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忘却の夏

2023年08月03日(木)

夏になれば思い出す。

あの空と海と情熱と。

すべて忘却の彼方に。


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夏の匂いは切ない。



二十歳の夏は、彼女との九十九里浜。



二十歳の夏は、友人たちと北海道一周ヒッチハイク。



二十歳の夏は、茨城県鹿島での野球の合宿。


二十歳の夏は、長野県下伊那郡浪合村での無知地区合宿。


二十歳の夏は、毎朝9時になぜか笹川良一さんとご挨拶。


二十歳の夏は、朝まで飲み明かして新宿中央公園で野宿。


二十歳の夏は、友人と新島への一泊二日旅行と花火。


二十歳の夏は、桑田佳祐と原由子を1mの距離で観た。


二十歳の夏は、クーラーの無い3畳一間に帰れずじまい・・・





でも、思い出を振り返っても空しいだけ。


老人になったら、過去はすべて忘却する。


特に、切ない夏の思い出は忘却の彼方に追いやりたい。



では、新たな夏の思い出になるような生活をしているのか?



していない。



老人には夏の匂いは関係ない。


それでいいと思っている。




まあ、暑すぎて匂いどころではない。




PS)

生まれて初めての夏休み。


こんな夏があってもいいだろう。


以前の仕事量の10分の1以下。


幸せ。


今夜の満月は眩しすぎる。









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この記事へのコメント

九十九里浜……

いいですよね
私の携帯に 昨年行った
九十九里浜の写真があります。

20歳の頃……
ここには 書けないことばかりです。
………やめときます。

一つだけ
家族に見られたら 困るものがあるんです。
でも 私には 捨てられない物が
一つだけ あるんです。

クローゼットの 引き出しの奥の奥に しまっています。
青春の思い出なのです。

断捨離好きの 片付け魔の私が
どんなに断捨離しても
それだけは どうしても
捨てれませんでした。

いつか自分が死んで
家族に 見つけられたら
恥ずかしいな

でもその頃には
私は死んでるんだから 恥ずかしいも何も無いか…


そんなことを
時々ふと 思います。

そして 1人 家にいる時に
時々 こっそりと
それを出しては 眺めて
2度と 戻れない あの頃の自分に
胸が キュンっとなるのです。
笑笑

捨てれないんだなぁ〜
これが…… 笑

捨てた方がいいと思いますか?
先生…。


死ぬ瞬間に
”あー!捨てとけば良かった!”って 思うのかな??


………先生 そんな近くで???
羨ましすぎます!!

Posted by あずき at 2023年08月03日 12:04 | 返信

20歳の夏…
初めてパスポートを取った夏。
生まれて初めて日本を出た夏。
インドネシアに魅せられた夏。
留学を決めた夏。
親の言う事なんて、何一つ聞かなかった20歳の夏。

あれから23年。
ステージ4の父の癌と向き合う夏。
少しの着替えと大量の書類をリュックに背負い、
入院病棟へ入る父を見送った夏。
父の背中が誰よりも大きく見えた夏。
眠れない夜が続く、今年の夏。

Posted by 國本 直子 at 2023年08月03日 02:00 | 返信

子供の頃の夏、夕立が来る度に土埃と雨の合わさった独特の匂いがしてくるのを、なんでかなと思ってた。私にとっての夏の匂いはそれ。

母と私が寝る部屋の窓の横にある高い桐の木の大きな黄緑色の葉っぱを下から見上げつつ、アブラゼミの大合唱の中、仰向けで本を読んでいた夏休み。近所の子達は川へ泳ぎに行ってたけど腎臓の持病があった私は一緒に行けないのをうらめしく思っていた。夏は季節の中では一番好きだったのに、その事だけがとても辛かった。

私も20歳の夏、北海道旅行をした。日高と足寄とえりも岬だけしか行ってないけど。一緒に行った友達とえりも岬で喧嘩して、帰りの道中、お互い口をきかなかったのを憶えている。
先生と違って一緒に海や山へ行く彼も居なかったし、そういう夏の思い出はほとんど無し。

子供の頃の夏休みは今も忘れてなく、井上靖の小説なんかを読むと昔の夏休みを鮮明に思い出す。年老いても、たとえ認知症になっても憶えているのだろう。90代の叔母が親類の家で過ごした、幼少の頃の楽しかった夏の日々の事を今も聞かせてくれてるように。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2023年08月03日 02:47 | 返信

