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老衰という言葉が嫌、と言ってみたい

2024年06月02日(日)

キダタローさんが旅立たれた。

最後まで前を向いておられた。

老衰という言葉が嫌い、とも。

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作曲家、キダ・タローさん 

人間はいつから老いるのか...

90歳過ぎても未来見続けた若い精神 

生前語っていた「老衰という言葉が嫌」

夕刊フジ  長尾和宏  →こちら




とーれとれ、ぴちぴち、カニ料理~♪


道頓堀の巨大なカニの看板の下を通るたび、つい口ずさんでしまうあのメロディも、この人の作品でした。テレビ番組のテーマ曲やCMなど合わせてなんと5000曲を作曲(自称)。本物のモーツアルトが作曲した楽曲は626曲だといいますから、浪速のモーツアルトの圧勝でした。


作曲家としてだけではなく、ピアニスト、タレント、ラジオパーソナリティなど幅広く活躍されていたキダ・タローさんが、5月14日に大阪府内の自宅で亡くなりました。享年93。死因はご本人の希望によって発表されていません。


キダさんは、この春まで仕事を続けていました。3月29日には、最高顧問を務めていた『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の収録に出演。その後に体調を崩して入院。退院後、ご自宅で療養をされていたそうです。


キダさんと親交が深く、同じ事務所でもあるシンガーソングライターの円広志さんは、キダさんが生前、こんな話をされていたのを聞いていました。 「老衰という言葉が嫌。自分に何かあっても老衰やない。自然死や」


 これは、何千人も看取ってきた在宅医の僕から言わせれば大変不思議な言葉です。当連載でも何度も書きましたが、老衰とは、天寿を全うされた人に訪れる自然な死のこと。今や死因の第3位です。 厚生労働省の死亡診断書(死体検案書)記入マニュアルにも、「死因としての『老衰』は、高齢者で他に記載すべき死亡の原因がない、いわゆる自然死の場合のみ」と書かれています。


だから、キダさんの先の言葉は医学的には矛盾したものです。だけど、言わんとしていることはよくわかります。 老いて、衰える死と書いて老衰死。僕も昨年、65歳を過ぎて「高齢者」の枠に入りました。確かに体力的にも数年前とは明らかに違う。


まさに<老いるショック>真っ只中ともいえる年頃で(笑)、「もう老人やから...」「爺さんやもんで、すんまへん...」などと口にするようになりました。


ある種の自己防衛かもしれません。周囲から「老人のくせに」と思われたくなくて、先に開き直ってしまう。そして「ええ?全然おじいさんじゃないですよ!」と若い女性に言ってもらえることを、心のどこかで待っているのかも。


人間は、いつから老いるのか?自分が「老いた」と実感した日から老いるのではないでしょうか。キダさんは90歳を過ぎても若い精神のままで、老いを実感していなかったのでしょう。


自身の最高傑作は? と訊かれると必ず「次の作品」と答えていたというキダさん。過去に執着せず、いつも未来を見続けることも若さの秘訣なのでしょうね。  



ーーーーーーーーーーーーーー




少しは、見習わないとね。


僕もそんなことを言ってみたい。


でもそのためには、90歳まで長生きしないと。


やっぱ。無理やわ。



何回か実際にお会いしたことがあるけども、

テレビで観るのと同じく、自然態、でした。




PS)

今日は大阪でデモがあります。


10時 梅田ヨドバシカメラ前

13:30 靭公園



おかしさに気が付く人が増えて欲しい。


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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

92歳のフジコ・へミンゴさん。93歳のキダタローさん。99歳のもろさわようこさん。われら老凡人も、人生を全うした達人たちに続きたいものです。
毎夕のまちなかたいそうには、なぜか70歳以下の人たちはほとんど輪に入って来られません。コロナ禍の真只中に始まりましたが、「飛行機雲」や「シェディング」なるものを感じたことは一度もありません。目耳は衰えてきましたが、塩湯鼻うがいのお陰か「鼻力」は絶好調です。コロナも花粉も付け入るすきがありません。
頭の回転が緩やかになり物忘れもありますが「あるがままを受け容れる」老人力が備わってきたように思います。夕食のみの「一日一食」、冬も夏も「急冷休眠法」で心身のメンテナンスにこれ努めています。あとは「食力」の衰えが「自然な老衰往生死」に導いてくれるでしょう。

