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「五香宮の猫」 人間と地域と植物と

2024年09月11日(水)

来月公開予定の想田和弘監督の

最新作である「五香宮の猫」を観た。

猫だけじゃなく多様なテーマが描かれていた。


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「五香宮の猫」→こちら


10/19から全国公開されるけど、試写会で観た。


忘れるといけないので覚えているうちに書いておく。



まずは、主役は猫ではない、と思った。


人間であり、地域であり、植物であり、自然が描かれている。


深い映画だ。


観たもの同士で何時間でも語り合える内容だった。



ドキュメンタリー映画ではない。


観察映画、という。



台本や演出や音楽はなく、ただただ観察者に徹する。


観察映画を撮っているのは世界中で想田監督だけ。



ネタバレになってはいけないので、これ以上は書かない。


秋になり、もしも時間があれば是非観て欲しい映画だ。


癒されたー。


というか、考えさされた。




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この記事へのコメント

今晩は。
「五香宮の猫」面白そう、見たいです。
岡山県に住んでたので、懐かしいです。

Posted by 三毛猫 at 2024年09月10日 11:05 | 返信

監督の妻(柏木規予子)との共同制作だそうですね。
柏木さんは岡山県牛窓出身で、かつ「伝統楊式太極拳の道場」を開いているとのべておられます。「牛窓」と言えばなつかしい。大昔、大山からの帰途ドライブで立ち寄ったことがあります。「朝鮮通信使」の定宿があったというから、朝鮮通信使の行列もなんどもあり、地域文化人との交遊もそのつどあったことでしょう。偶然小さなお店でその痕跡を見つけ、大阪で朝鮮通信使研究家にお会いした時その証拠品をお渡ししたことがよみがえりました。

こどものころ、養子先で兎や野良猫を飼っていました。トタン葺き小屋が台風で飛ばされ転居の際連れて行こうとしましたが逃げられました。猫は家に付くと聞いていましたが、家の跡にも付くのですね。敬意を表し別れを告げました。

ここまで書いているたとき、ちょうどテレビで大谷翔平の「盗塁シーン」を初めてしっかり拝見することができました。
相手投手が1塁けん制するとき「後ろ足」に重心を置いていました。つぎに大谷がスタートするとき「前足」に重心を置いていました。大谷は投手出身であるから「投手のクセ」を知っているはずだと、ある日本人解説者が言っていました。なるほど、重心を後ろに置くか前に置くかのことかと私でも分かりました。
私がこんなことに関心を持っているのは、「脳細胞が死んでいても2週間で歩行回復できた」科学的根拠を探しあぐねていたからです。ひとことで言うと「シューズか鼻緒草履か」という問題です。
シューズを履いている人に「浮き足・猫背」の人が多く、鼻緒草履をはいている人に「浮き足・猫背」の人が少ないのです。なぜか? シューズを履いている人はすべて「かかと重心」で、鼻緒草履をはいている人はすべて「前指重心」だからです。ですから、脳梗塞後「シューズでリハビリしている」人は重心がかかとのためバランス感覚が回復しないまま「無駄な時間」を浪費しているのです。「鼻緒草履でリハビリしている」人は重心が前指のためバランス感覚がすぐ回復しすぐ歩行回復できるのです。

脳梗塞後のリハビリ方法については、医療関係者とインストラクターの間にはおおいなる「相違」があります。前者は脳内神経細胞学的またはロボット工学的視点から見る先入観にとらわれています。「脳内身体表現」は想像以上に可塑的であり、「実際の身体運動経験から脳内身体表現の変容に影響を与える」という脳梗塞経験者の実践的体験にも目を向けてほしいのです。

