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新聞配達
2023年10月27日(金)
中学生時代に新聞配達をしていた。
憧れの彼女の家にも集金に行った。
そんな想い出を夕刊フジに書いた。
元出雲市長・岩國哲人さん
優しさを知った新聞少年
涙が止まらなかった著書『おばあさんの しんぶん』
夕刊フジ →こちら
<国民生活に密着していない中央官庁が、現実に即応していない法律を盾にとって立ちはだかるから、あちこちに矛盾が出てくる〉。
コロナ禍で実感したのは、まさにこの通りのことでした。医療も経済も市民感情などお構いなし、一部の人間の金儲けのために政策があると知り絶望した3年でした。矛盾だらけの世の中です。 しかしこの言葉の記された本が出版されたのは、実は1991年のこと。『鄙(ひな)の論理』(光文社刊)というタイトルです。
鄙とは「ひなびてる」の「ひな」であり、都会から離れた地という意味があります。著者は当時熊本県知事を辞めた直後の細川護熙氏と、証券会社大手メリルリンチ副社長から転身し、現役の出雲市長であった岩國哲人氏。東京一極集中の政治を批判し、地方から日本を変えよと持論を展開。地方創生の先陣を切った一冊でした。
この著者一人である岩國哲人さんが、米国シカゴの病院で10月6日に死去されました。享年87。死因は明らかにされていませんが、昨年末から同病院に入院していたとのことです。
出雲市長になった岩國さんは、「行政は最大のサービス産業」というモットーを掲げ、土日の行政サービスの開始、出雲駅伝や日本最大の木造ドーム「出雲ドーム」などを発案。その手腕が話題を呼びましたが、2期目の途中で市長を退任し東京都知事選へ立候補して落選(青島幸男氏が当選)。その後は国政に出て、衆議院議員を4期務めました。2009年に政界を引退しています。
岩國さんの著書で、僕がもう一冊印象に残っている本があります。『おばあさんの新聞』(講談社)という絵本です。この原作者が岩國さんで、少年時代の実体験が描かれています。
岩國さんは小学校1年生の時に父親を亡くしました。家計を助けるため、5年生の時から新聞配達を始めたそうです。しかし岩國家では新聞を購読する余裕はなかった。そのうち岩國少年は、配達先の老夫婦のお家で自分の配った新聞を読ませてもらうようになりました。
その家のお爺さんが亡くなり、お婆さん一人になっても、岩國少年は変わらず新聞を読ませてもらい、お茶まで出してもらったそうです。お爺さんの死から3年後、お婆さんも死去。葬儀に参列した時にはじめて、実はお婆さんは字が読めなかったと知ります。そう、岩國少年のために新聞を取り続けてくれていたのでした。
この絵本を読んだ時、涙が止まりませんでした。なぜなら僕自身もかつて新聞配達少年だったから。貧しい頃に誰かに優しくされた経験は、その人を強く、優しい人にします。今の国会議員全員が、この絵本を読むべきでしょう。
ーーーーーーーーーーーーーー
「新聞配達」と「在宅医療」は繋がっている。
いや、
大学時代には、無医地区研究会の「家庭訪問」もあった。
貧乏だったからこそ、町医者になれた。
新聞配達をしていたから、在宅医療を楽しめた。
人間、なにが幸いするか分からない。
万事、塞翁が馬、だと思って生きている。
フーテンはまさに、馬。
PS)
ただいま、歌詞を覚えるのに必死のパッチ。
脳トレそのもの。
下手なライブも塞翁が馬だと思っている。
来て頂く皆様にも「塞翁が馬」だと思って頂ければ幸いです。
運命の日まで、あと1日。
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この記事へのコメント
長尾先生失礼します。先生の日記とは関係ないのですが今、私が気になっている映画が有ります。
11月4日から阪急十三駅下車のシアターセブンで上映予定の映画『LAST HOPE~マインドコントロールを解き放つとき~』
と言う映画なのですが私たちが知らない知らされていない真実がこの映画を観たら理解できるのではないかと思い
映画を観に行きたいと思っています。
コロナが流行しだしてコロナワクチンで多数の人が死亡したり後遺症で苦しんでいる人がいる、その現状はどうして起きたのか、
もしかしたら映画の中で話されているのではないかと少し期待をしているからです。
もうしわけありませんが内容については深くは理解しておりません自身で調べて下さい。ごめんなさい。
先生に何が言いたいねん!と言われそうですね。
この映画の事を知らない人に何かのヒントになればと思い書かせていただきました。
あくまでもご自身の判断でお願いいたします。失礼いたします。
Posted by むっちゃん at 2023年10月27日 03:45 | 返信
メルマガを読んでいて心が熱くなりました。
人生、何一つ無駄な事は無くて経験と感動によって人格形成が為されるのだと痛感。
明日のLive♫🎤頑張って下さいね。本当は近くで応援したかった‥。
仕事がなれけば行きたかった〜残念です‥。
また、♫東京でやって下さいね!
