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上岡龍太郎的人生

2023年06月12日(月)

上岡龍太郎さんが亡くなれれた。

2000年の誕生日に、辞めた。

彼の生き方、思考、人生に共感。

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彼は、58歳の誕生日に引退した。


僕は、65歳の誕生日に引退する。


彼は、芸人を40年やって辞めた。


僕は、医者を40年やって辞める。




彼の才能や実績に到底及びもしないが、

辞め方が似ているのが、なんか嬉しい。


僕も彼もゴルフが好き、人間が好き。




ーーーーーーーーーーーーーー



夕刊フジ   ニッポン臨終図鑑  6月10日

上岡龍太郎さん   憧れる引き際の美学  長尾和宏   →こちら




平安時代の日本人の寿命は男性が33歳、女性が27歳くらいでした。その後、平均寿命は文明の進化とともに延びていきましたが50歳を超えたのは、戦後、1947年になってからのこと。高度成長期を経て男女共に80歳を超えたのは、2015年のことです。  


我々は今、医療や栄養、そして平和に恵まれて、1000年前の人の3倍近くも生きられるようになりました。  長生きだからこそ、人生をどこかで区切り、引き際を自分で決める場面がやってきます。だけどこれがなかなか、様々なシガラミや執着が生まれて、一筋縄ではいかないでしょう。その点、この人の引き際は、実に見事であったと記憶しています。  


関西のレジェンドともいわれたタレントの上岡龍太郎さんが、芸能界を去ったのはデビュー40周年を迎えた2000年のこと。  


突然決めた訳ではなく、その数年前から「ボクの芸は20世紀で終わり。21世紀は新しい人生を歩みたい」と引退を決意されていました。「老いさらばえた姿を見せたくない」と周囲に語ってもいたようです。この時、上岡さんはまだ58歳。若くして決断できたからこそ、 第二の人生はより芳醇なものであったと想像します。  


そして今年5月19日に大阪市内の病院で亡くなりました。享年81。死因は、肺がんと間質性肺炎との発表。死因が二つです。 肺は、「肺胞」という小さな風船のような組織が集まってできています。この肺胞の壁を「間質」といい、壁に炎症が起きて線維化し、酸素がうまく取り込めなる状態が間質性肺炎です。この病気の人は、肺がんを発症しやすいことがわかっています。さらに悩ましいのは、手術や放射線、抗がん剤などの肺がんの治療が間質性肺炎を悪化させてしまうリスクがあるので通常の肺がんよりも慎重な医療処置が求められることです。


長男で映画監督の小林聖太郎氏によれば、昨年秋頃には積極的治療の術がなくご本人も延命を求めていなかったとのこと。それでも日本人男性の平均寿命まで生きられたのですから立派なものです。


「とにかく矛盾の塊のような人でした。父と子なんてそんなものかもしれませんが、本心を窺い知ることは死ぬまでついに叶わなかったような気もします。弱みを見せず格好つけて口先三寸...。運と縁に恵まれて勝ち逃げできた幸せな人生だったと思います」


この息子さんの言葉を聞き、大いに共感してしまいました。僕も、今月末に65歳になるのを機に長尾クリニックを引退します。町医者からフーテン医者へと姿を変え第二の人生を歩みます。だから今憧れるのは、上岡的引き際の美学。椿のように散りたいものです。



ーーーーーーーーーーーーーーーー




息子さんの「矛盾の塊」という言葉に共感する。


彼は、その矛盾を芸として、笑いとして表出した。


僕は、その矛盾を医療者として大いに活かした。



上岡さんの映像を今見ると、彼の偉大さがよく分かる。


僕も死んだ後に、「ああ、あいつの言うてたとおりやったな」と

言ってくれる人が一人でもいれば、この世に生まれた意味がある。





PS)

