このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
今も続くよ、医師の過重労働
2024年01月29日(月)
26歳の医師が、過重労働で自死した。
僕も40年前、同じような事があった。
医師の過重労働は現在でも続いている。
「限界です」26歳医師が自殺
100連勤・月200時間超の残業も...院長「自己研鑽」
他の医師も過酷勤務を訴えたが
病院幹部「僕ら昔の世代の人間やから...意識が違う」
【TBS 報道特集】の内容 →こちら
もちろん病院長に責任はある。
書類送検された。
しかし病院の産業医の責任はどうだったのか?
安全衛生委員会は開催されていたのか?
機能していたのか?
そうした視点で見直さないといけない。
月80時間を超えたら産業医の面接が必要と、
法律で定まっているのに、やっていたのか?
高嶋医師側は月に207時間の時間外労働したという。
でも病院側は、30時間だった、という。
まったく食い違う。
その差は、「自己研鑽」だったという。
医師が自主的に働いた場合、それは労働なの?
それとも自己責任なの?
今後、3億円の賠償金をめぐる裁判が始まるという。
これは大変難しい命題だ。
詳しくは昨夜、「スペース」で1時間半かけて述べた。→こちら
Xを登録して、僕を検索したら誰でも無料で聴くことができます。
大切な事を沢山発信しているので、お金も全くかからないので
是非ともXを登録して、ポストとスペースを活用してください。
PS)
今夜のニコニコ生放送のゲストは倉山満氏。
テーマは、「検察庁」
なぜ裏金や中抜きしても逮捕されないのか。
素朴な疑問を洗い直す。
是非、聴いてください。→こちら
長尾チャンネルで僕と一緒に知識を得てください。
このたびURLを下記に変更しました。
お気に入り等に登録されている方は、新URLへの変更をお願いします。
新URL http://blog.drnagao.com
この記事へのコメント
喫茶店内で隣席の女性が薬袋から錠剤を取り出し飲み始めた。うち1錠が崩れ落ちて汚い私の草履のところで停まりました。手を伸ばして拾おうとするので、「薬が嫌がっているからあきらめた方がいいですよ」と口走ってしまった。訊くと1日40錠ほど飲んでいるという。言ってみれば、血圧を下げる薬と血圧を上げる薬を同時に飲んでいるようなものではありませんか。
長尾先生が「亜鉛やサプリ」の話しをされると、俄然コメント欄がにぎわう。私から見ると、俄然「既視感」がある。コロナ禍、「1日100万」の号令のもと自衛隊特設会場に長蛇の列をつくった日本国民の姿を彷彿と思い出します。
長尾先生は「クスリ選び」「クスリ合わせ」の名人のように感じます。患者さんも「患者冥利」に感じておられることでしょう。ただし私には大いなる「違和感」があります。
私が重視したいのは、極論を言うと「足し算か引き算か」と言うことです。便秘を解決するには、「便通薬がいいかナウリがいいか」です。私は「ナウリ」はできませんが「回転のスワイショウ」一発でOKです。コロナ禍の高温ではイベルがまったく効かず、「4日間の絶食絶水」でことなきを得ました。
医師とすればお客さんに「薬」を処方すれば、医師患者ともウインウインとなります。インストラクターは「引き算」で考えます。亜鉛やサプリはごめんです。ヒポクラテスが言うように「みずから治す・みずから癒す」がキホンです。
話は突然変わりますが。群馬県当局が今日「朝鮮人(記憶・反省・そして友好)追悼碑」撤去の代執行を強行しようとしています。長尾先生は先に「(行き過ぎた)自虐史観はなくすべきだ」と仰っておられましたが、この知事の凶行と最高裁のお墨付きを「是」とされますか。辺野古をめぐる自公政権の代執行(1兆円)も「是」とされますか。
Posted by 匿名でごめん at 2024年01月29日 10:02 | 返信
こんにちは。
私も、X(ツイッター)をやっておりますが、
お友だちをつくるためではありません。
今日のTLで流れてきた先頭の呟きは、
脳髄膜液減少症の方の嘆きでした。この脳髄も
コロワク以降、よく目にします。なんとか、病院で
対処されることを望んでおります。
では。
Posted by たまねこ53号 at 2024年01月29日 10:06 | 返信
