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気仙沼市唐桑半島「つなかん」
2023年03月11日(土)
あの日から12年が経過した。
鎮魂と復興を忘れていない。
毎年、この日はそう書いた。
5万人もの方が、あっという間に命を失った。
12年後には、ワクチンで同じ数の人が殺されたけど。
12年前は天災で、12年後は人災。
鎮魂
復興
防災
ワクチンよりもずっと大切なことがたくさんある。
「ただいま、つなかん」→こちら
という映画を観た。
宮城県気仙沼市唐桑半島にある民宿「つなかん」の物語。
10年以上のドキュメンタリー。
いい映画だ。
悲しい記憶を生きる糧に昇華させている菅野和享さんと一代さん夫妻。
学生ボランテイアの拠点から物語は始まる・・・
僕もボランテイアで被災三県を回った。
「無常素描」という映画も造った。
「共震ドクター 阪神そして東北」という本も書いた。
本の印税はすべて相馬市の震災孤児にすべて寄付してきた。
過去12年間の3.11を、このブログで振り返ってみた。
2011年の3.11 →こちら
震災関係で、何十本も書いている。→こちら
5月は気仙沼にいた。 →これも
5月1日の気仙沼はこんな感じかな。→これも
2012年の3.11 →こちら
→これも
→これも
2013年の3.11 →こちら
2014年の3.11 →こちら
2015年の3.11 →こちら
2016年の3.11 →こちら
2017年の3.11 →こちら
2018年の3.11 →こちら
2019年の3.11 →こちら
2020年の3.11 →こちら
2021年の3.11 →こちら
2022年の3.11 →こちら
はじめて違うタイトルで書いたけど追伸でちゃんと書いている。
気仙沼市の大島にはいろんな思い出がある。
島にたった一人しかいない訪問看護師さんと訪問診療した様子は、
映画「無常素描」に描かれている。あの人は元気でやっているのか。
その時に「唐桑地区が大変なことになっている」という話を聞いた。
震災当時は、道が無くて、唐桑地区に行くことができなかった。
僕のボランテイアの拠点は、中心地にある「ホテル望洋」だった。
被災3県のなかで唯一、回れなかった唐桑地区の映画が
12年目に公開された記録映画「ただいま、つなかん」だ。
ここに行ってみた、と思った。
この映画を観ながら、12年前に話した仮設住宅の方や
ボランテイアなどのいろんな方の顔が頭に蘇ってきた。
今日は、亡くなられた方のご冥福と
被災された皆様の幸せをお祈りします。
きっと、12年前に被災三県でお会いした多くの方々の誰かが
このブログを読んでくれているかも、なんて想像をしている。
PS)
このブログは僕の日記にすぎない
忘備録
生きてきた証
老化のプロセス
エネルギーが年々に低下してるのがよく分かる。
3.11という特別な日の定点観測日記。
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この記事へのコメント
長尾先生。こんばんは。
確かに先生が3月11日に震災の事について触れていない年はなかった気がします。
〈このブログは僕の日記にすぎない。忘備録。生きてきた証。老化のプロセス。
エネルギーが年々に低下してるのがよく分かる。3.11という特別な日の定点観測日記。
そうですね。認知症の事で調べたいことがあって数年前の先生のブログを読み返していたら
穏やかな先生のブログが出て来ました。こんな時もあったなと思って読み返しました。
「ただいま、つなかん」も見てみようと思います。明日はみんなで3月11日に思いをはせましょう。
今日もお疲れさまでした🐾
Posted by うし🐮 🐾🐾さん at 2023年03月11日 12:42 | 返信
先生おはようございます😊
東日本の日は覚えています。
あれから12年なんだあっと言う間に時間は過ぎますね。
テレビで津波の惨状を観て津波の恐ろしさを目の当たりにしました。
