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法廷が免疫学の講義室に
2023年09月26日(火)
HPVワクチン被害の大阪訴訟を傍聴した。
札幌医大の鳥越教授が2時間、証言した。
あたかも法廷が免疫学の講義室になった。
札幌医大病理の鳥越俊彦教授の証人尋問。
先生は
・がん細胞に対する免疫応答機構の解明
・神経変性疾患における細胞ストレス応答
・免疫応答による生体防御
などを研究されいる。
昨日は、「免疫病理学」の見地からHPVワクチン接種後に
生じた種々の症状の発症機序について2時間証言をされた。
キーワードを並べると
・免疫介在性神経障害
・反復配列を持つL1・VLPがワクチンの免疫原性の原因
・B細胞や単球も抗原提示を行う それも架橋形成で
・受容体の架橋形成が、強力かつ長期間、強い免疫刺激活性を持つ
・さらに、アジュバントで10~100倍、増強される
・さらに、6~7アミノ酸の「分子相同性」も加わり、
免疫原性がさらに強化されて、数十年~一生、持続する
簡潔に言うならば、
1)L1VPS
2)架橋形成
3)アジュバントの多重効果で、強力・長期間に免疫応答が起きる。
要は、HPVワクチンは強力すぎるのだ。
だから免疫寛容が破綻して、自己免疫性病態に至る。
東京地裁では、椿教授が統計学的考察から副反応が多いことを証明
前回の大阪地裁では、横田先生がHANSの病態や視床下部の障害
について、病態を明らかにした。
3つをまとめると、
極めて強力な免疫刺激で免疫システムが破綻して
自己免疫や神経障害が生じる、という話になる。
3つの講義は、非常に高度で緻密で、まるで推理小説のようだった。
ちなみに、コロナワクチンの健康被害機序とはまた違う機序である。
しかし、ワクチン自体が「強力で持続的」であることは共通している。
まさか裁判所でこんな高度な授業を受けるとは夢にも思わなかった。
3つとも一般の傍聴者はチンプンカンプンだったかもしれない。
しかし僕にとっては期せずして知的好奇心を刺激する格好の学校に。
フーテンも歩けば、いろんな人にぶちあたる。
この3日間、
加古川集会と懇親会
神戸集会の懇親会
そして大阪地裁、で実にいろんな勉強をさせて頂いた。
次は、10月2日の九州裁判。
フーテン生活も結構、忙しい。
PS)
昨夜の槙村浩一先生ゲストの長尾チャンネル、最高でした。
彼は大学の無医地区研究会の後輩だけど、日本一のカビ博士。
難しい質問にも、立て板に水で、ユーモアを交えて語って頂いた。
好評だったので、また来年、お呼びしたいなあ。
「カビ」に興味のある方は、アーガイブを前半からご覧ください。
僕は、このニコ動が一番の活動なので、是非とも登録ください。
→こちら、です。
来週のゲストは、リチャード輿水さんです。
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この記事へのコメント
細やかに応援しています。フーテンが板に付いてきてらっしゃってカッコいいです✨私はこの頃自分のブログの順位に一喜一憂しています。今は歳の差恋愛(女性が年上)カテゴリで2位です。かずくんに紹介したらちょっと順位が上がりました。お陰様です。感謝申し上げます。🤗そのうち恋愛カテゴリからお料理カテゴリにお引っ越ししても良いかなと考え中。なにはともあれ、私も一生懸命頑張ります。
Posted by 見習い会社員 女性 うさぎさん at 2023年09月26日 12:41 | 返信
槙村先生とのお話、前半視聴させていただきました。
いまや貴重な基礎医学の世界の方、しかも真菌という一層マニアックなフィールド。
私が心を惹かれたのは、何故カビをやろうと思ったのかの質問に、綺麗だから、と即答されたところ。
自分が検査の仕事を選ぶきっかけになったのも、小学5年の時拾ってきた犬を診察した獣医が、犬の回虫卵をその場で顕微鏡で見せてくれた事からでした。なんて綺麗なんだろう、って思って、こういうのが見れる仕事をしたいと。結局獣医学部は偏差値が足りず、人間の検査をする仕事に。でもその頃寄生虫は日本では殆ど見られなくなってしまっていましたが。
微生物検査室で働いてた頃、患者さんの材料から分離したカビを大事に培養したことがありました。寒天を薄くスライスしたのに植えて次の日、どんな形のが生えてきてるか見るんですがワクワクしました。美しかったです。
カビってしぶといように思われがちですが、ちょっとお世話をサボるとカピカピに乾いて死んじゃったり。デリケートな生き物でもあります。
イベルメクチンを作り出した放線菌もちょっとカビに近いような所ありますよね。形態が美しいのも共通してます。
Posted by 時代遅れの検査技師 at 2023年09月26日 01:35 | 返信
日中は少し暑いですが朝晩は過ごしやすくなりましたね。でも庭に出ると蚊の応酬にあうからまだまだ庭仕事がはかどりません。