ネットの世界は制御されていて、自分の好みや趣味に応じたものが流れてくるらしい。
これはマーケティングなどにも使われ、ほしいもの購買意欲をあおるものもある。
もちろん、ものだけではなく、考えにも自分と似たようなものがどんどん出てきやすい仕組み。
それゆえ、自分の中でも気を付けなければいけない。
>なぜ裏金や中抜きしても逮捕されないのか。
これは大変興味深い話です。Xはしてる人ばかりではないからニコニコ動画でも見れたら一番。
もしくは、Xのその部分をリンクしてもらえたら直接見にいけるのではないか?仕組みに疎いため違っているかもしれないが
そして医者の過重労働は意外ですが、ヤフーコメントにおいては現役医者とわかる人もコメしており
内情暴露してるのをみると、若いときは医療バイトの大変さや、救急医療が若手が多く大変とのこと。
医者といえば、お金があって裕福な人が多いイメージがあり、特に開業医にはそのイメージです。
Posted by 匿名 at 2024年01月29日 04:33 | 返信
長尾先生
こんばんは。
医師の加重労働と言いますが、大学で感染症学を教えるのを禁止すべきです。このようなものを教えるからコロナ騒動が起こってしまったのです。大学での受講を禁止し、受講の場合は総合大学なら医学部認可取り消し・医科大学なら大学そのものの取りつぶし・教えた教授や講師は極刑にすべきです。
Posted by 渡邉隼 at 2024年01月29日 05:16 | 返信
和温療法(遠赤外線温熱療法)は保険適用なんですね!でも対応してる病院が少なそう。
薬ではない副作用のない安全なこういったのが広がるといいですね。
体を温めるのはいいっていいますものね~
Posted by 匿名 at 2024年01月29日 09:49 | 返信
鍵山様、群馬県で戦前、戦中に朝鮮国人が多数連行されて、強制労働に従事させられたり、死傷させられたりしたことがあれば、それを悼む石碑があってもよいと思います。
鍵山様は、何故いちいち長尾ブログにあげるのですか?
コロナ禍下のマスク警察みたいです。群馬県が朝鮮人追悼の石碑を撤去することに反対であれば、鍵山いさお名で反対意見を述べることでよいではないですか?
「匿名でごめん」で他人を攻撃する人は、私は嫌いです。
Posted by にゃんにゃん at 2024年01月29日 10:22 | 返信
自死。
自死遺族の当事者となったここ数年、胸が痛い。
言葉にならないが、ただ胸が痛い。
先生の記事の若き医師と共に栃木のダムでは漫画家の方の自死の報せ。
流石に遺された当事者は、側から見る第三者が見てる以上に心身ともに放心状態である。
自責と共に、何十年もその故人と共に過ごした家族のやり切れなさと、この国の見て見ぬ振りの冷たさに憤る。遺された私は、せめて○○にも関わらず優しさと笑顔に公共の場ではつとめる。
笑顔に勝る薬はないのだ。
残された余生は、行き所を亡くした方々と共に寄り添い生きていたいと思う。
それが遺された私の使命でもあると思う。
でもごめんなさい。一生懸命頑張れない私のここ数年でもある。
遺族って頑張る必要がないと持論で思う。当然、自死に追い込まれている状態の方々に遺されたひとりとしてお伝えできることと言えば、厳しい場所から逃げて欲しい。
あなた様を必要としている所は、その場だけではないと思うから。
一生は一度。死ぬほど辛いところなんかに居座る必要、これっぽっちもない。
あなたの命が、とっても重くて大切な命。
それは老若男女問わず。
追い込む奴らが悪いんだ。
断腸の思いですが、ご冥福を祈らせてください。
涙が出ます。悔しすぎます。
非掲載でも構いません。
私もかなりの抑鬱です。
Posted by 年だけ初老 at 2024年01月30日 05:31 | 返信
長尾先生も阪大大学院に席を置きながら、数か所のアルバイトで病院に勤務したと仰っていましたけれど、博士課程ではそのような激務に従事しないと、博士号が取れないのですか?六甲の医療センターに勤務して亡くなった若いお医者さんが気の毒です。病院で医者が病気になって自殺するなんて、「産業医」も必要ですけれど、廻りのお医者さんや、看護師さんが気がつかないのでしょうか?
