まさか、この人の訃報を書くとは思わなかった。

優秀な後輩医師が続々と旅立ち、残されていく。

長純一先生、どうか、安らかにお眠り下さい。

剛先生がいなくなったことが信じられない。

「ピンコロ劇団」は主役を失い、茫然自失。

今はただ、彼に感謝の言葉しか浮かばない。

当院においても新規陽性者は20名前後で高止まり。

春はすぐそこに来ているはずなのに雪が舞い寒い。

まあ、まだ2月だから仕方が無いか。早く終われ！

末期がんの在宅医療期間は、平均1ケ月半。

1週間もあれば6ケ月もあるなかの平均だ。

なかには、1日以内の在宅医療もあります。

コロナ禍以降、300人以上の方を自宅でお看取りした。

もちろん、コロナで看取った方は、ひとりもいない。

正直言って、コロナよりも在宅緩和ケアの方に必死。

昨夜のNHKスペシャルは、医療崩壊の検証だった。

厚労省や日本医師会を取材していたが本質は不明。

結局、内容があまり無かったので大変残念だった。

今日一日だけでも、４軒でお看取りの説明をした。

すべて末期がんの家族であるが皆さん驚愕し、涙。

在宅の末期がんは、「準ピンピンコロリ」である。

日本医事新報3月号の連載は、「震災も

パンデミックも出向く医療で」で書いた。

全国の在宅医が各々の地域で頑張ってる。