かずくん、おはようございます。


その黒い影は常に見張り
終わりの時まで付き纏う
深い頭巾に顔を覆う黒い布
最後に姿を見せるとき
安堵するのか怯えるのか

外は雨 空は風 海は嵐
小鳥は恐怖で気を失い
そのまま彼方へ飛び去る
虫は丸まり 木折れて
蛙は喜び鳴く


ヌシはすべての持ち主
命すべてがそれらのもの
闇と風の音の方角から
わたしのなかへすんなりと侵蝕し
生きた棺桶の中へ灯火のように
あかりが暗闇に灯ってる

その逆らえなさに身を任せ
ふとはやばやと黒い影の
こちらを振り向き窺う白い顔を
おだやかに見つめ返す


多分いつも海風は吹いてるから、本当に暑い夏の日は少ないのかも知れませんが、子どもの頃は台風はイベントで楽しい思い出が多かった。身体中で身動き取れなくて家の中でじっとしていると、自然がヒタヒタと染み込んで来て生き物達と同じ時間をじっと過ごす。そしたら“わたし”自身はどっかに消えて、自然の中で生まれた体がそっとそこに置かれていて、その中に宿る何かになる。そんな想いを繰り返している間に、また海も空も冷たく冷ましてくれる。

「君たちはどう生きるのか」は数年前にベストセラーになった時、買って読んだはずなのですが覚えてなくて(笑)
、たまたま読まずに置いていた宮崎駿さんと養老孟司さんの対談本を、停電時の読書にしていました。
あんまりにも“ピッタリ過ぎる内容”で、何かの計らいかと思っちゃった。宮崎駿さんが山小屋に篭る理由も良く分かるような、静かで“声”から護られる日々。


両親はあまりにも煩かったので、子どもの頃から耳を塞いでしまったところがあるのですが、でも本来子どもはお話で教えて貰う事が大好きだなあ…なんて振り返っていた、夏の暴風域の真っ只中でした(笑)
夏の思い出がたくさんあるなんて、本当に素敵ですね♪ それがたとえ淡く薄れていくとしても。


今日も、応援しています。マダ フッキュウ シテナイ 笑

Posted by 白夢 at 2023年08月03日 04:37 | 返信

空気のようにさりげなく応援しています👩‍❤️‍👨かずくんは仲直りの才能あります。私も腹を立てないように気をつけたい。10歳若く見られても、調子に乗らないように気をつけたいです。だけど本当に最近体調が悪すぎます。肌荒れが酷い。腫れも引かない。新たに汗でいろんな所が痒くなる。イライラする。もう長期療養してしっかり治したい。だけど家事も何も私の辛さ、わかってくれなくて体調悪くても我慢してやらなきゃ行けない。だけど死んだ方が良いね、と言われると、むかつくのです。あんたに私の何がわかる、お前なんかに私の辛さがわかって堪るかと、怒りに巻かれる。駄目な女ですよね。反省しています。明るく生きたいので頑張ります、今日も、、、、。所で、2歳年下のクラスメイトの女性が体調が悪化したため退校しました。耳鳴りとか手や腰が痛いと言ってて、ワクチンを打ったのかなと、察して、聞けなかったけど可哀想です。

Posted by 元会社員 女性 うさぎさん at 2023年08月03日 08:21 | 返信

昨日、NHKあたりの番組で桑田佳祐さん出演してられました。久しぶりに見た気がします。20歳の先生は豊富な体験されてたたのですね。20代ごろ、若くて海水浴に友達とよくいってたと思います。夏独特の広い海の水平線に入道雲、周囲に山の景色が懐かしいです。当時はラジカセもっていきました。私たちのころは夏はチューブ、杉山清隆&オメガドライブ、稲垣潤一さんだったかと思います。わたせせいぞうさんの夏場のイラストとラッセンのマリン絵画を夏場にファッション誌などでよく見た気がします。遠出のドライブで高速道路のトンネル内がオレンジ色の独特感で楽しかったです。海に行くたび、水着を着るたび、あと何年こうやって友達と海で泳げるのかなと話てました。三十路こえると家族ならともかく海に余り行かなくなりますので。当時、海辺のゴミは今より多かったけれど、のびのび自由で開発が今ほどでなかったせいか、遠くの山々など自然も今より綺麗だった気もします。火の用心の笹川さんと毎朝挨拶していたとはと思います。20歳のときは成人しても近場の公園に毎朝、ラジオ体操いってた気がします。気持ちいいのですよね。朝早起きしてラジオ体操。先生にとって、やっと初めてのゆっくり出来る夏休みですね。のんびりと夏の風物詩を楽しんでいただきたいです。

Posted by 心の中の応援者 at 2023年08月03日 09:09 | 返信

はじめまして

長尾先生の講演会に行かせて頂いたことがあります。
広島国際会議場で日本尊厳死協会の講演会でした。
終わり頃に、沖縄旅行に行かれる方々のお話をもっと見たいと思いました。