私も昔、ヘルパーである救急病院に就職しようと思ったことがありましたけれど、認知症の患者さんの娘さんが「この認知症の薬を飲むと、母が興奮状態になって一晩中寝ないので、この薬だけは飲まさないでください」と看護師さんにお願いして、お仕事に行ったそうですが、あんまり忙し過ぎて、看護師さんがその薬を認知症の高齢患者に飲ませたので「脳梗塞の発作」を起こして倒れました。私はそのあとで高齢患者の身体をさすって差し上げるしかどうしてよいのかわかりませんでした。高齢女性はあくる朝に救急車で西宮の脳外科に運ばれましたが、その後の事は、何故か、私が退職さされたのでふ不明です。
風邪の便りに院長先生が、病気になって、亡くなられて、今現在は他のお医者様が院長先生になって再開しているそうです。医療施設は、怖いと思いました。
Posted by にゃんにゃん at 2024年01月30日 08:14 | 返信
かずくん、お疲れ様です。
青山弁護士が、以前SNSで医師の人数を増やす必要があるが、某団体から反対されて政党とも癒着が強いから困難…というのを読んで、その視点もあるのだなあ〜と感じた事があります。
スウェーデンの様に、国民皆保険(みたい)であると同時に医療アクセスが日本よりは制限されていて、「無駄」の出にくい仕組みが整っていたら、こういう過労を苦痛にした自死も予防出来るのでしょうか。
環境啓発する「仕組み」作りと、「量」と「質」のバランスも全体的に整えて、初めて安心して働ける環境が生まれるのだと思いますが、まだまだ医療は過重労働の「前提」から抜け出せていないし、パワーハラスメントが「自覚されない」問題に覆われているのだと思います。
パワハラなどは、ワクチン強制でもかなり問題にはなっていますが、「パワーハラスメントが何なのか」という『理解が無い』故に、パワハラが延々と繰り返されるという悪循環なんですね…。
そもそも理解出来ていたら「やらない」のだから、理解できないから「出来てしまう」という矛盾。。
もちろんトップが“無自覚”だったら、周りも忖度して全体的に“無自覚”が浸透して、かつ「病院」という閉鎖的環境なら温存熟成までになってしまいますよね。。
だから、外部の第三者的な存在のアドバイスや意見を差し込むという、「風穴の仕組み」必要になってくるのですが、“前提”が違っているよ、という認識を全体に広めないといけないから、相当に知的な作業だなあ…って思います。
同時に優秀だからこそ「真面目に取り組めば何とかなる」という一途さから、抜け道を探せなくて迷子の様になってしまうのかなあ…とも感じたりもするし、鬱状態になって無我夢中で「死」をつかんでしまう状況とは、正反対の進む方向性であって欲しいと願っています。
自分は「真面目に取り組んでも何にもならない」けど、「迷子で“自分”の中に閉じ込められている人」と、まあ出来るだけ対等に(妄想かも知れないけれど)向き合う事が前提だから…、最近いつも思うのだけど、本当に救われているのは自分自身なのかも。と良く考える。
だから、人間はみんな愛されている存在…なんて思ったりもします。
フーテン生活、まだ約半年なんですね。
最初にお会いした時、とても疲れた顔色をされていて、過酷な労働は十分伝わってきたのですが、フーテン後の生活で先日お会いした時、かずくんの若返り具合にアンチエイジングの効果を凄く感じました(笑)
最近のスペース聴いていたら、とても楽しそうに過ごされている時間もあって、「きっと飲んでいるのだろうな」と思っていたらの本当に飲んでいたりするのですが、少し心配もしてしまったので、身の安全なども気を付けてくださいね(笑)
今日も、お疲れ様でした。
Posted by 白夢 at 2024年02月03日 12:06 | 返信
コメントする
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL: