コロナ禍で自宅に帰ってくる末期がんの患者さんが増えている。

病院では家族と面会できない、死に目に会えない、などの理由。

しかし、それにしても管だらけの患者さんが多いこと、呆れる。

昨日、「痛くない死に方」の完成披露試写会のあと、

監督と俳優さんの舞台挨拶があり、大盛況であった。

僕は仕事があったので、東京に行けなかったけどね。

「痛くない死に方」のロードショー館の知らせが届いた。

約６０ケ所（最終的には70～80ケ所位）で、やるそうだ。

2月後半から3月、コロナが収まってきたら観てください。

この2～3年、肺がんが本当に多い、と感じる。

「ええ？この人も？」という位、増えている。

もちろん、非喫煙者の腺がんのことである。

病床が逼迫している病院関係者は必死だ。

一方、大騒ぎする若者やGoToの大人たち。

このギャップってなんだろうね。

末期がんで余命数日の患者さんの家を、訪問した。

するとヘルパーさんがいて一人でパニクッていた。

いつからヘルパーがバイタル測定職になったのか。

毎日、がんを見つけ、がんを診て

がん患者さんを見送っている立場。

がんは最もありふれた病気だから。