その広島に、高陽第一診療所があります。
50年前に、被爆者、被爆二世が自分たちの病院を建てようと、全国キャラバンを行い資金集めをして建てた診療所です。
地域医療は被爆者医療という土地柄で、院長は75歳ですが、毎日訪問診療に行かれてます。
「共に生きる」を送らせて頂きました。一読頂けないでしょうか?
地域の高齢者を、高齢な院長が支えております。
長尾先生は、これから次を担う地域医療の医師を育てる仕事に取り組まれると書かれています。
お力を貸してください。
因みに私は、ひまわり会(患者会)の一員にすぎません。
みんなが、診療所を引き継いで下さる方を探しています。
よろしくお願いします。

Posted by 坂吉眞智子 at 2023年08月03日 04:23 | 返信

敬愛する長尾先生
忘却の夏ですか、、、20の夏を鮮明に覚えてるなんて先生凄すぎます。いい想い出はいつ思い出してもいいもんだと思います。20の夏かぁ、人生に絶望し始めて虚無ーンな日々だったような。。今が一番青春してます。ナガチャン拝見しました。須藤さん、本当に好青年ですね、10代で政治家目指して色々段階踏んで歩んできたしっかり感がすごいなと思いました。人生に目標があるって素晴らしいなと思いました。食についても色々勉強になりました。ワッ君といい、食といい、毒に関して相変わらず放置体制なんだなとつくづく実感致しました。添加物入れたら企業に補助金付くとききました。ほんとに今だけ金だけ自分だけシステムなんですね、、日本人の役割ってなんなんだろうと悲しくなりました。属国であり、誰かの言いなりであり、ビッグファーマのいいカモであり、ただ、普通に元気で楽しく生きたいだけなのにこんな役回りさせられて、しかも国民がそれに気づいてなくて切ないです。。でも私も須藤さんのように将来は明るいと信じております。今は辛くても。。前向きでありたいな。ナガチャンでいつも知りたい情報を提供してくださり先生ありがとうございます。この暑い夏、アイス食べれるだけで幸せです。でも人災と災害は辛いなー。。満月いいですね。和君の夏休み満喫できますように!Twitterのコミュニティノートが激しさ増してますね、、先生、色々大変かと思いますが、長尾先生は正義そのものです。誹謗中傷に負けずにエイエイオー!

Posted by ぽん吉 at 2023年08月03日 10:11 | 返信

先生は自分の事をよく老人という。けれど私にはその言葉がピンとこない。
情熱的だと思うし外見も老人でなく
紳士です。
自分が65歳になった時何を思っているだろう。
やっぱり老人と思っているのかな。
でも情熱をもって人に与えることも与えられることも両方を恐れない自分でいたい。
やっぱり先生の日々の活動、活躍は凄いです。

Posted by Taiyo at 2023年08月03日 10:12 | 返信

『幸せ』
先生のブログで拝見でき、ファンとして私も幸せです。
今年、私的にもいろいろな意味を含んだ節目の年。
長尾先生の心のひだが垣間見れ本当に『幸せ』
今の先生からは、オキシトシンが沢山出ているかもしれませんね。
ブログから、お裾分け頂戴致しました。
長尾先生、今日もありがとうございます。

Posted by 轟 瞳 at 2023年08月04日 10:51 | 返信

笹川良一先生は、良くは存じませんけれど、はじめは岸信介と一緒に統一教会に賛同していらっしゃったけれど、途中でこれはおかしいと気がついて、そっと離れて行かれたのではないかと存じます。
途中で田中角栄が日中国交正常化をする政治の流れで、これはいかんと思いになっていた。
だから学費の無い学生に奨学金を出してご自分なりの奉仕活動をしようと思われたのではないでしょうか?
私は、父は経済の事しか知らない人間でしたし、母も皇女和宮の像に朝夕一礼して変える女学生でしか無かったのですけど、近所の父方の伯母の幼友達が引っ越して来て、その人が誘ってくれたキリスト教と子供の教育を考える会に入ってから政治問題や宗教や教育問題に初めて触れて憬れたようです。はじめから社会党支持だったわけではなく、要するに中年のなってから政治に被れたわけです。そんな母に振り回された私は右翼の考えはあんまり無かったです。父は軍国主義少年でしたが、広島の海軍兵学校の入試に落ちてから、ビリヤードとかムーランルージュとかにしか興味が無かったし、戦争で死ぬだろうと思っていたようです。昭和天皇が亡くなると、「戦争責任者が死んだら、戦争責任の風が、直接国民に当たって来るようで怖いと言っていました。その直後平成のバブル崩壊と大恐慌になりました。
そういう私は右翼の考えは知らないのですけど、中国共産党と台湾問題と北朝鮮の拉致問題では右翼の方が,正しかったなと思います。社会党やキリスト教と言っていた主婦が母と私の悪口ばかり言っていたのが耳にはいりましたし。所詮人間ってそんなレベルなんだと思います。

Posted by にゃんにゃん at 2023年08月05日 08:54 | 返信

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