講演時間は４５分と短いが、その後の質疑応答がハイレベル。
沢山のいい質問についつい興奮して、いろんなことを喋った。

ここまで話したのは、１０００回以上講演してきて初めてだった。
テレビやブログでは絶対に言えないことを存分に話させて頂いた。

石川県の人たちはとても真面目なのでなかなか笑ってくれない。
しかし今日はこれまでの金沢の中で一番笑ってもらったと思う。

マスコミの人も聞いていたので何か記事になるのだろうか。
超過激な部分はカットしてほしい。

実は日本ケマネ学会も今日から金沢駅前で開催されていた。
駅に案内板を持ったケアマネさんが立っていたので知った。

ケアマネさんが今後の在宅療養の鍵を握るので、大切な職種だ。
この金沢に全国から１０００人のケアマネさんが集まっていた。

日本ケアマネ協会の副会長２人と県の会長さんや
介護給付費分科会の委員さんや事務局長さんにご挨拶。

本当は、ケアマネさんに伝えたいことが山ほどあるのだが、
今日は呼ばれていないので、名刺交換だけで失礼した。

医者とケアマネが良い連携ができれば、患者さんが幸せになる。


しかし８月１６日に何気なく書いた「ケアマネが主治医通さず入院依頼」
という記事に、本ブログ最高の５３８本のいいねクリックが押されている。→こちら

これはどういうことか？？
そんなケアマネが多いのか。賛同する医師が多いのか？

もしそうなら、こんな話題から話をしないといい連携は始まらない。
このブログを読んでいる市民も不安になるのではないか。

頑張って良いケアマネジメントだけでなくＡＣＰの同伴者になって欲しい。
尼崎ケアマネ協会の会長は当院のケママネだし、今週は尼から連携の会で話したばかり。

電車の中でも講演中も携帯電話がバンバン鳴る。
昨日から１０数回、電話対応しながらの出張だ。

明日も（今日だった）、朝一から往診や訪問診療を回ってから
午後から記念すべき第１回関西認知症治療研究会が開催される。

打ち合わせ、司会、コーデイネーター、懇親会とその２次会と目いっぱい。

なんと参加者は２５０人くらいになりそう。
懇親会は８０名をこ超えている。

関西の認知症も明日を契機に大きく変わりそうな予感だ。
そんな意気込みが金沢での質疑応答中に出ていしまった。

夏休みが無い夏休み最後の日曜日。
せめて、みなさまとお喋りしたい。

ああ、こうして５０代最後の夏が終わる。
悲しいけど、寂しいけど、　仕方が無い。