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日本認知症研究会のHP

2023年09月01日(金)

日本認知症研究会のHPが完成した。

この会の会長は、白土あやか先生。

気軽に見れるサイトなので宜しく。


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日本認知症研究会HP  えんがわJAPANこちら




300万円以上もする認知症の新薬に

期待するのは筋違いだと知って欲しい。



キーワードは、薬ではなく、「予防」と「共生」



予防とは、食事、歩行、睡眠。


共生とは、周囲や社会の関わり方。


なにか飲みたい人には、有用なサプリメントがある。



でも、もうあまり使われていない抗認知症薬を飲んだり、

悪い施設や病院に入ると、簡単に身体拘束されてしまう。




以下、大熊由紀子さんから。


◆◇9月11日(月)午後 日本身体拘束研究所を設立記念シンポジウム


◆ 杏林大教授の長谷川利夫さんから: 1万人以上の人が、精神科病院できょうも身体拘束されています。 10年で2倍に急増し未だに高止ったままで、亡くなる方も相次いでいます。


人が人を縛り、自由を奪う"身体拘束"を正面から深く考えていくために 医療、法律、社会などの垣根を越え、議論をしていくことが大切と思います。 その理論的基盤を作っていくために、一般社団法人日本身体拘束研究所を設立しました。


設立記念講演&シンポジウムを9月11日(月)13時30分~ 開催いたします。


記念講演者のお一人は、甲斐克則先生(早稲田大学大学院法務研究科教授) 医事法の第一人者で医事法講座第10巻で『精神科医療と医事法』(信山社)の編著者です。


昨年、早稲田大学法学会記念論文集で「精神科医療における身体的拘束の問題性~精神科医の裁量の限界を問う」を発表され、「精神科医の裁量」の問題を正面から法学会で問われた方でもあります。 もう一人は、精神科医の斎藤環先生(筑波大学教授) 身体拘束とはまったく逆の"オープンダイアローグ"の取組みを進めておられます。


申込みは →こちら




PS)

今日から9月。


でもまだ暑い。


夏バテ解消法は?  僕は、かき氷かな?



来週月曜日のニコニコ動画のゲストは、テリー伊藤氏。


テレビでは言えないことばかり、話してもらう。





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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

えんがわJapan、ちょっと入って見ました。
今日は遅い時間なので後日ゆっくりチェックさせていただきます。相続など実際的な事にも触れてあり、役立ちそうです。

今回の日本一時帰国はまさに親族の認知症の問題に対応するためでした。今日は叔母に成年後見人をつけるかどうかについて司法書士にケアマネが引き合わせてくれ、説明を受けましたが、すんなり決めることが出来ず、後日お返事する事になりました。色々難しいです。

午後は西宮市のやっている高齢者の為の、ドアの前に置いたゴミ箱から回収しに来てくれるサービスを利用する事をケアマネに勧められたので、管理人室へ相談しに行ったところ、ゴミ箱を丸一日共同スペースに置くと、匂い等の問題が発生し得るのでマンションの管理組合の会議にかけないといけないと言われました。

誰もがなる可能性がある認知症。日本が超高齢化社会となるのはすぐそこです。

叔母が40年以上住んでいる巨大なマンションですが、今日は本当にこのマンションが嫌いになりました。ゴミの分別やゴミ出しを市の規則通りに出来なくなった高齢者は長年住んだ自宅に住み続ける事も叶わなくなるのか、と思いました。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2023年09月01日 12:29 | 返信