津波って怖い。。ゾッとしました。
私たち日本人は大なり小なり地震を日常から経験しているので変に地震慣れしていますよね。
"これ位の地震なら逃げなくて大丈夫"
その判断が命の明暗を分けました。
"津波でんでんこ"
家族がバラバラの場所にいてもまず自分の身。
とにかくバラバラに逃げろ。
昔の人の地震に対する言い伝え。
私は思います。
誰かが逃げよう!!そう声に出しても日本人は周りが逃げてないから私も逃げないと同調圧力がかかるのかなと。
それは恐ろしい事です。
誰も逃げなくても一人でも山に逃げる個人の判断で動けるように緊急時に
同調圧力がかからないようにするべき。
確か一つの小学校で一人の児童が山に逃げようと声を上げたが大多数が逃げなくても大丈夫と判断し逃げずにいたら職員と児童の大半が飲み込まれ死亡したと聞きました。
少数派でもその子の話に耳を傾ける大切さを感じます。
今日は起こった時間に黙祷します。
先生1日頑張ってください😊
Posted by かおなし at 2023年03月11日 05:08 | 返信
長尾先生いつもありがとうございます。心から応援しています。さっとですが12年間の3月11日の記事を一つ一つ読みました。無情素描のDVDがあれば見たい。共震ドクターは読んでみます。被災地にボランティアも何も行ってない身なので、長尾先生は優しくて立派な先生です。犠牲者を悼んで花とお線香とお供え物はするんです。3月11日の花を買うときはいつも憑依されたように、犠牲者の生前の息づかいを感じ涙が滲んでくる。突然ですが長尾先生みたいな先生は好きです。スマートな印象です。体型ではなくて。有難い事が今の時代を経てはっきりわかる。有難い事が分かりやすい時代が来ました。所で岸田さんが、WBCで始球式してましたね、昨日。政治も野球も詳しくは知らないけど世界のANGEL谷翔平選手達と共演して、徳を頂いてきっしーずる良いなと思った。所でコロ以外にも大切な事沢山あります。枠と後遺症の因果関係が追えないと良心に背いたお金の問題が無限にループしてる感が、良心に背いた付けの闇をどうにか照らして、解消しなきゃこのまま人類は滅亡しちゃうのかも知れ無いことに気付いたり。身近な事では夜中のサイレンを聴きながらぬくぬくお布団で寝てる私もサイレンを聴いて眠りながらも遠くの知らない誰かを心配しているものです。今日は犠牲者の被災者の方々に思いを寄せる日にします。
Posted by 匿名 会社員 女性 at 2023年03月11日 06:16 | 返信
昨日東中野ポレポレで、「ただいま、つなかん」観てきたところです。監督も登壇されました。それでも前へと進む一代さん 若い女子達のパワーが印象的でした。
Posted by nibiiro at 2023年03月11日 07:49 | 返信
3.11から12年。政府が「GX脱炭素電源法案」なるものを閣議決定し、今国会で強行採決しようとくわだてています。中身は原発の運転期間延長・巨大原発推進いがいのなにものでもありません。12年前の「福島の教訓」は忘れ去られ、東電や政府の責任はうやむやにされ、「安全神話」でふたたび国民を愚弄しようとするものです。
「MRNAワクチン」を批判している人たちが無関心を決めこんでいることが不思議でなりません。プーチンはウクライナの原発に照準を定め、ウクライナ支援の世界を恫喝しよしています。トルーマンにできたことがプーチンにできないはずはありません。
日本の原発列島も例外ではありません。もともと地震列島にこれほど危険なものはありません。中南海地震は今日明日かもしれません。「10年ひと昔」。あの大日本帝国の大東亜侵略戦争すら思い出せない日本国民の末裔のこと、12年前のことすら忘却の彼方なのでしょうか。
Posted by 鍵山いさお at 2023年03月11日 08:45 | 返信
こんにちは。
あの当時、花巻空港の滑走路が使えなかったと記憶して
います。仙台港も接岸できなかった。福島空港と山形空港
