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徳田虎雄医師と石飛幸三医師の訃報に接して

2024年07月12日(金)

7月10日という日は僕にとってはショックだった。

大いに影響を受けた2人の大先輩が旅立たれた日だ。

お二人の偉大な医師のご冥福をお祈り申し上げます。


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徳田虎雄医師には、大きな情熱を頂いた。


僕が医学部4年生の時、一度、会って話をしたことがある。


僕が24時間365日医療を28年間続けたのは徳田先生の影響だ。


その徳田先生は、今の医療を見て何を思ったのだろうか?


意思伝達装置を介して対談をしたかったけども叶わなかった。




石飛幸三先生は、「平穏死」という言葉の生みの親だ。


はじめて会ったのは尼崎市医師会の講演会で色々話した。


その後、尊厳死=自然死=平穏死、として10冊くらいの本を書いた。


数回一緒に講演をした。


一緒に食事をして飲んでいろんな情報交換をした。


いつも笑顔で優しい先輩だった。


尊厳死協会・関東支部の理事としてボランテイア活動に活躍された。



お二人の先生との思い出については、Xのスペースで

1時間弱、お話しさせて頂いたので、聴いて欲しい。


お二人の偉大な医師のご冥福をお祈り申し上げます。




PS)

暑さは少し和らいだね。


でも湿度や雨がやはり梅雨だね。


天気がコロコロ変わるのでついていくのが大変だ。


梅雨の合間を上手に歩こう。



ニコニコが無くなった今、僕が力を入れている情報発信は、

まぐまぐのメルマガ(長尾和宏の痛くない死に方)だけになった。


そこには書きたいことを書いている。


このブログはたいしたことは書けないのだけども

なにを書いても理解されずボロカス言う人がいる。


一方、まぐまぐのメルマガの読者にはそれがいない。


やはり、会員制でないと発信できない時代になった。










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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

桑田佳祐さんの月世界でのライブでは丸山明宏さんの「よいとまけ」がなんともいい歌だなあと思います。
丸山明宏さんは、実際にテレビであの金髪をみると「お化けが出たア」と思っちゃいますけど。
何であんな風になっちゃうのかなと思います。
「僕とおかんと、ときどきおとん」の映画もよかったです。ざこばさんが「女は男に尽くして尽くして、尽くして死ぬのだ」と言っていたけど、ザコバさんの奥様は、お元気に生きていらっしゃるのでしょう?
「尽くして尽くして、尽くして死ぬ」は母親がご自分の息子に対して尽くすのだなあとりりー.フランキーさんの映画を見て思いました。でもリリー.フランキーさんはお父さんの絵の才能があったから、東京の美術学校も卒業できたのかなあと思いました。絵が好きで東京に出たから、誰でも成功するとは限らないですからね。リリーフランキーさんのお母さんは何かの癌で苦しまれてお亡くなりになりましたけれど、でも幸福なお母さんだったなあと思いました。リリー.フランキーさんは小説家だったのかと思いましたけど、本当は絵描きさんだったのですね。音楽についても詳しくて、最近テレビで、なんか評論してますけど、何でも屋なんですね。
母親礼讃と言う事で「よいとまけ」と「僕とおかんと、ときどきおとん」に感激しました。

Posted by にゃんにゃん at 2024年07月12日 04:50 | 返信

えっっ!??石飛先生亡くなられたのですか!??
徳田先生のことはいくつか記事等を目にしていました。。。
“平穏死”という言葉に出逢い、興味から石飛先生の「”平穏死“のすすめ」を読ませていただきました。
又、ドキュメンタリー番組で石飛先生を目にし、映像を通して「この先生好きだな~いいなぁ〜」と思ったものです。
長尾先生はどちらの先生とも交流があるのですね✨✨✨

ニコニコ、先生にインタビューしていただけないかしら・・
石丸伸二さんがニコニコニュースでインタビューを受けられYouTube配信されているのを見て、この方法があるのね!と思った次第です。

昨夜NHKBSで桑田佳祐さんの『月世界』でのライブの様子が放送されました。
素敵でした〜✨💖🎤💝♫🍀✨ 
「愛は勝つ」一緒に大きな声で歌いました😄
「愛の讃歌」、心がしーんとしました。静けさとともに熱量の深い愛が奥底へと響き渡りました。
こんなに素敵な場所で先生も歌われたなんて、なんて素晴らしいのでしょう!

