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またも訪問マッサージ・・・

2016年10月20日(木)

世の中には真面目にやっている人もいれば、そうでない人もいるので
1人の悪い人を書くと、善い人まで批難される可能性がある。
だからあまり書きたくはないのだが、またも訪問マッサージの話に・・・
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以下、ずば抜けていいねクリック数が多い訪問マッサージの過去記事を2つ。

「いきなり訪問マッサージを勧める主任ケアマネ」 →こちら
いいねクリック数 408

「国民皆保険制度の末期症状」 → こちら
いいねクリック数 1359 これは過去最高!

ということで、本当のことをもうひとつ書いておこう。


足腰が痛み、歩けなくなったある高齢者の在宅医療を担当することになった。

はじめて訪問すると、すでに2年前から訪問マッサージが週2回入っていた。
机の上に、訪問マッサージの領収書が置いてあった。

そして、なんと・・・

月8回しか来ていないのに、19回来たことにして、保険請求していた!

これが2016年4月分と5月分の領収書である。 → こちら
(個人情報はすべて消してある)

これを2年間も続けているのだ。

つまり、この人だけでも、月5万円X12X2=120万円の不正請求である。

しかも月8000円余の自己負担金を、毎月2000円にまけ続けているという。

患者さんは安いので喜んでいるが、まけることも犯罪である。


これは、不正請求(割増請求)と自己負担金を徴収しない、2重の罪である。
もし医師であれば、即刻、医業停止(おそらく年単位)になるくらいやってはいけないことである。

しかしこの訪問マッサージは、なぜか当局につかまらない。
誰が見ても不自然であるが、つかまらないのだ。

正直言って、やりたい放題。

なぜか?

自民党への多額の政治献金により、彼らは守られているのだ。
だから安心して不正請求し放題だ。


「世の中そんなもんだよ」
「いいじゃない、訪問マッサージくらい」
「安くしてもらって、何が悪いのか」
「医者のくせに、細かいことにうるさいな」
「不正請求をしない真面目な訪問マッサージもいるのに」
そんな声が聞こえてきそうだ。

私も見て見ぬふりをしてきたがこのような患者さんの場合、
患者さんへの説明にとても時間がかかるし、とてもくなる。


結局、困るのは患者さんになるのであるが、その訪問マッサージは、
そんなことはどうでもいいのだろう。

全国各地の地方議員さんの領収書不正は大きく報道されているが、
訪問マッサージの不正が報道されることは無い。

以前、勝谷誠彦氏が、「ムーブ」という夕方の人気TV番組でこうした問題に触れたのだが、
その途端に、彼は番組を降板になり、番組も急遽終了したという、コワーい世界なのである。

だから、もうこれ以上は書かないほうが身の安全だ。

私も同様なことになると困るので、この記事もすぐに(数日後)消去することになるだろう。

だから「そうだ!」と思う医療・介護関係者は、いいねクリックを押してみて欲しい。

厚労省やマスコミは、そのクリック数で、現実がどうなっているのかを想像して欲しい。

しかしこんな犯罪が常態化して、しかも取り締まる側もお咎め無し、
という現実だけは、期間限定ではあるが、しっかり指摘しておきたい。

もちろん、真面目で不正を働かない訪問マッサージもたくさんいる。
しかし不正をする訪問マッサージや柔道整復師がいて、医師と違い、取り締まりが無いのだ。

そして繰り返になるが、この問題で困るのは、患者さん自身なのである。

 

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※本ブログは転載・引用を固くお断りいたします。

この記事へのコメント

私が思うには、その患者さんとご家族が「訪問マッサージをしてほしい」のか「足腰が痛くて、歩けない状態を治療してほしいのか」をハッキリして欲しいと思います。
「足腰の痛みも取れなくて良い。歩けなくて良い」と言うのなら、いつまでも、詐欺師の様な訪問マッサージ師を頼んで、お医者さんは断るしかないと思います。
患者さんとご家族がしっかり考えないと、いずれ患者さんも寝たきりになって死ぬしかないと思います。

Posted by 匿名 at 2016年10月20日 06:19 | 返信

>月8回しか来ていないのに、19回来たことにして、保険請求している。
>2016年4月分と5月分の領収書 → こちら
添付の領収証を見たいと思ったけれど、朝日新聞 の検閲ですか? 見えなくなっていて、残念!