から救援物資を送ったと思います。
しばらくして、花巻空港も部分的に使えるようになり、
三沢の米軍も支援してくれたと記憶しています。
山道に阻まれて孤立集落が幾つもありました。待つだけが
普通なのでしょうけれど、手に職のある人達が集まって、
水を引き、風呂を沸かした集落もありました。
今思えば、感染症が流行らなくてよかった。2009年春
からの新型インフルエンザがあった時期でしたから。
後日知ったことですが、すぐ後に富士山を噴火させ、関東から
4000万人が北朝鮮(満州)へ避難移住する話があったとか。
私は寒いところ苦手だし、祖先は北の国ではないので、
連れて行かれるのは困っちゃうな。
では。
Posted by たまねこ53号 at 2023年03月11日 09:15 | 返信
コロナワクチン敗戦国日本に建設される生物兵器工場
南相馬市に建設されるmRNAワクチンの製造工場
原発で汚染された土地に建設される、人類を汚染するための工場
骨までしゃぶり尽くされる日本の国民
「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後は何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいないのである。
(伊丹万作「戦争責任者の問題」より)
アメリカでジェームズ・オキーフと共に立ち上がった一人の女性(ファイザーの内部告発者)が語る。
Freedom is not free.(自由は無償ではない)
(及川幸久氏のYouTube動画より)
日本人は自分が死んでいると気付かないまま、地球上から消滅しようとしている。
Posted by Hiro at 2023年03月11日 09:40 | 返信
私は2013年に福島県の二本松市に一ヶ月半程居たことがありますが、ある日郡山へ行った帰りのバスは乗客が私一人でした。
運転席の斜め後ろの席に座っていたら、運転手さんが話しかけてこられました。その運転手さんは浪江町の出身でした。浪江町といえば震災で原発事故による放射能の被害が大きかった所というのはニュースで知っていましたが、実際に体験された地元の人の生の声を聴くのは初めてでした。
運転手さんは問わず語りで故郷に対する思い、この先のこと、国に対する要望などを訥々と述べられ、私はただうなづいているだけで何も言えませんでしたが、年齢を聞いたら偶然にも私と同い年で急に親近感を覚えました。
お話はニュースで聞く以上に深刻で、これはもう私達の年代が生きているうちに昔の状態へ戻す事は無理としか思えませんでした。それでも降りる時、あんたも仕事頑張ってな、と言われ温かい気持になりました。
今日先生が紹介くださった映画をきっかけに他の動画も見て、被災地の人々が、全国からのボランティアさん達と力を合わせ、共に助け合いながら復興を遂げていっているのを知り、まだまだ日本にも希望はある、と確信した次第です。
あの時私が二本松で会ったバスの運転手さんも、おそらくもう退職されていると思いますが何処かで元気でいて欲しいと願っています。
Posted by 時代遅れの検査技師 at 2023年03月11日 02:32 | 返信
長尾先生、奇跡が起きました。 https://twitter.com/Sakuprotein/status/1634302891401031681
弁護士さんが国を提訴して下さいます。応援して下さい。
Posted by あおぞら at 2023年03月11日 07:08 | 返信
過去のDr,和の町医者日記が面白いですね。
桜さんとか、梨木さんとかその他昔からのファーンがいっぱいいますね。
テレビ見るよりおもしろい!
Posted by にゃんにゃん at 2023年03月11日 09:12 | 返信
「つなかん」と「生きる 大川小学校 津波裁判を闘った人たち」。
迷った末に「生きる」を先に観ました。
長尾先生も観られましたか?
