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男性の健康寿命は72歳

2025年08月23日(土)

人生80年、とよく言われる。

でも男性の健康寿命は72歳。

僕はあと5年でその年になる。

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健康寿命と暦寿命は、約10年の差がある。



男性の健康寿命は、72歳で

女性の健康寿命は、75歳。



平均寿命と健康寿命 男女とも最後の10年ほどは

他人からの助力が必要に→男性72.1歳、女性74.8歳

デイリー   →こちら



この記事をよく読み、各々、人生設計を考えておいた方がいい。


男性の平均は72歳だけど、健康寿命をいかに延ばすのか。



寝たきりにならず、自宅で「平穏死」 

健康寿命を延ばすために大切なこと

長尾和宏 著    →こちら



正直、私自身はそうなるとは思っていない。


無理ばかりしてきたので、そこまで行けるのかなあ。



毎年、「これが最後の高校野球かな」とか、

「これが最後のセミの鳴き声かな」とか、

「これが最後の初詣かな」なんて思っている。



あと5年かあ。



せいぜい、頑張って生きよう。




注射の影響で早世する人が多いので、

リアルタイムの健康寿命も平均寿命も短くなっているような気がする。


だから、人生70年、だと勝手に思っている。




80歳や90歳で元気な人もたくさんいる。


でも、50歳や60歳で旅立つ人も少なくない。


50で死んでも、100で死んでも、地球の歴史(46億年)

から見れば、なんの差もない、という思いから離れられない。




PS)

せめて健康寿命を超えた人が自ら希望する安楽死は、

法律で認められてもいいのでは、という意見がある。


また、若い人の自殺と

後期高齢者の自裁は意味が違う、という意見もある。



「安楽死特区」という映画は、そうした議論の土台になって欲しい。



「桐島です」は、新宿武蔵野館で、8週間も公開された。


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この記事へのコメント

先生、遅まきながら「桐島です」見てきました。
桐島です、じゃなくて「長尾です」ですね!
とっても良かったです。

Posted by 近藤奈央子 at 2025年08月22日 07:28 | 返信

寝たきりにならず、自宅で「平穏死」、リンクから購入しました。Kindle版。
アマゾンのそのページに、森田先生の、うらやましい孤独死という本が目に入り、こちらも同時に衝動買いしました。

並行して読み始めましたが、お二人とも町医者、つまりプライマリーケア医でいらっしゃいますが、それぞれのご著書は特徴が異なっていますね。長尾先生のはそのお人柄がそのまま現れているような繊細で丁寧で温かい感じの文章、いつもながら読んでいて癒されます。、一方森田先生のはどちらかといえば大胆、時に意表を突いてズバリと言い切られる書体にこちらも快感を覚えるという風で。

お二人のご本を読んでいて思ったのは、お二人ともお年寄り本人の意思を尊重することに全力を尽くそうとされている点。ともすれば本人でなく家族の意思が優先されがちな現代の状況に必死で挑んでいるように見える。

この2冊はどう生きてどう死ぬべきかを考えた事のない人にこそ読んで欲しいと思いました。2つとも購入しても電子版なら合計で五百円かかりません。チャンスですね。

Posted by Yoko Oda Thapa at 2025年08月24日 02:48 | 返信

かずくん、おはようございます。


空が陰り雨粒が落ちて
冷たい感触が優しく叩く
鳥が飛んできて枝に留まれば
柔らかな羽毛と歌語りが始まる
蟻の行進
蝉と甲虫達の飛来
蜥蜴のくすぐり
蜘蛛の隠れ家
稀に人がやってきて
見上げていく
四方八方の彼方
青空に向けて
無数の手を広げて
天から落ちる星を
いつでも受けとめる


右とか左とか、身体方向感覚に纏わる政治的な表現があるのですが、以前から不思議だなあ…と思っているのが、ど個々人でものすごく真面目な極右、極左の方々というのは、一周回って何故か意見が一致し仲良しになっている例があります。
でも考えてみたら、「社会を良くしたい」という目的と方向性が同じであれば、全てに置いて異なるというはずがあり得ない。だから真剣に考えて異なる立場の情報も多く取り入れて、思考を練り上げていけば、身体の末端である「目に見える」枝葉の思考ではなくて、多くの思考を支える『体幹』という幹に行き着くはずです。
末端の些細な在り方にこだわれば拘る程、バランスは崩れて幹は傾き体幹は崩壊する。
その様相は、他人からはあからさまに見えるけえど、自分では全く見えないから、「指摘されるまで」は全く気が付く事ができません。
「差別」とよばれるものも、誰かに指摘されないと絶対に気がつけないものだと私は思っていて、誰かが教えてくれるものを待っているしか無いのかな、なんて考えています。
枝葉という指先を見れば、自分の身体の全てを把握出来るなんていうのは、生きていくには傲慢な姿勢だと思う。

でも、『自己の同一性』を保つために、ある時点で統合性を無意識に取り始めて、「嘘」を必要とし始めます。
その際に自分の「キャラ設定」が余り強いと、どんどん現実の社会、そして自身の身体性から乖離し始めて、「見た目はすごく説得力があるのだけど、肉体を失った虚像」というのが生まれてしまう。
エンタメはそこを逆手に取ったビジネスだと思うのですが、現実の世界では、個人や他人の肉体に虚像を埋め込もうとすると大変な事になります。
だって相手に自分の肉体を捨てろと暗に脅迫するようなものですから。


だけど、右とか左とかは、「右らしく」「左らしく」の自己同一性を保とうとする思い込みのせいで、どんどん個人のキャラクター化が進んで肉体を腐敗させ、幹を切り倒された後の大量の枝葉で持って、「これは自分なんだ」と自己主張しているものが、今は多すぎます。

それは何も政治に限ったことではありません。自分の「キャラクター」に拘って、崩されるのを恐れれば恐る程、言語に侵食されていく。
そしてその正当性を主張するために、言葉を振りまいて嘘を感染させてしまう。
だから何ひとつ「本当のありのままの事実」を受け止める感性が無いまま、幹から腐り果てていく。


言葉の本質が嘘であれば、時々肉体を探し求める旅に出て、事実を確認して他人に指摘してもらって、自分の肉体の感受性と身体性を取り戻さないといけないのだなあ…と、今この時代の問題として感じます。


成熟というのは、「何をしないか」の選択と実行能力だと思います。

それが可能であればあるほど、次のステージにいける。世界はそういう仕組みになっている。
だから時々、どんな生まれの人間であっても全ては平等なのかな、なんて感じます。


『桐島です』予想以上のロングラン上映、おめでとうございました。そしてお疲れ様です。
またかずくんが次のステージに向かう事が出来ますように、お祈りいたします。


地元の野球を応援して下さったみなさんにも、心よりお礼申し上げます(笑)
本当にありがとうございました。


今日も、応援しています。

Posted by 白夢 at 2025年08月24日 09:19 | 返信

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