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映画の寿命は1ケ月?

2025年07月27日(日)

「桐島です」は公開4週目に入った。

多くの映画の寿命は1ケ月程度、だ。

1年かけて造って1ケ月、は切ない。

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所詮、犯罪者の映画。


そう言って無視されるのは100も承知の上で公開に至った。


実は、そこに至る道は決して平坦でななく、紆余曲折だった。



決して犯罪者を美化しているわけでもない。



でも、人に強く勧められる映画でもないのが、辛いところ。



主演の毎熊さんとの舞台挨拶は全館満席で

サイン会には長蛇の列ができていたけどね。




観た人の評価はまあまあでも、

映画館は2~3週間で終わる。



温情のある映画館は、4週間や8週間やってくれるけど。


まあ、それはヒット作で、例外的。



9割の映画は、アッケなく消えていくのが宿命。



セミの人生みたい。



そんな気持ちをスペースで語ってみた。→こちら



興味のある方は、上映館と上映時間が合えば、

涼しい涼しい映画館で、観てやってください。



僕の中に1年間、住み着いていた桐島も

お盆過ぎには、成仏してくれるのだろう。



でも、

別府のブルーバード劇場や

那覇の桜坂劇場のように、

8月中旬~下旬から公開、

なんて映画館もあるので、9月一杯はやっているかな。




まだ、祭りは終わっていない。



けれど山場は過ぎているのだろう。



なんか切ない。



頭のなかを、「時代遅れ」がリフレインしている。




PS)

今日は、静岡県浜松市で講演します。→こちら


僕の講演なんてどうでもいいけど、

小島先生、池田先生の話は必聴だ。


料金は、なんと「投げ銭」制らしい。


主催者の心意気に負けないよう頑張りたい。








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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

派手さを求める人には合わないけれど、あくまで映画では、逃亡の日常。そこまで冷たい人もいず、ドラマチックな展開や人物もでなく本当に普段の日常。何故、そんなこと考えたのか本当の経緯は解りませんが、あくまで映画では普通の一青年。人より少し深く考えて、不公平や搾取が見てられなかった。真面目さゆえに。もっと自分の出世とか駆け引きできるタイプだったらよかったのかもしれないです。合理的に割り切ってメリットデメリットで考える人は、あんな事件は起こさないだろうなとなんとなく思いました。便乗騒ぎの人もいるでしょうが、あくまでフィクション部分あっても、あの映画の桐島さんは普段は真面目な大人しい人。良心の呵責にも夢で苦しんでたようですし青春あっても恋愛も諦める。ただ歌に癒し求めたような。あの今は殆ど残らない昭和の風景だすだけでもすごい苦労だったと思います。ポスターとかヤカンとか、バッチリでした。でも当時はある意味では、あの時代でも、DXと潔癖症すすんだ「今よりは」自由でもあると思いますが、実際はもっと汚くて煙草の煙がもうもうとしてたところで激しい議論とかもあったのだろうなや、商店街ももっとシャッターでなく賑やかだったのだろうなと思うと、良い悪い別として時代の移り変わり感じます。問題はあったけど発言しやすい、行動しやすい時代でもあったのだと、当時も万博とかの時代なんだと思いました。アパートの隣の人との、やりとりが、私も犯罪肯定はしてないが「なんか人間的」とは感じました。
今も万博、五輪の時代ですけど、私は今回は、今までポートピアとか花博とか昔の吹田の万博痕とかも楽しい遊園地のイメージで「行きたいが行く機会がない」でいかなかったことあっても、嫌悪感感じなかったですが今回は本当に、素晴らしいパビリオンやイベントあるの解ってても「もう二度とごめん」という思いが強いです。小さなトラブルはあるみたいだけど、桐島さんの時代なら、もっと大きいなんかありそうでそれはなかったから良かったと思いながら、イベントさえすれば、キラキラさえすれば無事おわれば、問題面総スルー?みたい気持ちも残り、そういった思いでテロは嫌いですから、ガス抜き程度で、ゲームしないけれど、グラディウスVの赤い目玉の細胞キャラと万博キャラ重ねて映像だけみてガス抜きしてます。サクラダファミリアの完成が話題ですが、子供の時、料理天国の合間のCMでキューピーさんや、サントリーロイヤルのCMで神秘的なCM多く魅かれたのですが、サントリー ローヤル ガウディ編で「時代を酔わせるのはいつも命」のCMが何故か浮かんで浮かんで、今の万博も「命輝くで」がテーマですから、カブリ面から、チラリとでる赤い目玉の精霊ぽいキャラがどうも万博のキャラに重ねてしまい。複雑な。でも手塚さんの火の鳥にみられる生命倫理とうような命というより、どうも輝くでもバイオ、火星、ISS生命実験とかそんなイメージばかり先行してしまって駄目です。私は非力だからそんな大それたことしないけれど、当時の人らは色々と政治的な他国の思惑も入ったりした人もいるのかもしれないけど、ターミネータのレジスタンスのような気持ちでそんな行為した人もいたのかなと浮かんでしまうような近年です。