Posted by 匿名でごめん at 2024年06月02日 01:45 | 返信

長尾先生


仕事のため 聞けてなかった
ニコニコ動画や スペースを
まとめて見ました。


私が住む地域でも 昔より
野良猫が 減りました。そのため
ねずみや ねずみより大きな
野生動物が 増えています。
野良猫に 感謝しないから
そうなってしまうのです。


5月31日の 日比谷の集会での
原口一博議員の 演説に 感動しました。


日本人を根絶やしにして 移民大国にする。
日本人は 特殊な遺伝子をもってるから
じゃま なんですね。


私は 長尾先生しか 見てないので
井上先生や 宮沢先生や その他の先生は
あまり 知りません。
いろいろ あったようですが
私は 掛谷さんの先を見る目を 信じています。


私も 掛谷さんと同じように
コロナ前から 海外のニュースを
好んで 見ていました。


ビルゲイツが パンデミックを起こせば
人々は 自ら望んで ワクチンを打つ
ワクチンで 世界の 人工を 減らすことは
可能であり 環境を守るために 必要だと
発言していたことを 知っていたので
「ファイザー」「モデルナ」「アストラゼネカ」
全部が ビル&メリンダ財団が 資金提供していると
朝の NHKニュースで 放送していたので
人工を減らすための ワクチンだと 分かったし
アメリカで 先に ワクチン接種がはじまると
なぜか?トランプ支持者の多い地域で
死者が多いと トランプ支持者が反発していると
ニュースを読んで 危険なロットがあると分かり
次は ヨーロッパで なぜか ワクチン接種後に
ヤコブ病が増えていると ニュースで読みました。


いよいよ日本で ワクチン接種がはじまる時に
海外では すでに コロナは人工ウイルスで
武漢の研究所から もれた or もらした 説が
あったので みんなに 打ってはいけないと
伝えましたが 私は無力でした。


今となっては ワクチンを 1度も打たない
私だけ コロナには かからず 元気なので
今さら 私の言う通りだったと 言われます。
もう遅いです。
国民の8割の人が ワクチン打ってしまったなら
もう手遅れです。無力感です。


でも 日比谷の 原口一博議員の言葉に
希望を感じました。
もう少し がんばってみようかなと
心が動きました。


.

Posted by 長尾先生が大好き at 2024年06月02日 09:00 | 返信

先生、おはようございます。
老衰ではなく自然死…医学的には同じだから、矛盾しているようで…でも少し違ったニュアンスを感じます。
自然死は最後まで若い精神を持っていて、その精神を包む身体がただ木の葉のように自然に枯れていくだけ。
ルノワールは晩年リウマチの痛みに苦しみながらも幸せ感のある優美な絵画を表現し続けて、痛みよりも描くことの幸せが勝っていたし、死ぬ前にやっと絵を描くコツがわかってきたなどと述べていらしたそうです。
精神の若さはとても好きなことがあり、尚且つ自分はまだまだだと精進することで、死ぬ直前でも夢や憧れの境地を模索している…小さな子供が心にいる‥そんなイメージです。
長尾先生も歌、そして愛とは何か…というような抽象的なことも模索され続けて、それは色々なことに派生するから、若い精神を最後まで持たれる方だと思います。
死ぬ死ぬ宣言をしながら何かに挑戦し続けて、遂に90歳を迎える長尾先生にお会いしたいです。
先生の小さな子供の心を包む衣の身体が長持ちしますように。
今日は大阪でデモがありますね。
私も原口議員のお話しに感動し、希望が持てました。
諦めてはいけませんね。

Posted by カノン at 2024年06月02日 10:17 | 返信

長尾先生、お疲れ様です。

この記事にある方のことは、残念ながら、まったく、存じ上げません。
ただ、トピックにある、死亡診断書ですが、今や、特に、訪問医療の場などでは、
死亡診断書偽造(死因の捏造)などが、横行するようにまでなっているのではないでしょうか?
長尾先生も、在宅医として、長いご経験があるでしょうし、
先生は、優秀かつ誠実な方ですけれども、まさか、先生が、深く係わってきた、
在宅ケアなどの医療にまで、欺瞞や偽善の魔の手がしのび寄り、浸食され始めているとなったら、
社会の闇の深さを嘆かずにはいられないことでしょう。