今晩は。
年間300万円もするエーザイのレカネマブ(レケンビ)は、認知症を治さないけれど、病気の進行を僅か2〜3年程度遅らせる事が可能だけど、副作用として、脳内浮腫や使った人の17・3%に脳出血が有ったとの事です。
保険診療可能にするそうですけど、若い世代の負担が、益々増えますね。高価な新薬を際限なく保険適応にすれば、保険財政の破綻に向かうのではと懸念してます。破綻後は、海外から保険屋が来るんですかね⁉︎
薬害で訴訟が起きれば、海外から弁護士事務所が来たりするかもですね?
製薬会社の次は、世界の防衛大手(ロッキード社やBAEシステムズ社が、日本にアジア事業の重心を移しましたね。
日本は、防衛費を大幅に増やす事で、海外から戦争屋を呼び込みましたね。
憲法改悪だけは避けないと日本人は、使い捨てにされてしまいます。
TV番組も益々ヤバくなってます。
アベマTVで原口一博氏が、ゲストで呼ばれたんですが、悪質な番組でした。
ー悪質なプロパガンダ番組ーあなたの身体は食べ物で創られている

残暑厳しいですね。
天然果汁かけのかき氷は、美味しいです。
ちょっと前、夏の暑さの疲れが出たので、枇杷の葉と刀豆とブレンドし煮出して飲むと美味しく、怠さが無くなりました。
クエン酸もいいです。
庭に大きく茂った枇杷は、夏バテや癌予防等に使っています。
モイゼント軟膏(ファイザーからのパラコート入り毒饅頭)やデュピクセントやランタス(サノフィからのナノロボット入り毒饅頭)等薬が怖いので、薬に頼らない方法を模索しています。
ー泣いて生まれてきたけれどvol541ー
ー薬で病気になる理由ー中村篤史note

Posted by 三毛猫 at 2023年09月01日 04:51 | 返信

先生おはようございます。今日もとても良いお天気。太陽の光を浴びながら、栄養たっぷりの美味しいものを食べ小さな幸せを感じています。
認知症の方とふれあう機会はほぼないから分からないこと多いですが、予防と共生が大切なんですね。もっと地域で支え合えたらいいのになと思うのだけど、きっと病院や施設に行ってしまうのでしょうか。体を拘束されてしまうなんてあまりにも可哀想すぎます。いづれ皆年老いていくのだから、できるだけ医療や介護のお世話にならないよう自立し、地域で協力して助け合う社会になればよいなーと思っています。

Posted by なお at 2023年09月01日 11:57 | 返信

精神科病院に限らず、認知症が急増している医療・介護現場では至る所で身体拘束が日常的に行われています。
認知症患者に対する薬剤を使用した身体拘束も日常的に行われています。ある意味目に見えないこちらの方が問題かもしれません
基本的人権の側面から考えても、かなり深刻な問題ですが、医療側にも患者側にも問題意識が乏しすぎると感じられます。
何の疑問も持たず、いまだにCOVID●ク●ンを7回目も8回目も粛々と接種させるような国民ですので。
この国というのは都合の悪い事には目をつぶれ、触れるな、黙っとけという同調圧力がおそろしく強いので。本当に怖い国です。

Posted by マッドネス at 2023年09月02日 05:42 | 返信

長尾先生
 お久しぶりです。  
 フーテン生活を満喫されてるご様子、何よりです🙌
 
 えんがわJapan、興味深く拝見しました。
 と言いますのも、6~7年前にレビーの父がお世話になっていた先生の、インタビュー記事が載っていたからです。
 薬剤過敏性の著しい父に、薬の少量処方や調整をして下さるいい先生でした。
 杖歩行の父と共に、電車とtaxiを利用して通院してた頃を、懐かしく思い出しました。

 介護を卒業した今の私は、音楽療法士として認知症の方々と接して行くために、
 認知症治療やケアの現状を勉強したいと思ってます。

Posted by MTこりま at 2023年09月02日 05:12 | 返信

今日の先生のブログ、とても興味深い内容でした。
前頭葉型認知症の父が12月に入院して、認知症の薬で肺炎をおこし、どんどん弱り、しまいには歩けなくなりました。
 暴力ふるうからと、拘束され、足にひどい床ずれができました。
 入院前は母は毎日のように父からの暴力に耐え、色々な薬よりを試していましたが、父が暴れて部屋をめちゃくちゃにし、警察にお世話になり、病院に入院になりました。