Posted by 心の中の応援者 at 2025年07月27日 01:25 | 返信

文字とおり「戦後80年」を生き抜いてきました。
私が「明治維新の時代」を想像していたような感覚で、いまの若い人たちは「戦後80年」を眺めておられるのでしょうね。
私も空襲警報下、防空壕になんども逃げ込んだ体験があります。
ガザの幼い子どもたちが逃げ惑う気持ちは、多少とも分かります。
ここのコメント欄の「賑わいの世界」とは、まったくの別世界です。
「明治は遠くなり」と言っていた明治生まれの人たちの「嘆きのつぶやき」が、このごろ、やっと分かってきました。
消え去る時がやって来たのです!

Posted by 匿名 at 2025年07月27日 02:48 | 返信

2025年7月26日(土)の朝日新聞の夕刊に「霧島です」に至る道、想像ふくらませ。
俳優;毎熊克哉   *監督;高橋伴明    *脚本梶原阿貴
青春時代から最後まで、逃走劇だけでなく人間味描くと題して紹介されていました。
普段夕刊は読まないんですけど(避妊手術をして、片目を子供を産んだ雌猫に潰された白黒ちゃん)が「夕ご飯頂戴」と言ってきていたので、夕刊を読みながら餌をやっていました。
私達の時代は、交番に火炎瓶を投げ込んだ映画研究部の部長が、砂糖会社の社長になってるし、エミ子はエリート社員と結婚して、高級老人ホーム入りしているし、いろいろです。エミ子が「あの人は県立芦屋高校卒のエリートだから、お小遣いをせびりなさい」と言ったらしくてAが「10円貸してえ!50円貨して、100円貸して!」と言ってせびられた。その後20年~25経って、島根県の在来線に、乗っていたら、その10円せびっていた活動家が、ワゴンに「コーヒーや弁当」を積んで売りに来た。
私はテレビで彼が大菩薩峠で、警察に捕まったところの映像をみたので、目をつぶって寝たふりをしたのに、その活動家は2~30分私の傍に立ち尽くした。やっといなくなったと思ったら、連れのひとが「とっちゃんボーイみたいなのがじろじろみてたね?!」と言ったので「そうね!」と言いました。
昔読んだ高橋和巳著の「憂鬱なる党派」の小説の中では、昔の活動家仲間の女性がサラリーマン風の男性と結婚して、幸せそうに歩いているのを見て「幸せになってくれ」と心の中で祈ったと書いてあるのに、現実には、お小遣いはぶったくるし、いつまでも因縁をつけて立ち続けるし、何なんだろうと驚きます。
砂糖会社の社長になったのは、そもそも社長の息子だったんだ。
エミ子も自分は結婚して幸福になっているのに、私の事は「鍼灸師の免許なんか取って裏切り者だ」と言っているよと電話してくる友達もいます。私達は生まれてから死ぬまで競争相手だし、敵なんです。
教師は喜んでいました。私達が、絶望して毛婚もしていないし、子供も産んでいないを聞いて「愛国心が無い高齢女性」と言っています。
日本国家は直ぐに移民政策を取り入れます。競争させるのが国家の方針なんです。
学生運動の話は聞きたくもないし、労働運動もないでしょう。
長尾先生は、尼崎の長尾クリニックで20年近く、24時間働いたから、何かしら働いていないと気が済まないのでしょう。
とにかく「桐島です」は私とは何の関係もないどこかの国のお話です。
良い事もしなければ悪いこともしていないお話です。

Posted by にゃん にゃん at 2025年07月27日 02:53 | 返信

桐島です、もうあとわずかの日数しか上映されないんでしょうか? 8月は戦争関係が上映されるだろうからその後もしかすると何処かであるかも、とお聞きしたので、9月の一時帰国中に見れるかも、と期待しましたが阪神間でないと行けないので微妙ですね。

来年1月に公開予定の安楽死の映画は、1月23日からと聞いちゃったので帰国予定をあわせれるかも。ライブも東京が24日ということはきっと大阪でもその頃あるだろうと見込んでいます。1月にも帰る予定なので今から楽しみにしています。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2025年07月27日 03:01 | 返信

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