか“攻撃対象”としてみなし、アジェンダを阻害する生体的要因として「積極的に排除」しているのではないのかなあ…と見て感じます。

その「良い子ちゃん達」中心のエリート群集や、日本人の血縁絶対主義の価値観だと、逆に排除する行為そのものが、自分自身の存在や報酬という“生きる実感”に結びついている様にも思えます。


私も「良い子」ちゃん達の育成にはお手上げなのでした(笑)
“人”を無視して、ルールという形式設定とそこに従順であるかどうかが価値基準なので、非常に難しく閉鎖的。自分達の計画や行動が、どういうインパクトを与えているかを知るには、相手の反応に応えないといけない。でも計画実行や絶対的価値観が指標にあると(人間でないと)、自己修正が難しいですね。

ただ母性に関しては、生物としての深い反応があって、男女問わず弱い生き物を守る本能が無いと、種として絶滅に向いやすいと思います(笑)


週末の方が忙しくて(笑)潰れているので、すぐ反応出来ないのでした。。
今日も、応援しています。

Posted by 白夢 at 2023年05月28日 10:36 | 返信

今晩は。
痛ましい事件ですね。
殺害された4人は、お気の毒です。
加害者には、妹さんと弟さんが、居るそうなので、ショックでしょうね。
「今の時代、我が子が、犯罪者になったり、自殺しなければ、子育ては、成功なんだよ。」と早く結婚し、4人子持ちの同級生が言いました。
当時、子供が小さかったので、意味がわかりませんでしたが、学校に問題が有る事を知ったら、本当にそうだなと思う様になりました。
学校での虐め&教師の逃げ→不登校→祖父母からの執拗な攻撃→精神疾患→障害者
父親が居ないか、居ても子供に無関心な父親なら、子育てはとても困難な時代です。
今の多くの日本人は、虐めが大好きだからです。

加害者の父親は、大学を中退した長男を自衛隊に入れましたが、2、3ヶ月で除隊。
はとこは、悪い同級生に脅されて、近所の店で、万引きし、父親が、自衛隊に入れました。
父の話によると、根性を治したいと思ったとの事です。
その子は、自衛隊に入り、まもなく亡くなりました。
死因は、親にも教えられないので分かりません。
自衛隊は、女性へのセクハラが、問題になったりしています。
父親が、期待する場所では、なかったのですね。

親の経験が、全く役に立たない厳しい状況なので、子育てが大変です。
とてもいい本が、有るんですよ。
「92歳の現役保育士が伝えたい親子で幸せになる子育て」大川繁子(著)を読むと、大川さんが、優しく語りかけてくる様で、とても心地良いのですよ。
子育てに悩んだり、失敗しちゃったと感じ、自分を責めてる親御さん方にお薦めしたい1冊です。

Posted by 三毛猫 at 2023年05月29日 01:04 | 返信

義母は裕福な良家の出身でしたが、男勝りな性格で警察や医者になれなければ死んだ方がいい、とまで思い詰めていたそうです。どちらも時代と戦争により、一生願いは叶いませんでした。
宗教家でしたがのちに犯罪心理学を学び、その後は裁判所に勤めておりました。さらに市役所の児童福祉課に転職して、相談員として繁華街や周辺に住む家庭崩壊の家を訪問する業務が中心でした。
児童青年の犯罪原因は親側にあるために、親が変われば子どもが変わると、研究や経験の結論から信念を持って働いておりました。しかし退職後は長年の過労も加わり長い間病気に臥せっておりました。
義母からは貴方は私の娘だと伝えられて、皮肉にも夫にはほとんど気持ちがないため、家に嫁いだのだと考えるようにしています。
前触れなくこういうお話を読むと、これまでのご縁にさまざまな感情が湧いてきます。
「ヨイトマケの歌」は長尾先生の大きく温かいお声にとてもお似合いだと思います。いつか聞ける機会がありましたら、ぜひお聞きしたいです。

Posted by 百合香 at 2023年05月29日 01:33 | 返信

コメントする

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com


過去の日記一覧

ひとりも、死なせへん

安楽死特区

糖尿病と膵臓がん

病気の9割は歩くだけで治るPART2

男の孤独死

痛い在宅医

歩き方で人生が変わる

薬のやめどき

痛くない死に方

医者通いせずに90歳まで元気で生きる人の7つの習慣

認知症は歩くだけで良くなる

がんは人生を二度生きられる

親の老いを受け入れる

認知症の薬をやめると認知症がよくなる人がいるって本当ですか?

病気の9割は歩くだけで治る!

その医者のかかり方は損です

長尾先生、近藤誠理論のどこが間違っているのですか

家族よ、ボケと闘うな!

ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!

抗がん剤 10の「やめどき」

「平穏死」10の条件

胃ろうという選択、しない選択

  • にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