天災がどう裁判になり得るのかを知りたくて、
観てみた。ら、腰を抜かした。
大人達の、あの日の嘘から始まった、この裁判。
一貫して真実を述べ続けた子供と、
保身の為に嘘をつき続けた大人達。
生き証人がいながらついた嘘は、
最後まで嘘でしかなかった。
遺族が撮り続けた記録映像を繋いだ、
貴重な作品でした。
次はつなかん観に行こう。
離れていても、忘れない。
Posted by 國本 直子 at 2023年03月11日 11:11 | 返信
今晩は。
「つなかん」美味しそうな名前、湯婆が出て来そうな素敵な民宿ですね。
今日、家の近くに赤いヤブ椿が、沢山咲いていて、木の下には、沢山の花が落ちていました。
椿の花って、枯れないで、綺麗なまま、突然ポロっと落ちるんで、庭に植えないと生前祖母が言っていました。
東北震災で亡くなった人達も、突然亡くなったりして、まるで椿の花の様だと思いました。
両手一杯に椿の花を拾って運んでいると、追悼のサイレンの音が、鳴り出しました。
椿の花は、アントシアニンやユゲノール等を含み、健胃、整腸、滋養強壮に良いので、早速天麩羅にして麺つゆを付けて食べました。
葉や種にも薬効が有ります。
モチッとした食感でほんのり甘い薔薇の様な香りがして美味しいです。
丁度お腹が空いていたので、10個程ペロッと食べました。
次女のお腹が緩く、ガスも溜まってるので、勧めました。
60年超えの原発を稼働してる国は、世界に有りません。
原子力規制委員会とは、名ばかりで、実際やってる事は、原子力推進委員会です。
山本太郎参議院議員が、山中伸介委員長に質問している動画が、有ります。
反対したのは、石渡明委員だけ、委員長代理の田中知(さとる)氏、杉山智之委員、伴信彦委員は、賛成。
原発運転を60年超えで運転出来る様に全会一致せずに法案が決定した。
567チンワクをヒト科の哺乳類で実験するのが、世界初なら、原発60年超えの稼働も世界初の実験となる。
3・11の犠牲者や遺族の感情を逆撫でする法案をわざわざこの時期に通すなんて。
原子力規制委員会の飼い主は、誰なんだろう?
東電の主要株主の上位に日本マスタートラスト、日本カストディ、ステートストリート、JPモルガン、メロンじゃん。
東電の飼い主は、海の向こうの禿鷹やハイエナでした。
以下の先月13日の東京新聞の記事と今月9日参議院環境委員会での山中伸介委員長に対する山本太郎議員の質問動画は、分かり易いです。
ー原発運転60年超を石渡委員反対のまま多数決で決定 原子力規制委 独立性はどこへー東京新聞
ー完全に国民無視のとんでも法案に怒る山本太郎ーYouTube
Posted by 三毛猫 at 2023年03月12日 03:23 | 返信
長尾先生、おはようございます。宮崎の朝は如何でしょうか?
私は3.11の翌年2012年に訪ねてみました。
息を飲み絶句した・・・正直な感想でした。でも現地で出会い今も繋がっている仲間が出来ました。
「ただいま、つなかん」
「共振ドクター」
「無常素猫」
是非読んで観て見ようと思います。
石垣島の85mの津波のお話は、先生の過去記事で初めて知りました。
私がこの世に生きていて出来ること、当欄に書かれている方々と同じく「忘れない」事でしょう。
続けて、長尾先生の当時の過去記事を拝読させて下さい。
柑橘の美味しい所であろう宮崎の日程を多忙でしょうが是非満喫なさってきて下さいね。
来週は早くもマンダラですね。とっても楽しみにお待ちしております。どうかお元気で!
Posted by rea at 2023年03月12日 06:27 | 返信
おはようございます。長尾先生
震災から4年経ったその日に、南三陸と石巻を訪れました。
自分の目で現地の様子を見たかった。
多くの人が死んでしまい、生きている自分に対して、今後どう生きていくのかを
問いたかった気持ちがありました。
到着すると晴れているのに.粉雪が舞っていました。
まるで天から魂が降りてきた幻想的な風景を、今も覚えています。
発生時刻には石巻の日和公園から、海を見てました。
近くを流れる川には.大量の遺体が流れ着き、
近くに架かる橋は、夜は通らない方が良いと、地元の人に言われました。
霊感はほとんどありませんが、寂しくて悲しい雰囲気が強く漂う場所です。
人工地震をうたがっています。
戦争からコロナまでを、客観的に見ると、あり得ないことではないと感じています。
トルコもしかりです。
Posted by ヨーケス at 2023年03月12日 09:21 | 返信
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