ある学会場には、用事でたった５０分しかいられないのだが、
その間に、誰でもいいから大阪の訪問看護師さんに会いたかった。

「神戸セミナー２０１６」のチラシを託したいから。
コーヒーを飲んでいると目の前に、知らない２人が向こうから挨拶してきた。

なんと探していたのにピッタリの、大阪の親切な人だった。
おまけにその２人の院長先生にまで出会えて、チラシ配りを手伝ってくれることに。

まあ、この程度は別に偶然でもなんでもない。

７月１５日に和歌山県大島のトルコ記念館を見学して（→こちら）
翌日にこのブログにそれを書いたら、その数時間後にクーデターが起こった！


昨日、新幹線の中であるトンデモ事件がネットやテレビに流れていた。
可哀そうな当事者の住所は、ついさっきまで自分が居た場所だった。

新大阪での会議を終えて、駅の通路で友人と立ち話をしていたら、
なんとその当事者の両親が私を見つけて近寄ってきて、泣きだした！

１回しか会ったことの無い人だが、向こうは私の顔を覚えていたのだ。
その人のことを考えると、その人（この場合は両親）が現れたのだ。


その３分後、今度はある有名人に「今日、講演依頼のメールをしなきゃ」
と思っていたら、なんとそのご当人が私の目の前にヒョコヒョコ現れたのだ。

夕方の新大阪駅の構内で、自分の頭に浮かんでいた人がたて続けに
いきなり目の前に現れるなんて、とっても不思議なことだ。

それもなんの関係もない２人が続けて・・・
この広い日本で、ふと頭に人が目の前に現れるということが時々ある。

そして今夜。

昼に薬剤師さんへの講演の中で、ある看護師さん（末期がんで在宅でお看取りした）の
お話を、今日はなぜか、動画も使いかなりの時間をかけてした。

その後、いつもの月曜日と同様、深夜まで訪問診療や往診で右往左往していた。
するとある暗闇で、犬を散歩させている男性からいきなり声をかけられてビックリ！

なんとその人はお昼に話した看護師さん（故人）の旦那さんだったのだ。
５年ぶりの再会でしかもその人の自宅とはまあまあ離れている場所でのこと。

真っ暗な夜道で、久しぶりに講演で触れた故人の夫に声をかけられるとは・・・
これまた、さすがに驚いた。

この世は見えない糸でつながれて、見えない力にあやつられている！？

そんなこと（当たり前かもしれないが）をつくずく感じた２日間だった。