Posted by よこりん at 2023年10月27日 08:42 | 返信
先生、果たして本を読んで何かを感じ取る政治家が果たしてどれだけいるでしょうか?
以前にも投稿させていただきましたが、選挙に立候補する方にはまず、介護現場を体験していただきたいなぁーと。
介護現場実習を受けなければ立候補の資格を与えないとか((笑))
笑ってよいのか迷いますが、結構本気の私見です。
これがだめなら、国会閉鎖期間には必ず介護現場へ1週間実習に行くとか。
厚労省提案の介護報酬改定が、介護職にとっても介護家族にとっても、何よりも人生の先輩方にとっても、
まさにばかげたことになっております。
政治家の方々は老いるという事、人間はいつか死を迎えるという事が自分事になる日が来るのか?
国会中継も最後まで見ていられない。国民の命を守るとかなんとか。
ここに思考を向けると、なんともやるせない。心がきつくなります。
未だ後遺症で苦しんでいらっしゃる方々に少しでも笑顔の時間が訪れますようにお祈りしております。
先生のご経験が人を作り上げるとても大切な試練。数々の試練を乗り超えてこられた先生に敬服いたします。
長尾先生、今日もありがとうございます。
Posted by 轟 瞳 at 2023年10月27日 12:51 | 返信
かずくん、お疲れ様です。
うーん、少しは疲れ取れて来たのかなあ…。。分からないのですが、もう少し休ませて下さい。
頭の中にある疲れも寝てる間にアウトプットして、疲労感と共に流れていけば良いな〜…
明日はいよいよライブ&トークですね。
今回はあまり応援出来なかったけど、休ませてもらってありがとうございます。
集まられた皆さまと共に、かずくんにとってまた素敵な1日が追加されます様、心から願っています。
もう少し、お休みしますね。ゴメンナサイ
歌の練習も、本当にお疲れ様です♪
今日も、お疲れ様でした。
Posted by 白夢 at 2023年10月27日 09:50 | 返信
今晩は。
「鄙の論理」は、1991年、細川護熙熊本県知事と岩國哲人出雲市長との共著なのですね。
当時は、宮沢喜一政権。
岩國氏は、東大法学部→日興証券→モルガン・スタンレー→メリルリンチ米国副社長→出雲市長
30年間ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京で暮らす。
出雲市長になり、収入が10分の1になった。
副社長時代、31階から自由の女神を見下ろしていたのが、出雲市長になるとマンションの最上階から中国山脈が見える。
後に衆議院議員となったが、「行政は、最大のサービス産業」という精神は、忘れなかった。
亡くなったのは、自宅の有るシカゴの病院だった。
奥さんは、高校の同級生。
齋藤栄熱海市長は、岩國氏の元政策秘書だった。
長谷川たかこ(足立区議員)も岩國氏の元秘書。
「鄙の論理」は、当時多忙を極めていた為、浦島太郎になった私に色々教えてくれそうに思う。
手に取ってみたいです。
「おばあさんの新聞」は、YouTubeで読み聞かせしてるのを見ました。
夫を亡くし、1人になったお婆さんにとって、小学生の哲人少年が来るのが楽しみだった様です。
2009年、鳩山政権下、住友化学とサウジアラビアの合弁事業の巨大石油プラント施工式典の時、総理大臣特使が、岩國哲人出雲市長だった為、ファハド国王が、式典参加を急遽取り止めました。
丸善石油からずっとアラブとの付き合いが長い福田赳夫元総理も参加していましたが、特使が市長では、格の釣り合いが取れないとの理由でした。
福田赳夫との繋がりで衆議院議員になりましたが、民主党に入り、副代表を務めました。
福田赳夫は、群馬出身ですが、中曽根康弘や小渕恵三も同県です。
山本一太は、群馬県知事ですが、ワク接種者に自動車が当選する特典を付け、18歳以上は、半年毎にワク打ちを推奨だけど、山本一太自身は、未接種。
群馬県2社が、コオロギパウダー入り飲料を来年1月から販売。
公務員の国籍条項撤廃し、外国人を採用する。
群馬県から日本を破壊するのがジョージタウン大学(スパイ養成所、イエズス会、ネオコン、CSIS)出身の山本一太。
ジョージタウン大学出身は、河野太郎やその弟子のエッフェル松川るいやエリアルファイア。
河野太郎や山本一太は、オルブライトの薫陶を受け、日本解体に邁進中。
でも、コロナ祭りに浮かれているお花畑は、気が付かない様です。
群馬県出身と言えば、顔面偏差値の高い桜井敦司氏。
ワクゴリ推しの山本一太が知事なら、やはり死因は、アレかも⁉︎と疑っちゃいます。
だって、若過ぎるもの。
一昨日バクチクを聴いたけど、バベルの地を這う様なベースギターの音やメランコリアのテルミンの音が印象的でした。
Posted by 三毛猫 at 2023年10月28日 03:05 | 返信
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