「熊を殺すのは可哀そう」なんて言おうもんなら

「自分事じゃないからそんなこと言えるんだ！」

と、批難ごうごうで、大炎上する。

でも僕はどうも、"はぐれ子グマ"と自分自身を

重ねて見てしまう、というヘンな癖がある。

母親から「冬眠」を教わる前にはぐれてしまったので、

冬眠することも知らずに、餌を求めて人里に出てくる。

その結果、死ぬことになる。

切ないね。

殺さずにどこかの小さな無人島に移したらどうなるのか？

非人道的な重い罪を犯した人を、その島に収監したら・・・

それを聞いただけで犯罪抑止になったりして。

冗談、冗談です。

上野動物園から連れ去られる予定のパンダのニュースを見る度に、

ト殺される"離れ子グマ"を思い出してしまう自分は、おかしいのか？

よく、「熊を安楽死させた」とか「馬を安楽死させた」

なんて表現を見かけるけど、日本語が完全に間違ってる。

「ト殺した」とか「殺した」と言うべきではないのか。

そうでないと、映画「安楽死特区」がおかしくなるじゃないか。

すみません。ショーむない話で。

PS)

昨日は、大阪で終日、俳優の毎熊克哉さんと

映画「安楽死特区」の取材を受けていました。

メデイアのインタビューの中でも必ず、

「馬を安楽死させる」と言う人がいる。

「その馬が自分を殺してくれって言ったんかい？」と突っ込みを

入れたくなるけども、グッと我慢して、言わないようにしている。

今日は名古屋で、また終日、いろんなメデイアの取材を受ける。

１２：３０からCBCラジオの「きく、ラジオ」に生出演する。

なにかと忙しくなってきた年末。