でも、今日は、関西方面でも、デモがあるんですか?かなり、変わってきましたね。
昨日も、東京都内での大規模デモの後ですが、引き続き、WHO関連で、ジュネーブで行われていた、
WHOの決議強行に大反対する、弁護士や医者の集会に、及川さんが飛んで、現地から、ライブ配信されていたので、私も、そこは、気になっていたので、見ました。
そこで、もっとも、重要だと思ったことを、お伝えしたく、投稿させていただきました。

ところで、長尾先生は、ジュリアン・アサンジという方をご存じでしょうか?
ウィキ・リークスという、有名なウェブサイトを立ち上げた人でしたが、
政局の闇、軍部の闇などに関するリークを配信したことで、
現在、その活動の停止を余儀なくされたばかりか、不当に捕らえられたということで、
彼の解放を求めている世界中の人々によって、あちこちでデモが起こされているような人です。

なぜ、その人の話をするかというと、及川さんが、ライブ配信中に、2度ほど、
ジュリアン・アサンジの顔が描かれたバスが行きかうのが見えたんです。
それは、巡回バスではなく、宣伝カーだとわかりました。
そこに、ある言葉も、描かれていました。
私は、これだなと直感したので、その意味を調べたところ、
元の表記は、ドイツ語で、こう書かれていました。

"Wenn aber Kriege durch Lügen beginnen, kann der Frieden durch die Wahrheit entstehen."

英語に訳すと、
"But when wars begin through lies, peace can arise from the truth."です。

これを、和訳しますと、こうなります。

「しかし、もし 戦争が嘘で始まるなら、平和は真実によって実現できる。」

これは、私に対する神の啓示のようにも思えましたので、
私なりに理解した、その言葉の意味を、みなさんと共有したいと思います。
悪とは何でしょうか?それは、真実を封じ込めようとする人達のことを意味するのではないでしょうか?悪は、嘘を真実と呼び、真実を嘘とふれまわる。
悪は、狡猾であり、美辞麗句を用い、かかわってくる人達を騙す。
悪は、そのためにこそ、権力が必要だと考える。

そのようにして、人が個々に有する正当な権利を奪い取ろうとします。
真実の権利継承者を、偽の偽善者にすり替えるために、嘘をつきます。
でも、神が愛する人に神が与えたはずの正当な権利が、悪に魂をもぎ取られた偽善者による嘘によって、奪われようとしている時、私たちは、ただ、黙っていていいのでしょうか?

例えば、あなたのポケットに、誰かが、手を突っ込み、あなたが得るはずだった報酬を、
これは、自分のものだという嘘をついて、それが奪い去られようとしている時に、
ただ、黙って、それを見ていなければならないなら、あなたは、身ぐるみ剝がされるまで、
ただ、それを堪えていなければならないのでしょうか?
神は、こう言っています。「それを、善とは呼びません。」と。

では、「平和は真実によって実現できる」とは、いったい、どういうことでしょうか?
アサンジ自身、悪の魔の手の手中にはまり、もはや、真実を訴えることもできない状況に置かれています。悪は、依然として、偽善を装い、その権力保持につとめています。
そして、平和を愛する人々、権力ではなく、神に与えられた正当な権利と共に生きようとする、
私たち全員を、脅し続けているのではないでしょうか?
また、それを見て、悪という偽善に便乗できると考える愚かな人達や、
騙されやすい人達は、後を絶ちません。

したがって、「平和は真実によって実現できる」という言葉の解釈は、
このように考えられるべきでしょう。

「真実を見抜く力を神から与えられた人は、悪の嘘を放置せず、勝たなければならない。
そのことによってのみ、神が望む、真の平和が、もたらされるのだ。」

つまり、偽善者の嘘によって、被害を受けている人ならば、それが、多くの人達に係るような問題であれ、身近な問題であれ、勝っていいのです。そうであれば、私達は、勝たなければならず、それが正義です。

西洋社会もまた、この点に於いて、騙され続けてきたのです。しかしながら、真実を見極めることのできる人に、勝利がもたらされるようでなければ、この世界は、闇に染まってしまうだけなのです。ですから、私達のように、嘘で塗り固められたものを見破り、突き進む人の戦いは、一見、非力で孤独であるかのように見えるかもしれません。でも、それは、間違っています。
何十億年、また、それ以上の太古の昔から、この宇宙全体を形創ってきた、神なるエネルギーは、その存続のために、常に、そういった人々の力をこそ必要とし、味方をしてきたことを忘れてはいけません。だからこそ、現在があるのです。
私こそが、また、こういった私の意見に賛同していただける人なら誰でも、
それこそが、本物の神の分身である、ということです。
そのように受け取ったのですが、戦士の一人であられる、長尾先生は、どのように、
この言葉、お考えになるでしょうか?