毎日、6月24日に向けた歌の練習。


下手だから練習しかない。


話すことはなんともないけども、歌うのは超苦手。


苦手だから上手くなりたい。


ライブというよりも、引退興行だ。




水曜日の長尾チャンネルでは、原口議員の対談が楽しみだ。





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この記事へのコメント

今度の長尾チャンネルのゲストは原口議員なんですね。最近南出市長との会談スペースをしたり、いろいろ発信されています。今日は国会で質問されるそうです。

Posted by ジェイ at 2023年06月12日 06:54 | 返信

「人生は山登りだ。自分が苦しいな、辛いなと思っているときは、登っているとき。自分がすごいな、足が速いなと慢心しているときは下っているとき」

某番組で
上岡龍太郎さんの言葉を紹介していて 何気なく聞いていました
強く 胸に 刺さりました。

この言葉 私も自信への戒めにさせて頂こうと思いました。

上岡龍太郎さん 引退はそんなに
お若かったのですね。驚きです。

先生も「老害になりたくない
若い人に バトンタッチ」だと
おっしゃっていたのは 本当に 潔く
素敵でカッコイイと思いました。

若い人を育て 大切にしなければ
未来は無いです。

歩くのも 会話もやっとなのに
ふんぞり返って席を譲らない
老害の多い 政治家の世界…。

私も 惜しまれるうちに命を終わらせたいと 常々思っています。
邪魔にされて この世を去ったあと
せいせいされたくない …なんて
笑。

最近 忙しくて すみません。
長チャン #7 まだ 見れていません。

原口議員の YouTubeは 以前から
拝見していました

次回の 長チャンも とても 楽しみにしています。
今日必ず #7 拝見いたします!!

先生は 心がピュアだから
長尾先生に 年齢は無いと思います。

Posted by あずき at 2023年06月12日 07:11 | 返信

探偵ナイトで淡々とインテリジェンスな笑いを提供してくださって、馴染みの人だから悲しかったです。私たちが現役として馴染みの人達の訃報ばかりきくのでやりきれない気落ちになります。大雨の日に訃報を聞きました。ただお亡くなりになったのはもう少し前だたのですね。訃報の発表が有名な方でも人によって違い、その日にでるときもあれば、1か月くらい間があるときもあり、調査やらご遺族感情やら、そういったいろんな事情で訃報のメディア発表に違いがあるのかなと思ったりもしました。
ご冥福をお祈りいたします。今も面白いけれど探偵の局長としては上岡さんの冒頭の笑顔が馴染みだったから寂しです。

Posted by 心の中の応援者 at 2023年06月12日 08:07 | 返信

こんにちは。

>平安時代の日本人の寿命は男性が33歳、女性が27歳ぐらい
 縄文時代は40歳超えていたと、どこかの遺跡の案内板で読んだ
記憶があります。平安時代は、年貢の取り立てが厳しかったので
しょうか?ふと。

 926年頃に渤海が滅亡し、931年に平将門が不穏な動きを
見せ始めます。曰く、渤海のように力ずくで領土を奪ってよい、と。
 民衆にとっては、争乱に巻き込まれるのは、ただでさえ蓄えが
ないので、まさに死活問題。末法思想が流行るのも、むべなるかな。
 極楽浄土も阿弥陀と弥勒とあり、庶民は阿弥陀で、貴族の一部は
弥勒と捉えています。宇治の平等院は弥勒。

 余談ですが、300年代の聖徳太子は、白蓮社の慧遠の浄土宗を
伝えられて知っていたか。慧遠(334ー416)。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2023年06月12日 08:38 | 返信

長尾和名誉院長 お早うございます
 今日もブログありがとうございます
 上岡龍太郎さんは誰にも左右されず、芸能界を自由に生きた人という印象です。
 誰誰が亡くなったと聞くと、すぐ、偽ワクチン打ったな、と思ってしまう。
 先生は立ち位置上、自分の病院であっても、何かとあるのやもしれません。退職してフリーで患者に向き合っていかれることでしょう。
 原口一博議員は、2020年明けに、イベルメクチンで対処していこうという法案を提出したが、何者かの圧力があったのか?有耶無耶になってしまった、
 また2020.1.6に厚労省の職員が、人工ウイルスというか生物科学兵器かもしれませんね、と言ってきた。
 武漢研究所はその後1.23に閉鎖になった、
と語っていたが。
 原口議員と繋がりができれば、また強力な助っ人が増えて、反偽ワクチン派にとっては有難い存在です。原口議員ご本人は悪性リンパ腫になって治療中ですが、(偽)ワクチン後遺症になって生かされたのは神からの役割が与えられたと語っている。
 ニコ動でのカズカズの対談はどんな話が聞けるのでしょうか、楽しみです。

Posted by じぃじ和74 at 2023年06月12日 09:49 | 返信

こんにちは。
平安時代の平均寿命は、とても短いのですね。
外交政策に失敗した結果、唐と新羅の連合軍に破れたからですね。
税の取り立てが、厳しくなったのも原因の1つでしょうね。
今も、重税で、リターン無しです。
でも、白紙委任する5〜6割の有権者にダブルカルト政腐は、強く支持されているのです。
「外国から奴隷労働者を輸入し、正社員を奴隷雇用に変え、間接税を上げて、外国からもっと武器を買って欲しい。」という事なのでしょうか?

