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当直医や救急医の共有化
2025年06月13日(金)
医療機関は年々、減っていく。
特に地方では医師不足に陥る。
夜間の救急医療が最も課題だ。
医師宿直体制の見直しへ
限られた医療資源をどう活かすか(高山義浩)
- エキスパート →こちら
たしかに。
昼間は、医師や看護師がたくさんいる。
問題は夜間の医療だ。
20時から8時までの12時間(当直帯)の医療が大きな課題。
今は、A病院、B病院、C病院、と、別々に
当直医や救急医がいるが、いずれ共有化になるだろう。
どの病院からでも10分程度で着けるアパートみたいな
当直室に当直医や当直看護師を共有する時代になるのか。
すでに、在宅医療の分野では、夜間の往診専門の医師集団
である「ファストドクター」などに委託する医療機関が増加。
もちろん、医療の質の低下は否めない。
しかし、そうした「集約化」という方向性以外に
地域医療の「整理」が進むのは避けられないだろう。
現在、阪神間では、
伊丹市民病院と近畿中央病院、
西宮市民病院と西宮県立病院
などの「統合」が議論されているけども、調整は難渋している。
川西市民病院のように、民間移譲したケースもある。
医療政策は地域性、という要素が大きいけども、
・共有化、集約化
・民間移譲や委託
・株式会社の参入
など、は避けられないような気がする。
つまり、「パンドラの箱」が開く日はそう遠くない気がする。
同時に限られた社会資源である、
救急車や救急スタッフを有効活用しないといけない。
それに関しては、「119番と平穏死」に書いた。→こちら
身近な例では、終末期患者の看取り搬送は、やめるべきだと思う。
ファストドクターで在宅看取りでもいいのでは。
一方、救える命、救えるかもしれない命は救える体制を充実させる。
ドクターヘリやドクターカーの利用規定をさらに改定する。
もちろん、診療報酬制度を抜本的に変えながらも、
国民皆保険制度と介護保険制度だけは維持したい。
ポストコロナの医療政策をしっかり練らないといけない。
もちろん、教育も福祉も司法も全部、見直さないとね。
そうなると、総選挙で「ガラガラポン」するしか道はない。
PS)
昨夜は、新宿の武蔵野館で、「桐島です」
の舞台挨拶を俳優さんや監督さんとした。
詳細は、Xやヤフーニュースをご覧ください。
正式な公開は、7月4日、だ。→こちら
試写会などで観られた方から、いい評価を頂いて、一安心。
多くの人に観て頂きたいと願いながら、ご挨拶をした。

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この記事へのコメント
今晩は。
財務省は、診療報酬を下げ、開業医を減らす為に、保険医が儲からない方向に持っていっていますね。
公立病院は、統合され、当直は、無くなり、医師だけでなく、看護師への負担も増します。
財務省の仕事は、乾いた雑巾を絞る様に、国民から金を搾り取り、その搾り取った金で私腹を肥やしたり、外国や外国人へばら撒く事であって、存在自体が、自国民の為ではありません。
子供だった頃、父親が、祖父の為に付き添い婦を雇っていました。
基準看護が始まると、付き添い婦を置けなくなりました。
看護師の負担が増し、家族は、お客様気分で、ホテル並みのサービスを求める様になりました。
看護師は、とてもハードな仕事の為、結婚し、妊娠したら働くのは不可能です。
男性は、家事や育児や地域活動(公民館や神社やゴミ捨て場の掃除や行事や役員等)をやらないからです。
女性の職場は、ブラックだったり、虐めも有り、新卒の看護師は、精神を病み、辞める人もいます。
休眠看護師は、全国で約70万人(64歳以下)というのが、仕事の大変さの割に賃金が安過ぎ、続ける事の難しさを語っています。
田舎の病院の場合、医師の当直に一晩10万円と朝晩の食事とお客様用布団とテレビ付きですが、外来患者の診療を拒絶し、上げ膳据え膳でぐっすり眠る厚かましい医者もいました。
中には「お金は要らない、温泉に入りたい」と溜まった疲れを引きずっている若い女医もいました。
医師も看護師もハードな仕事ですが、田舎の場合、医学部も薬学部も無いので、親が開業医でなければ、医者を目指すのは、ハードルが高いです。
6年間ですし、学生寮やお金もかかりますからね。
診療所や病院を減らせば、医師や看護師を目指す人は減り、田舎に外国人労働者を入れれば、独身女性が出て行き、田舎は、ますます過疎ります。
政府がやってる事は、子供の数や病院や中小零細企業や農家を減らす事です。
7兆円という銭喰い虫の子供家庭庁の仕事は、包括的性教育(物心付くか付かない時期から性の悦びを教える)の為の機関であり、与党の女性議員の天下り先では⁉︎と言われています。
ダボス会議(グローバル大企業の株主)からの指令に忠実に動いていますね、日本政府は。
連続6年間、税収は、過去最高の78、4兆円。
そんな実感は、無いですね。オカシイと思いません⁉︎
年の瀬、無料の食料支援に並んだひとり暮らしの52歳の女性は、「水道水に醤油を垂らしてお腹を満たした」と言い、弁当を受け取った46歳の男性は、「この一食が無ければきつかった、何回かに分けて食べる」と言い、70代女性は、「手持ちは1円だけ。年明けの電気代を払えない」と。
ゲルの言う楽しい日本は、グローバル大企業(株主は、でーぷすてーと)とダブルカルト政腐限定ですね。
Posted by 三毛猫 at 2025年06月13日 03:58 | 返信
実家の方も再編が行われて大きな病院が一つできています。
それが機能しているかどうかは素人の私にはわかりませんが。
それよりも産婦人科に小児科
こちらの問題も考えていただけたらなと思います。
生むところがない地域が増えています。こちらの県でもあります。内科で小児科は見れないことも(小さなお子さん)
Posted by よっちゃん at 2025年06月13日 08:33 | 返信
こんにちは。
私は、医療関係のことはわかりませんが、週3日の勤務で
1500万円の年収があるから赤字なんじゃないの?と思って
しまいます。
また、アトピーなどの薬が保険適用から外れるようです。
栄養関係で治された話を見掛けた記憶があります。たぶん、
本になれば喜ぶ人が多いんだろうなと、思います。
では。
Posted by たまねこ53号 at 2025年06月13日 12:57 | 返信
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