HPVワクチン被害者の若い女性の映像見たことがありますが恐ろしいですよね。勝手に体がバタバタ動いて見てたら泣きそうになりました。私も娘がいるので重なりました。うちの子も中学の時期だったか、無料で打てる期間があったので行った方がいいのかと思ってたらちょうどテレビでHPVワクチンの被害者の会の方々がテレビに向かって訴えてられていたのでえーっと思い打つのはやめました。あのテレビを見てなかったら打たしていたかな、、でもなんかその時にあまり子供に気持ち的に勧める気にはならなかったんですよね。勘が働いてたのか。元々インフルエンザも私が打ったことなかったから注射が嫌いやからかも。
法廷での裁判の様子では教授の完璧な隙がない証人尋問、裁判長がどこまでの判断ができるのか。けど、
裁判長って大丈夫❓… ですよね。公平な裁判ができることを祈りたいです。
Posted by 大天使ミカエル at 2023年09月26日 01:56 | 返信
合法的詐欺で国民虐殺、78年前から日本をはめていきトドメを指している最中。知り合いの97歳男性はワクチン数回接種。最近顔色が悪くなり目を閉じている事が多いと、診察してもらっから、貧血と食べ物が消化できないとの事で、輸血と点滴で入院中。知り合いの86歳は偽ワクチン未接種、臓器機能低下で入院して退院後、籾殻付き玄米の黒焼き玄神のコーヒーや発芽玄米のお粥、納豆梅干し、貝、魚等食事に気をつけていたら、白髪がら黒髪が生えてきました。こんな事はあるのでしょうか?とにかく解毒、きれいな血液、酸素を巡らせる、あらゆる身体を作るタンパク質を摂る事に気をつけてました。なるべく無農薬にこだわって。肺には白いものが良いからとろろとか、梨とか白いキノコとか、肝臓はシジミ、血液はタンパク質だけど漢方ではお米と読んだ事があるので、起死回生の漢方玄神を心掛けました。全て老衰にすり替えられたくないですね。死ぬまで身体を楽にしてあげられたら良いなと思います。
Posted by kyon at 2023年09月26日 10:31 | 返信
免疫学は、私にはむつかしいです。このブログにどなたかが、斎藤紀先(さいとうのりひろ)先生の「免疫学」講談社出版を推薦していらっしゃったので購入しましたけど、さっぱりわかりませんでした。
斎藤紀先先生は弘前大学院医学研究科.臨床検査医学講座準教授で付属病院感染制御センター副センター長らしいです。
長尾先生のブログに載っている言葉は「架橋」はマスト細胞の活性化と言うところに載っていて「その人の体内にダニ抗原が侵入するとB細胞→形成細胞から「抗ダニIgE」がつくられ、そのIgEはダニ抗原に結合します。(図63)ここでもしIgEがIgGであったならば、好中球がその抗原を貪食して一件落着です。
好中球が貪食するのはIgGのFc部分に対する受容体:FcγRを持っているからでしたね(→S32).一方、IgEのFc部分に対する受容体をもつ細胞に代表は、「マスト細胞(肥満細胞)」です。マスト細胞が持つIgEの受容体はFcεR1(読み方Fcイプシロン.レセプター。ワン)です。このFcεR1のよってマスト細胞はIgEと結合します。しかし、ただのIgEが結合してもマスト細胞の動きがは活発になりません。マスト細胞の活性化は、抗原と結合したIgEが2つ以上のFcεR1にまたがって結合したときに生じます。このように「抗原+抗体」によってFc受容体に架け橋ができることを「Fcレセプターの架橋(クロスリンク)」と言います(図6)
アジュバントとは、一般にメインの薬剤に対する補助剤(補助的治療薬)と言う意味で、メインの薬の作用を補助したり増強する目的で併用される物質です。免疫におけるアジュバントとは、抗原の作用を増強する物質の事をいい、自然においては通常病原体の表面に存在しています。臨床応用的にはワクチンの抗原性補強材として抗原を一緒に注射されます。アジュバントを含めどんなワクチンでもごくわずかな確率で副作用はあり、その問題がメディアで話題となりますが、大規模臨床試験の結果ではその因果関係を証明する結果は得られていません。
種々のアジュバントにより作用機構はさまざまですがワクチンの作製においては、以下のような目的で使われます。
〇抗原を水に溶けにくくすることで組織を長くとどめ、抗原を徐々に長期遊離させるようにする。
〇投与局所に(あえて)炎症を起こし、マクロファージが集まり抗原が貪食されやすくなり、抗原提示が効果的に行われるようにする。
〇投与局所や所属するリンパ節の、T細胞やB細胞の活性化を強める。
純粋な抗原蛋白単独では免疫応答が弱いとき、微生物やその分解産物をアジュバントして用います。たとえばある微生物に対するワクチンでは、メイン抗原とは別の物質(アジュバント)が種々の免疫細胞の表面受容体を刺激し、それによってより効果的に、樹状細胞やマクロファージと言った抗原提示細胞表面の共刺激分子(CD80/CD86:B7分子)が発現しやくすなるように作られています(共刺激分子→S13).