平安時代と違うのは、自分も子供達も医療のお陰でで成人する事が出来ました。
御恩を忘れない様に、お世話になった看護師や医師の名前として下さった事は、母子手帳に記入しています。
特に、子供達が、下痢して、陰部が、赤く爛れた時、微温湯の入った注射器で洗って下さった看護師さんや
お風呂でお尻を洗って下さった看護師さんは、忘れられません。

日本列島には、マスク着けて怯えている葱を担いだ鴨達が沢山居るので、儲けようととCDCやWHOが、日本に上陸しています。
毒でも薬とかワクチンと言えば、高く売れるし、無料と言えば、我先にと屠殺場に集まって来ますから、商売繁盛です。
奇病や難病になっても、政腐や騙すゴミが、隠してくれるので、米英軍産複合体は、やりたい放題出来ます。
コロナ茶番劇の前迄は、筋肉注射の場合、針を刺した時点で「痺れは無いですか?」と確認して、ピストンを引いて、血液の逆流が無い事を確認して、注入していましたが、人類初のmRNAチンワクは、筋肉注射なのに、血液の逆流の確認は、不必要です。
筋肉注射の方法も変わりましたので、病院で筋肉注射は、リスクが大きくなりました。
医療不審から、注射をする位なら、死んだ方がマシとさえ思う様になりました。
コロナ茶番劇が、きっかけで、真弓定夫医師や母里啓子医師や近藤誠医師を知り、小児ワクチンや抗がん剤の意味を知りました。
軍産複合体の生物科学兵器部門は、母親の愛を利用して、乳幼児に沢山の病気(難病、万病、奇病)の種を植え付け、最後に引金(レプリコンmRNAチンワク)を引くのだという事が、解りました。
保育園や小学校でのインフルエンザワクチン集団接種の意味(製薬会社の金儲け)も知りました。
保育園の時、並ばされて毎年打っていました。
その頃は、針は使い回しだったので「他人に使った後の針は、汚いから、新しい針にして下さい。」と言って、順番を変えて貰っていました。
毎晩母に飴玉を口に入れられて寝かしつけられていたので、6才の時、大臼歯が、虫歯になり、夜強く痛み始めました。
両親に連れられて、病院に行くと、看護師が、静脈注射を打とうとして、針を刺したまま、血管をあちこち探し、失敗したので「上手な人と代わって貰えませんか?」と言うと、看護師は、恐怖で顔をひきつらせて私の顔を見て「すみません」も言わずに、立ち去りました。
子供は、損です。馬鹿にされますから。

日本人は、弱い立場の人を集団で虐めるのは大好きなのに、立場の強い人には、へこへこしてます。
強い立場の人にでも、言うべき事は、言わないと、馬鹿にされて、物みたいに好き勝手に扱われます。
それが、幼少時に学んだ事でした。

感染症が、流行ってるとの嘘情報をばら撒いて、戦時体制を強いて、生物科学兵器を打ちまくってますから、言論弾圧や情報統制が、激しいです。
殆どの国民は、政府が、悪い事する訳が無いと心の底から信じ込んでいます。
国民が、昏睡状態から目覚める為に、長尾先生との対談で原口一博議員には、思いっきりぶっちゃけて欲しいです!
大変な中、動画やTwitterでの発信に感謝しています。
身体をアルカリに保ち、温め、病から回復される事を願っています。

Posted by 三毛猫 at 2023年06月12日 11:17 | 返信

上岡龍太郎さんのお父さんは、確か弁護士だと聞いていましたけど、苦労して京都大学法学部出身の弁護士で共産党に誘われたて、入ったとか。お母さんはこれまたお茶の水女子師範の前身の東京女子師範の出身で、上岡龍太郎さんが4歳の時に乳がんで亡くなられったとか。その時インチキ霊媒師などが多数取りついて、それでインチキ宗教は大嫌いなんだとか。お父さんは,偉いと思いながら共産党には近づかなかったのかもしれません。
それで洒脱な話家なのかも。お父さんが硬い職業で、お母さんが教師と言うところは長尾先生と似てますね。

Posted by にゃんにゃん at 2023年06月12日 04:00 | 返信

長尾先生

こんにちは。
上岡龍太郎さん、亡くなったの知ってショックでした。
動画Twitter上に拡散してましたが、こんな名言があったのかと
驚くばかりです。
学生時代、探偵ナイトスクープ見るのが楽しみでした。
忖度しない発言は素敵ですね。

長尾先生も忖度しないどころか、おかしな世の中に保身取らず
大多数とは真逆のことを一貫して言い続けてくださって大変
尊敬してます。
先生のおかげで自分の思ってることは間違いではないと
勇気をもらえました。
ライブ、やはり先生への感謝とお疲れ様でしたをお伝えしたい
ので参加させていただきます!
楽しみにしております。

Posted by ことさ at 2023年06月12日 06:07 | 返信

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