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危機一髪
2015年04月07日(火)
大変不本意ながら、忙しさで目が回りそうな日々になってしまっている。
仕事量は年々うなぎ登りで、真面目にやると3日で過労死しそうな予感が
するので、できるだけ頑張らないように心掛けてはいるのだが・・・
仕事量は年々うなぎ登りで、真面目にやると3日で過労死しそうな予感が
するので、できるだけ頑張らないように心掛けてはいるのだが・・・
年が明けて、はや在宅看取り数が25人になった。
この調子でいくと例年どうり、年間100人ペース。
全在宅患者さんのファーストコールを24時間365日、取っているので
昼も夜も休みなしで、コマネズミのように働いている。(おそらく世界一だと確信)
看取りばかりしているのではなく、たまには人を助けている。
実は、今夜も一人の方の命を助けた!
夜の往診を全て終えて家に帰ろうとした時、携帯電話が鳴った。
四肢麻痺でまったく動けけない在宅患者さんのヘルパーさんから。
どうやら嘔吐して気分が相当悪いとのこと。
フルスピードで車を飛ばして自宅に到着した瞬間に目が点に。
下顎呼吸で、もう呼吸が止まる寸前だった。
ただちに救急隊を要請して、ヘルパーさんに頼んでご家族にも連絡した。
救急車に同乗して、救急隊員と救命処置をしながら病院に搬送。
こうして時々は救急車に乗る運命にあるが、何故かいつも助かるケースばかり。
私は、蘇生処置の日本記録も持っている。(未公認だが)→こちら
人を生き返らせることには、歳を取ってもついつい頑張ってしまう。
どうやら夕食を嘔吐して、それで窒息した模様。
息を吹き返してくれて本当に良かった。
救命処置の患者さんが少し落ち着いたのでようやく自宅に帰れた。
自宅に滞在するする時間が、ほとんど無くなってきた。
先日は、夜中に、クリニックと4往復もした。
今夜は、危機一髪を乗り超えて、ちゃんとその日のうちに家に帰れた。
それにしても、私の到着があと10分遅れていたら、死んでいた・・・・
ヘルパーさんは、そこまで重症とは思っていなかったようだが、私はピン!ときた。
こんな時、介護と医療の連携という言葉の意味を噛みしめることになる。
病院での窒息の処置をしばらく眺めていた。
気管支ファイバーで、食物残さを吸引するのだ!
非がんの在宅患者さんには、本当の”急変”がある。
命を助けなければいけない”急変”には、何をさておき全力を尽くさねばならぬ。
今夜は、いい仕事ができた。
さあ、これから食事しながら、メールへの返信だ。
そんなわけで、毎日、講演依頼を断ってばかりですが、どうか失礼を許してください。
現在、来年の秋以降なら少しお受け出来るかもしれない、という状況です。
この調子でいくと例年どうり、年間100人ペース。
全在宅患者さんのファーストコールを24時間365日、取っているので
昼も夜も休みなしで、コマネズミのように働いている。(おそらく世界一だと確信)
看取りばかりしているのではなく、たまには人を助けている。
実は、今夜も一人の方の命を助けた!
夜の往診を全て終えて家に帰ろうとした時、携帯電話が鳴った。
四肢麻痺でまったく動けけない在宅患者さんのヘルパーさんから。
どうやら嘔吐して気分が相当悪いとのこと。
フルスピードで車を飛ばして自宅に到着した瞬間に目が点に。
下顎呼吸で、もう呼吸が止まる寸前だった。
ただちに救急隊を要請して、ヘルパーさんに頼んでご家族にも連絡した。
救急車に同乗して、救急隊員と救命処置をしながら病院に搬送。
こうして時々は救急車に乗る運命にあるが、何故かいつも助かるケースばかり。
私は、蘇生処置の日本記録も持っている。(未公認だが)→こちら
人を生き返らせることには、歳を取ってもついつい頑張ってしまう。
どうやら夕食を嘔吐して、それで窒息した模様。
息を吹き返してくれて本当に良かった。
救命処置の患者さんが少し落ち着いたのでようやく自宅に帰れた。
自宅に滞在するする時間が、ほとんど無くなってきた。
先日は、夜中に、クリニックと4往復もした。
今夜は、危機一髪を乗り超えて、ちゃんとその日のうちに家に帰れた。
それにしても、私の到着があと10分遅れていたら、死んでいた・・・・
ヘルパーさんは、そこまで重症とは思っていなかったようだが、私はピン!ときた。
こんな時、介護と医療の連携という言葉の意味を噛みしめることになる。
病院での窒息の処置をしばらく眺めていた。
気管支ファイバーで、食物残さを吸引するのだ!
非がんの在宅患者さんには、本当の”急変”がある。
命を助けなければいけない”急変”には、何をさておき全力を尽くさねばならぬ。
今夜は、いい仕事ができた。
さあ、これから食事しながら、メールへの返信だ。
そんなわけで、毎日、講演依頼を断ってばかりですが、どうか失礼を許してください。
現在、来年の秋以降なら少しお受け出来るかもしれない、という状況です。
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この記事へのコメント
四肢麻痺の方が、ご家族と同居もせず、施設にも入らず独居でいらっしゃるのも驚きです。
それが、嘔吐して、咽喉に詰まって危機一髪でヘルパーの知らせで、長尾先生が、命を救ったなんて、ヘルパーさんと長尾先生が居なかったら、死んでいたはずですね。
在宅介護も、優秀なへるぱーさんとお医者さんが居てこそなりたつのですね。
ヘルパーさんと、お医者さんが居なかったらどうなるの???。
四肢麻痺の患者さんは、万が一のときは死んでも、施設より在宅の方が良いと思っているのでしょうね。
Posted by 匿名 at 2015年04月08日 04:01 | 返信
初めまして。長尾先生のような方に将来看取ってもらいたくて、勉強しなければと先生の本を何冊も読みました。先生の話は勉強より何より、とにかく面白くて大好きです。アピタルの記事を1番目にさかのぼって読みつつ毎日の新着記事もとても楽しみです。先生の語り口しか読み続けられないので、私のような者が言うのはとってもオカシイですが、どうぞ無理し過ぎないでください。
5月末に、先生が私の住む街に講演に来て下さることを知り、嬉しくてメールしてしまいました。お忙しくてたまらないのに本当にありがとうございます。
母を誘って伺います。心から楽しみにしています。
ごめんなさい。下手な文で恥ずかしいです(泣)
Posted by nana at 2015年04月08日 10:41 | 返信
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