POINT
◆アジュバント:抗原の作用を増アジュバントによって◆アジュバントによってより効果的に、抗原提示細胞表面の共刺激分子が発現しやすくなる
~~~~以上斎藤紀先先生の「免疫学」から抜粋転写しました。難しくてよく理解できません。帯に岩田健太郎氏推薦と載っています。岩田先生のお考えなんだ。
Posted by にゃんにゃん at 2023年09月27日 11:38 | 返信
長尾先生、リチャード・コシミズさんと繋がって下さって本当に嬉しいです。
なんで今の世の中こんなにおかしいのか?親玉が誰なのか?よーーーーく分かると思います。
原発事故からなんかおかしいと思い、調べていくうちにRKさんにたどり着き目から鱗でした。
新型コロナウイルス戦争も今や621回にもなり、お蔭で命拾いしましたがシェディングの被害が
酷くて気を付けて生活しないと命持っていかれると感じてます。
実家で葬式が出ても帰るのは諦めました。電車に乗ってられないし、あれほど危険だから打たないでと言ったのにワクチン接種してるし、実家にもいられません。
船瀬俊介さんが(それまではまともなワクチンだったが)1985年以降のワクチンは人〇削〇が
目的のワクチンだと言っていたので、元々ワクチンは接種するつもりはありませんでした。
1985年は何があったのか?日航ジャンボ機が御巣鷹山に落とされた年であり、日本製OSの
トロン開発者17名全員がこのジャンボ機に乗っていて消された年であり、マイクロソフトの
ビルケイツが出て来た年でもありました。そして、ビルゲイツは今何をやっているのか・・・・?
今の世の中おかしいと思って調べていくと、全て繋がって来ます。
そういえば、中曽根康弘氏の訃報は3回ニュースになったし、小林亜星さんの訃報も2回ニュース
になったし、裏で何をやっていることやら?
福島教授の記者会見もジャニーズの記者会見に潰されましたね。
本当におかしなことばかりです。
あ、先生、時間の許す限り「新型コロナウイルス戦争」見て頂きたいです。
Posted by yamaki at 2023年09月27日 07:22 | 返信
今晩は。
hpvワクチンの作用機序について、横田俊平医師と鳥越俊彦医師に是非著者を出して頂きたいです。
有用な情報は、尽く削除されていますので、知る事が出来ません。
鳥越俊彦医師の言う通りだと思います。
一生続く可能性は、理解可能です。
彼等悪魔達は、母親の愛さえも悪用します。
細胞レベルで、しかも遺伝子レベルで人間を破壊するのです。
政府の検閲が凄まじいので以下のブログ記事をそっと覗いて頂きたいです。
ーmRNA技術は生物兵器⁉︎ロシアで既に開発実証実験済み?ー私のおべんきょうノート
ー生物兵器としての共通設計を考えるー或るブログ
ーサポニンの毒性ー或るブログ
Posted by 三毛猫 at 2023年09月27日 11:44 | 返信
かずくん、お疲れ様です。
今日が福岡地裁なのでしょうか?