Posted by 真実を見抜く力を神から与えられた人は、勝っていいのです。 at 2024年06月02日 02:00 | 返信

長尾和宏先生

今日、大阪のデモに参加して来ました。
東京のデモには行けなくて残念だったので、今日は念願叶いました。
「レプリコンワクチン反対!」「国民の税金をネコババするな!」「体調不良はワクチンを疑え」「売国自民、公明、維新は解体しろ!」「戦争ありきの憲法改正反対!」「緊急事態条項反対!」「健康な人にマスクはいらない!」「今こそ、日本人立ち上がれ!」など大声で叫んでみんなで靱公園からなんば辺りまで歩きました。
日頃思っている事を叫べてすっきりしました。

道行く人々が少しでも気付いてくれたらと願いながら参加しました。
頭の中では、中島みゆきの「銀の龍の背に乗って」が流れていました。6月15日クラブ月世界で長尾先生の歌を聞けるのを楽しみにしています!

東京デモ前の原口議員のスピーチに感動し、大勢の方がデモに参加される姿に感銘を受け、今日大阪のデモに参加出来て大変満足です!これからも微力ながら抗っていきたいです。
皆様に勇気をもらいました。

そして、いつも貴重な情報を命懸けで発信して下さっている長尾先生に心から感謝申し上げます。

Posted by 寅とらトラ at 2024年06月02日 07:15 | 返信

キダタロウさん、ショックでした。探偵ナイトはあの方が外せませんでした。
大阪今日デモだったのですね。家族の用事でいけなかったけれど行きたかった。
ただ、これ時間があればどのへん回るか調べたのです。そのときに上がってきたのが、このNHKのニュースです。みな細かく法律の条文見直して解説している人多いのに「デマ」の一言で片付けられるのはどうしてでしょうか。
“強制接種進む”など パンデミック条約に関する誤情報が拡散
NHKニュースweb どうして互いに議論できず一方的にNHKはどれだけ今まで局として噓やら偏向してきたのかと思うとデマ流してるほうがデマって…と思いました。
2024年6月1日 21時21分 しかもフェイク対策というカテゴリに入ってます。マスメディアなんとかできないのかと思います。根拠全部だしてるし、過去映像、それは捏造ではなくテレビのまんま映像でこういっていたに対して、おかしいとうことをどうして、取り上げないしデマなど決めつけられるのでしょう。

Posted by 心の中の応援者 at 2024年06月02日 07:38 | 返信

『老衰死という現象』(前原なおみ)という100頁に及ぶ博士論文(2018年大阪大学)を読んだことがあります。
宗教哲学者が論じた「自然死」「平穏死」「断食往生死」がありますが、臨床哲学者(看護師)が論じた「老衰死」です。

論文の冒頭です。
「ひとは必ず亡くなる。ひとは、同じ期間に同じ経過を辿って生まれてくるのであるが、しかしその最期は一様ではない。私は看護師として人の生老病死に関わり、ひとつの疑問を抱いていた。それは、幸せな死とはどのようなものかということであった。」

論文は最後に次のように締めくくられています。
「老衰死が増加傾向と言われている社会で、うちにある束縛、つまり社会の要請ではなく、自分のうちにある欲求に従って、自分がどのように生き、どのように逝くかについて、あらためて個別に問われており、ひとりひとりが言語化できるようになることが求められている。」

