小山さんによる、こぶし園という特養の解体の話はあまりにも有名なので、
知っている人も多いだろう。

小山さんの活動はＨＰ上に残っている。→こちら

あるいは、１年前のこのブログ上にも。→こちら

山の上の特養を解体した。
１００名の入所者がをそれぞれの地域で住めるようにした。

サテライト特養には、必ずショートステイのサポートサービスを付けた。
「特養解体」って、凄くないですか。

小山さんの遺志は、吉井靖子さん（こぶし園総合施設長）らに受け継がれている。
現在は、ＩＣＴを活用した２４時間見守りシステムを構築してトップを走っている。

総じて新潟県は、地域包括ケアに対する医師の意識も高い。
「長岡在宅フェニックスネットワーク」が、昨年１０月から運用されている。

１８診療所と１２訪問看護ステーションで、２０８例の登録がされている。
今後は、特養入所者も含めた２０００人単位の連携を目指しているという。

もちろん歯科医・衛生士、薬剤師、栄養士、ケアマネ、行政なども含めた
巨大なネットワークを構築することを目指している。

ここでも、タブレットを用いた情報共有が鍵である。
すべて小山さんの業績であろう。

長岡モデルを多くの人に知って欲しい。
そして、いいち包括ケアシステムで２０２５年問題を乗り切って欲しい。

次は、精神病院解体ではないのか。
ねえ、小山さん。

でも小山さん、ありがとうございます。
御苦労さまでした。

亡くなられてはや１年になりますが、安らかに眠ってください。