拘束なんてしてほしくないです。しかし、母は言います。
アメリカンフットボールと自衛隊で鍛えられた父からの暴力を殺されるのではと毎日耐えていた。預かってくれる施設もない。病院もない。
 ようやく預かってくれた病院だと。
じゃああのまま暴力に耐えたら良かったのかと。
非常に難しいです。しかし、父がかわいそうで、早く退院させてほしいです。
 コロナがまた増えたと面会もできず、寂しいです。
先生、貴重な話ありがとうございます。

Posted by 三浦 まみ at 2023年09月02日 07:37 | 返信

かずくん、お疲れ様です。


えんがわJAPAN 、「縁が輪JAPAN」、白土あやか先生の文面など拝見しました。HPのデザインも美しく、温かみがあって、説明文も全部丁寧で分かりやすい。とても人間味あふれる内容で参考になります。認知症治療の研究はまだ20年ほど、と読むと考えたら身近な話として聞くものの、初期の頃は精神科に通院して、自己流の食事やサプリメントを摂りつつ、徐々に進行していってそれも出来なくなる…というパターンが多かったから、治療や対応方法は民間伝聞以外に浸透していないかも。
どの年代でも勉強を始めて良い様な、心強いHPですね。


実際、介護関係も少しお手伝いに出かけているのですが、今一番進んでいるのは介護理念の方だなあ…とは目から鱗で感じます。より現実問題に密接しているからでしょうか?(介護→医療→教育(療育)が、個人的な人権尊重ランキング)。良いところは、ご本人中心で回ってる。一通り通り抜けられるので、人権感覚が肌身で感じて少し辛い。


実は、先程「日本身体拘束研究所を設立記念シンポジウム」の日程と申し込みを確認して、悔しくて動揺してました。以前聞いた非拘束化の取り組みの発表が、凄く面白くて、どれだけ自分の頭が騙されているか痛感したから、お休みとってでも聞きたかったです(申込も過ぎていたし、外せない仕事もあったけれど)
残念過ぎるけれど、また追いかけて勉強しよう。でも、これも認知症研究会と合わせて広く認識してもらいたい話題ですね。とりあえず、母に話して母の仲の良い友人脈へ(笑)

テリー伊藤さんも、前半部分の介護施設のリアルな体感話が寧ろ興味深く聞けました。今回のワクチンもそうなのだけど、親戚は打つ派打たない派分かれるのに、友人達は同じように懐疑的で打たない人が多かった。友達というか、近くの他人の方が意外と似た者同士になるのかなぁ…と思ったりもします。


認知症になっても、症状も人それぞれで手分けして取り組めば、病棟も介護現場も和気あいあいとして楽しいのですけど、コロナチャンネルの時?に急速に認知症が進んで経済的に困窮し、受け皿が無いケースの話を聞くと、どれだけ家族に負担が掛かるかが伝わってくる。本人も誰もそう望んでいないのに。
「怖いと思われているもの」はしっかりと見つめて冷静に対応できたら、また楽しい時間も取り戻せるのは、明るい社会作りの基盤ではありますね。関わるのは大好きですが、子どもの方も必要だからなあ。結局、何でもOKではあるけれど…。


オリジナルソング「あなたが名前を忘れても」、視聴しました♪
こっそり泣きました(笑)
名倉さんの抑えた語りかける様な旋律がとても繊細で綺麗で、かずくんの優しい歌詞がぴったりマッチして凄く素敵だった。
LIVEではもっと情熱的に歌っていたから、「落ち着いて聴くとこんな曲なんだ〜」と新しい発見でした(笑)
子どもに今から聞かせておこうかな(笑)、まあ半分冗談なのですが「コロナチャンネルの人だね、歌ってるね〜」とはすぐ言うと思います。。
すごく温かい気持ちになれる良い歌詞と歌〜。。
自分は大好きです。ありがとうございます。


動画もたまってしまって、早く視聴する予定。頑張ろう。

今日も、お疲れ様でした。

Posted by 白夢 at 2023年09月08日 02:07 | 返信

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