Posted by (つづき)匿名でごめん at 2024年06月02日 07:58 | 返信

「何のために鍼灸師になったのか?」との問いには私はいい加減な理由だったと思います。
時々、高校時代にもっと勉強して塾とか行って薬剤師になっておけばよかったと思う時もありましたけれど、頭が悪いから現実をうけいれるしかない。私は、母の命令で桃山学院大学社会学部に入学して、2年生の時に東大紛争があったので、今大学の社会党とブント系に学生自治会がストライキをしてバリケードを組んだりしました。映画研究部の部長が交番に火炎瓶を投げ込んで捕まったり、授業が全く無かったり過激派学生しかいなかったので親の命令で大学が中退しました。母の命令で東京の写真学校に入学したけれど、レベルが高くてついていけなかったのでまた中退しました。行きがかり上三里塚の農民の援農をして、1972年くらいに帰阪して中国物産を扱う会社に2年間くらい勤めて、それから食品会社に勤めました。その頃は25歳は過ぎていたので、何か資格が欲しいと思って、東京にいたころ東大の学生に中国の鍼灸治療はとても効果があるらしいと聞いていたので鍼灸専門学校に入学しました。医学的な勉強はしたことが無かったので、今でも「錐体路系、錐体外路系の神経伝達経路」はよくわかりません。どうしても弟子入りできなかったので、大阪鍼灸専門学校に再入学しました。どうも「古典的治療」とか「経絡」とか「脈診」というのがよくわからなくて、現代医学的に解説してくれた米山義先生が「うちに弟子入りする?」と言ってくれたので、恐るおそる行くことにしました。若い男性兄弟子や、離婚した高齢女性の先輩や米山義先生のお母さまがいたり、色々な人がいましたが、月に一回の症例検討会や、年に一度の「日本臨床鍼灸研究会」が東京や、山中温泉で開催されて、日産玉川病院の代田文彦先生が指導してくださる授業が面白くてやっと鍼灸師になってよかったと思いました。お父様の代田文誌先生の本も分かりやすかったし。
やっと駅近くの賃貸アパートを借りて開業したら「エイズ禍」で鍼灸経営もさっぱりだめでした。やっと鍼灸ではエイズが感染しにくいし、鍼灸で感染の可能性B型肝炎である」と北海道の接骨師が北海道大学医学部と連携して発表してくれました。そのあと、厚労省の方針で「接骨師と鍼灸師の免許をもっている人だけ保険で鍼灸治療ができる」ということになったと患者に言われて気がつきました。そうなると患者が大きな顔をしはじめて「マッサージをしてくれ」とか「ラドンの放射能が入った布団を売れ」とか「西宮の夙川の漢方薬温泉で吸い玉を1万円でしてくれるけど、あんたはできへんの?」などと偉そうにいわれるようになりました。つい吸い玉治療を0円でしたら途端の医院に駆け込んで「C型肝炎に罹っているといわれた」と文句を言われて、困ったなあと思っていたら「国立刀根山病院でC型肝炎もない」と言われたのでそれを機会に廃業しました。今まで高い授業料を払って鍼灸の免許を取ったのになぜこんなことになるのだろうと情けなく思いました。介護支援専門員の資格を取って初めて、社会福祉会館でグループ学習を受けていたら、自民党政治家の力で看護師免許なしに保健師の資格を取ったと自慢するおばあさんに「鍼灸師は介護保険に入ってないから,鍼灸師は介護支援専門員になれないのだ!」と罵倒されて驚きました。調べると鍼灸師会の会長や理事たちが厚労省に押しかけて「鍼灸師を介護保険方外してくれ」と欲求したというのです。理由は分かりません。多分鍼灸師に「接骨師」の免許を取らせて接骨師学校が儲けようとしたのに介護支援専門員になったら、儲けられないので反対したのではないかと思います。最近は「介護支援専門員の資格を持っていて鍼灸師の免許があれば、施設で働ける」らしいですけど、詳しいことは分かりません。とにかく自民党に入党したら保険で治療できるらしい。自民党には行って保険で鍼灸治療をしている女性もいますけれど、離婚しました。ですからなぜ鍼灸師になったのか?と問われても「鍼灸の免許も、介護支援専門員の免許をとっても自民党政権が生き残る限り何の役にも立たない、骨折り損のくたびれもうけだったとしか言えません。


でも介護支援専門員の資格を更新しても勉強会にはでています。将来の老人が不幸になるのか幸福になるのか調べたいと思っているからです。この6月1日の介護支援専門員の講習会では小さなヘルパー派遣業の会社が集まって連携して、利用者のカルテや病気の動態をパソコンで打ち込んで東京中央の厚労省に送るシステムになったらしいです。利用者の個人情報も丸裸です、アメリカ政府にでも送るとアメリカ政府が喜ぶんじゃないしょうか? おそらく在宅介護は無くなって、老人は全員施設か、精神病院に放り込まれて、個人情報だけ着々と厚労省におくられ、アメリカ政府に送られるのでしょう。韓国や中国にも送られるのかもしれません。
岸田総理は優しい顔をしていて、好きだったのですけど、なんだかアメリカ政府の大統領の顔ばかり気にしているようで怖いです。」

Posted by にゃんにゃん at 2024年06月03日 11:54 | 返信

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