Posted by もも at 2016年10月20日 10:46 | 返信

>医療保険での訪問マッサージが入っているので、私たちは膝や腰の治療(投薬や湿布など)が、行えないのだ。

医療保険のマッサージを使用している場合でも、医療機関が当該部位に行った診療行為は医療保険で請求来ます。
医療保険と併用できないのは「はり」「きゅう」です。

Posted by フナ氏 at 2016年10月20日 12:40 | 返信

長尾先生、毎日のお仕事お疲れ様です。
うちの主人は訪問マッサージ師です。
昨今の柔道整復師の問題で、不正することなくやっておりましたが、整骨院ではとてもやっていけなくなり閉店し、訪問マッサージのみで営業しております。
マッサージ依頼があり、保険請求が出来なかった場合は
せっかく依頼してくれたのだからと、考えられないくらいの安い金額でも
訪問しております。

色々なマッサージ師がいるようですが、うちのように真面目に
人の真理の道を全うしている者がいる、
そしてそれを支えている看護師の妻、家族がいることをお忘れにならないで頂きたいです。

Posted by 匿名希望 at 2016年10月21日 05:51 | 返信


マッサージ不正請求9億円

高齢者の保険食い物に
2016/10/25 18:0910/25 18:10updated
画像
マッサージ、はり・きゅう療養費の主な不正・不適切事例

 高齢者向けが大半を占めるマッサージ、はり・きゅう治療で、施術者が回数や訪問距離を水増しするなどして、75歳以上が加入する健康保険に療養費(治療費)を不正・不適切に請求し、返還を求められたケースが2011年度からの5年半で約4万8千件、約9億円に上ることが25日、共同通信の調査で分かった。

 あん摩マッサージ指圧師やはり師、きゅう師は国家資格で、筋肉のまひや神経痛などの施術は、医師の同意があれば健康保険の対象となる。75歳以上の療養費は患者負担(原則1割)のほか、現役世代を含む保険料と税金で賄われており、不正な事業者の食い物になっている形だ。

Posted by 匿名 at 2016年12月01日 01:23 | 返信

マッサージ、はり・きゅう治療で 厚労省、初全国調査へ 後期高齢者医療広域連合対象に

毎日新聞2016年11月6日 東京朝刊
医療
 健康保険を使ったマッサージ、はり・きゅう治療で療養費の不正請求が相次いでいる問題を受け、厚生労働省は、75歳以上が加入する47都道府県の後期高齢者医療広域連合を対象に不正請求の額や事例について調査することを決めた。厚労省によると、マッサージ、はり・きゅうの療養費を巡る不正で国が全国調査するのは初めてとみられる。
.

ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161106/ddm/016/040/018000c#csidx33a55452ed880d4a3ba448a4e8fad9c
Copyright 毎日新聞

Posted by 匿名 at 2016年12月13日 10:08 | 返信

>しかしこの訪問マッサージは、なぜか当局につかまらない。
誰が見ても不自然であるが、つかまらないのだ。
正直言って、やりたい放題。
なぜか?
自民党への多額の政治献金により、彼らは守られているのだ。
だから安心して不正請求し放題だ。

↑しっかり返還請求されています。
取り締まりはあります。
また保険での治療が5年間できなくなります。

長尾先生の病院で治療が受けたいが、保険は一切使えませんとなったら
その患者さんは長尾先生の治療を受けることが難しくなると思います。

必要なのは本当に同意書が必要な人を見極めて同意書を書くことではないのでしょうか。
 

Posted by 匿名 at 2017年04月22日 09:35 | 返信

まるで患者を食い物にする偽善者 麻痺拘縮のみで…
そもそもマッサージに往診の必然性、施術の必要性経過も確認せずに同意する
医師も、いかがなものか 義理人情だけではね 慰安ではないはずです


Posted by 匿名 at 2017年10月25日 12:11 | 返信

医者も不正請求多いですよね!
まずはそこからじゃないっすか!

Posted by 匿名 at 2017年12月28日 08:27 | 返信

あまり知られていないのですが柔整「柔道整復」の
「柔道整復療養費」と「あん摩マッサージ指圧、はり・きゅう療養費」の「あはき療養費」は、請求システム
が違うのです。
接骨院は、診療所や調剤薬局と同じように「近畿厚生局」が行政処分など監督権限がありますが、
「あはき療養費」は行政処分を行える監督庁が存在し
ないのです。
ただ保険者(後期高齢者、協会けんぽ」などが独自に5年間は療養費の代理受領の取扱いができない等を通知
できます。
ですから不正がバレるまで稼ぎます。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000156853.pdf

Posted by 匿名 at 2018年01月04日 12:26 | 返信

鍼灸師会の中に骨接ぎさんが沢山入り込んでいます。鍼灸師会の中でもエリートなんだそうです。
戦前に、沢田健という骨接ぎ兼鍼灸師が鍼灸師の代田文誌先生の師匠だったという事があるというので、鍼灸師の「師匠」なんだそうです。
鍼灸師会が介護保険に入らなかったのも、その骨接ぎ先生が、活躍したからではないかと疑っています。
鍼灸師が介護保険に入って、マッサージ師のようになってそこそこ収入があれば、鍼灸師は骨接ぎの免許なんか取らないからです。
鍼灸師が骨接ぎの免許を取れば保険で鍼灸治療ができるそうです。
骨接ぎ鍼灸学校が、鍼灸師にぜひ骨接ぎ免許を取らすように、介護保険に入れないように拒否させたのではないかと思います。
現代の沢田健もどきの骨接ぎ鍼灸師は、鍼灸師会で指導的地位を確保しています。
介護保険に入りたくないと明言した鍼灸師なんて見た事も聞いたこともありません。

Posted by 匿名 at 2018年01月05日 07:26 | 返信

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