ワクチン薬害は、“信頼”のようなイメージを持っているのですが、実際の所もしかすると“信用”の問題なのかなあ、と読みながら感じています。
「信頼を裏切られた側」と「信用を損ねられた側」の、利害関係の対立構造に置き換わってしまうのは、ワクチン薬害問題の最も情け無い面だと思います。
薬品によって体をぼろぼろにされたのに、未だ「信頼している側を不安にさせる」という理由で肯定している人からも懐疑の目で見られるし、メーカー側からも商品の信用を傷付けさせない様に(要は売上に反映されないため)攻撃する立場もとられるし、薬害に遭われた方々の計り知れない心身の苦痛と闘病生活を思うと、本当に辛く悲しく感じます。
免疫のことは詳しい事は分からないのですけれど、去年鍛えてたら今年はとても感染の影響を受けにくくなっているのは実感しているから、呼吸や鼓動や自律神経の働きと同様に、「なければ生きていけない機能の一つ」ですね。
例えば、「心臓の鼓動を今より強く早く出来ます」とか、「呼吸が深く長くなります」と謳う薬があったら、それは病に対する治療になるのだろうけど…
あ、風邪に対する薬があればノーベル賞ものという話も聞いた事があります。。(笑)
私は、薬の性質ももちろんですが、個人の免疫機能よりも「モノ」の機能ばかりが注目されて、「優れた“評価”のモノ」を手に入れたらイコール強くなれる様な“イメージ”なので、その事自体が不思議だなあ…と感じます。
ワクチンも、良さや強さばかりが強調されてくると、全体主義的なカラーが強まるのは、モノである以上仕方ないのかもしれません。。
ところで時々、mRNA技術が絶対反対という意見を読みますが、自分自身はmRNA技術自体に反対というよりも、免疫系という生命活動を維持する免疫の恒常性の様な、体全体に働きかける事は危険だからやめて方が良いと判断していて、その技術自体は今の所反対かどうかは分かりません。。核技術になると、いらないかな〜…と思いますが。
もう眠いので、限界なので寝ます(笑)もっと丁寧に書きたかったのですが、最近すごく眠くて…。。また改めたいと思います。
松屋のキティホールをHPで見ました。ホールじゃなくて、ライブハウスでした(笑)綺麗なライブハウスに見えました。楽しそうだから行ってみたいけど行けません(笑)
今日も、お疲れ様でした。ネマスー
Posted by 白夢 at 2023年10月02日 02:03 | 返信
松屋、では無くて、「松山」でした。修正します。
松山のみなさん、ごめんなさい!
(眠すぎて、変換間違っていたのに気が付かずに送信しました汗)
今夜も電気つけたまま、いつの間にか寝てて朝になってました…
ニコ生はリアルタイムで観れたけれど、その後は余り記憶無く寝てます。。
かずくんも、忙しい(あれ?)中で松山ライブ頑張って下さいね♪
今日も、応援しています。
Posted by 白夢 at 2023年10月03日 06:05 | 返信
こんにちは。
L1VLPで検索をかけたら、あるセミナーの紹介ページがありました。
IgGが増えるのだそうです。Covid19もそうですよね。
〔引用はじめ〕
HPV(ヒトパピローマウイルス)、HB(B型肝炎)ワクチン
今野 良(自治医科大学さいたま医療センター産婦人科教授、子宮頸がん征圧をめざす専門家会議実行委員長)
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン
HPVワクチンは、2006年に米国で承認、日本でも2009年10月の承認、12月の使用開始となった。
現在、世界120カ国以上で使用され、25カ国以上で公費での接種事業(ユニバーサルワクチン化)
が行われている。すでに、海外では1億人以上、日本でも20万人程度で接種が行われた。
このワクチンを有効に利用することによって子宮頸がんの征圧が視野に入る時代を迎えた。
WHOは、国のワクチン接種プログラムにルーチンのHPVワクチン接種を組み込むことを推奨している。
HPVワクチンの基本は、HPVを構成する遺伝子の中で、カプシドを作り出すL1DNAをイースト菌
またはバキュロウイルス発現システムに誘導して、遺伝子工学的に増殖させ、DNAを含まない
HPVの殻だけのL1VLP(virus-like particle)を作る。感染力のないL1 VLP筋注によって、
IgGを産生させ、新しい液性免疫を引き起こす。IgGは子宮頸部粘膜に滲出し、実際のHPV感染を
防御する。レプリカを抗原としているため、感染性はまったくなく、病原性への復帰もない。
検診プログラムのある国におけるHPVワクチン投与の費用対効果は、思春期女児に、平等で高い
接種率を達成することで最適になる。ワクチン投与戦略の費用対効果を最高にするためには、
HPV感染前の女児に広くワクチンを投与し、成人女性において平等で高い検診受診率を確保する
ことが一番の優先事項である。
〔引用終わり〕
では。
Posted by たまねこ53号 at 2023年10月03日 09:06 | 返信
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