Posted by たかの at 2024年07月12日 05:57 | 返信

おはようございます。
いつも楽しみに見ています。
コメント欄に嫌なことが書かれるなら
コメント欄を閉じられたらどうでしょう。
古年とではなく記事が見たくてという方も多いのではないでしょうか。

Posted by よっちゃん at 2024年07月12日 06:56 | 返信

石飛先生の「平穏死」論は分かりやすく日本語としての響きもいい。「尊厳死」は翻訳語じみてあれこれ言い訳しないと説明しにくい。世界では「安楽死」そのものまたは別名だ。だから会員歴20年超の私でさえ尊厳死協会を「平穏死協会」に改名したらと提案してきたが無しのつぶて。ALS患者会を「敵視」しているのも気に食わない。議員連盟の論議の内容も深まっているとは思えない。臨床倫理学会の「尊厳死法案批判」にも応答できていないのではないか。「思考プロセスを、マニュアル化あるいはショートカット化してしまう可能性がある」との批判に応えるべきだ。

私は「法案化」はいったん棚上げして、石飛先生の「平穏死論」を軸に「法なき社会的同意」を広げていくことでいいのではないかと思う。裁判官による「判例」の積み重ねが合法的基準になるというのもどうかと思うが、最高裁で旧優生保護法賠償除斥期間をめぐる「信義則判断」適用や、統一教会献金をめぐる「公序良俗判断」適用など、被害者集団の社会的な法廷闘争が判例変更を引き出したという歴史的事実の積み重ねは、刮目されていい。

石飛先生の「臨死往生」はいかになされしや、ご存じのかたは教えてほしい!

Posted by 匿名でごめん at 2024年07月12日 03:18 | 返信

かずくん、こんにちは。


こちらはもう暑いです。ちょっと外で活動すると、疲れているのに食欲はあるという悲しい事態になってしまって(笑)、何とか食事バランスで乗り切ろうと悪戦苦闘中です。
元気なのかな…、昔からあんまり暑さには弱く無い気がするけれど、実は気のせいかもしてません(笑)


という訳で、あまりコメントしてなくて本当にごめんなさい。また、あと1回投稿しようかなと考えています。
このスペースも聞きました。かずくんのニコ生も復活早くして欲しいですね。

かずくんは、アレ以外に発信ネタは山の様にあるので、非常に勿体無い面もあるのですが、そもそもアレも日本の自然と研究者の探究心から繋がった、「神様からの贈り物」であって、アレの否定は日本の自然の否定だと感じるし、身体性という自己感覚の否定にも関わっている様な気がしています。

だから、かずくんの発信が邪魔されているのを酷く「もったいないなあ…」と思うと同時に、自然に死ねない人々を視界の端でチラチラ見ている身としては、他人から搾取した所で、明日は我が身の世界作りに加担しているだけなんだろうな…って思ったりする。


お釈迦様が泥棒に手足を斬られても怒るな、というお話は、「心を盗られるな」という譬え話だと思うのだけど、そういう90代以上の高齢者も見た事があるから、「執着が無いと言うのは、もしかしてこういう状態なのかな…」と、教えて頂いた様な事もあります。


徳田虎雄医師の、家族を亡くされたエピソードから組織的に体制を作り上げたパワーも素晴らしいし、石飛幸三医師の、ありのままに武装解除?した平和的で平穏な姿勢も素晴らしいと思います。


生きるというのは、自然の恵みを授かりながら、自然の厳しさと戦って、最後は心を保ちながら朽ちていく事かなあ…とも最近は考えたりします。

便利な生活になれてしまうと、私たちはあまり自分自身の体が、自然の一部だと感じられなくなるのかも知れませんね。


陽に当たって歩いているのかなあ….多分歩いていると思うのですけど、かずくんの別のスペースで「老化で声帯が萎縮する」というのを聞いて、何故かそれは刺さりました(吹)

一応、自分も気にするみたいです。歌ってますけれど、相変わらず下手でした(笑)


今日も、応援しています。

Posted by 白夢 at 2024年07月17日 04:19 | 返信

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