Posted by 匿名でごめん at 2024年09月10日 11:37 | 返信

こんにちは。

 もし、猫や他の動物たちなどが、お好きでしたら。

 〔猫しか勝たん@A1P4CA〕

 お楽しみいただければ、幸いです。

では。

Posted by たまねこ53号 at 2024年09月11日 07:29 | 返信

予告見ました。猫にメロメロです。コロナ初期、安倍総理辞任の日に亡くなったムードメーカーだった飼い猫を家族で話題にするとき、「猫の額って本当に狭いのだな」や、家族でかわいがるとき、「猫かわいがり」とは昔の人は、よくいったものだと話してました。不仲な家族間をとりもってくれる緩衝材。仲介役でもありますよね。結構、飼い猫にモラル教わったりしました。一時、前の老猫の後、子猫拾い、一時2匹いたのですが、子猫は老猫に餌やるとき、まずは爺ちゃんからと先輩猫にあげると、普段ヤンチャですぐ老猫にちょっかいかけていたのに、その時は、おとなしく待ってるのです。また老猫もはらう様子はみせても絶対に噛んだりしなかった。逃げるだけ。最初は雄同士で喧嘩を心配したのに。猫のほうが人間より賢いと思う時もありました。しかしこの映画は、テーマはもっと深い、問題点もだした映画なのですね。
予告見て猫がかわいいだけでなく、久しぶりに昭和ぽい、日本らしい感じ受けたと思います。
子供が「パイナップル」といいながら階段上る映像で、この遊びまだ残ってたのだ。もう皆、スマホかゲームばかりと思ってました。私も昔そういった遊びをした覚えはあっても、他の果物の名前も忘れましたし、遊び方も忘れてました。てるてる坊主も知らない子多そうだし、ケンパとか。はないちもんめとか、昔の遊びって今の子知らないと思ってましたから懐かしかったです。カタツムリも昔は大阪でもみれたのに。今は見れないので、ここはまだいるのだなと思いました。

牛窓、読者さまと同じく20年前に家族ドライブいきました。オリーブが有名だったのでは、海側にいってなかったせいか、猫はあまり見てません。海が見える山だったか、そこのドライブインで土産屋があり、オリーブの商品やソフトクリームなどお土産がオリーブメインだったこと覚えています。
海側に向かえば、当時でも猫が沢山みれたのかなと思いました。ただ猫が可愛いだけでなく、地域での問題提起やら、色々奥深そうな映画だなと思います。

Posted by 心の中の応援者 at 2024年09月12日 12:20 | 返信

かずくん、こんにちは。


陽に背を向ける時
黄金色の空を泳ぐ龍が
金色に濡れた太陽をくぐり
金色の龍に染めあがる
黄金色の空を黄金の龍が泳ぎ
夜の前の輝きを一層眩く
金色の雨を降り落として
暗闇の中の痕跡を刻む


最近はまた珍しく、映画を観ています。
というか、今結構観たい映画が多くて、凄く疲れてもいるのですけど観た満足感が上回っている感じ。
良い映画、たくさん出て来ていますね。意外にも、自分は哲学的なレベルの思索は映画が一番手っ取り早い(という言い方が良いのか分からないけれど)のかなあ〜、と思うんですね。

20代の方がずっと時間があって観てたけど、内容を思い出すのはずっと後からも多いし、今の方が理解出来るから楽しい。体力は全然ないのだけどなあ…。

かずくんが紹介した映画は、だいたい観ていると思うのだけど、それに合わせて自分のみたい映画も観ています。
この「五香宮の猫」はまだ地元では上映が先なので、予定に入れました。
映画はたくさんあるから、口コミは大事かも。。


自分は別に猫が好きとか、犬が好きとかないのですが、周りに猫好きが多いのかな…とは思います。
ちなみにずっと小さい頃から家で犬は飼われてました。だからよく習性の分からない猫に、今興味が出てるのかも。

野生の猫は3〜5年ぐらいが寿命だと、普通に感じます。
そうじゃないと、あんなに頻回に子猫は産まないだろうな〜って思うし、子どもの頃友達の家で見ていた母猫は、数回妊娠する度に痩せて衰えて、死んでしまうんですよね。。
あんな美猫が、どんどんやつれて老いて死んでしまう様子に、生命の残酷さをすごく感じてました。

避妊手術をするだけで、猫はすごく太りますよね。
それでも、屋外で5年生きれば長生きなら、活発な動物自体がもともとあまり長生きではないのかも知れません。


「生きて、生きて、生きろ」もわすれた頃に(笑)上映が始まって、観たらいろいろ考えさせられました。
この映画もまた、忘れた頃に思い出して観ると思います。
そしたら、何だか時間の流れを凄く感じるんですよね〜。。


すっご〜く眠たくて、病的なくらい眠いです。
休み休みでごめんなさい。もっと活発になりたい(涙)


今日も、応援しています。

Posted by 白夢 at 2024年09月12日 02:30 | 返信

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